Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

ESMA、株式取引義務の適用に係る声明文を公表

ESMA、株式取引義務の適用に係る声明文を公表

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.01.12 10:56
ESMA、株式取引義務の適用に係る声明文を公表

update 2022.01.12 10:56

同義務を適用しない特別な取引状況への対応を模索

欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】は、ブレグジットの移行期間が終了する2020年12月31日後におけるEUの株式取引義務(Share Trading Obligation)【以下、STOと称す】の適用に係る声明文を公表した。[1]

EU圏内の投資会社が、英国を拠点とする取引施設を通じてEEA(European Economic Area、欧州経済地域)の証券識別コードを付与された企業のポンド建て株式取引を行う場合、ESMAはEUのSTOを適用しない方針であるという。EU圏内の取引施設における取引義務を定めた金融商品市場規則(Markets in Financial Instruments Regulation, MiFIR)下において、このような不定期且つ不規則となる特別な取引状況に対応すべく、同局はガイダンスを修正したとのことだ。

ESMAはブレグジットに伴う金融市場の混乱を最小限に抑え、STO関連の規制重複や市場参加者に悪影響を及ぼすことを回避すべく、欧州委員会(EC)と緊密に連携して出来る限りの策を講じているという。今回、同局が通貨に基づく規制アプローチを採用する一方で、EEAの証券識別コードが付与された企業の株式取引を含めないSTOを英国が採用する場合、規制を重複させない効果が見込めると主張している。

英国に対する同等性評価が認められない場合、移行期間終了後におけるSTOの適用は、ハードブレグジット時と同程度の悪影響を及ぼす可能性があると見られている。ESMAは2017年11月13日に公表したガイダンスを考慮の上で、証券識別コードに基づく株式取引に関連したSTOの適用を引き続き検討していくとのことだ。

release date 2020.10.28

出典元:

ニュースコメント

市場関係者が固唾を呑むブレグジット情勢

英国とEUは10月21日、貿易協定などの将来関係協定交渉を再開したものの、両者の間で必要な合意が得られるかは見通しが立たないままである。また、ESMAは英国が策定するSTOの範囲が現状においては不透明なものになっていると指摘しており、同規制策を巡る欧州及び英国当局の動向を引き続き注視する必要がありそうだ。他方で、ESMAはブレグジットに伴う金融市場の分断を回避すべく、多岐にわたる分野で様々な施策を打ち出している。例えば、ESMAは2021年の監督業務計画を公表し、第三国中央清算機関や証券化商品の取引情報蓄積機関などに対する監督強化など、ブレグジット後を見据えた多数の施策を実施する方針である。またESMAはCCP監督委員長と独立委員を任命した他、ESMAはCCP向けのストレステストを実施している。金融市場に甚大な影響を及ぼし得るブレグジットを巡り、英国とEUの間で複数の分野における大きな隔たりが解消されていない中、引き続き当局の動向を見守る必要がありそうだ。


Date

作成日

2020.10.28

Update

最終更新

2022.01.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Galaxy DAOが運営停止を発表|GEMFOREXユーザーの資金回収が一層困難に

Galaxy DAOが運営を停止することを発表しました。GEMFOREXユーザーの資金返還を巡っては不透明な対応が続いていましたが、今回の発表により、元ユーザーが資金を取り戻すことはさらに困難になる可能性があります。本記事では、Galaxy DAOの運営停止の理由やGBONDの扱いについて説明します。
update2026.02.11 19:00

XMTradingへ仮想通貨入金をしてみた!安く・早く送金できるルートはどれ?

XMTradingへの仮想通貨入金に安く・早く送金できるルートを検証しました。XRP(リップル)を使えば、手数料は約40円、最短1分で送金が可能です。すぐに試せるように具体的な手順も詳しく解説しています。
update2026.03.03 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

【3/1まで】仮想通貨デビューにぴったり!Vantage Tradingが仮想通貨限定100%入金ボーナスキャンペーンを開催

Vantage Tradingが、仮想通貨入金限定の100%入金ボーナスキャンペーンを開催中です。キャンペーン期間中に対象口座へ仮想通貨で入金すると、入金額と同額のボーナス(最大500ドル)が付与されます。さらに、通常の20%入金ボーナスとの併用も可能なため、1度の入金で最大120%のボーナスを受け取れます。
update2026.02.26 19:00

日本撤退の布石?Exnessがコピートレードの段階的廃止を発表

Exnessが、コピートレードサービスを2026年3月から段階的に廃止することを発表しました。SNS上では「日本市場からの撤退に向けた動きではないか」との憶測も一部で広がっているようです。同社の日本撤退が噂されるようになったのは、今回が初めてではありません。本記事では、Exnessの日本撤退の噂が取り沙汰されるようになった背景を説明します。
update2026.03.02 19:00

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応しました。ただし、従来通り出金の優先順位に従って、入金分を先に出金しなければ利益を出金することはできません。本記事では、対応している仮想通貨や出金する際の注意点を説明します。
update2026.01.09 19:00

XMTradingの利益出金で新たな懸念?負け越しがあるユーザーは収納代行規制後も出金できるのか

「XMで負け越しているトレーダーは利益を出金できなくなるのでは」という懸念が一部のXMTradingユーザーの間で広がっています。背景にはXMTradingの出金ルールと金融庁によるクロスボーダー収納代行規制があります。本記事では、なぜ仮想通貨送金に切り替えても規制後に利益を出金できなくなる可能性があるのか説明します。
update2026.02.19 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない