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ZenGo、仮想通貨決済に対応可能なペイメントカード発行を計画

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update 2023.06.09 15:40
ZenGo、仮想通貨決済に対応可能なペイメントカード発行を計画

update 2023.06.09 15:40

VISAがFintech Fast Trackプログラムを通じてリソースを提供

イスラエルのスタートアップ企業であるZenGoは、VISA(ビザ)のFintech Fast Trackプログラムに参加し、仮想通貨決済に対応可能なペイメントカード発行を計画していることを発表した。[1]

今回、ZenGoはこのペイメントカードを2021年までに米国でリリースし、将来的にその他の国でも発行する予定であることを明らかにした。ZenGoのペイメントカードはVISAの加盟店であればオンラインとオフラインの両方で利用可能となっており、ユーザーはウォレット内に保有する仮想通貨を直接的に消費することができるという。このペイメントカードの発行に関してZenGoのCEOであるOuriel Ohayon氏は、仮想通貨の利便性を向上させる重要なステップになると主張し、業界における決済サービスのニーズに応えるためにVISAと協業できることを嬉しく思うとコメントしている。

一方、VISAの仮想通貨部門で責任者を務めるCuy Sheffield氏は、ZenGoとのパートナーシップに関して次のように説明した。

ZenGoのような革新的なフィンテック企業がVISAのネットワークを利用することを喜ばしく思います。ZenGoが効率的に拡大するために、Fintech Fast Trackプログラムを通じて我が社の専門家やテクノロジー、リソースにアクセスすることをサポートします。

Cuy Sheffield, Head of Crypto at VISA - CoinDeskより引用

ZenGoはマルチパーティ計算(Multi-Party Computation, MPC)と呼ばれる技術を活用したウォレットを軸に、安全性の高い仮想通貨決済サービスを拡大する方針を示している。また、ZenGoはリブラ対応のウォレットを公開するなど、積極的にパートナーシップを展開しているが、これがどのような成果を上げるのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.11.05

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨関連企業の取り込みを図るVISA

最近、仮想通貨市場ではロビンフッド(Robinhood)やレボリュート(Revolut)、Ziglu、スクエア(Square)に続き、ペイパルが仮想通貨の取り扱いを開始するなど、仮想通貨決済ソリューションの開発が流動的になってきているようだ。この流れを受けてVISAは、Fintech Fast Trackプログラムを通じて仮想通貨レンディングサービスのCredや仮想通貨ウォレットのLastbitなどと提携し、同社のエコシステムに仮想通貨関連企業を積極的に取り込む動きを見せている。同時にVISAは新技術の特許を申請するなど、CBDCの実現に向けた各国政府の需要にも対応する姿勢を示している状況だ。これまで決済分野で圧倒的な存在感を示してきたVISAだが、ZenGoを始めとする仮想通貨関連企業とのパートナーシップを成功に導くことができるのか、今後も同社の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.11.05

Update

最終更新

2023.06.09

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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