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エアビーアンドビー、仮想通貨やブロックチェーン関連技術への関心を示す

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update 2021.08.31 15:31
エアビーアンドビー、仮想通貨やブロックチェーン関連技術への関心を示す

update 2021.08.31 15:31

SEC提出の目論見書の中で新興テクノロジーを導入する方針を発表

米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission)【以下、SECと称す】に提出されたIPO(イニシャルパブリックオファリング)向けの目論見書の中で、民泊仲介サイトを運営するAirbnb, Inc.【以下、エアビーアンドビー】が、資産のトークン化や仮想通貨、その他ブロックチェーン関連技術に関心を示していることが明らかになった。[1]

これまで、エアビーアンドビーはビットコイン(Bitcoin)や仮想通貨を決済手段として受け入れる予定はないと公言していたが、今回の目論見書の中で人工知能(AI)や拡張現実(AR)、クラウドと並んで分散型台帳技術を将来的に導入する可能性があると述べた。また同社は、事業の成功はトークン化および仮想通貨などの新しいテクノロジーに適応できるかに依存していると主張し、プラットフォーム開発などにリソースを投入する方針であることを説明した。

エアビーアンドビーは、新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックの影響を受け、2020年度における売上高が前年同期比で39%減となる179億ドルに留まっている。しかしながら、同社はビジネスが回復し始めていると言及し、このような状況下でも業績が上向いてきていることを強調した。

最近、ペイパルが仮想通貨関連サービスを本格始動させるなど、一般企業の間でも仮想通貨の採用が拡大している。民泊サービスの中には、エアビーアンドビーに先駆けてブロックチェーン関連サービスを立ち上げる企業も存在するが、同社はどのようなアクションを取るのか、今後も業界の動向を見守っていきたい。

release date 2020.11.20

出典元:

ニュースコメント

旅行業界向けの仮想通貨関連ソリューションが拡大

ボーダーレスな特性を持つ仮想通貨は旅行業界との親和性が高く、大手旅行代理店のExpediaがTravalaと提携して仮想通貨決済機能を導入するなど、具体的なユースケースが確立されつつある。これに加え、英国・ロンドンを拠点とするチャレンジャーバンク(銀行業務ライセンスを取得し、既存銀行と同様のサービスを全てモバイルアプリ上で提供する企業)であるレボリュートはAuto-Exchangeと呼ばれる自動両替ツールをリリースし、任意の法定通貨および仮想通貨をシームレスに現地通貨へ両替することを可能にした。現在、Booking(予約)、Entertainment(エンターテインメント)、Airline(航空)、Casino・Cruize(カジノ・クルーズ)、Hotel(ホテル)業界の略称であるBEACHは、新型コロナウイルスの影響を受けて業績が大幅に悪化しているが、各国政府の支援の下、復調の兆しを見せているようだ。これらの仮想通貨関連ソリューションはBEACHの復活を後押しすることができるのか、今後も業界での動きに注目していきたい。


Date

作成日

2020.11.20

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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