Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

フランス議会の財政委員会が匿名通貨の利用禁止を提案

フランス議会の財政委員会が匿名通貨の利用禁止を提案

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:27
フランス議会の財政委員会が匿名通貨の利用禁止を提案

update 2021.08.31 15:27

犯罪利用のリスクを懸念もテクノロジーの重要性は理解

フランス国民議会(Assemblée nationale, 所在地:126, rue de l'Université, 75355 Paris 07[1])の財政委員会は、ブロックチェーン技術や仮想通貨に関する報告書を提出し、その中で、様々な犯罪利用のリスクにつながることへの懸念から、匿名性の高い取引を目的とした仮想通貨の利用禁止を提案していることが、明らかになった。

この報告書は、ブロックチェーン技術や仮想通貨の幅広い利用に否定的な意見を提すものではないが、財政委員会の院長であるÉric Woerth氏は、仮想通貨の利用拡大がマネーロンダリングや脱税、詐欺などの犯罪を助長することを指摘している。特にWoerth氏は、個人の特定を避けるように設計された匿名通貨による影響を危惧しており、利用を禁止することが適切な措置であることを報告書の中で言及した。

しかしながら、Woerth氏は、匿名通貨に関しての分類については触れておらず、例えば、オプションとしてプライバシー機能が付随している仮想通貨と、通常の設定で匿名送金を実行するモネロ(Monero)の様な仮想通貨を同一視しているようだ。

ジーキャッシュ(Zcash)に関していえば、仮想通貨取引所のジェミニを運営するウィンクルボス兄弟は、自社のプラットフォームに匿名通貨として有名なジーキャッシュをリスティングした際、プライバシー機能がオプションとなっている仮想通貨の方が規制当局にとっても受け入れやすいと述べている。先日、英大手通信企業のクラウドネットワークBT Radianz Cloudにジェミニが加盟したことが報道されており、信頼性の高い取引所として認知されている。

財政委員会が発行した報告書は、匿名通貨の利用については明確に反対しているが、その他の仮想通貨やブロックチェーン技術に関しては、敵対的なアプローチは示されていない。Woerth氏も、新しいテクノロジーを利用する重要性に関しては理解を示しており、市場全体の利益を守るためには、仮想通貨の用途を区別してより適切な規制を確立しなければならないとコメントしている。

release date 2019.03.07

出典元:

ニュースコメント

各国で厳格化する匿名通貨取引への対応

特に先進国地域では、匿名通貨と呼ばれる種類の仮想通貨の取引が禁止または制限されており、国際的な包囲網が敷かれていることもあって、各国政府の対応は年々厳しくなる一方である。日本市場では、2018年5月以降、自主規制団体の日本仮想通貨交換業協会が、匿名通貨の取り扱いを禁止してから、モネロ、ジーキャッシュ、ダッシュ(Dash)、オーガー(Augur)などが仮想通貨取引所から除外されている。また、2018年12月に金融庁が提出した仮想通貨に関する規制草案にも、匿名通貨のリスティング規制について記載されている。米国では、前述の通り、一部の匿名通貨がコインベースやジェミニなどの大手取引所で取引可能となっているが、決して全面的に歓迎されているわけではない。犯罪利用を懸念するアメリカ合衆国国土安全保障省は、匿名通貨のブロックチェーンを解析する技術の開発に興味を示している。詳細は明かされていないが、これが現実のものとなれば、匿名通貨の犯罪利用を未然に防ぐ抑止力となる可能性があるとのことだ。テクノロジーに投資することで解決を目指す方法もひとつの手段だと言えるが、最終的にフランス政府はどのような対応を取るのだろうか。


Date

作成日

2019.03.07

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

Bybitが日本向けサービス終了を発表!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybit(バイビット)が2025年12月22日、日本居住者向けのサービス提供を段階的に終了すると発表しました。本記事ではBybitの発表内容や、仮想通貨入出金を利用する海外FXユーザーへの影響、Bybitの代わりとなる送金ルートなどを解説します。
update2025.12.24 19:00

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

【実測】Exnessのゴールドスプレッドで損しない!「最狭口座」はコレ一択

Myforex編集部では4ヶ月間にわたってExnessのゴールド(XAUUSD)のスプレッドを徹底調査しました。本記事では、Exnessのゴールド取引にかかるスプレッドだけでなく、どの口座タイプを選べばよいかまで解説します。
update2025.12.09 10:30

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル