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TraderEvolution、ICE Data Servicesと提携

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update 2021.08.31 15:33
TraderEvolution、ICE Data Servicesと提携

update 2021.08.31 15:33

独自のプライシングと市場データを提供

マルチアセットクラスのトレーディングソフトウェアを提供するTraderEvolution Global【以下、TraderEvolutionと称す】は8月12日、インターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange)【以下、ICEと称す】傘下のICE Data Servicesと提携したことを発表した。[1]

今回の提携をきっかけとして、TraderEvolutionはICE Data Servicesとサービス機能を統合し、ICE Consolidated Feedを通じて、独自のプライシングと市場データを海外FXブローカーへ提供できるようになるという。同フィードは600か所以上のソースから、FXや株式、デリバティブ、債券、マネーマーケット、コモディティ、ETFなどマルチアセットに対応した市場データを収集及び提供するとのことだ。

両社の提携に際し、TraderEvolutionのCEOであるRoman Nalivayko氏は以下のようにコメントしている。

我々は今回、データに重きを置いた提携を行えたことを大変喜ばしく思っております。ICE Data Servicesはグローバルにサービス展開しており、マルチマーケットに対応した包括的なソリューションの提供という我が社のコンセプトと合致します。グローバル市場をカバーする多機能取引ツールを提供する我々にとって、今回の提携は重要なものとなります。

Roman Nalivayko, CEO of TraderEvolution - TraderEvolutionより引用

足元の数か月において、TraderEvolutionは積極的に提携戦略を推進している。例えばTrader EvolutionはVelocity Tradeと提携し、分散型台帳技術を基にした取引所であるMERJ Exchangeを通じた取引を実現した。またTraderEvolutionは、イスタンブール証券取引所(Borsa Istanbul)やトレーディングセントラル(Trading Central)、オートチャーティスト(Autochartist)、Xspot Marketsなどともパートナー契約を締結している。そして今回、TraderEvolutionはICE Data Servicesと手を組み、プライシングや市場データ関連サービスを強化することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.08.14

出典元:

ニュースコメント

データドリブンな金融関連ソリューションの活用が活発化

TraderEvolutionは、フロントエンド及びバックエンドに対応した取引プラットフォームを開発している。同社は各国の証券取引所やプライムブローカー、銀行、ECN方式を採用するリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)、市場データ提供業者など、60社を超える企業にアクセス可能なコネクティビティサービスに強みを持つ。一方で、ICE Data Servicesの親会社であるICEは、世界最大規模を誇るニューヨーク証券取引所【以下、NYSEと称す】を傘下に収めている。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、NYSEがトレーディングフロアを一時閉鎖するなどの影響を受ける中、ICE Data Servicesなどの傘下企業が、商品・サービスの強化を通じて更なる収益拡大を図っている模様だ。今回、TraderEvolutionがICE Data Servicesから提供される市場データの活用を図る以外にも、多くの金融サービスプロバイダーがデータドリブンなソリューションの提供を試みている。例えばリフィニティブはスプレッドデータ分析機能を提供している他、OANDAがFairXchangeと提携し、FX取引関連の様々なイベント分析情報を提供するとのことだ。今後も金融サービスプロバイダーが、データドリブンな投資意思決定に寄与するソリューションを提供することを期待したい。


Date

作成日

2020.08.14

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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