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FXCM、トレーディングセントラルの分析ツールを活用

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update 2022.05.26 16:28
FXCM、トレーディングセントラルの分析ツールを活用

update 2022.05.26 16:28

投資分析力の向上や取引環境の最適化などを模索

大手海外FX・CFDブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】は、投資分析力の向上や商品ラインナップの拡充及び顧客の取引環境の最適化を図るべく、投資戦略と金融市場動向に関する情報提供を行うリサーチ会社であるトレーディングセントラルの分析ツールを活用していくことを発表した。[2]

FXCMはトレーディングセントラルとの提携関係を強化することにより、FXCMが提供するHTML5ベースのウェブ版取引プラットフォームであるTrading Station Web2.0.と、トレーディングセントラルの分析ツールの機能統合を図るようだ。これにより、FXCMの顧客向けに、専門家による精緻な市場分析や機関投資家向けの高度な投資戦略、更には金融市場環境に応じたリスクリターン率などを提供できるようになる模様である。

一方でトレーディングセントラルは、MetaTrader4を含め、多岐に亘る取引プラットフォーム上で、すぐに利用することができるソリューション提供を行っている。FXCMとの提携関係を強化することにより、トレーディングセントラルのオンラインポータルやFXCMの端末にログインすることで、日々のニュースレターやその他の機能を存分に利用することが可能になると言う。

FXCMとトレーディングセントラルが提携関係を強化するにあたって、FXCMのCEOであるBrendan Callan氏とトレーディングセントラルのCEOであるAlain Pellier氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

この度トレーディングセントラルのリサーチ機能との統合により、トレーディングセントラルが誇る様々な分析ツールを利用することができるようになります。我々は、トレーダーの皆様がより効率的で効果的な投資を手掛け、トレーディングの世界で成功を収めるべく有益となり得るツールの全てを提供していく考えであります。

Brendan Callan, CEO of FXCM - GLOBENEWSWIREより引用

我が社はこれまでの20年間に亘り、投資家の皆様が確固たる根拠を持った投資判断を下せるよう、すぐに利用可能で、且つ信頼できる付加価値の高いリサーチ情報の提供に努めて参りました。FXCMとは2005年以来強固なパートナー関係を構築しておりますが、この度FXCMのプラットフォームと我が社の分析ツール機能を統合し、有益な情報提供を行うことで、更なる取引参加者の拡大を期待しております。

Alain Pellier, CEO of Trading Central - GLOBENEWSWIREより引用

なお、FXCMはビットコインCFDの提供を開始したことを皮切りに、2019年に入ってFXCMはイーサリアムCFDの提供も開始するなど、新たに仮想通貨関連商品の拡充も計画しているようだ。一方のトレーディングセントラルは、ニューヨークや香港、パリ、ロンドン、オタワにオフィスを構え、85万を超える金融商品の分析を行う投資リサーチ業界の世界的リーダーとして確固たるプレゼンスを確立している。

FXCMにとっては、トレーディングセントラルが提供する付加価値の高いリサーチ情報を活用することで、更なる顧客取引の拡大が期待できよう。

release date 2019.02.06

出典元:

ニュースコメント

新しくなったTrading Station Web2.0

FXCMとの提携が発表されたトレーディングセントラルは、チャート分析、為替動向の予測、キーレベルなどに焦点を当てた製品など、多くの機能を搭載したテクニカル分析ツールをトレーダーへ提供しており、あらゆる角度からの相場分析や、相場展開を自動予測し、初心者から上級者まであらゆる階層のユーザーに最適な取引ツールを開発している。今回、FXCMのTrading Station Web2.0に追加された新機能には、ボタンひとつで主要なマーケットに接続できるという高い利便性の他、24時間利用が可能で市場状況の変化に応じて随時更新される取引動向や、レジスタンスラインやサポートライン、ピボットポイントやキーレベルを包括して表示するチャートに加え、ブラウザ上のウィジェット(アプリケーション)も新しくなり、従来のTrading Station Webと比べてよりシームレスでストレスのない直観的な操作で取引できるとのことだ。より使いやすくなった取引ツールで幅広いユーザーの獲得を期待できるだろう。


Date

作成日

2019.02.06

Update

最終更新

2022.05.26

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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