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SBIタイオンライン、Trading Technologiesと提携

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update 2022.06.22 16:47
SBIタイオンライン、Trading Technologiesと提携

update 2022.06.22 16:47

多彩な取引ツールの利用やタイ先物取引所へのアクセスが可能に

大手金融企業であるSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区六本木一丁目6番1号)【以下、SBIと称す】傘下のSBI Thai Online Securities Co., Ltd.(本社:1768 Thai Summit Tower 31st Fl., New Petchburi Rd., Bangkapi, Huaykwang, Bangkok 10310, Thailand[1])【以下、SBIタイオンラインと称す】が、米国シカゴを拠点とする電子取引業界のパイオニアであるTrading Technologies International(本社:222 South Riverside Plaza Suite 1100 Chicago, IL60606 USA[2])【以下、Trading Technologiesと称す】とパートナーシップ契約を締結したことが明らかになった。

今回の提携を通じて、SBIタイオンラインのグローバル顧客は、Trading Technologiesが誇る取引プラットフォームやAutospreader、ADL、APIなど多岐にわたるツールを利用できるようになるほか、バンコクに設立されたタイ先物取引所(Thailand Futures Exchange)【以下、TFEXと称す】のデータセンター内にある取引所独自のEMAPI経由で、同証券取引所にアクセスすることが可能になるとのことだ。

両社の提携に際し、SBIタイオンラインのCEOであるYukiko Roberts氏とTrading Technologiesのリージョナル・エグゼクティブ・セールスディレクターを務めるMark Pottle氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は、お客様に新たなツールやテクノロジーを提供し、競合他社よりも優れた取引環境を提供することが重要であると考えております。Trading Technologiesの取引プラットフォームを活用することで、お客様は取引の迅速化を実現できるだけでなく、アルゴリズムを含むトレーディングアイデアの創出をサポートするほか、現状においては容易に利用することができない取引手法を活用できるようになります。

Yukiko Roberts, CEO of SBI Thai Online - Trading Technologiesより引用

顧客基盤の拡大を図るためのソリューションとして、SBIタイオンラインに我が社を選択して頂けたことを喜ばしく思っております。我々としても、TFEXのような新たな市場の開拓を試みるうえで、タイで一定のプレゼンスを確立している地場ブローカーであるSBIタイオンラインからサポートを受けることは重要なことであります。今回のパートナー契約を通じて、新たなお客様に我が社のテクノロジーを提供し、グローバルに顧客基盤を拡大させることができるようになります。

Mark Pottle, Regional Executive Sales Director for Trading Technologies in Asia - Trading Technologiesより引用

Trading TechnologiesはTFEXとの提携に続き、今回SBIタイオンラインとのパートナー契約の締結に至ったことになり、TFEXに対しては、コロケーションを利用した執行及びコネクティビティサービスを提供していく見通しだ。また、Trading TechnologiesはTradeStationと提携するなど、積極的に取引先の拡大を図っている。SBIタイオンラインにとっては、Trading Technologiesが誇る最先端のテクノロジーを駆使した取引ツールを活用し、より快適な取引環境を構築することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.12.13

出典元:

ニュースコメント

リスクを抑えたトレードを実践するSBIタイオンライン

SBIタイオンラインは、世界20か国にネットワークを張り巡らせるSBIグループ傘下のブローカレッジファームだ。タイ国籍以外の顧客はキャッシュバランス口座を開設することで、預入金額と同額のリスクを抑えたトレードが可能になる。取引手数料に関しては、電話による取引も可能であるが、ネット注文の方が割安になっており、1日の売買代金が500万バーツ以下であれば0.075%、2,000万バーツ以上であれば0.020%と、取引金額に応じて手数料がディスカウントされる仕組みを採用している。中・高所得者層の拡大が見込まれるタイでは、順調に証券口座数が拡大しており、所得の増加と相まって資産運用ニーズも高まっている模様だ。実際に、タイ証券取引所の日次平均売買代金の50%ほどを個人投資家が占めていることから、同国証券市場において個人投資家の存在感が増しており、FX取引の拡大も期待されている状況である。また、SBIタイオンライン以外にもTools For Brokersがバンコクに新オフィスを開設するなど、金融サービスプロバイダーによる市場開拓も活発化してきている。他方でSBIグループは、SBI FXトレードが通貨ペアを追加するなど、グループ全体でFX事業の拡大を図っている状況だ。今後も、SBIタイオンラインを始めSBIグループが、グローバル顧客基盤の拡大に向けた画期的なソリューションを打ち出すことを期待したい。


Date

作成日

2019.12.13

Update

最終更新

2022.06.22

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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