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Tools For Brokers、バンコクに新オフィスを開設

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update 2021.08.31 15:22
Tools For Brokers、バンコクに新オフィスを開設

update 2021.08.31 15:22

アジア市場開拓の大きな足掛かりに

FXブローカー向けのソフトウェア開発を行うTools For Brokers(本社:6, John Kennedy Str. IRIS Building, Office 540, Limassol, Cyprus[1])【以下、TFBと称す】は、タイのバンコクに新オフィスを開設することを発表した。TFBにとっては、アジア市場への戦略的拡大を図るうえで、大きな足掛かりを掴むきっかけとなることが期待されている。

TFBによるバンコク進出に関しては、飛躍的に増加する東南アジア地域の顧客向けに、最高水準のサービスを提供するという戦略的意味合いから、緻密に計画が練られて下された決断である。アジアは、TFBにとって今後も発展を遂げていくうえで最重要拠点の1つであり、2016年以降、最近までTFBの本社機能を有していた中国の上海にて、中国と東南アジア諸国の顧客に対し、24時間体制でフルサポートを行い、経営も順調に歩んできている。

バンコクに新オフィスを開設したことを受け、TFBのCEOであるAlexey Kutsenko氏とCOOのAlibana Zhdanova氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

アジアの仮想通貨とFX市場は、他の地域とは異なり、画一的な発展の遂げ方をしていないという特徴を有しているため、東南アジア地域の市場動向を的確にモニタリングしていくこと、そして仮想通貨とFX業界で世界を牽引していくポジションを確立していくために、バンコクオフィスの開設を決断いたしました。加えて、8月に新機能が追加されたTools For Brokersのトレードプロセッサーやレポーティング機能を備えるTools For BrokersのBroker Business Intelligence、PAMMツールといったTFBの最新ユニバーサル商品は、お客様のビジネス仕様を把握したうえで適切にサポートしていく必要があると考えております。

Alexey Kutsenko, CEO of TFB - Tools For Brokersより引用

バンコクオフィスの開設は、まず初めに我々のお客様に大きなメリットをもたらすと考えております。我々は新たな地に拠点を設ける際には必ず、プリセールス・アフターフォローの両面において高付加価値な顧客サービスを提供すべく、充実したテクニカルサポートや現地の言語を使用することも含め、完璧にローカライズした形のインフラ体制を構築いたします。また、将来的にはアジアの地で更にオフィスを開設していく可能性もあります。

Alibana Zhdanova, COO of TFB- Tools For Brokersより引用

release date 2018.10.27

出典元:

ニュースコメント

新たな仮想通貨市場として注目されるアジア市場

東南アジアでは、銀行口座やクレジットカードの普及率が低く、今現在の主な決済方法は現金決済となっている。一方で、スマートフォンなどのモバイル端末の保有率は非常に高く、タイでは70%以上、マレーシアでは80%以上がスマートフォンを保有しているという。そのため、スマートフォンさえ持っていれば決済や送金することが可能になる仮想通貨が、今後このような国において便利な決済方法として急速に普及していく可能性が高いと見られており、新たな仮想通貨市場として注目を集めている。規制の面では、中国が海外取引所からのアクセスをブロックするなどし、仮想通貨取引全面禁止に向けて規制を強化している国もある一方で、日本やタイ、シンガポールなど、比較的仮想通貨に寛容な国も多く、特にタイではICOに関する規定を今年7月に発効するなど、他国に先駆けて規制された環境にてICOを許可している国だ。仮想通貨取引所においては、すでに、OKEx、Huobi、BitMEXなど大手仮想通貨取引所の多くがアジアを拠点として活動しているが、そのほかにも多国籍仮想通貨関連企業がアジアへ進出し始めている。先日には、スイス金融市場監査局(FINMA)の認可を受けたスイスの仮想通貨企業であるCrypto Financeが、今後アジアに新規にオフィスを設け、アジアを中心に事業の拡大をしていく計画を立てていることを明らかにしている。今後、益々アジア市場が注目されさらに発展していくことに期待したい。


Date

作成日

2018.10.27

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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