Select Language

FXCM、6種類の株式バスケットをリリース

FXCM、6種類の株式バスケットをリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.26 14:43
FXCM、6種類の株式バスケットをリリース

update 2022.05.26 14:43

オーストラリアと南アフリカの個人投資家を対象に提供開始

海外FX・CFDブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC 2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】は、6種類の株式バスケットをリリースしたことを発表した。[2]

FXCMは既にオーストラリアと南アフリカの顧客を対象として、ビッグテック(FAANG)とeスポーツ&ゲーミング(ESPORTS)、バイオテック・大麻、中国テック(CHN.TECH)、中国eコマース(CHN.ECOMM)という6種類の株式バスケット取引サービスを開始している。トレーダーは同商品の取引を通じて、特定の産業に属する複数の企業の株式に投資できるため、単一銘柄を選別する必要なく、セクター全体に投資することが可能だという。

6種類の株式バスケットのパフォーマンスに目を転じると、2020年1月2日から5月13日までの期間におけるFXCMの取引終了時の売値を基に算出した運用成績、及び同年3月から4月までの1か月間における同社顧客による取引高に関しては、eスポーツ&ゲーミングがそれぞれ12%高、221%増と最も優れたパフォーマンスであった。

尚、2019年にFXCMは個人投資家向け通貨バスケット取引や仮想通貨バスケット取引を開始した。また、足元でFXCMは手数料無料の株式CFD取引を開始している。

株式バスケットのリリースに際し、FXCMのCEOであるBrendan Callan氏は以下のようにコメントしている。

株式バスケットのリリースによって、我が社は株式CFD取引サービスの強化に向けて前進することになります。同商品は様々なセクターに容易に投資が可能なワンストップの投資機会を提供し、特定の産業に関連した複数の銘柄に投資できます。株式投資を初めて行うのは不安が入り混じるものですが、株式バスケットは複数の企業に分散投資することでリスクをヘッジし、優れた投資機会を提供できるでしょう。

Brendan Callan CEO of FXCM - Finance Magnatesより引用

FXCMは投資需要が高まる株式関連サービスを強化することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.05.21

出典元:

ニュースコメント

創業20周年を迎え、更なる顧客基盤の拡大を図るFXCM

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、マルチアセットクラスで市場ボラティリティが高止まりする市場環境下において、FXCMは株式CFD取引サービスを強化したり、FXCM ProがMaxxTraderを活用したオンボーディングを開始するなど、更なる顧客基盤の拡大に向けた動きを積極化させている。手数料無料の株式CFD及び株式バスケット取引に関しては、当初オーストラリアと南アフリカに絞ってサービスの提供を開始した。特に、オーストラリアでは当局による規制強化を受け、同社豪子会社の中国人顧客をバハマに移管させており、戦略の立て直しが急務になっている市場だ。また、アフリカFX市場の有力地である南アフリカに関しても、複数の海外FXブローカーが戦略拠点とするなど、更なる市場拡大が見込まれている。創業20周年を迎えたFXCMが、重点市場に位置づける両国を始め、グローバル各国の投資家層に向けた様々なサービスを積極的に展開する中、今後は顧客獲得動向にも注目したい。


Date

作成日

2020.05.21

Update

最終更新

2022.05.26

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

Exnessの出金方法から銀行振込が一時削除!?現在は復旧も今後は代替手段の検討が必要か

2025年8月、Exnessの出金方法から一時的に国内銀行振込が削除され、オンラインウォレットと仮想通貨のみ利用可能な状態となりました。現在は復旧していますが、今後のトラブルに備えて、代わりの決済方法の準備を検討するのが望ましい状況です。
update2025.08.06 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

【当サイト限定】FXONの口座開設でボーナス15,000円をプレゼント!既存ユーザーも対象

2025年8月1日より、FXONでの口座開設で15,000円のボーナスを獲得できる、当サイトMyforex限定のキャンペーンがスタートしました。この記事では、ボーナスの受け取り方法や注意点などを説明します。
update2025.08.01 19:30

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

MT4初心者必見!FX自動売買EAバックテストのよくあるトラブルと対策集

バックテストをした際にEAを選択できない、途中でテストが止まる、結果が安定しないなどの症状が発生することがあります。本記事では、バックテストをした際に発生する症状別に対処方法を解説します。
update2025.05.13 19:00

ThreeTrader・Vantageが消えた?偽アカウントによる詐欺に注意

ThreeTraderやVantageのX(旧Twitter)公式アカウントに表示制限がかけられていることが確認されました。本記事では海外FX業者のアカウントが制限された背景や、こうした状況で注意すべき偽アカウント詐欺について説明します。
update2025.07.04 19:00
口座開設で15,000円のボーナス 口座開設で15,000円のボーナス

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル