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Squareが第3四半期の業績を発表

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update 2021.08.31 15:27
Squareが第3四半期の業績を発表

update 2021.08.31 15:27

ビットコイン関連の売上は4,300万ドルを計上

モバイルカードリーダーと専用アプリケーションを展開する決済サービスプロバイダーのSquare, Inc.(本社:1455 Market Street, Suite 600 San Francisco, CA 94103, USA[1])【以下、Squareと称す】は、株主向けの報告書を公開し、第3四半期のビットコイン(Bitcoin)に関連する売上が4,300万ドルに達したことを明らかにした。

Squareは、昨年と比較すると、現在までに51%以上の売上増加を記録しており、前年同期比では68%もの増収となっている。今期のビットコインに関連する売上は全体の5%だったが、その利益額は、約50万ドルに達し、第2四半期よりも20%増加しているという。Squareは、取り扱う仮想通貨の種類を増やすことで、今後も売上や利幅が拡大していくことが予測される。公開された報告書では、調整後の収益から市場価格の変動などビットコイン取引に関する損金が差し引かれているが、このことに対し、Squareは、ユーザーのビットコイン利用をサポートする事業収益を、より的確に反映するための会計的な処理だとしている。

Squareが提供するアプリケーションCash Appは、PayPalのようにウェブ上で自由に資金を移動でき、加えて仮想通貨への投資も可能だという。Squareの幹部は、かねてより仮想通貨と法定通貨の橋渡しとなるソリューションを展開することを切望していたが、今年初めに決済ネットワークに関する特許を取得したことを受け、ビットコイン変革のための技術として高く評価している。

Squareのサービスは、ビットコインへの投資や保有以外にも多くの目的で利用されており、今後もさらに多くのユーザーを獲得し、業界を代表するサービスへと成長するだろう。Cash Appは、シームレスに仮想通貨を購入できる点が評価されており、Google Playストアで1,000万以上のインストールを記録している。PayPalには遠く及ばないとの見解もあるが、同社はまだ仮想通貨のサービス統合に苦戦しており、SquareのCash Appは、仮想通貨の利用という観点では先を行っていると言えるだろう。

release date 2018.11.09

出典元:

ニュースコメント

大手決済サービスも仮想通貨の統合を進める

仮想通貨を利用した決済サービスの開発は、市場でも最も注目される分野となっており、多くの企業やICOプロジェクトなどで積極的な取り組みが行われている。 今年10月には、オンラインペイメントサービスを提供するbitwalletがバージョンアップを発表し、ビットコインをはじめとする6種類の仮想通貨を取り扱うなど、今まで以上に充実したサービスを提供しており、日本人も多く利用している。また、今月初めには、オランダとベルギーなど欧州で決済サービスRapid Transferを提供するPaysafeが、子会社のNETELLERが提供する決済サービスとの仮想通貨ソリューションの統合を図っており、5種類の仮想通貨が取引可能となっている。また、比較的規制の厳しい米国に本拠を置くPaypalもVirWoXやWeSellCryptoといった外部サービスを利用することで、ビットコインやライトコイン(Litecoin)、ダッシュ(Dash)などの仮想通貨を購入することが可能である。これらの大手サービスと比較すると、Squareは、より直接的な方法で仮想通貨の利用や投資を実現しており、モバイルアプリケーションの利便性も高く、ユーザーの期待値も上がっていると言える。今後も、前述の大手決済サービスやその他のウェブウォレット事業者などの市場参入が考えられるが、仮想通貨での決済サービスが普及するためには、よりシンプルでセキュアなソリューションの登場が望まれるだろう。


Date

作成日

2018.11.09

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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