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BitGo、機関投資家向けの仮想通貨レンディングサービスを開始

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update 2021.08.31 15:28
BitGo、機関投資家向けの仮想通貨レンディングサービスを開始

update 2021.08.31 15:28

主要銘柄やステーブルコインなど15種類以上の仮想通貨に対応

米国の大手仮想通貨カストディ企業であるBitGo, Inc.(本社:DMCA Agent 445 Sherman Avenue, Suite 200, Palo Alto California 943066[1])【以下、BitGoと称す】は、機関投資家向けに仮想通貨のレンディングサービスを開始することを発表した。[2]

今月5日の発表によると、過去数カ月間BitGoはプライベート環境でベータ版を運用して調整を行なっていたが、ここにきてこの仮想通貨レンディングサービスを正式にローンチすることを決定したという。当初、BitGoはビットコイン(Bitcoin)に限定してサービスを提供することを計画していたものの、最終的に同社はイーサリアム(Ethereum)やライトコイン(Litecoin)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、ダッシュ(Dash)、その他ステーブルコインを含め15種類以上の仮想通貨に対応することになったようだ。また、対象地域に関してもBitGoはグローバル市場をターゲットにしており、現地の規制に沿った形でサービスを提供する意向であることを示した。

BitGOのCEOであるMike Belshe氏は、この仮想通貨レンディングサービスに関して次のようにコメントしている。

BitGoは革新的でセキュアなクライアントサービスを提供することにおいて評価を受けているが、これまで培った専門性を駆使して仮想通貨レンディングの領域に事業を拡大しています。当社のレンディングサービスは、ウォール街の機関投資家とシリコンバレーのテクノロジーおよびイノベーションを融合させることができるでしょう。

Mike Belshe, CEO of BitGo - BitGoより引用

最近、BitGoは事業を多様化して新しい分野に進出しており、先月にはデジタル証券プラットフォームのHarborとその子会社であるブローカーディーラー企業およびトランスファーエージェントを買収している。その他にもBitGoはドイツとスイスに現地法人を設立し、欧州市場に取引サービスを展開したのに加え、BitGoはライトコイン財団と協業するなど、仮想通貨市場での影響力を強めている状況だ。BitGoで金融サービス部門の責任者を務めるNick Carmi氏は、クライアントとの関係を強化することで持続可能なビジネスモデルを構築したいと語っているが、この仮想通貨レンディングサービスはどのような成果を上げるのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.03.09

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨の長期保有を後押しするレンディングサービス

これまで仮想通貨市場では、株主配当や外国為替の金利収入などのインカムゲインを提供する仕組みが存在しなかったが、多くの企業が仮想通貨レンディングやステーキングサービスを開始したことで、長期保有による収益化が可能になったという。例えば、昨年8月に開始したバイナンスの仮想通貨レンディングサービスでは、貸し手側に最大年利15%のリターンを付与するなど、既存の投資市場ではありえないほど割高な利子所得を得ることが可能だ。また、仮想通貨レンディングサービスを展開するBlockFiは手数料無料の仮想通貨取引サービスを提供することで、より積極的な取引スタイルを好む仮想通貨トレーダーが恩恵を受けることができる。このような状況下でBitGoは機関投資家の仮想通貨レンディングサービスに注力することを表明しているが、この選択がどのような結果につながるのか、今後もその動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.03.09

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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