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TradeConnect、マルチアセット取引サービスをローンチ

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update 2021.08.31 15:32
TradeConnect、マルチアセット取引サービスをローンチ

update 2021.08.31 15:32

外国為替や仮想通貨CFDなど50種類以上の商品を取り扱う

デジタルブローカレッジ企業であるTradeConnectは、仮想通貨と従来の資産クラス両方の取引を可能にするマルチアセットトレーディングネットワークをローンチしたことを発表した。[1]

今月18日の発表によると、TradeConnectの取引プラットフォームでは仮想通貨を担保に、外国為替やインデックス、エネルギー、貴金属、仮想通貨CFDなどの商品を取引することができるという。現在、TradeConnectは米ドルとビットコイン(Bitcoin)およびイーサリアム(Ethereum)の通貨ペアを対象とした仮想通貨CFDに加え、36種類の外国為替ペア、14種類の株価指数、6種類のコモディティを含む50種類以上の商品を取り扱っている。また、TradeConnectはこれらの商品を最大100倍のレバレッジで取引することを許可しており、豊富な流動性や高い注文約定力、最小のスリッページ、ダイナミックなチャートと併せて同社の強みとなっているようだ。

TradeConnectのコマーシャルディレクターであるAthol Nourse氏は、同社の取引サービスに関して次のようにコメントしている。

我が社はこの分野での長年の経験を活かし、仮想通貨市場と既存の投資市場の溝を埋め、トレーダーにより多くの機会を提供すると同時に、参入障壁を下げることを目標としています。仮想通貨デリバティブはここ1年間で大きな支持を得ていますが、その流動性や手数料の構造に問題を抱えており、取引所の中にはユーザーの利益に反する取引を行なっている者も存在するのです。

Athol Nourse, Commercial Director at TradeConnect - Finance Magnatesより引用

今回、TradeConnectはiOS向けのモバイルアプリをリリースすると同時に、現在、Android向けのアプリも開発中であることを伝えた。既に仮想通貨市場には多数の取引所が存在するが、TradeConnectの取引サービスは仮想通貨コミュニティに受け入れられるのか、今後も同社の動向に注目していきたい。

release date 2020.05.20

出典元:

ニュースコメント

価格変動リスクに向き合う仮想通貨関連企業

最近、仮想通貨市場ではコロナショックの影響でビットコイン価格が過去最大級の下げ幅を記録するなど、主要な仮想通貨が安定性を欠いていることを背景に、仮想通貨関連企業の危機意識が高まっているようだ。現に仮想通貨のローン市場ではマージンコールが発生し、強制的なポジションの清算やローンの返済を前倒しすることでリスクを解消する動きが強まっているという。各国での規制厳格化の流れに伴って保険加入が業界標準となりつつあり、投資家に最低限の安全性を補償することはできるようになったものの、仮想通貨デリバティブなどのレバレッジ商品を取り扱う企業にとって仮想通貨価格の大規模な変動は死活問題になり得る。TradeConnectもBitGoの1億ドル以上の損失に対応する仮想通貨保険を用いた投資家保護の姿勢を見せているが、この市場環境下で安定したオペレーションを遂行できるのか、今後も同社の取り組みを見守っていきたい。


Date

作成日

2020.05.20

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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