作成日
:2018.11.22
2022.06.02 11:44
英国・ロンドンを拠点とするリテールブローカーであるFxPro(本社:13/14 Basinghall Street, City of London, EC2V 5BQ
)は11月22日、新たなウェブサイトをリリースしたことを発表した。デザインを刷新したことにより、FxProのコーポレートブランドを強化する狙いがある模様だ。新ウェブサイトは、閲覧するFxProの顧客や潜在顧客にとって、使い勝手の良い直感的なユーザー環境となっているほか、開発に数か月を要したという最高仕様のトレーディング環境は、複雑な取引プロセスがより簡潔になっており、リテールトレーダーに対し、よりユーザーフレンドリーなサービスを提供することが可能となっている。更に、FxProは顧客第一主義を採り入れたウェブコンテンツ・デザイン設計を行うと共に、ある種の広範なトレーディングコミュニティを形成する機会をも提供している。FxProの刷新されたウェブサイトからは、他のブローカーが用いるマーケティング手法と比較すると、より巧妙で優れた戦略性が見てとれ、よりユーザーフレンドリーな印象へと一新されている。
新ウェブサイトのリリースに伴い、FxProのCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)であるIlya Holeu氏は、以下のようにコメントしている。
我々はただ単に新たなウェブサイトを立ち上げたわけではありません。我が社がビジネスを遂行していくうえで核となる価値を表現し、新たにコーポレートアイデンティティを明確化させる目的があります。我々は我々自身が実践していることを信じ、そしてそのことをウェブサイトを刷新することで、より多くの人に発信していきたいとも考えております。
Ilya Holeu, CMO of FxPro - FinanceMagnatesより引用
欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority, ESMA)が導入したレバレッジ制限やバイナリーオプション取引禁止といった新規制により、軒並みリテールブローカー各社の業績に影響を与える中、ユーザーフレンドリーなウェブサイトへ刷新することは、顧客の取引を喚起する手法として有効といえよう。また、ブローカー各社は現在、損失リスクを度外視にして容易に利益を上げられるイメージを抱かせ顧客を勧誘することは禁止されており、強固な顧客基盤を構築するためには、よりユーザーフレンドリーな戦略が求められている。この点に関して現段階では、明確な戦略を持ってウェブサイトを刷新したFxProが優位性を発揮していると見受けられるが、近いうちに他のブローカーも効果的なマーケティング戦略を打ち出してくることが予想されよう。
release date 2018.11.22
この度、FxProはウェブサイトを一新することで、既存顧客に取引を促し、また新規顧客獲得に向けた新たな戦略を打ち出したようだ。同様の動きは他のブローカーでも既に見られ、11月初頭には大手海外FXブローカーであるFXCM Group, LLCの機関投資家向け部門であるFXCM Proがウェブサイトを再リリースしている。FxProは以前から新たな顧客層に対するブランド知名度アップへ向けたマーケティング戦略に力を注いでおり、今年8月にはサッカーやボクシングなどといった欧米で人気の高いスポーツに焦点を当て、FxProのYouTube動画広告をアップロードするなど、これまでにない新しい方法によるマーケティング活動を行っている。近年、多くのブローカーが、サッカーを始め、人気のスポーツ関連のチームやスポーツ選手とのスポンサーシップ契約を行いブランド力向上を目指しており、今後も引き続き新規顧客獲得に向けた新たなマーケティング戦略の競争が激化していくことが予想されている。
作成日
:2018.11.22
最終更新
:2022.06.02
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー