作成日
:2020.06.10
2022.05.20 14:09
米国の大手海外FXブローカーであるOANDA Corporation(本社:10 Times Square New York NY 10018
)【以下、OANDAと称す】の日本法人OANDA Japan【以下、OANDAジャパンと称す】は、主要株価指数を含む商品ラインナップの拡充を求める顧客ニーズに対応すべく、複数の株価指数CFDをリリースした。2020年6月1日より、OANDAジャパンでは日経平均株価や米国のダウ・ジョーンズ工業株価平均(Dow Jones Industrial Average)及びS&P500、オーストラリアのS&P/ASX200、FTSE中国A株50(FTSE China A50 Index)、英国のFTSE100など16種類の株価指数CFDを取引できるようになった。
OANDAジャパンの代表取締役を務める柳澤義治氏は、過去数か月において、世界の主要株価指数CFDを含む商品ラインナップの拡充を求める日本人顧客数が増加しているという。その中で、充実した顧客サービスや高い透明性の確保、タイトなスプレッドの提供に加え、欧米やアジア市場を対象にした16種類の株価指数CFDを提供することを喜ばしく思っているとコメントしている。加えて、OANDAのCOOであるKurt vom Scheidt氏は、日本において新たな金融商品をリリースしたことを大変喜ばしく思っていると述べた。また、同社は多岐にわたるアセットクラスの提供にコミットしており、顧客はリスクの軽減に寄与するポートフォリオの分散やマクロ経済環境の変化を捉えた投資収益の獲得が可能になるとのことだ。
尚、今年3月には顧客需要に対応する形で、OANDAジャパンはMT5をリリースしている。そして今回も、同社はニーズに即した商品ラインナップの拡充を図ることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。
release date 2020.06.10
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が、世界中の実体経済や金融市場に甚大な影響を与え、2020年3月にはグローバル株式が大きく値下がりした。一方で、日本を含む世界中の個人投資家が、割安感の出た株式への投資意欲を強めており、証券口座の開設が相次いでいるという。このような市場環境下において、海外FXブローカー各社は取引需要が高まる株式関連取引サービスを強化し、迅速に顧客ニーズへの対応を図っている状況だ。例えば、eワラント証券がMT5上でインデックス取引を開始したほか、FXCMが株式バスケットをリリースしている。足元では、先進国を中心に新型コロナウイルスの感染者数の増加に歯止めがかかり、一部の国々では経済活動が再開されている。また、各国の政府及び金融当局が大規模な経済支援策を講じていることもあり、米国のナスダック総合指数(NASDAQ)が史上最高値を更新するなど、グローバル株価指数が急速に値を戻している状況だ。株価の回復傾向が継続する中、海外FXブローカー各社が顧客基盤の拡大を図るべく、更に株式関連サービスを強化すると予想される。
作成日
:2020.06.10
最終更新
:2022.05.20
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
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