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ビットコイン価格、2月末以来初となる1万ドル台を記録

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update 2021.08.31 15:32
ビットコイン価格、2月末以来初となる1万ドル台を記録

update 2021.08.31 15:32

大手取引所での取引量増加が価格上昇を後押し

今月7日、ビットコイン(Bitcoin)価格は小規模な下落から反発し、今年2月24日以来初となる1通貨あたり1万ドル以上の高値を記録した。[1]

ビットコイン価格は過去24時間で7%の高騰を見せており、同日のUTC(協定世界時)23時47分頃には1万71ドルを記録した。コインベースなどのスポット市場で取引量が急増し、ビットコイン価格を押し上げる要因となったが、現在は1万ドル前後で安定的に取引されているようだ。

今年3月に新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、ビットコイン価格が過去最大級の下げ幅を記録するなど、仮想通貨市場は未曾有の事態に見舞われたが、それ以降、主要な仮想通貨は復調の兆しを見せている。同じく世界経済の減速で被害を被った株式市場も盛り返しているものの、米国株式市場の主要なインデックスであるS&P500は年初からマイナス10%の価格帯で停滞している模様だ。

今月11日に半減期を迎えるビットコインは、世界中の投資家からの注目を集めており、更なる価格上昇に向けての期待が高まっているという。米国の伝説的なヘッジファンドマネージャーであるPaul Tudor Jones氏もビットコイン価格の高騰を見越し、380億ドル規模のファンドを運用するTudor Investment Corpを通じて先物ポジションを構築することを発表した。このように仮想通貨コミュニティでは、ビットコインの半減期に関する議論が過熱しているが、同仮想通貨はどのような価格推移を示すのか、今後も仮想通貨市場の動向に注目していきたい。

release date 2020.05.11

出典元:

ニュースコメント

先行き不透明な状況も楽観的な動きを見せる株式市場

新型コロナウイルスの猛威は留まることなく、現在も世界中での新規感染者数が毎日6万件から9万件のペースで増え続けているという。各国政府は都市封鎖や外出禁止令を発令し、オーバーシュートを未然に防ごうとしているものの、終わりが見えない戦いに人々は疲弊し始めているようだ。このような政策は経済的にも大きな負担を強いると考えられるが、予想に反して米国や日本の株式市場では主要なインデックスが3月中旬の底値付近から30%ほど上昇しており、マーケットセンチメントが楽観的に振れている様子がうかがえる。アナリストの中には株価が二番底を形成する可能性があると唱える者も存在するが、現時点ではそのような兆候は観測されていない。仮想通貨市場では、イーサリアムの取引数が過去10カ月の最高水準に到達するなど、投資家や企業の動きが活発になってきているだけに、今後もこの好調が継続することに期待できると言えるだろう。


Date

作成日

2020.05.11

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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