作成日
:2019.11.14
2021.08.31 15:29
ブローカー向けソリューションの開発、提供を手掛けるBrokeree Solutions(本社:Tornimae, 5, Tallinn, Estonia
)【以下、Brokereeと称す】は、複数のMetaTrader 4【以下、MT4と称す】とMetaTrader 5【以下、MT5と称す】サーバーを介したPAMM(Percentage Allocation Management Module)機能を大幅にアップデートしたことを明らかにした。Brokereeの主力商品に位置づけられるBrokeree PAMMは、海外FXブローカーやマネーマネージャー、投資家向けに独自のウェブポータルを設けると共に、CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)や海外FXブローカーのウェブサイトなどと容易に統合することができるレーティングや統計モジュールも搭載している。今回、Brokereeが実施したアップデートにおいては、MT4もしくはMT5口座を利用する海外FXブローカーの顧客と別のMT4やMT5サーバーを活用するマネーマネージャーを結びつけるべく、これらの複数のサーバーのサポートを行っていくとのことだ。これにより、各マネーマネージャーにとっては取引の制限がなくなり、より快適な投資活動に寄与するほか、トレーディングサーバーへの負荷もかからない見込みだという。
2013年にエストニアで創業したBrokereeは、MT4やMT5を導入する海外FXブローカーを対象に、基幹商品であるリクイディティブリッジやPAMM、ソーシャルトレーディングなど50種類を超える多彩なソリューションを開発するテクノロジープロバイダーだ。そして今回、Brokereeにとっては、グローバル投資家の間で圧倒的な支持を受けるMT4とMT5サーバーを活用したPAMM機能をアップデートし、取引環境の改善を図ることで、更なる顧客利用の拡大が期待できそうだ。
release date 2019.11.14
今回、MT5サーバーを介した機能アップデートを実施したほかにも、足元でBrokereeはMT5向けコピートレードツールをリリースしたほか、BrokereeはMT5に対応したリスク管理ツールを投入するなど、MT5にフォーカスしたソリューションの開発に注力している状況だ。この背景には、グローバル投資家がより優れた機能を搭載した取引プラットフォームの利用を求めるなか、海外FXブローカー各社がいち早く顧客ニーズを満たすべく、先進的な取引環境が整備されたMT5の導入を進めていることが挙げられる。直近においても、TradeviewがMT5上で米国株式取引を開始するなど、MT5を活用した金融取引サービスを提供するプレーヤーが続々と拡大している情勢だ。海外FXブローカーは顧客獲得競争が厳しくなり、競合他社と差別化を図るべく、高機能な取引ツールを求めている。今後もBrokereeを始めとするテクノロジープロバイダーが、顧客ニーズにマッチしたソリューションを開発することを期待したい。
作成日
:2019.11.14
最終更新
:2021.08.31
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
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