Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

FXCM、イーサリアムCFDを開始

FXCM、イーサリアムCFDを開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.26 16:35
FXCM、イーサリアムCFDを開始

update 2022.05.26 16:35

需要高まる仮想通貨CFDを今後も追加提供する意向

大手海外FX・CFDブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】が、仮想通貨業界で2番目の人気を誇るイーサリアム(Ethereum)のCFD取引サービスを開始することが明らかとなった。

2017年と2018年の両年、多くのリテールブローカーが仮想通貨分野の商品・サービス提供に向け体制整備を急速に進めていたが、2018年10月にFXCMはビットコインCFDの提供を開始し、競合ひしめく仮想通貨業界への参入を果たしている。その際には、近い将来に新たな仮想通貨CFDを追加提供する意向も示していたが、この度イーサリアムCFDの提供を開始したことから、FXCMが需要高まる仮想通貨関連商品を継続的に提供していく意向であることが伺えよう。

他方で、Admiral MarketsやPlus500、ICM CapitalなどFXCMと同じく英国を地盤とする有力ブローカーや、米国最大のFXブローカーであるForex.comとCity Indexという2つのブランドを運営するGAIN Capitalなど多くのライバルも、成長著しい仮想通貨業界にて収益機会を虎視眈々と狙っている状況だ。それらのブローカーの中には、英国やヨーロッパ、オーストラリア、シンガポール等の顧客向けに、低レバレッジでロング・ショート両ポジション対応の仮想通貨関連の店頭(OTC)デリバティブや先物取引のサービス提供を行っている。また、スプレッドベッティング取引による利益は非課税というメリット特性を活かす形で、仮想通貨関連サービスを提供するブローカーも存在感を強めている模様だ。FXCMに関しては、現物市場におけるヘッジングポジションの取得の難しさから、多くの原資産の代替として用いられるCFDとして仮想通貨関連商品の提供を拡充していく意向であり、ブローカーによってその戦略性の違いを伺い知ることができよう。

イーサリアムCFDを開始するに際し、FXCMのCEOであるBrendan Callan氏は、以下のようにコメントしている。

ビットコインCFDサービスが軌道に乗り始め、且つお客様からの需要も強いことから、この度イーサリアムCFDの取扱いを開始する決断に至りました。我々は、更に新たな仮想通貨CFDを追加投入する予定でもあります。仮想通貨に関しては、特に個人投資家の間で、ロング・ショートポジションを持てる特性を活かした仮想通貨CFD取引への需要が強く、急速に人気が高まると共に多くの投資機会を生み出しております。そして、我が社にとって仮想通貨CFDの提供はこれが初めてではないことから、これまでの経験・ノウハウを活かし、今後も競争力のある仮想通貨関連商品の提供を続けて参ります。

Brendan Callan, CEO of FXCM - globenewswireより引用

先日、2018年12月期のFXCMの取引高が堅調に推移したことが明らかとなったが、この度新たに提供開始されるイーサリアムCFDも含め、顧客からの需要が強い仮想通貨CFDの取引が増加することで、FXCMの業績が大きく拡大していくことが期待されよう。

release date 2019.01.15

出典元:

ニュースコメント

需要が高まる仮想通貨CFD

仮想通貨CFD取引とは、仮想通貨そのものを資産として保有することなく、原資産として仮想通貨の値動きに対してポジションを取る手法である。仮想通貨ブームが起きた2017年には仮想通貨CFDを提供するブローカーが続出したが、その価格の不安定さ流動性の確保の難しさから、取扱いが一時的に停止される事態も発生していた。しかし、最近の仮想通貨価格は以前より安定を見せており、CFDとしての仮想通貨取引も盛んに行われるようになっている。なお、投資家はFXCMのような大手ブローカー利用して仮想通貨取引を行うことで、仮想通貨取引所へ資金を預けるリスクを回避するメリットを享受できる。また、入出金や取引が簡単であるほか、ブローカーによっては追証なし等のサービスを提供しており、仮想通貨投資への敷居が低くなることも利点となるだろう。2018年12月期おいて好調な結果を残し、この度イーサリアムCFDを追加したFXCMであるが、仮想通貨CFD取引サービスが今後の業績に貢献していくのかにも注目していきたい。


Date

作成日

2019.01.15

Update

最終更新

2022.05.26

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

豪華なのに難しい?XMTradingが開催中のクリスマス入金ボーナスプロモーションは「アリ」なのか?

XMTradingで最大$25,000を獲得できる入金ボーナスキャンペーンが開催され注目を集めています。一見すると豪華なキャンペーンにみえますが、一般的な入金ボーナスとは条件が異なり、一部では条件が厳しいとの声もあります。本記事では、参加する価値のあるイベントなのかを説明します。
update2025.11.26 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

Exnessの乗り換え先としてXSはアリ?スペックを比較

取引環境の良さから玄人にも人気のExnessですが、最近は出金トラブルなどが発生しており、今後の取引環境に不安を抱くユーザーも増えています。本記事では、有力な乗り換え先であるXS.comと取引環境・条件を比較し、乗り換え先として相応しいかどうかを検討します。
update2025.11.20 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

2025年以降、SwiftTraderで出金拒否・遅延の報告がSNSで相次いでいます。本記事では報告されている出金トラブルのほか、GEMFOREXとの類似点やSwiftTraderをおすすめしない理由を説明します。
update2025.10.16 19:30

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00
promotion promotion

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル