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Bitstamp、仮想通貨を対象とした犯罪保険に加入

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update 2021.08.31 15:31
Bitstamp、仮想通貨を対象とした犯罪保険に加入

update 2021.08.31 15:31

コールドウォレットにおける顧客資産の保護を強化

欧州最大級の仮想通貨取引所であるBitstamp Ltd.【以下、Bitstampと称す】が、同取引所の顧客資産を保護するために、仮想通貨を対象とした犯罪保険に加入したことが明らかになった。[1]

今月15日の発表によると、Bitstampはコールドウォレットにおける仮想通貨の盗難や紛失、詐欺などによる損失を補填する犯罪保険に新しく加入したという。この保険は、英国の仮想通貨保険ブローカーであるParagon International Insurance BrokersとWoodruff-Sawyer & Co.が仲介となり、仮想通貨業界で豊富な実績を持つLloydの保険市場を通じて提供されるようだ。

仮想通貨資産の98%をBitGoのコールドウォレットに保管するBitstampは、既にBitGoが提供する仮想通貨保険で1億ドル以上の損失に対応できる体制を整えている。BitGoのマルチシグウォレットは、エンタープライズグレードのセキュリティシステムを兼ね備えており、業界では信頼性の高いソリューションとして認識されているが、Bitstampの事業開発責任者であるMiha Grčar氏はこの犯罪保険が更なる顧客資産の保護を実現すると言及した。

最近、Bitstampは7種類の仮想通貨を追加するなど、事業拡大に向けて積極的な動きに出ている。今回、Bitstampは新しく犯罪保険に加入することで、その事業基盤を盤石なものにしようと試みているようだが、今後も同取引所の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.10.19

出典元:

ニュースコメント

急速な成長を見せる仮想通貨保険市場

取引所を狙った大規模なハッキングが頻発した2017年以降、日本や米国を始めとする国では規制環境の整備が進み、顧客資産を取り扱う仮想通貨関連企業の保険加入が義務化されている。この流れを受け、仮想通貨保険市場は急速な成長を見せており、スイスの保険会社であるAspis S.A.が個人向け仮想通貨保険の提供を開始するなど、様々なケースを想定したユニークな商品が登場している状況だ。CoalitionのCEOであるJoshua Motta氏によると、仮想通貨保険市場は年間20%から25%の成長率で継続的に拡大し、その規模は2019年時点で2億ドルから5億ドルに達しているという。有識者の中には、将来的に仮想通貨保険市場が数十億ドル規模へ成長する可能性を秘めていると主張する者も存在するが、仮想通貨を取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後も仮想通貨関連企業の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.10.19

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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