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ESMA、MiFIDⅡに基づく行動規範の遵守の徹底を要請

ESMA、MiFIDⅡに基づく行動規範の遵守の徹底を要請

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update 2022.01.13 13:28
ESMA、MiFIDⅡに基づく行動規範の遵守の徹底を要請

update 2022.01.13 13:28

新型コロナ禍における個人投資家の取引リスクを懸念

欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】は5月6日、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、市場の不透明感が高まる中、個人投資家の取引リスクに関する声明文を公表した。[1]

各国規制当局(National Competent Authorities)【以下、NCAsと称す】によると、新型コロナウイルスの感染拡大により、市場のボラティリティやクレジット及び流動性リスクが高まる中、足元で個人投資家による取引が大きく増加しているという。このような市場環境下において、ESMAは投資会社が個人投資家に対して取引サービスを提供する際、第二次金融商品市場指令(Markets in Financial Instruments Directive Ⅱ)【以下、MiFIDⅡと称す】に基づく行動規範の遵守を改めて求めている。

ESMAは金融市場が混乱する中、個人投資家の取引リスクを注視している状況だ。特に、投資会社がトレード知識や経験の浅い投資初心者を対象にサービスを提供する際には、MiFIDⅡの遵守を徹底する必要があるという。具体的には、顧客に対し最善の利益に資する商品の提供に加え、情報公開、適格性、妥当性などに関する行動規範を遵守しなければならないとのことである。

ESMAはNCAsと連携し、個人投資家の取引と投資会社に求められる行動規範の遵守状況を継続してモニタリングするという。また同局は秩序と安定性がある金融市場の確保及び投資家保護のために権限を行使する準備を進めているとのことだ。

release date 2020.05.08

出典元:

ニュースコメント

市場のボラティリティは諸刃の剣

新型コロナウイルスのパンデミックを受け、金融市場のボラティリティが大きく高まる中、一部の海外FXブローカーが顧客取引の拡大に成功している。例えば、INTLの買収提案に賛同するGAINは、新型コロナ禍における異常なボラティリティの上昇局面のなか、リテール顧客の取引量が大幅に増加したという。また、史上初めて原油先物がマイナス価格に転じた際、ロビンフッド(Robinhood)では米最大の原油ETFに個人投資家が殺到した模様だ。投資家の取引需要拡大に対応すべく、海外FXブローカー各社は足元で商品ラインナップを拡充させている。例えば、RoboMarketsが貴金属及び原油CFDをリリースしたほか、顧客取引の大幅拡大に成功しているCMCは新たに17種類の株式バスケットを投入した。他方で、市場のボラティリティが大きく高まる局面においては、利益が大きく膨らむことも、逆に損失が大きく拡大する可能性もあり、ボラティリティはまさにFXトレーダーにとって諸刃の剣になるといえる。easyMarketsがdealCancellation機能をアップグレードさせたように、とりわけ投資初心者の利便性改善に繋がるソリューションを提供する海外FXブローカーの動向に注目したい。


Date

作成日

2020.05.08

Update

最終更新

2022.01.13

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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