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Tools For Brokers、ロンドンに新オフィスを開設

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update 2021.08.31 15:26
Tools For Brokers、ロンドンに新オフィスを開設

update 2021.08.31 15:26

ビジネス及び人材面で有望市場のロンドンで事業拡大を模索

FXブローカー向けのソフトウェア開発を行うTools For Brokers(本社:6, John Kennedy Str. IRIS Building, Office 540, Limassol, Cyprus[1])【以下、TFBと称す】が、同社の事業展開にとって優先事項の一つである欧州のB2B市場の深耕を図るべく、英国・ロンドンに新たなオフィスを開設したことが明らかになった。

英国がハードブレグジット(合意なきEUからの離脱)を避けられない情勢となりつつあり、ロンドンで継続的に事業を行えない懸念が高まる中、TFBはテクノロジーハブであり有望な人材の供給市場でもあるロンドンでのプレゼンス拡大を図るべく、今回ロンドンに新オフィスを開設する決断に至った模様だ。従来拠点を設けてきた中国・上海を始め、Tools For Brokersはバンコクにも新オフィスを開設しており、ロンドン新オフィスを含めるとグローバルに5つの事業拠点を設けたことになる。

TFBは2009年に設立され、FXや仮想通貨取引サービスを手掛けるブローカレッジファームにソフトウェア関連ソリューション並びに、Meta Trader 4とMeta Trader 5【以下、MT5と称す】ユーザー向けにリスク・マネージメントツールであるBroker Business Intelligenceを提供し、数々の賞を受賞する有力テクノロジープロバイダーだ。2018年7月にはTools For BrokersはMT5向け新機能をリリースした他、会社ロゴを刷新し機能強化と認知度向上を図っている状況である。そして今回、新たなにオフィスを開設したロンドンを拠点として、ターゲットとして定める欧州のB2B市場向けに如何なる画期的なソリューションを提供するか注目される。

release date 2019.06.12

出典元:

ニュースコメント

ブレグジットによって見直されるロンドンの市場価値

TFBはEU加盟国であるキプロスに本拠地を設けていることから、これまで英国を含めたEU圏内の事業はEU基本条約に基づき国境を超え自由に活動を行ってきた。英国のハードブレグジットによるEU離脱が現実味を帯びてきた今、英国での継続的な事業展開を続けるため、ロンドンに新オフィスを開設する決断に至ったものと見られている。最近では、三菱UFJ証券がアムステルダムに現地法人を開設するなど、英国に拠点を置くブローカーがブレクジット後のEU圏内での事業継続のために新拠点を開設する動きが活発となっているが、今回のTFBの発表のようにEU圏内を拠点とするブローカーが英国に拠点を開設する流れも加速しているようだ。ロンドンは名実ともに世界の金融センターの一つとして機能しており、また、市場としても成熟していることから、グローバルな展開を行う企業にとって、ロンドンにおける拠点開設の重要性が増していると言えるであろう。合意なきハードブレクジットの実施が予想されるなど市場への悪影響が心配されるが、各社の企業努力により更に市場が活性化される事に期待したい。


Date

作成日

2019.06.12

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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