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RoboMarkets、マレーシアにてFX・CFDライセンスを取得

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update 2022.06.03 13:51
RoboMarkets、マレーシアにてFX・CFDライセンスを取得

update 2022.06.03 13:51

ラブアン島に地域統括本社を開設

キプロス証券取引委員会(CySEC)より許認可を受ける海外FX・CFDブローカーであるRoboMarkets Ltd(本社:Promachon Eleftherias, 19, Limassol 4103, Cyprus[1])【以下、RoboMarketsと称す】は、同社のアジア法人であるRoboMarkets Asia Ltd【以下、RoboMarketsアジアと称す】が、東マレーシアに位置するラブアン島の金融監督当局ラブアン金融サービス庁(Labuan Financial Services Authority, Labuan FSA)からFX・CFDサービスを提供するためのライセンスを取得すると共に、同島に地域統括本社を開設したことを発表した。

ライセンスの取得と地位統括本社の開設に際し、RoboMarketsアジアのCEOを務めるRostyslav Prus氏は以下のようにコメントしている。

マレーシアは人口数千万人を有し、東南アジアで最もダイナミックな経済成長を遂げている発展途上国のひとつであります。また、堅固な経済基盤を持ち将来の見通しも明るく、ブローカレッジビジネスを営む上でも多くの利点を有しております。我が社は、グローバルFX・CFD市場で取引するアジアのトレーダーに対し最高水準の金融サービスを提供すべく、最善を尽くす考えであります。

Rostyslav Prus, CEO at RoboMarkets Asia Ltd - FX Empireより引用

また、RoboMarketsは既にマレーシア本土のセランゴール州・シャーアラムにマーケティングオフィスを設置しているとのことだ。

なお、RoboMarketsはRoboForex groupと業務提携を結んでおり、ベリーズ国際金融サービス委員会(International Financial Services Commission, IFSC)より認可を受けるグローバルブローカレッジファームRoboForex Ltd、CySECライセンスを保有し欧州でビジネス展開するRoboMarkets Ltd、ベラルーシ国立銀行(National Bank of the Republic Belarus)規制下のRoboMarkets LLC、そして今回ラブアン金融サービス庁からライセンスを取得したRoboMarketsアジアを傘下に置く。最近では、RoboMarketsはBMWモータースポーツと提携するほか、700種類を超える株式CFDを追加提供するなど、認知度の向上と商品ラインナップの強化を図っている。そして今回、RoboMarketsが安定した経済成長を遂げるマレーシアのオフショア市場であるラブアン島に進出し、顧客ニーズにマッチしたソリューションを提供することで、更なる業績の拡大を期待できそうだ。

release date 2019.08.09

出典元:

ニュースコメント

移住したい国No1のマレーシアがオフショア市場としても存在感

日本人のロングステイ希望先として、13年連続でトップに君臨するのが常夏の国マレーシアだ。一年を通じて温暖な気候や安定した治安、高水準の医療といった点が評価されているようである。また、マレーシアは東南アジアの優等生とも呼ばれており、リーマンショック後の2010年から2017年までの間に、GDP(国内総生産)成長率は平均して5%を超える安定した経済成長を達成している。そして、同国のなかでも近年目覚ましい発展を遂げているのが経済特区として位置づけられるラブアン島だ。EU全域、オーストラリア、中国など世界各地で規制が強化されていることに加え、新規制策を導入したバヌアツがオフショア市場としての魅力を低下させていることなどを受け、新オフショア市場としてラブアン島が存在感を高めてきている状況だ。特に、最大レバレッジ100倍を提供することが可能であり、ベリーズやバヌアツなどと比較して相対的に緩い規制を敷いていることからブローカーの注目が集まっている模様である。足元では、各オフショア市場が打ち出す規制策に独自色が出始めていることから、ラブアン島がグローバルオフショアセンターとしての地位を確固たるものにすべく、如何なる差別化された施策を用いるか、その動向に注目したい。


Date

作成日

2019.08.09

Update

最終更新

2022.06.03

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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