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Exness、FSCAよりライセンスを取得

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update 2022.04.18 10:59
Exness、FSCAよりライセンスを取得

update 2022.04.18 10:59

既に南アフリカのプロトレーダーと強固な関係性を構築

キプロスを拠点とする海外FXブローカーのExness(本社:1 Siafi PortoBello, Office 1, 3042, Limassol, Cyprus[1])は、南アフリカの金融監督当局である金融業界行為監督機構(Financial Sector Conduct Authority)【以下、FSCAと称す】からライセンスを取得したことを発表した。同社は更なる業容拡大を図る上で、アフリカを戦略市場として位置付けている。[2]

ExnessはFSCAよりライセンスを取得したことで、南アフリカ市場においてより安全性の高い規制環境下で金融サービスを提供できるようになったという。同社は既に、南アフリカのプロトレーダーやパートナーと強固な関係性を構築しているとのことだ。またExnessによると、FSCAは南アフリカの金融市場を規制・監督し、金融機関による公正なサービスの提供を促進することで、市場の効率性向上や統合、及び投資家保護を目指しているという。

ライセンスの取得に際し、Exnessのサブサハラ・アフリカ地域担当ディレクターを務めるPaul Margarites氏は以下のようにコメントしている。

我が社の拡大戦略プランを遂行する上で、アフリカは重要な市場として位置づけられており、FSCAよりライセンスを取得したことは画期的な出来事と言えるでしょう。我々は既に、南アフリカのプロトレーダーやパートナーと強固な関係性を構築しており、今後のサービス拡大を楽しみにしております。

Paul Margarites, Director for Sub-Saharan Africa of Exness - Finance Magnatesより引用

昨年2月に、ExnessはMT5上で株式CFD取引サービスを開始した他、Sumsubと提携するなど、商品ラインナップの拡充やコンプライアンスの効率化を図っている。そして今回、ExnessはFSCAよりライセンスを取得したことにより、市場の拡大が見込まれる南アフリカで更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.01.28

出典元:

ニュースコメント

戦略拠点として注目高まる南アフリカ

2008年に創業したExnessは、世界150か国を超える14万人以上の顧客基盤を有している。同社は2020年12月に直近の業績データを発表しており、同年1月から11月までの取引高が過去最高となる6兆1,110億ドルに達した他、アクティブトレーダー数は2019年の倍に増加したという。業績が好調に推移する中、Exnessは南アフリカでライセンスを取得し、更なる業容拡大を図る方針だ。他方で、大きな可能性を秘めた新興国市場である南アフリカは、過去10年の間に経済が急成長を遂げており、複数の金融サービスプロバイダーが市場開拓を模索している。例えば、NAGAが南ア市場への参入を計画しており、既にFSCAにライセンスの申請を行っているという。また、ThinkMarketsも南アでFXサービスを提供している。南アフリカ当局が欧州証券市場監督局(ESMA)や英国金融行動監視機構(FCA)と比較して緩い規制を敷いていることも、多数の海外FXブローカーに選好されているポイントになっている模様だ。南アフリカ市場の魅力が高まる中、多くの海外FXブローカーが現地の顧客ニーズにマッチした画期的なソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.01.28

Update

最終更新

2022.04.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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