Select Language

FXCM Pro、FlexTradeのMaxxTraderと機能統合

FXCM Pro、FlexTradeのMaxxTraderと機能統合

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.26 15:03
FXCM Pro、FlexTradeのMaxxTraderと機能統合

update 2022.05.26 15:03

独自のアグリゲーションとプライシングサービスを提供

大手海外FXブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】の機関投資家向けビジネスを運用するFXCM Proは10月8日、米国・ニューヨークを拠点とするテクノロジープロバイダーであるFlexTrade(本社:111 Great Neck Road Suite 314 Great Neck, NY 11021[2])が開発したセルサイド(売り手)を対象としたホワイトラベル方式のFX取引システムであるMaxxTraderと機能統合を行ったことを発表した。

FlexTradeのMaxxTraderは、匿名性を確保したアグリゲーション(流動性集約)とプライシングサービスを提供する取引ツールであると共に、顧客注文をトレーディングデスクもしくは全てのリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)に直接繋ぐことができるフロントエンド向けのターンキーソリューション(すぐに利用できるシステム)であるとのことだ。

両社の提携に際し、FXCMのCOOであるSiju Daniel氏とFlexTrade APAC地域マネージングディレクターを務めるManish Kedia氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は金融テクノロジー分野のリーディングカンパニーであるFlexTradeと提携したことを喜ばしく思っております。同社のMaxxTraderは、NY4やLD3、TY3、SG1など全ての主要ホスティングセンターを通じ、FXスポット、スワップ、NDF(Non Deliverable Forward、為替先渡取引の一つ)、CFD、コモディティなどマルチアセットクラスに対応させると共に、カスタマイズも可能なエンドツーエンドソリューションを提供しております。同取引ツールと我が社のきめ細かな流動性供給システムを融合させ、最高クラスのテクノロジーと豊富な流動性供給を行うことで、競合他社との差別化を図る意向であります。

Siju Daniel, Chief Commercial Officer of FXCM Group - Global Newswireより引用

流動性供給やプライシング分野におけるマーケットリーダーであるFXCMは、我が社のMaxxTraderと機能統合することにより、包括的なソリューションの提供を望むお客様とウィン・ウィン(win-win)な関係性を構築することができるでしょう。お客様第一を徹底し、長きにわたり高い評価を得ているFXCM Proのコーポレートビジョンに共鳴しており、同社との協働を楽しみにしております。

Manish Kedia, Managing Director of FlexTrade APAC - Global Newswireより引用

足元、FlexTradeはIHSマークイットのthinkFolioと機能統合したほか、自社のFX・債券チームを増強するなど、需要拡大が見込まれる分野での業容拡大を模索している。FXCM ProにとってはMaxxTraderと機能統合し、機関投資家からの需要が強い流動性供給やプライシングの分野で高機能なソリューションを提供することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.10.09

出典元:

ニュースコメント

機関投資家向けビジネスの強化にコミットするFXCM

FXCMの機関投資家部門であるFXCM Proは、リテールブローカーや小規模のヘッジファンド、新興国の銀行を対象に、ティア1(トップクラス)の銀行やノンバンクのリクイディティプロバイダーと強固な関係性を構築した執行及び流動性供給サービスを提供している。2018年11月にFXCMはFXCM Proウェブサイトを再リリースしたことに加え、PrimeXMのXCoreシステムとの統合を通じた非常に競争力の高いプライシングサービス体制を構築するなど、機関投資家向けビジネスの強化を積極的に行っている。更にFXCM ProはLiquidityFinderに加入したほか、FXCM ProはGold-iのMatrix Netを活用するなど、企業認知度の向上や取引機会の拡大を模索している状況だ。現在は大手機関投資家のみならず、同社がターゲットとする中小規模の金融機関においても、低いレイテンシーの流動性供給や競争力あるプライシングニーズは大きく拡大している模様であり、戦略的提携を通じて充実した取引システムの構築を図るFXCM Proの更なる業績拡大を期待したい。


Date

作成日

2019.10.09

Update

最終更新

2022.05.26

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル