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ロビンフッド、継続投資機能をリリース

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update 2022.08.05 16:54
ロビンフッド、継続投資機能をリリース

update 2022.08.05 16:54

株式やETFの定期自動購入が可能

米国のシリコンバレーを拠点とし、取引手数料無料の株式取引アプリを提供するRobinhood Markets, Inc.【以下、ロビンフッドと称す】は10月6日、日次や週次、月次などの定期的に株式投資することができる継続投資機能をリリースした。[1]

継続投資は、定期的に金融商品を購入したい顧客向けのサービスである。ロビンフッドがリリースした同機能は、シンプル且つ直感的な操作性を誇り、わずか数回のタップで数千種類に及ぶ株式やETFの自動購入が可能だという。また顧客は、投資商品の購入金額に加え、日次や週次、隔週もしくは月次ベースといった購入頻度を指定するだけで継続投資を実践することができる。尚、この継続投資機能を活用した最も一般的な投資金額は10ドルであるという。

ロビンフッドは、過去数か月にわたって一部のユーザーに限定して継続投資機能を展開していたが、今回の正式リリースで全てのユーザーが対象となったようだ。また同社は、分配金を自動的に株式やETFへ再投資する配当再投資プランDividend Reinvestment Plan(DRIP)や、1ドル未満の株式売買を可能とする端株取引機能も併せて提供するという。

足元において、ロビンフッドはサービス拡充に向けた動きを活発化させている。直近では、ロビンフッドはiOS14のウィジェットに対応した他、ロビンフッドはオプション取引サービスを刷新している。そして今回、同社は利便性の向上に寄与する継続投資機能をリリースしたことで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.10.08

出典元:

ニュースコメント

資産形成の民主化に向けた動きを強める金融サービスプロバイダー

2014年に取引手数料無料の株式取引アプリをリリースして以来、ロビンフッドはコスト意識の高い若年層の投資家を中心に絶大な人気を誇り、1,300万人以上の顧客基盤を構築している。今回リリースした継続投資機能及び端株取引機能は、利便性の追求や少額投資を試みる若年層の投資初心者にとって魅力的なサービスだと言える。他方で同社以外にも、資産運用を一般的なものとする資産形成の民主化に向けたソリューションを提供する金融サービスプロバイダーが散見されている。直近では、Stepが10代向けモバイルバンキングアプリをリリースした他、Wombat Investは取引手数料無料の端株取引サービスを開始した。日本国内においても、野村証券が資産管理アプリOneStockをリリースした他、マネックス証券が投資コミュニティアプリferciに株式取引機能を追加している。グローバルベースで資産運用ニーズが高まる中、多くの金融サービスプロバイダーが資産形成の民主化につながる画期的なソリューションを提供することに期待したい。


Date

作成日

2020.10.08

Update

最終更新

2022.08.05

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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