Select Language

TradingViewがFXStreetとパートナーシップ契約を締結

TradingViewがFXStreetとパートナーシップ契約を締結

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:22
TradingViewがFXStreetとパートナーシップ契約を締結

update 2021.08.31 15:22

TradingViewは提携を通じマーケットポジションの確立を目指す

ウェブベースのチャート作成ツールを提供するTradingViewは(本社:470 Olde Worthington Rd., Suite 200 Westerville, OH 43082 USA)10月1日、BtoC向けに最大級のFX関連ポータルサイトを運営するFXStreet(本社:Portaferrissa 7, 1r 2a Barcelona 08002 Catalonia Spain[1])とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

この契約により、今後FXStreetはTradingViewが提供する高機能チャートなどの広告カタログをFXStreetのパートナーブローカーへ提供することが可能になる。一方、TradingViewは、FXStreet、MyFXBook、ForexCrunch、eFXDataといった広告ネットワークに加わることになる。

この度のパートナーシップ契約締結に関して、TradingViewの副社長であるIskander malikov氏、FXStreetの創業メンバーであるFrances Riverola氏、FXStreetのCMOであるSergi Lopez氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々はFXStreetとパートナーシップ契約を締結できたことを喜ばしく思っております。この契約が両社にとって更なる価値を生み出す源泉となるとともに、我々のマーケットポジションが確固たるものになることを確信しております。

Iskander Malikov, Vice President of Operations at TradingView - Finance Magnatesより引用

MyFXBook、ForexCrunch、FXStreet、eFXDataといったサイトは、長年にわたりトレーダーに有益な情報を提供すべく常に改良を重ねています。TradingViewのツールは数年前に市場を席巻し、今では数百万人のユーザーに利用されていますが、そのTradingViewが我々の運営する広告ネットワークに加わることで、ポータルサイトの質を高めると共にサイトに訪れる閲覧者を増やすことにもつながると考えています。FXStreetにとってこれ以上にない契約を結ぶことができました。我々の広告ネットワーク運営の成功の秘訣は、お客様がトレードで成功をおさめるために有用な情報を提供し、そして我々の広告主のために多くの閲覧者が訪れるサイトを持つパートナーと手を組むことであります。

Francesc Riverola, founding member of FXStreet - Finance Magnatesより引用

この度のパートナーシップ契約を締結できたことを大変嬉しく思っております。我々は、常にパートナーブローカーにとってマーケティングを行う対象を拡大させるだけでなく、新たなより良いプラットフォームを構築することで多くのトレーダーを引きつけ、様々な広告機会をパートナーブローカーへ提供していくことを心掛けております。TradingViewは、ソーシャルサービスを通じ、多くのトレーダーが集い取引アイデアを共有するとともに、ネイティブ型広告(ウェブサイトのページやアプリのコンテンツに溶け込んだデザインで表示される広告)を掲載することもできるプラットフォームを提供しているところが大変魅力的であります。この契約が、我々のパートナーブローカーにとって多くのマーケティング機会をもたらし、素晴らしい成果をあげることを期待しております。

Sergi Lopez, Chief Marketing Officer at FXStreet - Finance Magnatesより引用

Trading Viewは、主要な取引所や市場の全てをカバー領域とし、株式やコモディティ、債券、FX、ビットコインなどの仮想通貨、経済データといった多様な投資関連チャート作成ツールを提供している。過去には、分析ツールForex Heat Mapウィジェットをリリースしている。FXStreetは、FX関連ポータルサイトの運営を通じ、ブローカー向けにディスプレイ広告や推薦ブローカーリストの掲載、スポンサーシップ契約の締結、カスタムソリューションやリードジェネレーション(見込み顧客獲得)の提案を行っている。Trading Viewが追加されたことにより、現在FXStreetの広告ネットワーク利用は1,000万回を超え、ページ閲覧に至っては1億3,800万回を超えているという。

release date 2018.10.2

出典元:

ニュースコメント

TradingViewのトレーディングプラットフォーム型広告ユニットとは

TradingViewには毎月100を超える国々の株式、先物、外国為替、仮想通貨などに関心が高い、熱心なトレーダーや投資家ら8200万人以上からのアクセスがある。一日当たりでは81万人以上のアクセスがあり、一回の平均滞在時間は16分以上とのことである。ユーザーはトレーディングプラットフォーム上でその殆どの時間をマーケットのチェックやチャート分析、チャットの利用に費やしているが、同時に、数多くのチャートを公開している。それらは他のトレーダーによって閲覧、分析され、他のトレーダーが市場をどの様に考えているのかを知ることができ、利益となる投資になるか判断を下す際などに多く活用されている。TradingViewの広告ユニットは、チャート並びにチャート説明部分とコメント部分の間に掲載され、ユーザーのアクティブな学習意欲にリーチするにはとても効果的であるといえる。毎年1.8兆以上の広告が閲覧されないまま終了していると言われている中、同社のネイテイブな外観のバナーやロゴは何十万ものトレーダー達の目に留まり、プラットフォームに溶け込んだ形で注目を集めている。また、ソーシャルメディアとしての機能も併せ持つTradingViewは、SNSなどでも多く使用されており、同社が提供するチャート作成ツールは、高機能、高性能かつ、使い勝手がよいことから非常に人気がある。今年3月には、米国の大手仮想通貨取引所であるポロニエックスとTradingViewがパートナー契約を締結するなどビジネスの拡大を進めるTradingViewに今後も注目していきたい。


Date

作成日

2018.10.02

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル