Select Language

FXCM Pro、MaxxTraderを活用した顧客オンボーディング開始の見通し

FXCM Pro、MaxxTraderを活用した顧客オンボーディング開始の見通し

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.26 14:48
FXCM Pro、MaxxTraderを活用した顧客オンボーディング開始の見通し

update 2022.05.26 14:48

優れた執行サービスと大幅なコスト削減を実現

大手海外FXブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】の機関投資家向けビジネスを運用するFXCM Proは、LD4ホスティングセンターを通じ、テクノロジープロバイダーのFlexTrade(本社:111 Great Neck Road Suite 314 Great Neck, NY 11021[2])が開発したFX取引システムであるMaxxTraderを活用した顧客オンボーディングを開始する見通しであることを発表した。[3]

2019年10月、FXCM ProはMaxxTraderと機能統合していた。同取引システムは、FXスポット、スワップ、NDF(Non Deliverable Forward、為替先渡取引の一つ)、CFD、コモディティなどマルチアセットクラスに対応したカスタマイズ可能なエンドツーエンドソリューションである。MaxxTraderは銀行やノンバンクを対象として、顧客ニーズに応じてカスタマイズされた流動性供給や、マーケットメイカー及びテイカー間のコネクティビティ、レポーティング、最良執行の測定サービスなどを提供し、FXCM Proの既存の流動性供給や執行機能を補完するとのことだ。尚、2月24日の週におけるFXCM Proの平均スプレッドは、ユーロ/米ドルが0.09pips、ドル/円が0.13銭であったという。

オンボーディングの開始に際し、FXCM Proのマネージングディレクター兼セールス部門グローバルヘッドを務めるMario Sanchez氏は以下のようにコメントしている。

2019年後半にFlexTradeと協働し始めた際、我が社の目的は、同社の革新的なテクノロジーを活用して、お客様に効率的なトレーディングエクスペリエンスを提供することでした。LD4を介した顧客オンボーディングプロセスを始めるに当たり、我々は両社のパートナー関係を強化すると共に、当初掲げた目的の実現を図る意向であります。今回の提携を通じて、お客様に優れた取引執行サービスと低レイテンシーによる大幅なコスト削減を提供することができるでしょう。我々は、世界中に張り巡らされた主要データセンターを活用したサービス展開を続けることで、お客様により多くのメリットを提供していくことを楽しみにしております。

Mario Sanchez, Managing Director & Global Head of FXCM Pro Sales - LeapRateより引用

FXCM ProはFlexxTradeと手を組み、より充実した取引環境を整備することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.03.09

出典元:

ニュースコメント

海外FXブローカーの顧客獲得合戦が激化

グローバル当局が規制を強化する一方で、トレーダーのニーズが変容するなか、海外FXブローカーは顧客基盤の維持・拡大に向けた多様なソリューションを提供している。今回、FXCM Proが流動性供給機能などの強化に通じた顧客オンボーディングを開始する他にも、FXCMはTradingViewと提携し、利便性の高いオールインワンの金融プラットフォームを提供することが明らかになっている。またATFXが生体認証を活用し、高度なセキュリティのもと迅速な取引口座開設サービスを開始することで顧客満足度の向上を図っている。更にブローカーにとっては、ロビンフッド(Robinhood)やレボリュート(Revoult)などのフィンテック企業との顧客獲得合戦も熾烈を極めている状況だ。各ブローカーが健全な競争を通じて多岐にわたるサービスを提供することで、トレーダーは取引の利便性や運用パフォーマンスを高めることが期待できるであろう。今後も、海外FXブローカーが顧客満足度の向上に繋がる画期的なソリューションを開発することを期待したい。


Date

作成日

2020.03.09

Update

最終更新

2022.05.26

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル