Select Language

Kraken、豪ドルをサポート対象に追加することを発表

Kraken、豪ドルをサポート対象に追加することを発表

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:33
Kraken、豪ドルをサポート対象に追加することを発表

update 2021.08.31 15:33

仮想通貨に加え法定通貨同士での取引も実現

米国の大手仮想通貨取引所であるKraken(クラーケン)は、7種類目の法定通貨となる豪ドルの取り扱いを開始し、同通貨による入出金および仮想通貨取引をサポートすることを発表した。[1]

現在、Krakenは米ドル、カナダドル、スイスフラン、ユーロ、英ポンド、日本円の法定通貨を取り扱っている。今回、Krakenはこのラインナップに豪ドルを加え、ビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)、リップル(Ripple)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、テザー(Tether)との通貨ペアを上場したという。また、米国外のクライアントは豪ドルを軸に米ドル、ユーロ、日本円の為替ペアも取引可能になると同時に、OskoおよびPayID対応のオーストラリアの銀行を通じて即時入金を実行できる。

最近、Krakenはより柔軟な仮想通貨取引サービスを提供することを念頭に、新しくイーサリアムおよびテザー、英ポンドを軸とした11種類の通貨ペアのサポートを開始した。これまでKrakenではビットコインキャッシュとイーサリアムなど、特定の仮想通貨ペアを購入する際に複数回の取引が必要だったが、直接的に取引可能な通貨ペアが徐々に増えてきている。

今年1月にオーストラリアの老舗取引所であるビットトレードを買収して以降、Krakenは6兆ドルの規模を誇る外国為替市場への参入を進めており、FX取引サービスを強化している状況だ。既存の金融業界と仮想通貨業界の架け橋的な存在を目指すKrakenはインド市場での事業拡大に乗り出すなど精力的な動きを見せているが、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.06.18

出典元:

ニュースコメント

米国内でCBDC発行への関心が高まる

最近、米国では下院公聴会でCFTC元会長がデジタルドルの重要性を示唆するなど、中央銀行発行の独自デジタル通貨(Central Bank Digital Currency)【以下、CBDCと称す】に対する関心が高まっている。民間ではVISAが新技術の特許申請を行なっており、CBDCを現実的に利用するためのインフラ開発なども進んでいる状況だ。将来的に米国では法定通貨と仮想通貨の境界線が曖昧になり、Krakenが目指すような業界を超えたシームレスな市場環境が完成する可能性があるが、経済や金融システムにどのような影響をもたらすかは明らかになっていない。それでも米上院では仮想通貨やブロックチェーンによる革新が避けられないところまできているとの声も上がっており、CBDCの導入は必然的だとの認識が高まっているが、最終的に米政府はこれを受け入れるのか、今後も同国での展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.06.18

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

bitwallet &Titan FX トレードコンテストを開催!賞金総額最大400万円

海外FX業者のTitan FXが、「bitwallet &Titan FX トレードコンテスト」を開催することを発表しました。コンテストでは専用のデモ口座を使用するため、自己資金をリスクにさらすことなく参加できます。上位入賞者には賞金も贈られます。
New
update2024.05.02 20:30

仮想通貨SUIのステーキング利率は?やり方やリスクを解説

仮想通貨SUIは、レイヤー1ブロックチェーンSuiのネイティブトークンです。Suiでは、PoSの派生系であるDPoSによりSUIのステーキングが可能です。当記事では、SUIをステーキングする方法やステーキング利率、ステーキングのリスクをご紹介します。
New
update2024.05.02 20:00

仮想通貨REZの将来性は?イーサリアムのリステーキングプロトコルRenzoについて解説

仮想通貨(暗号資産)REZは、リステーキングプロトコルRenzoのネイティブトークンです。Renzoは、イーサリアム(ETH)のリステーキングを簡単に実行できるプラットフォームとして機能します。
update2024.05.01 20:00

リピート注文その1|最良の取引戦略の1つリピート注文とは

リピート注文(グリッドトレード)は、インディケータに関する知識を必要としないシンプルな手法です。注文を設定した後は、単純なルールに従って行動するだけです。
update2024.04.30 20:30

メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されました。これにより、エアドロップの受け取り資格の有無を、メタマスク上で簡単にチェックすることが可能になっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。
update2024.04.26 21:00

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル