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FDCTech、GCEXと提携

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update 2022.11.21 17:04
FDCTech、GCEXと提携

update 2022.11.21 17:04

24時間対応の仮想通貨取引サービスやFXの流動性強化を模索

米国・カリフォルニア州を拠点とするテクノロジープロバイダーのFDCTech(本社:200 SPECTRUM DRIVE, SUITE 300, IRVINE, CA, 92618[1])は、同社の基幹取引プラットフォームであるCondor FX Pro上で、24時間対応の仮想通貨取引サービスやFXの流動性強化を図るべく、英国・ロンドンを拠点に為替および仮想通貨関連のソリューション開発を手がけるGC Exchange Limited(本社:75 King William Street, London EC4N 7BE[2])【以下、GCEXと称す】と提携したことを発表した。[3]

両社の提携に際し、FDCTechの創業者兼CEOを務めるMitchell M. Eaglstein氏とGCEXのCEOを務めるLars Holst氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

GCEXは、世界中のブローカーへマルチアセットに対応した流動性を供給する有力リクイディティプロバイダー(流動性供給業者)です。同社のチームは過去20年にわたり、グローバルFXブローカレッジ業界において成功を収めてきた豊富なビジネス経験を有しております。我が社の取引プラットフォームや、ソフトウェア開発の専門性と融合を図ることで、GCEXはFX及び仮想通貨市場への参入を試みる企業を対象に、手頃なターンキーソリューション(すぐに利用できるシステム)を提供することができるでしょう。

Mitchell M. Eaglstein, CEO of FDCTech - FDCTechより引用

市場のボラティリティの高まりを追い風に、FXと仮想通貨取引高が拡大傾向にあります。このような市場環境下において、収益化を図る上で我々は強固で柔軟性のある取引インフラが必須だと確信しております。FDCTechと提携したことで、我が社はティア1(トップクラス)のFX及び仮想通貨関連の流動性を供給する、世界最高水準のトレーディングエクスペリエンスを提供することができるでしょう。

Lars Holst, CEO and Founder of GCEX - FDCTechより引用

Condor FX Proはプロトレーダーを対象に、独自のチャートツールや高度な注文手法、レベル2のプライシング、即時の注文執行サービスを提供する機関投資家レベルの取引プラットフォームだ。同取引プラットフォームは各種バックオフィス機能を搭載し、グラフィカルユーザーインターフェース(Graphical User Interface, GUI)で操作できるデスクトップ環境を備え、ウェブトレーダーやモバイル端末に対応している。FDCTechが最新版のCondor FX Pro 5.0をリリースした際、Eaglstein氏は同取引プラットフォームがMetaTrader4/MetaTrader5の代替ツールになり得るとの見解を示していた。またForex Development Corporationからブランド名を刷新した同社は、プライムブローカー向けテクノロジーソリューションを提供しており、足元では有力ブリッジブローカー(FXブローカーがリクイディティプロバイダーに注文を出す際の仲介ブローカー)のPrimeXMとAPI接続した他、FDCTechはGrentoneと提携するなど、サービスの拡充を図っている。

一方、GCEXは英国当局の認可の下、投資ファンドや海外FXブローカー、アセットマネージャー、プロトレーダー、銀行を対象に、AIアプリなどのコンプライアンスに対応したフィンテックソリューションを提供している。顧客はオンボーディングの自動化や、ティア1の金融機関から提供される豊富な流動性を活用したデジタルアセット及びFX取引サービス、クリアリングサービスも活用することができる。同社は2018年に創業したスタートアップ企業であるが、GCEXはoneZeroと提携した他、GCEXはGold-iと提携し、両社とAPIを接続した上でFX及び仮想通貨関連の流動性サービスの強化を図っている。

FDCTechはGCEXと提携し、Condor FX Proを活用した仮想通貨及びFX取引サービスを強化することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.12.14

出典元:

ニュースコメント

APIを活用したソリューションの提供が活発化する欧州市場

欧州では決済サービス指令(PSD2)が施行され、金融機関にAPI公開を義務付けている。欧州当局による新たなイノベーションの創出に向けた取り組みは、金融機関とフィンテック企業の協業を促す流れとなっている。実際に、欧州を拠点とする金融機関はフィンテック企業を始めとする多岐にわたるプレーヤーと協業し、APIを活用したソリューションの提供が活発化している。例えば、スタンダードチャータード銀行がマイクロソフトと、レボリュートがTrueLayerとそれぞれ提携し、APIを活用したオープンバンキングソリューションの提供を試みている。またCMC MarketsはGold-iと提携し、Matrix NETworkを通じて約10,000種類の金融商品とスプレッドベッティング用APIを提供している。更に、FXCubicは海外FXブローカーを対象とした流動性ソリューションの強化を図るべく、リアルタイムにマークアップ調整を可能とするAPIをリリースした。多くの金融機関が革新的なテクノロジーを有する企業と連携し、顧客の利便性向上につながるソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2020.12.14

Update

最終更新

2022.11.21

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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