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スタンダードチャータード銀行、AWSと提携

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update 2021.08.31 15:31
スタンダードチャータード銀行、AWSと提携

update 2021.08.31 15:31

新たなデジタルバンキングサービスの提供を模索

英国・ロンドンを拠点とする大手金融機関のStandard Chartered Bank(本社:1 Basinghall Avenue, London, EC2V 5DD[1])【以下、スタンダードチャータード銀行と称す】は、信頼性と安全性の高い環境下においてデジタルバンキングサービスを提供すべく、Amazon.com傘下のAmazon Web Services, Inc.【以下、AWSと称す】と5年にわたるパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[2]

2006年に創業したAWSは、ストレージやデータベース、ネットワーキング、AI、アプリ開発といった175種類以上のサービスを提供し、世界中で最も人気の高いクラウドプラットフォームとなっている。今回の提携を通じて、スタンダードチャータード銀行はAWSの広範なサービスを活用し、個人及び法人を対象としたデジタルバンキングサービスを推進するという。また、同行はAWSの多様なプラットフォーム上にて新たなアプリの開発を進め、世界60か国以上でパーソナライズドバンキングサービスの強化も図るとのことだ。

両社の提携に際し、スタンダードチャータード銀行のCIOを務めるMichael Gorriz氏と同行のクラウドトランスフォーメーション部門CTOを務めるBhupendra Warathe氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

AWSと継続的に協働することは、我が行のデジタルトランスフォーメーション戦略の中核となるイノベーションや、安全性にコミットしていることを示すものであります。我々はクラウドベースのインフラを活用し、最高水準の安全性やプライバシーの確保及びコンプライアンスの遵守を通じて、業務の効率化とシステムの強靭性を高めていく意向であります。我が行は長期・戦略的なクラウドプロバイダーとしてAWSと提携することを喜ばしく思うと共に、同社の広範なクラウドサービスを活用し、安全なクラウドソリューションを提供していきたいと考えております。

Michael Gorriz, Group Chief Information Officer at Standard Chartered - Standard Charteredより引用

クラウドファーストなアプローチを採用することで、バーチャルバンキングや次世代型決済、オープンバンキング、バンキング・アズ・ア・サービス(Banking as a Service, BaaS)といった先進的なソリューションを提供することができるようになるでしょう。当行は既に基幹システムやeBBS、グローバル決済システム、SC Pay、Moxやnexusといった新たなデジタルバンキングサービスなど、多岐にわたる主要アプリがクラウドネイティブなシステムとなっております。

Bhupendra Warathe, Chief Technology Officer, Cloud Transformation at Standard Chartered - Standard Charteredより引用

クラウドベースのサービスを提供することの重要性が増す中、スタンダードチャータード銀行は、AWSと連携して次世代型の金融サービスを開発する計画だ。

release date 2020.11.16

出典元:

ニュースコメント

デジタルトランスフォーメーションを推進するスタンダードチャータード銀行

テクノロジーの進化や顧客ニーズの変化に伴い、金融業界ではビジネスモデルの転換が求められている。このような市場環境下において、スタンダードチャータード銀行は強力にデジタルトランスフォーメーションを推進している。AWSとの提携に先立ち、スタンダードチャータード銀行はマイクロソフトと提携し、2025年までに基幹システムを同社のAzureに移行する共に、AIやデータ分析機能を活用して銀行業務の自動化を図る方針を示した。また、同行は積極的な買収や提携を通じて、外部企業の優れたテクノロジーを活用したソリューションの提供を試みている状況だ。例えば、スタンダードチャータード銀行は24 Exchange株を取得した他、スタンダードチャータード銀行はCobaltのインフラを採用し、サービスレベルの向上を図っている。そして今回、同行が高機能で高い安全性を誇るサービスを提供するAWSと提携することで、金融業界のスタンダードを一変するような革新的なデジタルバンキングソリューションを提供することに期待したい。


Date

作成日

2020.11.16

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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