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MicroStrategy、約10億ドル相当のビットコインを追加購入

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update 2021.08.31 15:31
MicroStrategy、約10億ドル相当のビットコインを追加購入

update 2021.08.31 15:31

合計47億8,000万ドル相当の9万531BTCを保有

ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)を開発するMicroStrategy(本社:1850 Towers Crescent Plaza Tysons Corner, VA 22182 USA[1])は、約10億ドル相当のビットコイン(Bitcoin)を追加購入したことを発表した。[2]

先日、MicroStrategyは約9億ドルの社債を発行したが、今回、その資金を用いて平均5万2,765ドルで1万9,452BTCを追加購入したという。昨年、インフレ対策としてMicroStrategyはビットコインに投資することを決定して以来、MicroStrategyはビットコインを継続的に購入しており、現時点で合計47億8,000万ドル相当の9万531BTCを保有している。MicroStrategyのCEOであるMichael Saylor氏はビットコインを熱烈に支持し、一般企業による仮想通貨市場参入のトレンドを先導しているようだ。

電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)が15億ドル相当のビットコインを購入したことに続き、決済サービスプロバイダーのSquare(スクエア)が財務戦略の一環として1億7,000万ドルの追加資金をビットコインに費やしている。昨年からSquareは流動性資産の5%をビットコインに投入しており、合計3億8,000万ドル相当を保有しているという。これに加え、従業員やベンダーへの支払いを想定して、Twitterはビットコインに投資する可能性があると公表している。

このような企業の動きを受けて、仮想通貨市場ではビットコインの供給不足が顕著化してきているが、ビットコインを取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後もその動向を見守っていきたい。

release date 2021.02.26

出典元:

ニュースコメント

米企業によるビットコイン投資のトレンドが欧州に波及

現在、仮想通貨市場では米大手企業がビットコインへの投資を加速させており、その価格動向に影響を与えるなど存在感を発揮しているが、このトレンドは欧州地域にも波及し始めているという。例えば、ドイツのデュッセルドルフ証券取引所(Dusseldorf Stock Exchange, DUS)に上場する薬品会社のSynBioticが余剰資金の一部をビットコインに充てているようだ。これに関してSynBioticのCEOであるLars Müller氏は、中央政府がマネーサプライとして拡大可能な米ドルやユーロよりも、ビットコインの方が長期的に信頼できると言及した。その他、上場企業としてはドイツのベンチャーキャピタルであるBitcoinGroup SEや、英国の資産運用会社であるRuffer Investmentなどが同様にビットコインに投資を行なっている。多くのアナリストが予想した通り、ビットコイン価格は機関投資家の市場参入で上昇しているが、このトレンドはいつ頃まで継続するのか、今後も仮想通貨市場での展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.02.26

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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