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ブロードリッジ、AI企業Fligooと提携

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update 2021.08.31 15:31
ブロードリッジ、AI企業Fligooと提携

update 2021.08.31 15:31

予測分析ソフトウェアを開発する意向

米国・ニューヨークを拠点とするフィンテック企業であるBroadridge(本社:5 Dakota Drive, Suite 300, Lake Success, NY 11042[1])【以下、ブロードリッジと称す】は、ウェルスマネージャーを対象にした予測分析ソフトウェアを開発すべく、AI関連企業であるFligooと提携したことを発表した。[2]

Fligooは企業の業務パフォーマンス向上をサポートしている。同社が開発したFligoo Sharp AI™は、高度な分析やモニタリング、構造的な品質問題の改善に役立つクローズドループ制御(Closed Loop Feedback)、データに基づいて意思決定を行うディシジョン・サイエンスに関連したソリューションを提供しているという。

今回の提携を通じて、ブロードリッジが開発を検討しているソフトウェア商品は、銀行やウェルスマネジメント会社を対象に、AIに基づく膨大なデータを有効活用する他、各顧客のニーズを正確に把握した上で、パーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスを提供するという。また、同社は投資アドバイザーを対象に、データドリブンなアプローチ手法を用い、投資家との関係性改善や最適化につながるソリューションも提供し、顧客の業務モデル変革をサポートする方針だ。ブロードリッジとFligooは、ハイパー・パーソナライゼーションを実現することで、顧客満足度の向上と長期にわたる顧客資産の増加を図ることができると見ている。

両社の提携に際し、ブロードリッジのウェルスマネジメント部門プレジデントを務めるMichael Alexander氏とFligooのCEOを務めるLucas Olmedo氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

投資家が投資家アドバイザーに対し、個々人特有のニーズの把握を期待している中、我々はFligooと協働し、AIを活用して投資サイクル全体に及ぶ投資家ニーズを予測できる業務管理ソリューションを開発する意向であります。また、我が社はよりスケーラブルな手法を用いて顧客との関係性深化を図るべく、顧客エンゲージメントをパーソナライズ化及びデジタル化できる予測分析ソフトウェアも開発する計画であります。

Michael Alexander, President of Wealth Management at Broadridge - Broadridgeより引用

我々はブロードリッジのウェルスマネジメント業界における高い専門性や洞察力、豊富なデータを活用し、同業界において革新性を発揮するソフトウェアを開発することを喜ばしく思っております。我が社は多岐にわたる業界の数百件に及ぶユースケースから取得したノウハウを基に、投資アドバイザーや企業、及び投資家のパフォーマンスを向上させる製品を日々開発しております。

Lucas Olmedo, CEO of Fligoo - Broadridgeより引用

ブロードリッジはFligooと提携し、各投資家ニーズにマッチにしたパーソナライズドサービスの提供を実践することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.01.18

出典元:

ニュースコメント

イノベーションのABCDを推進するブロードリッジ

ブロードリッジはAI、ブロックチェーン(Blockchain)、クラウド(Cloud)、デジタル(Digital)の頭文字を取ったイノベーションのABCD(The ABCDs of Innovation)を通じ、次世代テクノロジーを活用した業務モデルの変革をサポートしている。2019年9月、ブロードリッジはFDSを買収し、コンプライアンス分野で革新的なサービスの提供を試みている。また、同社はFligooと協働し、2022年にかけてウェルスマネジメント会社や投資アドバイザーにインサイトを提供する、AIを基にしたソフトウェアソリューションをリリースする計画を示すなど、先進的な取り組みを推進している状況だ。他方で、多くの金融サービスプロバイダーにおいて次世代テクノロジーを活用したソリューションの提供が活発化している。例えば、スタンダードチャータード銀行はAWSと提携し、デジタルバンキングサービスの提供を模索している。また、FinantixがInCubeを買収し、AIやデータサイエンス分野における高付加価値ソリューションの提供を試みている。先進的なサービスの開発を進めるブロードリッジを始め、多くの金融サービスプロバイダーが顧客の利便性向上に寄与するソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.01.18

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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