Select Language

Libertex、大麻株式CFDを5種類追加

Libertex、大麻株式CFDを5種類追加

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.04 13:26
Libertex、大麻株式CFDを5種類追加

update 2022.07.04 13:26

需要拡大する大麻関連金融商品を投入し取引拡大を模索

キプロス証券取引委員会(CySEC)規制下のFX・CFD、仮想通貨関連ブローカーであるLibertex(本社:Gladstonos and Karaiskaki Street, off 31, Limassol 3032, Cyprus[1])は、2018年12月11日より新たに5種類の大麻株式CFDの取り扱いを開始したことを発表した。

Libertexでは、2018年5月に40種に及ぶ仮想通貨CFDを投入した他、8月には11種類の株式指数ETF関連CFDをリリースしており、それらに続く形でCFD商品の拡充を図っている状況だ。Libertexが新たに投入する大麻株式CFDは、大麻の生産・販売において世界で最も知名度の高い企業群であるティルレイ(証券コード:TLRY)やキャノピーグロース(証券コード:CGC)、アフリア(証券コード:APHQF)、クロノスグループ(証券コード:CRON)、そしてオーロラ・カナビス(証券コード:ACB)の5種類である。なお、Libertexの取引プラットホームは、Libertexの親会社であり、キプロス証券取引委員会より投資会社(Certified Investment Firm, CIF)ライセンスを取得しているIndication Investments Ltdにより運営されている。

新たなCFD商品の追加に際し、LibertexのCEOであるMichael Geiger氏は以下のようにコメントしている。

大麻は昨今、米国の各州で医療用大麻の合法化が相次いでいる他、カナダにおいても嗜好用大麻の合法化に踏み切っており、市場が急拡大しております。こうした市場環境を追い風に、非常に多くの企業が大麻草の栽培もしくは苗木から医療用大麻の生産に参入しているのが現状です。そして、我々のお客様である投資家も、自身のポートフォリオに加える大麻関連の投資先を求め、大麻関連市場に流入してきております。我々は、お客様の需要を満たすべく、我が社の取引プラットホーム上に、市場で最も関心の高い大麻株式CFDを追加できることを喜ばしく思っています。

Michael Geiger, CEO of Libertex - AFPより引用

2018年10月には、オンラインゲーム業界と金融業のビッグカンパニーであるPlaytechが運営する海外FXブローカーのMarkets.comが大麻関連ブレンドCFDの提供を開始している。急成長する大麻関連市場において、投資家からの需要の高まりを背景に、ブローカー各社が大麻関連の金融商品の拡充を急いでいる模様だ。Libertexにおいても、満を持して大麻株式CFDを投入することで、同社プラットフォーム上での取引拡大に繋げられるか注目されよう。

release date 2018.12.13

出典元:

ニュースコメント

大麻関連金融商品が注目される理由

今年の8月、コロナビールやモデロビールなどを販売する米国の大手アルコール飲料メーカーであるConstellation Brandsが、カナダで医療用大麻を製造するCanopy Growthの株式を大量取得すると発表したことがきっかけとなり、大麻ETFへ投資家が殺到した。このConstellation Brandsによる大型出資は、今後の米国内での大麻合法化の流れが加速する可能性をにらんだ戦略と見られているが、これ以降、大麻関連金融商品が注目され始め、その他にも、10月からカナダにおいて嗜好品としての大麻販売が合法化されることが発表されたことにより、今、大麻関連企業への投資に注目が集まっている。また、6月に国連の世界保健機構(WHO)が大麻の安全性を再検討した上で、大麻は比較的安全な薬物であると宣言をしており、これにより今後も大麻合法化への流れが勢いづくことが考えられ、世界中で大麻関連のビジネスが急拡大している。このような背景から、この需要に応えるべく引き続き大麻関連の金融商品を取り扱うブローカーが増加していくことが考えられ、ますます大麻関連の市場規模が拡大していくことが予想される。今後の動向に注目したい。


Date

作成日

2018.12.13

Update

最終更新

2022.07.04

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

【当サイト限定】FXONの口座開設でボーナス15,000円をプレゼント!既存ユーザーも対象

2025年8月1日より、FXONでの口座開設で15,000円のボーナスを獲得できる、当サイトMyforex限定のキャンペーンがスタートしました。この記事では、ボーナスの受け取り方法や注意点などを説明します。
update2025.08.01 19:30

【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも

みんなの銀行の口座を実際に凍結・解約されたトレーダーから当サイトに寄せられた情報をもとに、解約までの流れを一部始終紹介します。海外FXユーザーにとって、銀行口座凍結は決して他人事ではありません。海外FX利用時に注意すべき送金パターンも説明します。
update2025.08.12 19:00

Wiseでの海外FX入出金をおすすめできない理由とは?アカウント閉鎖の可能性も

海外FXユーザーの間で、Wiseを利用した送金が話題になっています。しかし、Wiseでの入出金はリスクが高いためおすすめできません。この記事ではその理由を説明します。
update2025.09.08 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル