Select Language

ビットウォレット、KYC強化に向けワールドチェック導入

ビットウォレット、KYC強化に向けワールドチェック導入

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:27
ビットウォレット、KYC強化に向けワールドチェック導入

update 2021.08.31 15:27

コンプライアンスおよび不正利用防止対策を強化

オンラインペイメントサービスのbitwalletを運営するbitwallet PTE. LTD.(本社:#18-96 The Central, 8 Eu Tong Sen Street, Singapore[1])【以下、ビットウォレットと称す】は、14日、コンプライアンスの強化と不正利用の防止を目的に、KYCソフトウェアを導入することを発表した。

昨今、マネーロンダリングなどの犯罪防止策として、金融機関は口座開設時に個人情報の提供、KYCが必須となっている。この度、ビットウォレットが導入するKYCソフトウェアは、ワールドチェック(World-Check)と呼ばれるものである。ワールドチェックは、ニューヨークを拠点とする金融テクノロジー企業であるRefinitiv(本社:3 Times Square New York, New York 10036, United States[2])によって開発されたKYCソフトウェアであり、各国の規制に準拠し、実に200か国の権威筋のソースから情報を収集している。また、潜在的な金融犯罪を特定できるよう、信頼性の高い情報を継続的に金融機関等へ提供も行っている。ビットウォレットはこれまでも、身分証明書や現住所証明書以外に、IDセルフィー(身分証明書と本人の顔が一つの画像内に収められて撮影された書類)の提出を求めるなど、本人確認の手段をより確実な方法に変更し不正利用などの防止に努めてきたが、今回新たにワールドチェックを導入することで、これまで以上にコンプライアンス、および不正利用防止対策が強化されることになるだろう。

なお、11月にもバイナンスがワールドチェックを、KYC強化の目的に導入する計画を明らかにしており、仮想通貨業界にもこのようなソフトウェアを導入し不正防止対策する流れが浸透しつつあるようだ。

bitwalletは、10月より各機能のバージョンアップを行っており、まさにリニューアルの真最中である。すでに入金や仮想通貨の両替・交換・売買のアップデートが完了しており、ますます使い勝手の良いウォレットへと変身を遂げている。間もなく全てのアップデートが完了予定であるが、この度のワールドチェック導入によりさらにセキュリティ面が強化されることで、これまで以上に安心して利用できるオンラインウォレットになるだろう。

release date 2018.12.14

出典元:

ニュースコメント

進化を続けるbitwallet

近年、深刻化するマネーロンダリングなどの国際的な犯罪防止のために、KYCの重要性が再認識されている。その動きは、仮想通貨業界でも同様であり、仮想通貨の取引が活発化した昨年から各国の規制当局は規制の整備に追われている。12月のG20においても、仮想通貨が生む新たなリスク回避としてAMLについて議論されていることから、今後、仮想通貨業界においてもKYC強化が求められることは間違いなく、この度のbitwalletの動きはこのような現状にいち早く対応したことが考えられる。bitwalletでは、今年1月に新たな本人確認の手段としてIDセルフィーを導入し、従来の身分証明書と現住所証明書の2点による本人確認方法から一歩進んだより確実な方法でのKYCを行ってきた。今回ワールドチェックを導入することで、今まで以上に精度の高い不正検知のフィルタリングが可能となり、さらに安全な決済環境が整うことになる。ワンランク上のオンラインウォレットになるであろうbitwalletに期待が膨らむ。


Date

作成日

2018.12.14

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル