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Roxe、国際送金サービスのパイロットテストに向けてN2Xpressと提携

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update 2021.08.31 15:31
Roxe、国際送金サービスのパイロットテストに向けてN2Xpressと提携

update 2021.08.31 15:31

ブロックチェーンを用いた新しい送金ソリューションの確立を目指す

金融サービスプロバイダーのApifinyが開発した決済ネットワークであるRoxeは、ナイジェリアとインドのユーザーを対象とした国際送金サービスのパイロットテストを実施することを目的にN2Xpressとパートナーシップを締結したことを発表した。[1]

今年6月、ApifinyはRoxeを立ち上げ、同ネットワークを介して銀行や決済企業、送金会社が仮想通貨決済を利用し、国際送金におけるスピードとコストのメリットを享受することを可能にしたという。現在、Roxeは米ドルとナイジェリアおよびエジプト、トルコ、インド、フィリピン、メキシコ、ブラジルの現地通貨による送金をサポートしており、このパイロットテストを通じて主要な送金市場へ本格的に参入することを目指しているようだ。

RoxeのCEOであるHaohan Xu氏は、この試みに関して次のようにコメントしている。

決済業界のパラダイムを従来の口座モデルから新しいブロックチェーンへシフトする我が社にとっては、米国からナイジェリア、米国からインドの送金市場が大きく、重要な存在だと言えるでしょう。既存の国際決済と送金システムは遅すぎる、費用が高すぎる、信頼性が低すぎるなどの問題を抱えています。N2Xpressとのパートナーシップにより、Roxeのユーザーはこれらの新しい市場ではるかに早く、安く、より確実に送金を実行することが可能となるのです。

Haohan Xu, CEO of Roxe - Mediumより引用

一方、N2Xpressの創設者であるKunbi Oguneye氏は次のように述べた。

Roxeとのパートナーシップは、全てのユーザーに最も簡単で最も早く、最も費用対効果の高い送金サービスを提供するという、我が社の継続的な取り組みを支持するものだと言えるでしょう。我が社の使命は、国を跨いで暮らす家族や個人にとって送金をより有意義なものとし、ユーザーがより多くのお金を節約し、より多くのことを行えるよう支援することです。Roxeとのパートナーシップにより、我が社は使命に向かって更に前進することが可能となります。

Kunbi Oguneye, Founder of N2Xpress - Mediumより引用

既にN2Xpressは複数の主要な送金市場でサービスを提供しており、今回のパイロットテストでRoxeネットワークのスーパーノードとなる可能性を検証するという。ここ10年でブロックチェーン技術は国際送金サービスに用いられ始めているが、RoxeとN2Xpressはこのパイロットテストでどのような結果を残すのか、今後も両社の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.12.21

出典元:

ニュースコメント

送金市場で仮想通貨やブロックチェーン技術の利用が拡大

世界の送金市場は移民労働者の増加などを受けて拡大しており、2017年時点で6,248億ドルの規模にまで成長している。Facebookがステーブルコインの開発に着手するなど、その需要を狙う企業は、仮想通貨やブロックチェーン技術をはじめとする新興テクノロジーを基礎とした、ソリューションの提供に向けて動き出しているという。その中でも、人気仮想通貨リップル(Ripple)の開発を手がけるリップル社は国際送金ネットワークをブラジルに拡大することを検討する他、フィリピンやベトナムなどのアジア地域における主要な送金市場へ積極的にサービスを展開しているようだ。また、最近では英国の送金業社であるXendpayがRippleNetに参画し、リップル社の国際送金ネットワークの拡大を後押ししているが、世界の送金市場はどのように変化していくのか、今後もこれら企業の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.12.21

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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