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update2025.04.14 (月) 19:00
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Galaxy DAO被害者のSNSの投稿が話題、マイページもログイン不可に

2025年4月11日に、X(旧Twitter)上に、GEMFOREXを炎上させるとする投稿がポストされ、元GEMFOREXユーザーの間で話題になっています。近日中に集めた情報を公開するとしており、詳細は不明ながら元ユーザーの間で、にわかに盛り上がりを見せています。GEMFOREXは2023年に破綻した海外FX業者で、破綻時に取引口座に残されていたトレーダーの資金は未だに返金されていません。2025年3月にGEMFOREXの事業を引き継いだGalaxy DAOが出金申請の受付を開始したものの、現在公式サイトのマイページにはログインできなくなっており、実際に出金が実現するのか依然として不透明な状況です。本記事では、Xユーザーの投稿内容や現在のGalaxy DAOの状況を解説します。目次[非表示]「炎上させる」宣言がSNSで話題GEMFOREX関係者の情報かGalaxy DAOのGBOND管理ページがアクセス不能にGEMFOREX騒動に進展か「炎上させる」宣言がSNSで話題2025年4月11日に、元GEMFOREXユーザーと思われる人物がX上で、近日中にGEMFOREXを炎上させる投稿を行うことを宣言しました。投稿者は「協力者のおかげでかなりの資料が揃った」としており、GEMFOREXに関連する何らかの情報を公表する予定のようです。GEMFOREX関係者の情報か具体的な発表内容については、現時点では明かせないとしていますが、当該ポストでは「来週炎上させます」との記述があるため、4月14日から19日の間に何らかの動きがあると見られます。今回注目を集めているXアカウントの過去の投稿を確認すると、GEMFOREX関係者とされる人物の情報、関連会社などについて調べていたようです。投稿者は、IBサイトや海外FX紹介サイト、オープンチャットなどで情報を拡散させるとしています。また、GEMFOREXユーザーだけではなく、AssassinFXやFX Fairといった詐欺が疑われているFX業者の元ユーザーに対しても、拡散などの協力を呼びかけています。詳細は不明ですが、GEMFOREX関係者に対して圧力をかける目的があると考えられ、SNSやオープンチャットでは同調するユーザーの投稿が散見されます。Galaxy DAOのGBOND管理ページがアクセス不能にSNSでの盛り上がりとの関連は不明ですが、4月14日時点でGalaxy DAOの公式サイトでは、マイページにログインできなくなっています。ログインページにアクセスすると、522エラーが表示されます。522エラーは、Galaxy DAOが利用しているCDN(コンテンツ配信ネットワーク)に、障害が発生した際に表示されるエラーです。エラーが表示される原因はさまざまですが、CDNとサーバーの接続を確立できないときなどに表示されます。そのため、CDNとGalaxy DAOのサーバー間でネットワーク障害が発生しているか、サーバー自体がダウンしている可能性があります。タイミングがタイミングなだけに、Galaxy DAOが逃げたのではないかと考えるユーザーもいるようです。GEMFOREX騒動に進展か2025年3月には、GEMFOREXの事業を引き継いだとされるGalaxy DAOは、元GEMFOREXユーザーに対してOTC取引による出金受付を開始する旨のメールを送信していました。しかし、破綻騒動から時間が経過しており、出金の実現に懐疑的なユーザーが多くネット上ではそれほど話題になりませんでした。どのような情報が発表されるのか明かされていませんが、ユーザーの反応を見るとGEMFOREX騒動が再燃するきっかけになるかもしれません。GEMFOREXは海外FX業者であるため、現状では国内の元ユーザーが資金を取り返すのは難しいとされています。しかし、投稿者の狙いどおり、大きな動きに発展すれば事件として当局の目に留まる可能性があります。GEMFOREX・Galaxy DAOユーザーは、今後しばらくはこまめに情報をチェックすべきでしょう。
update2025.04.11 (金) 19:30
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨KERNELの将来性は?リステーキングを推進するKernelDAOを解説

仮想通貨(暗号資産)KERNELは、リステーキング(再ステーキング)のためのエコシステムを提供する「KernelDAO」のネイティブトークンです。2025年4月1日には、大手取引所Binance(バイナンス)がメガドロップでKERNELの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。 当記事では、仮想通貨KERNELの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨KERNELがBinanceメガドロップに登場仮想通貨KERNELとはKernelDAOの製品カテゴリーSNSでの反応仮想通KERNELの将来性リステーキング市場でのポジション強化多角的な製品展開による成長性戦略的なエコシステムの拡大仮想通貨KERNELのトークノミクスKERNELの配分先と比率エアドロップのスケジュールKERNELの使い道リステーキング市場を牽引できるか仮想通貨KERNELがBinanceメガドロップに登場2025年4月1日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、メガドロップでの仮想通貨(暗号資産)KERNELの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceメガドロップは、Binanceが提供するトークンローンチプラットフォームです。仮想通貨BNBをステーキングしたり、Binance Web3ウォレットを使ってクエストを完了することで、ポイントを獲得できます。このポイント数に応じて、各ユーザーにKERNELが分配されるようです。 Binanceメガドロップ関連に割り当てられるのは、合計8,000万KERNEL(総供給量の8.00%)です。そのうち4,000万KERNEL(総供給量の4.00%)がメガドロップトークン報酬として配布されます。残りの4,000万KERNELは、上場から6ヶ月後に他のマーケティングキャンペーンに割り当てられる予定です。KERNELのメガドロップは、2025年4月9日午前9時〜4月14日午前8時59分(日本時間)まで開催されます。その後、KERNELは2025年4月14日午後9時(日本時間)にBinanceに上場する予定です。仮想通貨KERNELとは仮想通貨(暗号資産)KERNELは、リステーキングのためのエコシステムを提供する「KernelDAO」のガバナンストークンです。画像引用:KernelDAOリステーキングとは、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上のプロトコルEigenLayer(アイゲンレイヤー)によって考案された新しい仕組みです。イーサリアム本体でステーキングをしつつ、別のプロジェクトでも再度ステーキングする仕組みのことを指します。KernelDAOには「Kernel」「Kelp」「Gain」の3つの製品カテゴリーがあります。これらはリステーキング市場において、それぞれの用途に応じて戦略的に配置されています。そして仮想通貨KERNELは、これら3つの製品を統合するエコシステム全体の共通トークンとして機能しています。画像引用:BinanceKernelDAOの製品カテゴリーKernelDAOは、以下の3つの製品カテゴリーで構成されています。KernelKelpGainKernel画像引用:KernelDAOKernelは、BNBチェーンにおける共有セキュリティを提供するプロトコルです。独自の分散バリデータネットワークを通じて、従来の10分の1以下のコストで高いセキュリティを提供できる点が特徴です。2024年12月のメインネットローンチ以降、数週間で3億ドル以上のTVLを達成し、Mira NetworkやElectronZKなど25以上のプロジェクトがエコシステムに参加しています。Kelp画像引用:KernelDAOKelpは、イーサリアムのリキッドリステーキングプラットフォームとして、リキッドリステーキングトークンの「rsETH」を提供しています。2025年4月8日現在、イーサリアム上で2番目に大きなリキッドリステーキングトークンプロトコルとなっており、約20億ドルのTVLと40万人以上のユニークユーザーを獲得しています。また、AaveやCompoundなどの50以上のDeFiプラットフォームとの統合も進んでおり、イーサリアムエコシステム内の存在感も増してきています。Gain画像引用:KernelDAOGainは、ユーザーが複数の報酬を簡単に獲得できる自動運用型の資産保管庫(ボールト)です。ユーザーは資産を預けるだけで、複数のエアドロップや報酬機会に自動的に参加できます。Airdrop Gain VaultやHigh Gain Vaultといったプロダクトがあり、ローンチから数週間で2億ドル以上の資産を集めました。将来的にはビットコインや現実世界の資産(RWAs)市場への拡張も計画されているようです。SNSでの反応X(旧Twitter)では、KernelDAOの実績やトークン生成イベント(TGE)の実施に期待する投稿が見られました。特に、Binanceメガドロップでの取り扱いを受けて関連する投稿数も増えており、期待が高まっていると言えるでしょう。一方、仮想通貨(暗号資産)KERNELはBinance(グローバル版)に上場予定であるため、日本語での情報発信はあまり見られません。仮想通KERNELの将来性仮想通貨(暗号資産)KERNELの将来性について、以下の3点から考察します。リステーキング市場でのポジション強化多角的な製品展開による成長性戦略的なエコシステムの拡大リステーキング市場でのポジション強化KernelDAOはリステーキング市場において、すでに一定の地位を築きつつあります。イーサリアム上のKelpは、rsETHを通じて約20億ドルのTVLを獲得し、40万人以上のユニークユーザーを抱えています。また、BNBチェーン上のKernelも数週間で3億ドル以上のTVLを達成し、25以上のプロジェクトがエコシステムに参加しています。このような市場でのポジションの強さにより、KernelDAOは今後、リステーキング市場の成長を牽引する立場となる可能性があります。多角的な製品展開による成長性KernelDAOはKernel、Kelp、Gainという3つの製品カテゴリーを通じて、異なる市場セグメントをカバーする戦略を取っています。また、2025年以降のロードマップには、ビットコインやステーブルコイン、現実世界の資産(RWAs)市場への拡張も計画されており、これにより新たな市場への参入も可能になります。この多角的な製品展開が、KERNELの価値や利用範囲の拡大に貢献すると考えられます。戦略的なエコシステムの拡大KernelDAOは4,000万ドルのエコシステムファンドを立ち上げており、Laser Digital、SCB、Cypher Capital、ArkStreamなどと協力して、積極的なエコシステム拡大を推進しています。また、2025年4月のTGE(トークン生成イベント)とBinanceメガドロップによる注目度の向上は、KERNELの認知度と流動性を高める機会となります。さらに、コミュニティ重視の方針に基づき、トークン総供給量の55%がコミュニティ報酬に割り当てられている点も、長期的なエコシステムの成長と参加者の増加につながると考えられます。このような戦略的な取り組みにより、KERNELの価値向上と市場での地位確立が期待されます。仮想通貨KERNELのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)KERNELの総供給量は10億 KERNELで、Binance(バイナンス)上場時はそのうちの16.23%が放出される予定です。KERNELの配分先と比率KernelDAOはコミュニティファーストを方針として掲げており、トークンの大半をコミュニティへの報酬に割り当てています。配分先配分比率コミュニティ報酬55.0%(内訳は以下)・20.0%:複数シーズンにわたるエアドロップ・35.0%:エコシステム参画に対する報酬プライベート販売枠20.0%チーム&アドバイザー20.0%エコシステムパートナー5.0%画像引用:KernelDAO2025年4月8日時点で判明しているトークンのリリーススケジュールは、以下の画像のようになっています。なお、詳細なロック解除スケジュールはTGEの直前に公開されるようです。画像引用:BinanceエアドロップのスケジュールKERNELは、総供給量の20%をエアドロップで分配をする方針です。エアドロップは3回に分けて実施され、本記事執筆時点(2025年4月8日)では第2期が進行中です。また、第3期の実施日程は後日公開予定となっています。画像引用:KernelDAOKERNELの使い道仮想通貨KERNELには、以下のような使い道があります。シェアードセキュリティの提供スラッシング保険としての機能ガバナンスへの参加シェアードセキュリティの提供ステーキングされたKERNELは、Kernelプラットフォーム上で構築されたアプリケーションの経済的セキュリティとして利用できます。スラッシング保険としての機能ステーキングされたKERNELは、rsETHおよびKernelプラットフォームに関連するスラッシングイベントに対する保険として機能します。ガバナンスへの参加KERNEL保有者は、プロトコルのガバナンス決定に投票することができます。リステーキング市場を牽引できるか仮想通貨(暗号資産)KERNELは、KernelDAOが普及することで価値向上が期待できます。リステーキング市場をKernelDAOが牽引する立場になれば、利用者のさらなる増加も見込めます。今後は、BinaneメガドロップやTGEで集まる注目を追い風にできるかどうかが鍵となりそうです。また、エアドロップや上場後のキャンペーンなどは進行中であるため、最新の動向にも注視すると良いでしょう。
update2025.04.11 (金) 19:00
暗号資産 話題のニュース

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードという決済カードを発行している「オオカミプロジェクト」の仮想通貨(暗号資産)です。海外取引所のMEXC(メクシー)に上場しており、国内企業のGFA Capital株式会社がオオカミコインへの投資を発表するなど、一定の実績は報告されています。一方、SNS上では怪しいという声も多く見られ、「ウォレットから出金できない」「カードの発送が遅延している」といったネガティブな投稿が確認できます。本記事では、オオカミコインの概要や特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。目次[非表示]オオカミコイン(OKM)とはオオカミカードの種類と特徴オオカミウォレットと連動オオカミプロジェクトの運営者その他の関係者と運営会社オオカミコインの価格チャートSNS上での評判オオカミコインの怪しいポイントデビットカードではないかとの指摘ウォレットから出金できないカードの発送が遅延している社会貢献活動の実態怪しいプロジェクトの見極め方運営の透明性を確認する過度な利益を約束している場合は注意実績や評判を調査するサービス利用や投資判断は慎重にオオカミコイン(OKM)とはオオカミコイン(OKM)は、「オオカミプロジェクト」が発行する仮想通貨(暗号資産)です。画像引用:OKAMI CARDオオカミプロジェクトは、「オオカミカード」という決済カードを発行しています。オオカミカードは専用のオオカミウォレットと連動しており、ウォレット内の仮想通貨を使って支払い決済ができる仕組みとされています。公式サイトには、DOGEやSHIBなど人気ミームコインの保有者(イヌホルダー)を救うための施策が備わっていると記載されており、「仮想通貨における資産形成の入口(増やす)から出口(使う)までの全てを一元化した世界初の暗号資産構築スキーム」を謳っています。また、プロジェクトを通して、殺処分される動物を救う基金の設立や、動物保護団体と連携し、社会貢献活動を行っていくとの記載も見られます。オオカミカードの種類と特徴オオカミカードは、「世界最高峰のプライベートセキュリティカード」を謳っており、以下の3種類のカードを提供しています。また、「ニホンオオカミカード」という特別なチタンカードも存在すると紹介されています。画像引用:OKAMI CARD詳細はわからない部分もありますが、公式サイトでは、これらのカードの特徴として以下が挙げられています。法定通貨への変換が不要で、直接決済できるエアドロップ機能があり、上位カードほど優位に使えるオオカミコインの価値が上がる仕組みが導入されている全国のATMで日本円の引き出しが可能Apple Payなどのキャッシュレス決済に対応オオカミウォレットと連動オオカミウォレットは、オオカミカードと連動した専用ウォレットで、異なる種類の仮想通貨を一元管理できるとされています。公式サイトでは、これまで複数のウォレットが必要だった仮想通貨の管理が1つのウォレットで完結し、ログイン情報の紛失リスクも避けられると紹介されています。オオカミプロジェクトの運営者公式サイトでは、オオカミプロジェクトの代表として、望月こうせい氏が紹介されています。画像引用:OKAMI CARD 1974年8月生まれでドバイ在住とされ、「オオカミ財団代表」という肩書きが掲載されています。また、自己紹介文では以下のような実績が記載されています。借金600万円の貧乏サラリーマンから、年収3億円稼ぐ独自メソッドを構築2022年にシンガポールからドバイへ拠点を移し、仮想通貨や不動産投資を行う著書6冊を出版一方、SNS上ではネガティブな声も見られ、望月氏を「情報商材屋」「ドバイ在住の詐欺師」と批判する投稿も見られます。その他の関係者と運営会社公式サイトでは、他にも以下の2名が紹介されています。画像引用:OKAMI CARD長田忠千代氏1956年10月生まれ。2010年に三菱UFJ銀行の常務執行役員、2012年同行の代表取締役に就任。現在は、一般財団法人メタバース推進協議会や一般社団法人生成AI活用普及協会の理事などを務める。木内正胤氏1964年10月生まれ。三菱商事の創始者・岩崎弥太郎の玄孫として生まれ、自身も三菱商事に入社し、現役幹部を務める。また、第一国立銀行の創設者・渋沢栄一が木内氏の曾祖父にあたる。なお、英語版の公式サイトによると、運営会社は「Motty HK Limited」という名前で、所在地は香港にあるとされています。しかし、日本語版サイトではこの会社情報は明示されていません。また、「オオカミ財団」という名称も公式サイトにありますが、この財団に関する詳細も記載されていません。オオカミコインの価格チャート画像引用:MEXCオオカミコイン(OKM)は、2025年2月10日に海外取引所のMEXC(メクシー)に上場しました。上場直後は価格が急騰したものの、その日のうちに最高値の5分の1程度まで価格が下落しています。その後、一時的な反発を見せている場面もありますが、緩やかな下落が続いている状況です。SNS上での評判オオカミコイン(OKM)やオオカミプロジェクトに関して、X(旧Twitter)上では批判的な声が目立ちます。真偽を確認できない投稿もありますが、多くのユーザーがオオカミコインに対してネガティブな意見を持っていることがわかります。また、一部のユーザーは「今後オオカミコインの価格が上がるのは決定」「クジラの参入で10倍は取れる予定」といった旨の買い煽りとも取れる投稿をしています。オオカミコインの怪しいポイントオオカミコインが怪しいとされる理由として、以下の点などが挙げられます。デビットカードではないかとの指摘ウォレットから出金できないカードの発送が遅延している社会貢献活動の実態デビットカードではないかとの指摘オオカミプロジェクトの公式X(旧Twitter)アカウントでは、オオカミカードを「分散型クレジットカード」と紹介しています。しかし、SNS上では「オオカミカードはクレジットカードではなくデビットカードではないか」と指摘する声が多く確認できます。中には、望月氏本人のものと思われるInstagram(インスタグラム)アカウントの投稿画像を引用し、「オオカミカード使用時のレシートにデビットカードの使用と書かれている」と指摘するユーザーも見られました。このように、公式の説明とユーザーの認識に隔たりがあることは、プロジェクトの信頼に疑問を投げかける一因となっています。ウォレットから出金できない複数のユーザーから、「オオカミウォレットから出金できない」という報告が上がっています。「早くオオカミウォレットから引き出せるようにしてほしい」「代表の望月氏が出金制限をかけているため出金できない」といった声が確認できます。また、「オオカミウォレットは運営管理のウォレットであり、運営が資金を操作できる」と指摘する投稿も見られ、複数のユーザーがプロジェクトに不安を感じているようです。カードの発送が遅延しているオオカミカードの発送が遅延していることに関しても、SNS上で不満の声が上がっています。あるユーザーは「高額なカードを購入しているので、発送日を確約していたからには責任を取るべき。購入者には入金期限を守れと言いながら、自らはカード送付遅延を繰り返している」といった批判をしています。社会貢献活動の実態オオカミプロジェクトは社会貢献活動として、「殺処分される動物を救う基金を設立、もしくは動物保護団体と連携して支援する」としています。しかし、具体的にどのような基金や団体と連携しているのか、どれだけの寄付が行われているのかなど、社会貢献活動の実績や詳細は公開されていません。怪しいプロジェクトの見極め方仮想通貨(暗号資産)プロジェクトの中には、詐欺的なものも少なくありません。あくまで一例ですが、以下のようなポイントを確認することで、リスクを減らせる可能性があります。運営の透明性を確認する過度な利益を約束している場合は注意実績や評判を調査する運営の透明性を確認する信頼できるプロジェクトは、運営会社や開発チームの情報を公開しています。オオカミプロジェクトの場合、英語版サイトに会社名、所在地、連絡先メールアドレスが記載されていますが、日本語サイトにはこれらの情報は明示されていません。また、運営メンバーの紹介はありますが、「オオカミ財団」の詳細など不明確な点も残っています。あくまで一例ではありますが、以下などの点を確認することが重要です。運営情報が不明確な場合や、部分的な情報にしか公開されていない場合は、注意した方がよいかもしれません。会社名、所在地、代表者、登記情報などが公開されているかCEOや主要メンバーが実在の人物で、正確な経歴を確認できるか連絡先が明記されており、実際に応答があるか過度な利益を約束している場合は注意「絶対に儲かる」「短期間で何倍にもなる」といった過度な利益(非現実的な高リターン)を約束するプロジェクトには警戒すべきです。それに加え、以下のような特徴がある場合は注意しましょう。「限定」「早期購入者特典」などを強調して急かす投資の仕組みやリスクについての説明が曖昧インフルエンサーによる過剰な宣伝や買い煽りがある健全なプロジェクトであれば、リスクも含めて適切に情報を開示しているはずです。実績や評判を調査するプロジェクトの実績や評判を調査することも重要です。以下のような点に着目して、幅広く調査することを心がけましょう。公式サイト以外の情報源で評判を調べるSNSでの一般ユーザーの反応を確認する実際に使用している人の体験談を探す過去のロードマップの達成状況を確認する仮想通貨プロジェクトを利用する際は、DYOR(Do Your Own Research)が重要です。特定の誰かの意見だけに頼らず、自分で情報を集めて判断するようにしましょう。サービス利用や投資判断は慎重にオオカミコイン(OKM)は、MEXC(メクシー)への上場や日本企業による投資など、一定の実績が報告されています。しかし、SNS上では批判的な投稿が散見され、複数のユーザーが「怪しい」との声を上げています。仮想通貨(暗号資産)プロジェクトへの投資を検討する際、少しでも怪しいと感じた場合は自分自身で調査を行い、失っても構わない程度の資金に留めておくのが得策かもしれません。
update2025.04.10 (木) 20:00
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ビットフライヤーからメタマスクに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

メタマスク(MetaMask)は、世界中でもっとも人気が高いプライベートウォレットの一つです。イーサリアムを中心に、さまざまなブロックチェーン上のサービスで利用できます。メタマスクに仮想通貨(暗号資産)を入金する際は、国内取引所などから送金する方法が一般的です。そこでMyforex編集部では、実際に国内取引所のビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに仮想通貨を送金してみました。送金後の感想としては、送金作業はとても簡単ですが、送金する通貨によっては送金手数料が高い、というのが率直な感想です。この記事では実際に送金した経験をもとに、送金手順や送金手数料のほか、感想などを紹介します。目次[非表示]ビットフライヤーからメタマスクへの送金の前にこれをチェック!送金手数料と最低送金額トラベルルールについてビットフライヤーからメタマスクにPCで送金してみたビットフライヤーからメタマスクにスマホで送金してみたビットフライヤーからメタマスクに送金してみた感想SNSの反応ビットフライヤーからメタマスクに送金する際の注意点アドレスの入力ミスに気をつける少額でのテスト送金を行う送金手続きは難しくないビットフライヤーからメタマスクへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。送金手順を紹介する前に、ビットフライヤーの送金手数料やトラベルルールなどを紹介します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちら送金手数料と最低送金額ビットフライヤーからの仮想通貨の送金では、送金手数料と最低送金額が定められています。ビットフライヤーで取り扱っている主要銘柄の送金手数料と最低送金額は以下のとおりです。通貨送金手数料(*1)最低送金額(*1)BTC(ビットコイン)0.0004 BTC(約4,800円)0.001 BTC(約12,000円)ETH(イーサリアム)0.005 ETH(約1,500円)0.001 ETH(約300円)BCH(ビットコインキャッシュ)0.0002 BCH(約10円)0.001 BCH(約50円)LTC(ライトコイン)0.001 LTC(約14円)0.001 LTC(約14円)DOT(ポルカドット)0.1 DOT(約60円)1 DOT(約600円)XRP(リップル)無料20 XRP(約6,400円)XLM(ステラルーメン)無料2 XLM(約80円)送金手数料(*1)通貨送金手数料BTC(ビットコイン)0.0004 BTC(約4,800円)ETH(イーサリアム)0.005 ETH(約1,500円)BCH(ビットコインキャッシュ)0.0002 BCH(約10円)LTC(ライトコイン)0.001 LTC(約14円)DOT(ポルカドット)0.1 DOT(約60円)XRP(リップル)無料XLM(ステラルーメン)無料(*1)送金手数料、最低送金額の目安は2025年3月10日時点のものです。最低送金額(*1)通貨最低送金額BTC(ビットコイン)0.001 BTC(約12,000円)ETH(イーサリアム)0.001 ETH(約300円)BCH(ビットコインキャッシュ)0.001 BCH(約50円)LTC(ライトコイン)0.001 LTC(約14円)DOT(ポルカドット)1 DOT(約600円)XRP(リップル)20 XRP(約6,400円)XLM(ステラルーメン)2 XLM(約80円)(*1)送金手数料、最低送金額の目安は2025年3月10日時点のものです。上記の通り、ビットフライヤーから仮想通貨を送金する場合、通貨によって送金手数料や最低送金額が大きく異なります。例えば、XRP(リップル)とXLM(ステラルーメン)はいずれも送金手数料が無料ですが、最低送金額には6,000円以上(2025年3月10日時点の換算額)の差があります。送金手数料、最低送金額は変更される場合があるため、送金を実施する際には確認をするようにしましょう。今回は、メタマスクで一般的に利用されるETHを送金しました。トラベルルールについてトラベルルールに関して、ビットフライヤーからメタマスクには問題なく送金できます。ビットフライヤーは公式サイトにて、メタマスクなどのプライベートウォレットへの送金が可能である旨を記載しています。一方で、法規制や日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の自主規制規則の変更があった場合、制限が設けられる可能性も示唆しているため、送金を行う際は必ず最新情報を確認するようにしましょう。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。ビットフライヤーからメタマスクにPCで送金してみた実際にビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに、PCを使って送金した手順を紹介します。手順1メタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金するためには、まずメタマスクで送金アドレスを確認する必要があります。今回はETHを送金するので、メタマスク上でイーサリアムネットワークを選択します。画面左上にある、ネットワークを選択するプルダウンをクリックします。手順2ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順3「Ethereum Mainnet」を選択したら、画面上部にあるウォレットアドレスをクリックしてコピーします。コピーできたら、そのままビットフライヤーに移動しましょう。手順4ビットフライヤーにログインし、左側のメニューから「入出金」を選択します。手順5ビットフライヤーに、ETHの送金先であるメタマスクのアドレスを登録します。仮想通貨の中から「イーサリアム」を選択し、「送付」タブをクリックします。「アドレスを登録する」ボタンが表示されるのでクリックします。手順6登録しているメールアドレスに、外部アドレス登録用のURLが発行されたメールが届きます。間違いがないことを確認し、文中のURLをクリックしましょう。手順7メール認証が完了したら、二段階認証に登録している方法で届いた確認コードを入力し、「次へ」をクリックします。ビットフライヤーでは外部送付アドレスの登録、および仮想通貨の外部送付に、二段階認証の設定が必須です。手順8アドレスの登録画面で、「ラベル」「アドレス」を入力します。「アドレス」を入力する際は、手順3で表示させたメタマスクの画面からコピー&ペーストで入力しましょう。すべて入力したら、「次へ」をクリックします。番号項目説明1ラベル任意の宛先名を設定します。ウォレット名などを設定すると便利です。2イーサリアムアドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順9続いて、送付先の「アドレス所有者」「送付先」などの情報を入力します。すべて入力したら、「追加する」をクリックします。番号項目説明1アドレス所有者送金先の取引所やウォレットの受取人が本人なら「お客様本人」、本人でない場合は「お客様本人以外」を選択します。2送付先送付先の種類(国内取引所・海外取引所・プラベートウォレット等)を選択します。今回はメタマスクに送金をするので、「プライベートウォレット等」を選択します。3送付先の国地域プライベートウォレットのため、本人の居住地を選択します。手順10アドレス情報の登録が完了したら、送金の手順に入ります。登録したアドレスをクリックしてETHの送金に進みます。手順11表示された画面を下にスクロールして「送付数量」を入力します。通貨ごとに最低送金額が決まっているため、それ以上の数量を入力してください。今回は0.005 ETHを送るため、「0.005」と入力して「送付する」をクリックします。手順12送付確認画面になるので、内容に間違いがなければ「送付を確定する」をクリックします。手順13二段階認証の確認コードを入力して「認証する」をクリックします。手順14受け付けのメッセージが表示されれば、送金完了です。今回は、10分程度で送付完了のメールが届きました。ビットフライヤーからメタマスクにスマホで送金してみた次にビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクにスマホを使って送金する手順を紹介します。手順1メタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金するためには、まずメタマスクのスマホアプリで送金アドレスを確認する必要があります。今回はETHを送金するので、メタマスク上でイーサリアムネットワークを選択します。画面上部にある、ネットワークを選択するプルダウンをタップします。手順2ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順3「Ethereum Mainnet」を選択すると、以下の画面に戻ります。画面上部にあるウォレットアドレスをタップすると、アドレスをコピーできます。この画面を開いたまま、ビットフライヤーのアプリに移動しましょう。手順4ビットフライヤーのアプリを起動し、下部の「入出金」をタップします。手順5「仮想通貨」タブを選択し、「イーサリアム」をタップします。手順6「出金」をタップします。手順7ETHの出金画面に遷移します。ビットフライヤーから仮想通貨を出金する際は、送金先のアドレスを登録する必要があります。「アドレスを登録する」をタップしましょう。手順8登録しているメールアドレスに、外部アドレス登録用のURLが発行されたメールが届きます。間違いがないことを確認し、文中のURLをタップしましょう。手順9アドレスの登録画面で、「ラベル」「アドレス」を入力します。「アドレス」を入力する際は、手順3で表示させたメタマスクの画面からコピー&ペーストで入力しましょう。すべて入力したら、「次へ」をタップします。番号項目説明1ラベル任意の宛先名を設定します。ウォレット名などを設定すると便利です。2イーサリアムアドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順10送付先の「アドレス所有者」を選択します。送付先の取引所やウォレットの受取人が本人なら「お客様本人」、本人でない場合は「お客様本人以外」を選んでください。選択したら、「次へ」をタップします。手順11続いて、送付先について「国内取引所」「海外取引所」「プライベートウォレット等」のいずれかを選択します。今回はメタマスクに送金するため、「プライベートウォレット等」を選びます。選択したら、「次へ」をタップします。手順12送付先の国地域・都市を選択します。今回はプライベートウォレットのため、本人の居住地を選択します。選択したら、「次へ」をタップします。手順13送付先確認画面に移ります。内容に間違いがなければ、プライバシーポリシーと利用規約を確認してチェックを入れ、「保存」をタップします。手順14二段階認証に登録している方法で届いた確認コードを入力し、「送信」をクリックします。ビットフライヤーでは外部送付アドレスの登録、および仮想通貨の外部送付は、二段階認証の設定が必須です。手順15アドレス情報の登録が完了したら、送金の手順に入ります。登録したアドレスをタップしてETHの送金に進みます。手順16「出金数量」を入力します。通貨ごとに最低送金額が決まっているため、それ以上の数量を入力してください。今回は0.005 ETHを送るため、「0.005」と入力して「出金」をタップします。手順17出金内容の確認画面が表示されます。内容に間違いがないことを確認して「出金」をタップします。手順18二段階認証に登録している方法で届いた確認コードを入力し、「送信」をクリックします。手順19二段階認証が完了すると、送金完了です。今回は、10分程度で送付完了のメールが届きました。ビットフライヤーからメタマスクに送金してみた感想ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクへの仮想通貨(暗号資産)の送金自体は問題なく行えました。導線もそこまで複雑ではなく、出金完了までの時間も10分程度と比較的スムーズでした。しかし、今回送金を行ったETHに関しては、手数料がネックといえそうです。送金手数料が無料の国内取引所もある中、1,500円程度かかった点は気になりました。国内のメイン口座がビットフライヤーである場合以外は、他の取引所で送金を行うことを検討しても良いかもしれません。なお、XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)は送金手数料が無料(2025年3月10日時点)なので、送金先が対応している場合はXRPやXLMでの送金を検討するのも良いでしょう。SNSの反応ビットフライヤーからの送金に関して、「送金手数料が高い」という意見が多く見られました。今回送金したイーサリアムはDApps利用の需要などから、メタマスクに送金する機会が多い分、送金手数料の高さはやはりネックといえるでしょう。また、今回のメタマスクへの送金では該当しませんが、トラベルルールの関係で送金できる国内取引所が限られる点に関する投稿も散見されました。トラベルルールには大きく2つの対応システムがあり、同じシステムを採用している取引所間でしか送金できません。そのため、ビットフライヤーの場合、国内取引所はコインチェックには送金できますが、GMOコインやbitbankには送金できません。送金を急いでる場合でも、必ずお互いに送受金が可能か最新情報を確認してから、送金を実施するようにしましょう。ビットフライヤーからメタマスクに送金する際の注意点ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに送金してみた経験から、以下のような注意点が挙げられます。アドレスの入力ミスに気をつける少額でのテスト送金を行うアドレスの入力ミスに気をつけるビットフライヤーからメタマスクへの送金に限らず、仮想通貨(暗号資産)を送金する際はアドレスの入力ミスに十分注意しましょう。また、対応ネットワークが複数ある仮想通貨の場合、送金元と送金先のネットワークを一致させた上で送金する必要があります。もし、アドレスや利用ネットワークに入力・選択ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。これらのミスを防ぐためにも、アドレスは手入力をせず、コピー&ペーストで入力するようにしましょう。少額でのテスト送金を行う大きな資金を送金する前に、少額のテスト送金を行うのも有効です。まず、ビットフライヤーからメタマスクに少額のETHをテスト的に送金します。その後、メタマスクに無事着金したことを確認してから、より大きな金額を送金するという流れです。テスト送金を行うことで、アドレスなどに入力ミスがあった場合も、テスト送金時に気づくことができます。送金手数料は2回分かかりますが、送金ミスで大きな資金を失わないための有効な対策です。送金手続きは難しくない今回はPCとスマホを使って、ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクへ送金してみました。送金の手順はとてもわかりやすく、処理も10分程度で完了しました。ただし、仮想通貨(暗号資産)によっては送金手数料が高額なため、頻繁な送金には向いていません。事前に送金する仮想通貨の手数料を確認するようにしましょう。また、メタマスクへの送金は自己責任で行う必要があります。アドレスやネットワークの設定ミスには十分な注意が必要です。
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Galaxy DAO被害者のSNSの投稿が話題、マイページもログイン不可に

Galaxy DAO被害者のSNSの投稿が話題、マイページもログイン不可に

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update2025.04.14 19:00

2025年4月11日に、X(旧Twitter)上に、GEMFOREXを炎上させるとする投稿がポストされ、元GEMFOREXユーザーの間で話題になっています。近日中に集めた情報を公開するとしており、詳細は不明ながら元ユーザーの間で、にわかに盛り上がりを見せています。GEMFOREXは2023年に破綻した海外FX業者で、破綻時に取引口座に残されていたトレーダーの資金は未だに返金されていません。2025年3月にGEMFOREXの事業を引き継いだGalaxy DAOが出金申請の受付を開始したものの、現在公式サイトのマイページにはログインできなくなっており、実際に出金が実現するのか依然として不透明な状況です。本記事では、Xユーザーの投稿内容や現在のGalaxy DAOの状況を解説します。目次[非表示]「炎上させる」宣言がSNSで話題GEMFOREX関係者の情報かGalaxy DAOのGBOND管理ページがアクセス不能にGEMFOREX騒動に進展か「炎上させる」宣言がSNSで話題2025年4月11日に、元GEMFOREXユーザーと思われる人物がX上で、近日中にGEMFOREXを炎上させる投稿を行うことを宣言しました。投稿者は「協力者のおかげでかなりの資料が揃った」としており、GEMFOREXに関連する何らかの情報を公表する予定のようです。GEMFOREX関係者の情報か具体的な発表内容については、現時点では明かせないとしていますが、当該ポストでは「来週炎上させます」との記述があるため、4月14日から19日の間に何らかの動きがあると見られます。今回注目を集めているXアカウントの過去の投稿を確認すると、GEMFOREX関係者とされる人物の情報、関連会社などについて調べていたようです。投稿者は、IBサイトや海外FX紹介サイト、オープンチャットなどで情報を拡散させるとしています。また、GEMFOREXユーザーだけではなく、AssassinFXやFX Fairといった詐欺が疑われているFX業者の元ユーザーに対しても、拡散などの協力を呼びかけています。詳細は不明ですが、GEMFOREX関係者に対して圧力をかける目的があると考えられ、SNSやオープンチャットでは同調するユーザーの投稿が散見されます。Galaxy DAOのGBOND管理ページがアクセス不能にSNSでの盛り上がりとの関連は不明ですが、4月14日時点でGalaxy DAOの公式サイトでは、マイページにログインできなくなっています。ログインページにアクセスすると、522エラーが表示されます。522エラーは、Galaxy DAOが利用しているCDN(コンテンツ配信ネットワーク)に、障害が発生した際に表示されるエラーです。エラーが表示される原因はさまざまですが、CDNとサーバーの接続を確立できないときなどに表示されます。そのため、CDNとGalaxy DAOのサーバー間でネットワーク障害が発生しているか、サーバー自体がダウンしている可能性があります。タイミングがタイミングなだけに、Galaxy DAOが逃げたのではないかと考えるユーザーもいるようです。GEMFOREX騒動に進展か2025年3月には、GEMFOREXの事業を引き継いだとされるGalaxy DAOは、元GEMFOREXユーザーに対してOTC取引による出金受付を開始する旨のメールを送信していました。しかし、破綻騒動から時間が経過しており、出金の実現に懐疑的なユーザーが多くネット上ではそれほど話題になりませんでした。どのような情報が発表されるのか明かされていませんが、ユーザーの反応を見るとGEMFOREX騒動が再燃するきっかけになるかもしれません。GEMFOREXは海外FX業者であるため、現状では国内の元ユーザーが資金を取り返すのは難しいとされています。しかし、投稿者の狙いどおり、大きな動きに発展すれば事件として当局の目に留まる可能性があります。GEMFOREX・Galaxy DAOユーザーは、今後しばらくはこまめに情報をチェックすべきでしょう。
仮想通貨KERNELの将来性は?リステーキングを推進するKernelDAOを解説

仮想通貨KERNELの将来性は?リステーキングを推進するKernelDAOを解説

update2025.04.11 19:30

仮想通貨(暗号資産)KERNELは、リステーキング(再ステーキング)のためのエコシステムを提供する「KernelDAO」のネイティブトークンです。2025年4月1日には、大手取引所Binance(バイナンス)がメガドロップでKERNELの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。 当記事では、仮想通貨KERNELの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨KERNELがBinanceメガドロップに登場仮想通貨KERNELとはKernelDAOの製品カテゴリーSNSでの反応仮想通KERNELの将来性リステーキング市場でのポジション強化多角的な製品展開による成長性戦略的なエコシステムの拡大仮想通貨KERNELのトークノミクスKERNELの配分先と比率エアドロップのスケジュールKERNELの使い道リステーキング市場を牽引できるか仮想通貨KERNELがBinanceメガドロップに登場2025年4月1日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、メガドロップでの仮想通貨(暗号資産)KERNELの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceメガドロップは、Binanceが提供するトークンローンチプラットフォームです。仮想通貨BNBをステーキングしたり、Binance Web3ウォレットを使ってクエストを完了することで、ポイントを獲得できます。このポイント数に応じて、各ユーザーにKERNELが分配されるようです。 Binanceメガドロップ関連に割り当てられるのは、合計8,000万KERNEL(総供給量の8.00%)です。そのうち4,000万KERNEL(総供給量の4.00%)がメガドロップトークン報酬として配布されます。残りの4,000万KERNELは、上場から6ヶ月後に他のマーケティングキャンペーンに割り当てられる予定です。KERNELのメガドロップは、2025年4月9日午前9時〜4月14日午前8時59分(日本時間)まで開催されます。その後、KERNELは2025年4月14日午後9時(日本時間)にBinanceに上場する予定です。仮想通貨KERNELとは仮想通貨(暗号資産)KERNELは、リステーキングのためのエコシステムを提供する「KernelDAO」のガバナンストークンです。画像引用:KernelDAOリステーキングとは、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上のプロトコルEigenLayer(アイゲンレイヤー)によって考案された新しい仕組みです。イーサリアム本体でステーキングをしつつ、別のプロジェクトでも再度ステーキングする仕組みのことを指します。KernelDAOには「Kernel」「Kelp」「Gain」の3つの製品カテゴリーがあります。これらはリステーキング市場において、それぞれの用途に応じて戦略的に配置されています。そして仮想通貨KERNELは、これら3つの製品を統合するエコシステム全体の共通トークンとして機能しています。画像引用:BinanceKernelDAOの製品カテゴリーKernelDAOは、以下の3つの製品カテゴリーで構成されています。KernelKelpGainKernel画像引用:KernelDAOKernelは、BNBチェーンにおける共有セキュリティを提供するプロトコルです。独自の分散バリデータネットワークを通じて、従来の10分の1以下のコストで高いセキュリティを提供できる点が特徴です。2024年12月のメインネットローンチ以降、数週間で3億ドル以上のTVLを達成し、Mira NetworkやElectronZKなど25以上のプロジェクトがエコシステムに参加しています。Kelp画像引用:KernelDAOKelpは、イーサリアムのリキッドリステーキングプラットフォームとして、リキッドリステーキングトークンの「rsETH」を提供しています。2025年4月8日現在、イーサリアム上で2番目に大きなリキッドリステーキングトークンプロトコルとなっており、約20億ドルのTVLと40万人以上のユニークユーザーを獲得しています。また、AaveやCompoundなどの50以上のDeFiプラットフォームとの統合も進んでおり、イーサリアムエコシステム内の存在感も増してきています。Gain画像引用:KernelDAOGainは、ユーザーが複数の報酬を簡単に獲得できる自動運用型の資産保管庫(ボールト)です。ユーザーは資産を預けるだけで、複数のエアドロップや報酬機会に自動的に参加できます。Airdrop Gain VaultやHigh Gain Vaultといったプロダクトがあり、ローンチから数週間で2億ドル以上の資産を集めました。将来的にはビットコインや現実世界の資産(RWAs)市場への拡張も計画されているようです。SNSでの反応X(旧Twitter)では、KernelDAOの実績やトークン生成イベント(TGE)の実施に期待する投稿が見られました。特に、Binanceメガドロップでの取り扱いを受けて関連する投稿数も増えており、期待が高まっていると言えるでしょう。一方、仮想通貨(暗号資産)KERNELはBinance(グローバル版)に上場予定であるため、日本語での情報発信はあまり見られません。仮想通KERNELの将来性仮想通貨(暗号資産)KERNELの将来性について、以下の3点から考察します。リステーキング市場でのポジション強化多角的な製品展開による成長性戦略的なエコシステムの拡大リステーキング市場でのポジション強化KernelDAOはリステーキング市場において、すでに一定の地位を築きつつあります。イーサリアム上のKelpは、rsETHを通じて約20億ドルのTVLを獲得し、40万人以上のユニークユーザーを抱えています。また、BNBチェーン上のKernelも数週間で3億ドル以上のTVLを達成し、25以上のプロジェクトがエコシステムに参加しています。このような市場でのポジションの強さにより、KernelDAOは今後、リステーキング市場の成長を牽引する立場となる可能性があります。多角的な製品展開による成長性KernelDAOはKernel、Kelp、Gainという3つの製品カテゴリーを通じて、異なる市場セグメントをカバーする戦略を取っています。また、2025年以降のロードマップには、ビットコインやステーブルコイン、現実世界の資産(RWAs)市場への拡張も計画されており、これにより新たな市場への参入も可能になります。この多角的な製品展開が、KERNELの価値や利用範囲の拡大に貢献すると考えられます。戦略的なエコシステムの拡大KernelDAOは4,000万ドルのエコシステムファンドを立ち上げており、Laser Digital、SCB、Cypher Capital、ArkStreamなどと協力して、積極的なエコシステム拡大を推進しています。また、2025年4月のTGE(トークン生成イベント)とBinanceメガドロップによる注目度の向上は、KERNELの認知度と流動性を高める機会となります。さらに、コミュニティ重視の方針に基づき、トークン総供給量の55%がコミュニティ報酬に割り当てられている点も、長期的なエコシステムの成長と参加者の増加につながると考えられます。このような戦略的な取り組みにより、KERNELの価値向上と市場での地位確立が期待されます。仮想通貨KERNELのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)KERNELの総供給量は10億 KERNELで、Binance(バイナンス)上場時はそのうちの16.23%が放出される予定です。KERNELの配分先と比率KernelDAOはコミュニティファーストを方針として掲げており、トークンの大半をコミュニティへの報酬に割り当てています。配分先配分比率コミュニティ報酬55.0%(内訳は以下)・20.0%:複数シーズンにわたるエアドロップ・35.0%:エコシステム参画に対する報酬プライベート販売枠20.0%チーム&アドバイザー20.0%エコシステムパートナー5.0%画像引用:KernelDAO2025年4月8日時点で判明しているトークンのリリーススケジュールは、以下の画像のようになっています。なお、詳細なロック解除スケジュールはTGEの直前に公開されるようです。画像引用:BinanceエアドロップのスケジュールKERNELは、総供給量の20%をエアドロップで分配をする方針です。エアドロップは3回に分けて実施され、本記事執筆時点(2025年4月8日)では第2期が進行中です。また、第3期の実施日程は後日公開予定となっています。画像引用:KernelDAOKERNELの使い道仮想通貨KERNELには、以下のような使い道があります。シェアードセキュリティの提供スラッシング保険としての機能ガバナンスへの参加シェアードセキュリティの提供ステーキングされたKERNELは、Kernelプラットフォーム上で構築されたアプリケーションの経済的セキュリティとして利用できます。スラッシング保険としての機能ステーキングされたKERNELは、rsETHおよびKernelプラットフォームに関連するスラッシングイベントに対する保険として機能します。ガバナンスへの参加KERNEL保有者は、プロトコルのガバナンス決定に投票することができます。リステーキング市場を牽引できるか仮想通貨(暗号資産)KERNELは、KernelDAOが普及することで価値向上が期待できます。リステーキング市場をKernelDAOが牽引する立場になれば、利用者のさらなる増加も見込めます。今後は、BinaneメガドロップやTGEで集まる注目を追い風にできるかどうかが鍵となりそうです。また、エアドロップや上場後のキャンペーンなどは進行中であるため、最新の動向にも注視すると良いでしょう。
オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

update2025.04.11 19:00

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードという決済カードを発行している「オオカミプロジェクト」の仮想通貨(暗号資産)です。海外取引所のMEXC(メクシー)に上場しており、国内企業のGFA Capital株式会社がオオカミコインへの投資を発表するなど、一定の実績は報告されています。一方、SNS上では怪しいという声も多く見られ、「ウォレットから出金できない」「カードの発送が遅延している」といったネガティブな投稿が確認できます。本記事では、オオカミコインの概要や特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。目次[非表示]オオカミコイン(OKM)とはオオカミカードの種類と特徴オオカミウォレットと連動オオカミプロジェクトの運営者その他の関係者と運営会社オオカミコインの価格チャートSNS上での評判オオカミコインの怪しいポイントデビットカードではないかとの指摘ウォレットから出金できないカードの発送が遅延している社会貢献活動の実態怪しいプロジェクトの見極め方運営の透明性を確認する過度な利益を約束している場合は注意実績や評判を調査するサービス利用や投資判断は慎重にオオカミコイン(OKM)とはオオカミコイン(OKM)は、「オオカミプロジェクト」が発行する仮想通貨(暗号資産)です。画像引用:OKAMI CARDオオカミプロジェクトは、「オオカミカード」という決済カードを発行しています。オオカミカードは専用のオオカミウォレットと連動しており、ウォレット内の仮想通貨を使って支払い決済ができる仕組みとされています。公式サイトには、DOGEやSHIBなど人気ミームコインの保有者(イヌホルダー)を救うための施策が備わっていると記載されており、「仮想通貨における資産形成の入口(増やす)から出口(使う)までの全てを一元化した世界初の暗号資産構築スキーム」を謳っています。また、プロジェクトを通して、殺処分される動物を救う基金の設立や、動物保護団体と連携し、社会貢献活動を行っていくとの記載も見られます。オオカミカードの種類と特徴オオカミカードは、「世界最高峰のプライベートセキュリティカード」を謳っており、以下の3種類のカードを提供しています。また、「ニホンオオカミカード」という特別なチタンカードも存在すると紹介されています。画像引用:OKAMI CARD詳細はわからない部分もありますが、公式サイトでは、これらのカードの特徴として以下が挙げられています。法定通貨への変換が不要で、直接決済できるエアドロップ機能があり、上位カードほど優位に使えるオオカミコインの価値が上がる仕組みが導入されている全国のATMで日本円の引き出しが可能Apple Payなどのキャッシュレス決済に対応オオカミウォレットと連動オオカミウォレットは、オオカミカードと連動した専用ウォレットで、異なる種類の仮想通貨を一元管理できるとされています。公式サイトでは、これまで複数のウォレットが必要だった仮想通貨の管理が1つのウォレットで完結し、ログイン情報の紛失リスクも避けられると紹介されています。オオカミプロジェクトの運営者公式サイトでは、オオカミプロジェクトの代表として、望月こうせい氏が紹介されています。画像引用:OKAMI CARD 1974年8月生まれでドバイ在住とされ、「オオカミ財団代表」という肩書きが掲載されています。また、自己紹介文では以下のような実績が記載されています。借金600万円の貧乏サラリーマンから、年収3億円稼ぐ独自メソッドを構築2022年にシンガポールからドバイへ拠点を移し、仮想通貨や不動産投資を行う著書6冊を出版一方、SNS上ではネガティブな声も見られ、望月氏を「情報商材屋」「ドバイ在住の詐欺師」と批判する投稿も見られます。その他の関係者と運営会社公式サイトでは、他にも以下の2名が紹介されています。画像引用:OKAMI CARD長田忠千代氏1956年10月生まれ。2010年に三菱UFJ銀行の常務執行役員、2012年同行の代表取締役に就任。現在は、一般財団法人メタバース推進協議会や一般社団法人生成AI活用普及協会の理事などを務める。木内正胤氏1964年10月生まれ。三菱商事の創始者・岩崎弥太郎の玄孫として生まれ、自身も三菱商事に入社し、現役幹部を務める。また、第一国立銀行の創設者・渋沢栄一が木内氏の曾祖父にあたる。なお、英語版の公式サイトによると、運営会社は「Motty HK Limited」という名前で、所在地は香港にあるとされています。しかし、日本語版サイトではこの会社情報は明示されていません。また、「オオカミ財団」という名称も公式サイトにありますが、この財団に関する詳細も記載されていません。オオカミコインの価格チャート画像引用:MEXCオオカミコイン(OKM)は、2025年2月10日に海外取引所のMEXC(メクシー)に上場しました。上場直後は価格が急騰したものの、その日のうちに最高値の5分の1程度まで価格が下落しています。その後、一時的な反発を見せている場面もありますが、緩やかな下落が続いている状況です。SNS上での評判オオカミコイン(OKM)やオオカミプロジェクトに関して、X(旧Twitter)上では批判的な声が目立ちます。真偽を確認できない投稿もありますが、多くのユーザーがオオカミコインに対してネガティブな意見を持っていることがわかります。また、一部のユーザーは「今後オオカミコインの価格が上がるのは決定」「クジラの参入で10倍は取れる予定」といった旨の買い煽りとも取れる投稿をしています。オオカミコインの怪しいポイントオオカミコインが怪しいとされる理由として、以下の点などが挙げられます。デビットカードではないかとの指摘ウォレットから出金できないカードの発送が遅延している社会貢献活動の実態デビットカードではないかとの指摘オオカミプロジェクトの公式X(旧Twitter)アカウントでは、オオカミカードを「分散型クレジットカード」と紹介しています。しかし、SNS上では「オオカミカードはクレジットカードではなくデビットカードではないか」と指摘する声が多く確認できます。中には、望月氏本人のものと思われるInstagram(インスタグラム)アカウントの投稿画像を引用し、「オオカミカード使用時のレシートにデビットカードの使用と書かれている」と指摘するユーザーも見られました。このように、公式の説明とユーザーの認識に隔たりがあることは、プロジェクトの信頼に疑問を投げかける一因となっています。ウォレットから出金できない複数のユーザーから、「オオカミウォレットから出金できない」という報告が上がっています。「早くオオカミウォレットから引き出せるようにしてほしい」「代表の望月氏が出金制限をかけているため出金できない」といった声が確認できます。また、「オオカミウォレットは運営管理のウォレットであり、運営が資金を操作できる」と指摘する投稿も見られ、複数のユーザーがプロジェクトに不安を感じているようです。カードの発送が遅延しているオオカミカードの発送が遅延していることに関しても、SNS上で不満の声が上がっています。あるユーザーは「高額なカードを購入しているので、発送日を確約していたからには責任を取るべき。購入者には入金期限を守れと言いながら、自らはカード送付遅延を繰り返している」といった批判をしています。社会貢献活動の実態オオカミプロジェクトは社会貢献活動として、「殺処分される動物を救う基金を設立、もしくは動物保護団体と連携して支援する」としています。しかし、具体的にどのような基金や団体と連携しているのか、どれだけの寄付が行われているのかなど、社会貢献活動の実績や詳細は公開されていません。怪しいプロジェクトの見極め方仮想通貨(暗号資産)プロジェクトの中には、詐欺的なものも少なくありません。あくまで一例ですが、以下のようなポイントを確認することで、リスクを減らせる可能性があります。運営の透明性を確認する過度な利益を約束している場合は注意実績や評判を調査する運営の透明性を確認する信頼できるプロジェクトは、運営会社や開発チームの情報を公開しています。オオカミプロジェクトの場合、英語版サイトに会社名、所在地、連絡先メールアドレスが記載されていますが、日本語サイトにはこれらの情報は明示されていません。また、運営メンバーの紹介はありますが、「オオカミ財団」の詳細など不明確な点も残っています。あくまで一例ではありますが、以下などの点を確認することが重要です。運営情報が不明確な場合や、部分的な情報にしか公開されていない場合は、注意した方がよいかもしれません。会社名、所在地、代表者、登記情報などが公開されているかCEOや主要メンバーが実在の人物で、正確な経歴を確認できるか連絡先が明記されており、実際に応答があるか過度な利益を約束している場合は注意「絶対に儲かる」「短期間で何倍にもなる」といった過度な利益(非現実的な高リターン)を約束するプロジェクトには警戒すべきです。それに加え、以下のような特徴がある場合は注意しましょう。「限定」「早期購入者特典」などを強調して急かす投資の仕組みやリスクについての説明が曖昧インフルエンサーによる過剰な宣伝や買い煽りがある健全なプロジェクトであれば、リスクも含めて適切に情報を開示しているはずです。実績や評判を調査するプロジェクトの実績や評判を調査することも重要です。以下のような点に着目して、幅広く調査することを心がけましょう。公式サイト以外の情報源で評判を調べるSNSでの一般ユーザーの反応を確認する実際に使用している人の体験談を探す過去のロードマップの達成状況を確認する仮想通貨プロジェクトを利用する際は、DYOR(Do Your Own Research)が重要です。特定の誰かの意見だけに頼らず、自分で情報を集めて判断するようにしましょう。サービス利用や投資判断は慎重にオオカミコイン(OKM)は、MEXC(メクシー)への上場や日本企業による投資など、一定の実績が報告されています。しかし、SNS上では批判的な投稿が散見され、複数のユーザーが「怪しい」との声を上げています。仮想通貨(暗号資産)プロジェクトへの投資を検討する際、少しでも怪しいと感じた場合は自分自身で調査を行い、失っても構わない程度の資金に留めておくのが得策かもしれません。
ビットフライヤーからメタマスクに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

ビットフライヤーからメタマスクに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

update2025.04.10 20:00

メタマスク(MetaMask)は、世界中でもっとも人気が高いプライベートウォレットの一つです。イーサリアムを中心に、さまざまなブロックチェーン上のサービスで利用できます。メタマスクに仮想通貨(暗号資産)を入金する際は、国内取引所などから送金する方法が一般的です。そこでMyforex編集部では、実際に国内取引所のビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに仮想通貨を送金してみました。送金後の感想としては、送金作業はとても簡単ですが、送金する通貨によっては送金手数料が高い、というのが率直な感想です。この記事では実際に送金した経験をもとに、送金手順や送金手数料のほか、感想などを紹介します。目次[非表示]ビットフライヤーからメタマスクへの送金の前にこれをチェック!送金手数料と最低送金額トラベルルールについてビットフライヤーからメタマスクにPCで送金してみたビットフライヤーからメタマスクにスマホで送金してみたビットフライヤーからメタマスクに送金してみた感想SNSの反応ビットフライヤーからメタマスクに送金する際の注意点アドレスの入力ミスに気をつける少額でのテスト送金を行う送金手続きは難しくないビットフライヤーからメタマスクへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。送金手順を紹介する前に、ビットフライヤーの送金手数料やトラベルルールなどを紹介します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちら送金手数料と最低送金額ビットフライヤーからの仮想通貨の送金では、送金手数料と最低送金額が定められています。ビットフライヤーで取り扱っている主要銘柄の送金手数料と最低送金額は以下のとおりです。通貨送金手数料(*1)最低送金額(*1)BTC(ビットコイン)0.0004 BTC(約4,800円)0.001 BTC(約12,000円)ETH(イーサリアム)0.005 ETH(約1,500円)0.001 ETH(約300円)BCH(ビットコインキャッシュ)0.0002 BCH(約10円)0.001 BCH(約50円)LTC(ライトコイン)0.001 LTC(約14円)0.001 LTC(約14円)DOT(ポルカドット)0.1 DOT(約60円)1 DOT(約600円)XRP(リップル)無料20 XRP(約6,400円)XLM(ステラルーメン)無料2 XLM(約80円)送金手数料(*1)通貨送金手数料BTC(ビットコイン)0.0004 BTC(約4,800円)ETH(イーサリアム)0.005 ETH(約1,500円)BCH(ビットコインキャッシュ)0.0002 BCH(約10円)LTC(ライトコイン)0.001 LTC(約14円)DOT(ポルカドット)0.1 DOT(約60円)XRP(リップル)無料XLM(ステラルーメン)無料(*1)送金手数料、最低送金額の目安は2025年3月10日時点のものです。最低送金額(*1)通貨最低送金額BTC(ビットコイン)0.001 BTC(約12,000円)ETH(イーサリアム)0.001 ETH(約300円)BCH(ビットコインキャッシュ)0.001 BCH(約50円)LTC(ライトコイン)0.001 LTC(約14円)DOT(ポルカドット)1 DOT(約600円)XRP(リップル)20 XRP(約6,400円)XLM(ステラルーメン)2 XLM(約80円)(*1)送金手数料、最低送金額の目安は2025年3月10日時点のものです。上記の通り、ビットフライヤーから仮想通貨を送金する場合、通貨によって送金手数料や最低送金額が大きく異なります。例えば、XRP(リップル)とXLM(ステラルーメン)はいずれも送金手数料が無料ですが、最低送金額には6,000円以上(2025年3月10日時点の換算額)の差があります。送金手数料、最低送金額は変更される場合があるため、送金を実施する際には確認をするようにしましょう。今回は、メタマスクで一般的に利用されるETHを送金しました。トラベルルールについてトラベルルールに関して、ビットフライヤーからメタマスクには問題なく送金できます。ビットフライヤーは公式サイトにて、メタマスクなどのプライベートウォレットへの送金が可能である旨を記載しています。一方で、法規制や日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の自主規制規則の変更があった場合、制限が設けられる可能性も示唆しているため、送金を行う際は必ず最新情報を確認するようにしましょう。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。ビットフライヤーからメタマスクにPCで送金してみた実際にビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに、PCを使って送金した手順を紹介します。手順1メタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金するためには、まずメタマスクで送金アドレスを確認する必要があります。今回はETHを送金するので、メタマスク上でイーサリアムネットワークを選択します。画面左上にある、ネットワークを選択するプルダウンをクリックします。手順2ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順3「Ethereum Mainnet」を選択したら、画面上部にあるウォレットアドレスをクリックしてコピーします。コピーできたら、そのままビットフライヤーに移動しましょう。手順4ビットフライヤーにログインし、左側のメニューから「入出金」を選択します。手順5ビットフライヤーに、ETHの送金先であるメタマスクのアドレスを登録します。仮想通貨の中から「イーサリアム」を選択し、「送付」タブをクリックします。「アドレスを登録する」ボタンが表示されるのでクリックします。手順6登録しているメールアドレスに、外部アドレス登録用のURLが発行されたメールが届きます。間違いがないことを確認し、文中のURLをクリックしましょう。手順7メール認証が完了したら、二段階認証に登録している方法で届いた確認コードを入力し、「次へ」をクリックします。ビットフライヤーでは外部送付アドレスの登録、および仮想通貨の外部送付に、二段階認証の設定が必須です。手順8アドレスの登録画面で、「ラベル」「アドレス」を入力します。「アドレス」を入力する際は、手順3で表示させたメタマスクの画面からコピー&ペーストで入力しましょう。すべて入力したら、「次へ」をクリックします。番号項目説明1ラベル任意の宛先名を設定します。ウォレット名などを設定すると便利です。2イーサリアムアドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順9続いて、送付先の「アドレス所有者」「送付先」などの情報を入力します。すべて入力したら、「追加する」をクリックします。番号項目説明1アドレス所有者送金先の取引所やウォレットの受取人が本人なら「お客様本人」、本人でない場合は「お客様本人以外」を選択します。2送付先送付先の種類(国内取引所・海外取引所・プラベートウォレット等)を選択します。今回はメタマスクに送金をするので、「プライベートウォレット等」を選択します。3送付先の国地域プライベートウォレットのため、本人の居住地を選択します。手順10アドレス情報の登録が完了したら、送金の手順に入ります。登録したアドレスをクリックしてETHの送金に進みます。手順11表示された画面を下にスクロールして「送付数量」を入力します。通貨ごとに最低送金額が決まっているため、それ以上の数量を入力してください。今回は0.005 ETHを送るため、「0.005」と入力して「送付する」をクリックします。手順12送付確認画面になるので、内容に間違いがなければ「送付を確定する」をクリックします。手順13二段階認証の確認コードを入力して「認証する」をクリックします。手順14受け付けのメッセージが表示されれば、送金完了です。今回は、10分程度で送付完了のメールが届きました。ビットフライヤーからメタマスクにスマホで送金してみた次にビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクにスマホを使って送金する手順を紹介します。手順1メタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金するためには、まずメタマスクのスマホアプリで送金アドレスを確認する必要があります。今回はETHを送金するので、メタマスク上でイーサリアムネットワークを選択します。画面上部にある、ネットワークを選択するプルダウンをタップします。手順2ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順3「Ethereum Mainnet」を選択すると、以下の画面に戻ります。画面上部にあるウォレットアドレスをタップすると、アドレスをコピーできます。この画面を開いたまま、ビットフライヤーのアプリに移動しましょう。手順4ビットフライヤーのアプリを起動し、下部の「入出金」をタップします。手順5「仮想通貨」タブを選択し、「イーサリアム」をタップします。手順6「出金」をタップします。手順7ETHの出金画面に遷移します。ビットフライヤーから仮想通貨を出金する際は、送金先のアドレスを登録する必要があります。「アドレスを登録する」をタップしましょう。手順8登録しているメールアドレスに、外部アドレス登録用のURLが発行されたメールが届きます。間違いがないことを確認し、文中のURLをタップしましょう。手順9アドレスの登録画面で、「ラベル」「アドレス」を入力します。「アドレス」を入力する際は、手順3で表示させたメタマスクの画面からコピー&ペーストで入力しましょう。すべて入力したら、「次へ」をタップします。番号項目説明1ラベル任意の宛先名を設定します。ウォレット名などを設定すると便利です。2イーサリアムアドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順10送付先の「アドレス所有者」を選択します。送付先の取引所やウォレットの受取人が本人なら「お客様本人」、本人でない場合は「お客様本人以外」を選んでください。選択したら、「次へ」をタップします。手順11続いて、送付先について「国内取引所」「海外取引所」「プライベートウォレット等」のいずれかを選択します。今回はメタマスクに送金するため、「プライベートウォレット等」を選びます。選択したら、「次へ」をタップします。手順12送付先の国地域・都市を選択します。今回はプライベートウォレットのため、本人の居住地を選択します。選択したら、「次へ」をタップします。手順13送付先確認画面に移ります。内容に間違いがなければ、プライバシーポリシーと利用規約を確認してチェックを入れ、「保存」をタップします。手順14二段階認証に登録している方法で届いた確認コードを入力し、「送信」をクリックします。ビットフライヤーでは外部送付アドレスの登録、および仮想通貨の外部送付は、二段階認証の設定が必須です。手順15アドレス情報の登録が完了したら、送金の手順に入ります。登録したアドレスをタップしてETHの送金に進みます。手順16「出金数量」を入力します。通貨ごとに最低送金額が決まっているため、それ以上の数量を入力してください。今回は0.005 ETHを送るため、「0.005」と入力して「出金」をタップします。手順17出金内容の確認画面が表示されます。内容に間違いがないことを確認して「出金」をタップします。手順18二段階認証に登録している方法で届いた確認コードを入力し、「送信」をクリックします。手順19二段階認証が完了すると、送金完了です。今回は、10分程度で送付完了のメールが届きました。ビットフライヤーからメタマスクに送金してみた感想ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクへの仮想通貨(暗号資産)の送金自体は問題なく行えました。導線もそこまで複雑ではなく、出金完了までの時間も10分程度と比較的スムーズでした。しかし、今回送金を行ったETHに関しては、手数料がネックといえそうです。送金手数料が無料の国内取引所もある中、1,500円程度かかった点は気になりました。国内のメイン口座がビットフライヤーである場合以外は、他の取引所で送金を行うことを検討しても良いかもしれません。なお、XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)は送金手数料が無料(2025年3月10日時点)なので、送金先が対応している場合はXRPやXLMでの送金を検討するのも良いでしょう。SNSの反応ビットフライヤーからの送金に関して、「送金手数料が高い」という意見が多く見られました。今回送金したイーサリアムはDApps利用の需要などから、メタマスクに送金する機会が多い分、送金手数料の高さはやはりネックといえるでしょう。また、今回のメタマスクへの送金では該当しませんが、トラベルルールの関係で送金できる国内取引所が限られる点に関する投稿も散見されました。トラベルルールには大きく2つの対応システムがあり、同じシステムを採用している取引所間でしか送金できません。そのため、ビットフライヤーの場合、国内取引所はコインチェックには送金できますが、GMOコインやbitbankには送金できません。送金を急いでる場合でも、必ずお互いに送受金が可能か最新情報を確認してから、送金を実施するようにしましょう。ビットフライヤーからメタマスクに送金する際の注意点ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクに送金してみた経験から、以下のような注意点が挙げられます。アドレスの入力ミスに気をつける少額でのテスト送金を行うアドレスの入力ミスに気をつけるビットフライヤーからメタマスクへの送金に限らず、仮想通貨(暗号資産)を送金する際はアドレスの入力ミスに十分注意しましょう。また、対応ネットワークが複数ある仮想通貨の場合、送金元と送金先のネットワークを一致させた上で送金する必要があります。もし、アドレスや利用ネットワークに入力・選択ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。これらのミスを防ぐためにも、アドレスは手入力をせず、コピー&ペーストで入力するようにしましょう。少額でのテスト送金を行う大きな資金を送金する前に、少額のテスト送金を行うのも有効です。まず、ビットフライヤーからメタマスクに少額のETHをテスト的に送金します。その後、メタマスクに無事着金したことを確認してから、より大きな金額を送金するという流れです。テスト送金を行うことで、アドレスなどに入力ミスがあった場合も、テスト送金時に気づくことができます。送金手数料は2回分かかりますが、送金ミスで大きな資金を失わないための有効な対策です。送金手続きは難しくない今回はPCとスマホを使って、ビットフライヤー(bitFlyer)からメタマスクへ送金してみました。送金の手順はとてもわかりやすく、処理も10分程度で完了しました。ただし、仮想通貨(暗号資産)によっては送金手数料が高額なため、頻繁な送金には向いていません。事前に送金する仮想通貨の手数料を確認するようにしましょう。また、メタマスクへの送金は自己責任で行う必要があります。アドレスやネットワークの設定ミスには十分な注意が必要です。
XS.comがエクイティレバレッジ口座を導入!既存口座は条件に変更なし

XS.comがエクイティレバレッジ口座を導入!既存口座は条件に変更なし

update2025.04.10 19:30

取扱銘柄の豊富さで知られる海外FX業者のXS.com(エックスエスドットコム)が、証拠金額によってレバレッジが変化するエクイティレバレッジ(ダイナミックレバレッジ)の導入を発表しました。従来のロット数に応じてレバレッジを制限する口座もこれまでどおり利用できます。加えて、エクイティレバレッジの対象口座でもこれまでと同様に、最大2,000倍のレバレッジを利用できます。エクイティレバレッジの対象となるのはMT5用の口座ですが、一部の口座タイプは対象外となるため注意が必要です。本記事では、XS.comのエクイティレバレッジの条件を解説するほか、レバレッジが制限される証拠金額を他社と比較しますので、ぜひ参考にしてください。目次[非表示]XS.comがエクイティレバレッジの導入を発表エクイティレバレッジとは?MT5口座で有効証拠金ベースのレバレッジを選択可能に既存口座はロットベースのまま利用可能主要海外FX業者とダイナミックレバレッジを比較メジャー通貨ペアゴールド今後は有効証拠金ベースのレバレッジへ移行XS.comがエクイティレバレッジの導入を発表XS.com(エックスエスドットコム)は柔軟な取引環境を実現するために、エクイティレバレッジを導入すると説明しています。エクイティレバレッジの対象となる銘柄は、メジャー・マイナー通貨ペアや貴金属、仮想通貨などです。銘柄ごとに適用されるレバレッジが異なるため、公式サイトで情報をしっかり確認しておきましょう。また、エクイティレバレッジを利用する場合でも、従来どおり重要な経済指標の発表前後や週末にはレバレッジが制限されます。エクイティレバレッジとは?エクイティレバレッジとは、有効証拠金額に応じて最大レバレッジが変化する仕組みです。エクイティレバレッジを導入しているブローカーでは、有効証拠金額が大きくなるほど最大レバレッジが引き下げられていきます。XS.comのメジャー・マイナー通貨ペアのエクイティレバレッジは、以下のとおりです。有効証拠金額最大レバレッジ0~5,000ドル2,000倍5,001~20,000ドル1,000倍20,001~40,000ドル500倍40,001~200倍有効証拠金額が5,000ドルを超えると1,000倍のレバレッジが適用され、40,001ドル以上になると200倍に制限されます。資金が少ない段階では、高いレバレッジによる資金効率の高い運用が可能です。資金が増えてくると段階的に最大レバレッジが引き下げられ、トレーダーによる過度なリスクテイクを抑制します。エクイティレバレッジは、資金効率とリスク管理を両立するための仕組みといえるでしょう。近年では、多くの海外FX業者が同様の仕組みを導入しています。今回のXS.comによるエクイティレバレッジ口座の導入も、このような海外FX業界のトレンドや顧客のニーズに対応するための措置と考えられます。海外FXでは国内FXのような規制を受けない日本国内では、規制によってレバレッジが最大25倍までと定められています。その一方、日本の規制が及ばない海外のFX会社では、25倍をはるかに上回る高いレバレッジを利用できることもあります。MT5口座で有効証拠金ベースのレバレッジを選択可能にXS.comで新規口座を開設する場合、エクイティレバレッジ口座と従来のロット数ベースの口座を選択できます。ただし、エクイティレバレッジを利用できるのは、MetaTrader5(MT5)口座のみで、MetaTrader4(MT4)口座は対象外です。また、MT5向けの口座タイプでも、セント口座・マイクロ口座はエクイティレバレッジの対象外となっています。現状では従来のロット数ベースのレバレッジが適用される口座も、新規開設できる状態です。エクイティレバレッジの対象口座名には、「EQ」が表示されるので口座を開設する際は表記を確認しましょう。既存口座はロットベースのまま利用可能既存口座については従来どおり、ロット数ベースのレバレッジのまま利用できます。円滑な移行を進めるため、移行期間中は有効証拠金ベースの口座とロット数ベースの口座の両方を使用可能です。そのため、既にXS.comを利用しているトレーダーは、これまでと変わらないレバレッジで取引を続けられます。しかし、既存の口座をいつまで使い続けられるのか、現時点では未定です。将来的にロットベースの口座を使用できなくなる可能性もあるため、既存口座を現在使用している方も、エクイティレバレッジの詳細を確認しておいたほうが良いでしょう。XS.comのアナウンスによると、ロットベースの口座名には「LT」が表示されることになっているようですが、現状では既存口座に該当する表示はありません。「EQ」の有無を確認して口座を見分けましょう。トレードの前に1ロットの数量を確認1ロットが示す通貨の数量はFX会社によって異なり、日本国内のFX会社では1,000通貨または1万通貨が多いです。一方、海外のFX会社では、10万通貨を1ロットと数えることが一般的です。主要海外FX業者とダイナミックレバレッジを比較XS.com(エックスエスドットコム)のように、有効証拠金ベースのレバレッジを導入している海外FX業者は珍しくありません。しかし、レバレッジが制限される証拠金額はブローカーごとに異なるため、運用する資金の額によっては希望するレバレッジを利用できない場合もあります。そこで、XS.comと主要な海外FX業者の人気銘柄のレバレッジを比較しました。メジャー通貨ペア一般的にメジャー通貨ペアは、海外FXの取扱銘柄の中でも特に高いレバレッジが適用される銘柄です。今回は海外FX業者の中でも、1,000倍以上のレバレッジを導入しているブローカーをピックアップしました。(エックスエムトレーディング)5~40,000ドル:1,000倍40,001~80,000ドル:500倍80,001~200,000ドル:200倍200,001ドル~:100倍(エクスネス)~999ドル:無制限1,000~4,999ドル:2,000倍5,000~29,999ドル:1,000倍30,000ドル~:500倍(ビッグボス)0~19,999ドル:1,111倍20,000~49,999ドル:555倍50,000~99,999ドル:200倍100,000ドル~:100倍(エイチエフエム)~4,999ドル:2,000倍5,000~39,999ドル:1,000倍40,000~99,999ドル:500倍100,000ドル~:200倍(エックスエス)0~5,000ドル:2,000倍5,001~20,000ドル:1,000倍20,001~40,000ドル:500倍40,001ドル~:200倍最大レバレッジを比較するとExness(エクスネス)が最も高くなっており、999ドル以下であれば無制限のレバレッジが適用されます。一方、今回比較したブローカーの中で最大レバレッジが最も低く設定されているのはXMTrading(エックスエムトレーディング)です。しかし、XMTradingは40,000ドルまで、1,000倍のレバレッジでトレードできます。他のブローカーで同じ額の資金を使って取引する場合、レバレッジは500倍前後に制限されます。メジャー通貨ペアのハイレバレッジを活かして、少額で大きな利益を狙いたい方にはExness、資金が増加しても極力高いレバレッジを利用したい方には、XMTradingやBigBoss(ビッグボス)が向いているといえるでしょう。ゴールド貴金属はCFD銘柄の中でも、比較的高いレバレッジを採用している会社が多い銘柄です。近年では金価格の上昇やボラティリティの高さが注目されるようになり、ゴールドCFDの人気が高まっています。(エックスエムトレーディング)5~40,000ドル:1,000倍40,001~80,000ドル:500倍80,001~200,000ドル:200倍200,001ドル~:100倍(エクスネス)~999ドル:無制限1,000~4,999ドル:2,000倍5,000~29,999ドル:1,000倍30,000ドル~:500倍(ビッグボス)0~19,999ドル:1,111倍20,000~49,999ドル:555倍50,000~99,999ドル:200倍100,000ドル~:100倍(エイチエフエム)~4,999ドル:2,000倍5,000~39,999ドル:1,000倍40,000~99,999ドル:500倍100,000ドル~:200倍(エックスエス)0~5,000ドル:2,000倍5,001~20,000ドル:1,000倍20,001~40,000ドル:500倍40,001ドル~:200倍今回比較した海外FX業者のゴールドCFDでは、メジャー通貨ペアと同様の条件が設定されていました。そのため、レバレッジを最大限に活用したい場合はExness、資金が増加しても極力高いレバレッジを利用したい場合はXMTrading・BigBossを利用すると良いでしょう。ただし、24時間以上ポジションを保有するのであれば、スワップポイントによるコストに注意が必要です。1ロットあたりのスワップポイント(エックスエムトレーディング)ロング:-6,941円ショート:2,756円(エクスネス)ロング:-555円ショート:0円(ビッグボス)ロング:-4,434円ショート:2,770円(エイチエフエム)ロング:-6,835円ショート:0円(エックスエス)ロング:-6,817円ショート:274円上の表は当サイトのスワップポイント比較ツールで、執筆時点(2025年4月9日)での各社の週平均のスワップをまとめたものです。XMTradingの買いポジションの1ロットあたりのスワップは-6,941円で、5社の中で最もコストがかかります。長期取引では一般的にレバレッジを低く設定することが多いため、スワップによるコストが少ないExnessが向いているといえるでしょう。最新のスワップポイントは、下記のページで確認いただけます。参照:スワップポイント比較ツール今後は有効証拠金ベースのレバレッジへ移行エクイティレバレッジが導入され、より柔軟な運用が可能になりました。現状ではエクイティレバレッジ口座とロットベースの口座の両方を利用できるため、以前よりも幅広いトレーダーのニーズに対応できるようになったといえます。しかし、XS.comはレバレッジを円滑に移行するために、ロットベースの口座をそのまま利用できるようにしていると説明しています。従来の口座を今後も使い続けられるか不明なため、将来的にロット数ベースのレバレッジが廃止される可能性も考慮しておくべきでしょう。その時になって慌てないように、定期的に海外FXの情報をチェックすることをおすすめします。海外FX業者を比較する際は、レバレッジが制限される証拠金額はもちろん、取引コストや取扱銘柄などを確認して、総合的に判断することが大切です。
USDT・USDCのステーキング先はどこがおすすめ?年利やリスクをチェック

USDT・USDCのステーキング先はどこがおすすめ?年利やリスクをチェック

update2025.04.10 19:00

USDTやUSDCのステーキングに対応しているプラットフォームは数多くありますが、預け先や利用するサービスの種類などで年利は変わります。そこで本記事では、日本語対応の主要な仮想通貨(暗号資産)取引所で、USDT・USDCをステーキングを利用した場合に得られる年利を比較しています。さらに、ステーキングする手順やリスクについても解説します。目次[非表示]ステーキングとはPoSのステーキングとは異なるUSDT・USDCのステーキング利率ステーキングはどの取引所がおすすめ?BybitBitgetレンディング特化のサービスも中央集権型分散型USDT・USDCをステーキングする方法USDT・USDCのステーキングリスク各プラットフォームが抱えるリスクUSDTが抱えるリスクUSDCが抱えるリスクUSDT・USDCステーキングの注意点為替レートの変動に注意税金の申告が必要な場合もリスク管理も重要ステーキングとは前提として、「ステーキング」には複数の意味があることを理解しておきましょう。意味を理解しておくと、より適切に、より安心してサービスを利用できます。「USDTをステーキングする」といった場合、ステーキングが指すのは、保有資産の貸し出しにより金利を得るサービスです。このサービスには複数の呼び名があり、「レンディング」や「セービング」などの表現が使われることもあります。USDT・USDCのステーキング先を探す上では、レンディングやセービングを提供しているプラットフォームも資産の預け先の候補になるでしょう。PoSのステーキングとは異なるPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のステーキングとは、ブロックチェーンの取引承認システムに貢献して報酬を得る仕組みのことです。保有通貨を預けて報酬を得るという点では共通していますが、異なる点もあります。まず、PoSのステーキングで預け入れができる通貨は、PoSを採用するブロックチェーンのネイティブトークン(ETHやBNBなど)のみです。USDTなどのトークンでは、PoSのステーキングは行えません。また、報酬の出所という観点でも異なります。PoSのステーキングの場合、一般的にはトランザクション手数料やブロックチェーンが新規に発行する仮想通貨(暗号資産)が報酬のもとになります。一方、レンディングと同義のステーキングの場合、報酬は借り手から支払われます。PoSとはPoSは、ブロックを生成するためのルール「コンセンサスアルゴリズム」の1つです。PoSは、ビットコインなどが採用するPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と比較して電力消費が少ない点や、拡張性が高い点などで注目されています。USDT・USDCのステーキング利率USDTやUSDCをステーキングした場合、利率はどれくらいなのでしょうか。ここでは日本語に対応している主要な仮想通貨(暗号資産)取引所ごとに、サービス名と年利を紹介します。(2025年3月21日現在)各仮想通貨取引所のUSDTのステーキング利率(バイビット)・積立ステーキング:1.00~11.00%(※1)・定期ステーキング:4.00~15.00%(バイナンス)・Simple Earn(フレキシブル):1.80%・Simple Earn(定期):1.70〜4.78%(ゲート)・Simple Earn(フレキシブルターム):12.35%・Simple Earn(定期):3.08〜7.79%・USDT ステーキング:3.24~5.24%(※1)(メクシー)・MEXCフレキシブルセービング:4.00〜12.00%(※1)・MEXC固定セービング:4.00%(ビンエックス)・資産運用(フレキシブル預金):10.00%・資産運用(定期):4.00〜14.00%(ビットゲット)・フレキシブルセービング:1.92〜6.92%・固定セービング:3.50〜4.00%(コインイーエックス)・金融口座:4.0716%(※1)預入金額ごとに段階的に適用される金利が変わる各仮想通貨取引所のUSDCのステーキング利率(バイビット)・積立ステーキング:1.39~6.39%(※1)・定期ステーキング:12.00%(バイナンス)・Simple Earn(フレキシブル) :2.18〜12.18%(※1)・Simple Earn(定期):8.35%(ゲート)・Simple Earn(フレキシブルターム):18.40%・USDC ステーキング:3.50~6.50%(※1)(メクシー)・MEXCフレキシブルセービング:7.00〜16.00%(※1)・MEXC固定セービング:7.00%(ビンエックス)・資産運用(フレキシブル預金):11.00%・資産運用(定期):4.00〜5.50%(ビットゲット)・フレキシブルセービング:2.80〜8.00%(※1)・固定セービング:3.00〜3.20%(コインイーエックス)取り扱いなし(※1)預入金額ごとに段階的に適用される金利が変わるAPRとAPY年間の獲得報酬量を表す単位には、主にAPRとAPYが用いられます。APRは複利を考慮せずに計算されますが、APYの計算では複利が考慮されます。そのため同じ報酬額でも、どちらを用いて表すかによって数値が変わります。単位に何を用いるかは取引所によってさまざまです。ステーキングはどの取引所がおすすめ?様々な仮想通貨(暗号資産)取引所がUSDTやUSDCのステーキングサービスを提供しています。ここでは、国内でも特に人気の高いBybit(バイビット)とBitget(ビットゲット)のサービスの特徴を紹介します。BybitBybitでUSDTやUSDCのステーキングを行うには、積立ステーキングもしくは定期ステーキングを利用することになります。積立ステーキングは、期間の制限なくずっと預け入れることができ、さらに好きなときに引き出しができる点が特徴です。一方、定期ステーキングはステーキング期間が固定されています。いつでも払戻しができる訳ではありませんが、基本的に年利は高く設定されています。Bybitでは、過去に利用者数1,000万人突破記念キャンペーンを実施し、最大12%ものUSDTの積立ステーキング年利が提供されたこともあります。高い利率で運用できるキャンペーンが定期的に開催されるので、積極的に利用したいですね。BitgetBitgetでは、「セービング」というサービス名でUSDT・USDCのステーキングを提供しています。​USDT・USDCのセービングは、フレキシブルセービングと固定セービングの2種類から選択できます。フレキシブルセービングは、柔軟な期間設定が可能で、いつでも引き出せる点が特徴です。​一方、固定セービングは一定期間資産をロックすることで、基本的に高めの利回りを得ることができます。​​また、新規ユーザー限定などの条件で高い年利が設定されていることもあるため、こまめにチェックすると良いでしょう。レンディング特化のサービスも仮想通貨(暗号資産)取引所が提供するステーキングサービスを比較しましたが、レンディングに特化したプラットフォームも存在し、USDT・USDCのステーキングはそこでも行えます。レンディングプラットフォームの特徴を中央集権型と分散型に分けて紹介します。中央集権型代表的な中央集権型のレンディングプラットフォームには「nexo(ネクソ)」などがあります。2025年3月21日現在、nexoでUSDT・USDCを預けて得られる年利は以下の通りです。仮想通貨銘柄年利USDT・Flexible Saving:11.00〜13.00%・Fixed-term Saving:14.00〜16.00%USDC・Flexible Saving:10.00〜12.00%・Fixed-term Saving:12.00〜14.00%USDT・Flexible Saving:10.00〜12.00%・Fixed-term Saving:12.00〜14.00%USDC・Flexible Saving:11.00〜13.00%・Fixed-term Saving:14.00〜16.00%年利は比較的高いといえます。トレード機能ではBybit(バイビット)などの取引所に劣るものの、取引所同様に管理者が存在するため、初心者でも使いやすいサービスです。また、国内ではSBIグループの「Hashhub(ハッシュハブ)」が提供するレンディングサービスが人気です。2025年3月21日現在、HashhubでUSDCを預けて得られる年利は以下の通りです。仮想通貨銘柄年利USDT5.00%海外サービスに比べると年利は見劣りしますが、国内サービスで完結したい方にとっては有力な選択肢となります。分散型代表的な分散型のレンディングプラットフォームには、「Aave(アーベ)」や「Compound(コンパウンド)」などがあります。2025年3月21日現在、USDT・USDCを預けて得られる年利は以下の通りです。Aaveのレンディングの年利仮想通貨銘柄年利USDT3.41%USDC2.81%Compoundのレンディングの年利仮想通貨銘柄年利USDT2.27%USDC1.85%本人確認(KYC)なしで誰でも利用できる点や高い透明性が、分散型プラットフォームの魅力です。ただし、外部ウォレットでの資金管理や技術面の学習が必要になります。KYCとはKYCとは、「Know Your Customer」の略で、取引者が本人であることを確認する手続きを指します。一般的には身分証明書、銀行取引明細書、公共料金請求書など公的な書類の提出が必要で、場合によっては身元確認なども行われます。USDT・USDCをステーキングする方法USDT・USDCをステーキングする方法を紹介します。今回は比較的使いやすいBybit(バイビット)を例にして、USDTをステーキングする手順を解説します。手順1以下のリンクをクリックし、Bybitの公式ページにアクセスします。Bybitの公式ページへ手順2「ファイナンス」の中の「資産運用」にカーソルを合わせ、表示される「Bybitステーキング」をクリックします。手順3ステーキングの一覧が表示されます。希望の通貨と条件を選択し、「ステーキングする」ボタンをクリックします。手順4「金額」欄にステーキングしたい金額を入力し、サービス規約に同意(チェック)した上で「ステーキングする」をクリックすれば、ステーキングは完了です。USDT・USDCのステーキングリスクステーキングはトレードと比べて安定的に資産を増やせる手段です。また、USDTやUSDCなどのステーブルコインは、価格変動が起きないようにデザインされています。しかしリスクは存在するので、事前に確認しておきましょう。各プラットフォームが抱えるリスク中央集権型中央集権型のプラットフォームを利用する場合、中央の管理者を信用することになります。管理者が安全にサービス運営をしてくれれば、利用者がトラブルに見舞われるリスクは低いです。しかし、実際にどのように運営されているかを知ることは難しく、管理者側の過失でユーザーが不利な状況に立たされる可能性はあります。大手レンディングプラットフォームだったCelsius Network(セルシウス・ネットワーク)が出金を停止するといったことも実際に起こっています。Celsius Networkの経営破綻Celsius Networkは中央集権型の仮想通貨レンディングサービスです。経営破綻に伴い、大量に抱えるstETHの精算リスクが高まりました。最終的に破産申請しましたが、stETHの価格崩壊は起きませんでした。管理者が存在するおかげで、初心者でもサービスが使いやすくなりますし、手厚いサポートを受けられますが、デメリットもあるのです。分散型分散型プラットフォームを利用する場合は、管理者ではなくスマートコントラクトを信用することになります。スマートコントラクトとはスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。スマートコントラクトはコードに従って動くプログラムなので、それ自体が不正を働くことはありません。しかし、脆弱性(セキュリティ上の弱点)に目を付けたハッカーに攻撃を仕掛けられることがあります。それにより、利用者の資金が抜き取られてしまう事態が度々起こっています。中央集権型サービスにも分散型サービスにもリスクはあるので、どちらを利用するにしても、信頼できるプラットフォームかを自分で調べることが重要です。預け入れ先を複数のプラットフォームに分けることも、リスクを軽減してくれるでしょう。USDTが抱えるリスク仮想通貨(暗号資産)市場で広く利用されているUSDTですが、マーケット参加者からの信頼が失われれば、一気に価値が下落する恐れもあります。過去には、発行元のテザー社が監査結果の詳細を公開しなかったことで信用不安につながり、USDT価格が不安定になったことがあります。近年、テザー社は担保資産の健全化に取り組んでいます。しかし2025年3月現在でも、担保資産には米ドルや米国債の他に、短期の社債やローン、その他の投資が含まれています。また、保有している社債の社名が公表されていないため、完全な透明性を確保しているとは言い難いでしょう。USDCが抱えるリスクUSDCは、アメリカに拠点を置くCircle社が発行するステーブルコインです。準備金内訳を詳細に公開していることや、米国の上場会社であるCoinbase(コインベース)がバックについていることなどから高い信頼性を誇っています。しかし、現状より広く利用されているのはUSDTです。USDTはレンディング以外の資産運用や取引にも用いられていますが、それと比べるとUSDCは利用できる範囲が限定的です。過去にはUSDCの運営陣がトルネードキャッシュ規制に際して、一部アカウントの凍結を行ったことで、USDCに対して不信感を持っている人もいます。また、Circle社は2023年3月に経営破綻したSVB(シリコンバレー銀行)に、準備金の一部を預けていました。それにより準備金の棄損が懸念され、一時期米ドルと10%以上の価格乖離を記録しました。画像引用:CoinMarketCapこういったリスクを考えると、USDTとUSDCはどちらも一長一短といえるでしょう。USDT・USDCステーキングの注意点USDT・USDCのステーキングは手軽で安定的な報酬を得られるサービスですが、見落としがちな注意点もあります。以下の2つのポイントを解説します。為替レートの変動に注意税金の申告が必要な場合も為替レートの変動に注意米ドルに連動するUSDTやUSDCは、価格変動が少ない仮想通貨(暗号資産)とされています。​しかし、日本円を基準にした場合、円と米ドルの為替レートの変動が資産価値に影響を及ぼす点に注意が必要です。​例えば、ステーキング報酬を目当てに日本円をUSDT・USDCに交換し、ステーキングを行ったとします。しかし、その後に円高が進行したことで、ステーキング報酬は得られたものの、トータルで考えると日本円換算では損失が発生したというケースも起こり得ます。日本円とUSDT・USDCを換金する際には、為替レートの状況も考慮にいれて立ち回るようにしましょう。税金の申告が必要な場合もUSDT・USDCに限らず、仮想通貨のステーキングで得られた利益は、所得税の課税対象です。仮想通貨取引による利益のほか、給与所得や不動産収入などを含む総所得金額に対して最大で45%の所得税が課税されます。個人の方が仮想通貨取引などで年間20万円を超える所得が発生した場合、雑所得として課税対象となり、確定申告が必要になります。また、仮想通貨取引などで得た所得が20万円以下でも、医療費控除やふるさと納税などで確定申告を行う場合は、申告が必要です。ステーキング報酬は、取得時点の価格を基準に総収入金額に算入する必要があります。取引所が発行する年間取引報告書や取引履歴などから正確に所得金額を計算して申告しましょう。リスク管理も重要USDTやUSDCのステーキングは魅力的な資産運用方法ではありますが、自分の資産を守るためにはリスク管理は欠かせません。現状、ステーブルコインは仮想通貨(暗号資産)市場に大きな懸念が広がるタイミングなどで、デペッグを起こすことも多いです。また、ステーキングをする際は、年利の高さ以外にも注目するようにしましょう。引き出しの自由度も考慮する、保有資産やプラットフォームを分散するなどの工夫をすれば、より安心して利用できます。
Titan FXで米国株式CFD銘柄の取引時間が2倍に!

Titan FXで米国株式CFD銘柄の取引時間が2倍に!

update2025.04.09 19:30

2025年4月1日、Titan FX(タイタンエフエックス)は米国株式CFD全銘柄の取引時間をこれまでの約6.5時間から13時間へと大幅に拡大しました。この変更により、従来は取引が難しかったロンドン市場の時間帯から、ニューヨーク市場序盤にかけての時間帯でも、リアルタイムで米国株式の取引が可能になりました。特に、欧州時間に取引を行うことが多い日本人トレーダーにとっては、取引機会が大きく広がることになります。目次[非表示]米国株式CFDの取引時間が1日13時間へ拡大米国株式CFDの取引時間を競合他社と比較取引時間変更後の価格変動に問題がないか調査Titan FXは取引環境が総合的に優秀米国株式CFDの取引チャンスが広がる絶好の機会米国株式CFDの取引時間が1日13時間へ拡大Titan FX(タイタンエフエックス)は、2025年4月1日(火)より取り扱う100銘柄以上の米国株式CFD全銘柄を対象に、取引時間を大幅に拡大しました。従来の取引時間は、日本時間22時35分〜翌日4時55分(夏時間)までの約6.5時間でしたが、変更後は日本時間17時00分〜翌5時59分(夏時間)までの13時間に延長され、より長時間の取引が可能になります。変更日2025年4月1日(火)変更後の取引時間夏時間:17時00分~翌5時59分(日本時間)冬時間:18時00分~翌6時59分(日本時間)変更前の取引時間夏時間:22時35分~翌4時55分(日本時間)冬時間:23時35分~翌5時55分(日本時間)対象銘柄米国株式CFDの全銘柄備考既存ポジションに影響なしTitan FXのMT5ライブサーバーでは、クォート時間と取引時間が一致しているため、価格配信と取引開始にタイムラグが生じることはありません。また、今回の変更はあくまで取引時間の拡大にとどまり、スワップポイントやレバレッジ、既存ポジションなどの取引条件には一切影響がありません。なお、TitanFXでは米国株式CFDの取引が可能なのはMT5のみとなっており、MT4には対応していない点にはご注意ください。米国株式CFDの取引時間を競合他社と比較Titan FX(タイタンエフエックス)と米国株式CFDを提供している主要海外FX業者の取引時間(夏時間)を比較した結果、Titan FXの取引時間は他社を大きく上回っていることが明らかになりました。(タイタンエフエックス)17時00分~翌5時59分(エックスエムトレーディング)22時40分~翌4時55分(エクスネス)22時40分~翌4時45分(エイチエフエム)22時35分~翌4時54分59秒(エックスエス)22時30分〜翌5時00分(エフエックスオン)22時30分〜翌5時30分特に注目すべきは17時〜22時半前後のロンドン市場からニューヨークの開場直後までの間、米国株式CFDを取引できる業者はTitan FXのみである点です。ロンドン市場で有利な価格帯のポジションを保有しておき、ニューヨーク市場で伸ばすなど市場を跨いだ取引戦略を立てる際にはTitan FXが最適だといえます。取引時間変更後の価格変動に問題がないか調査取引時間変更後、Titan FX(タイタンエフエックス)で取引できる米国株式CFD銘柄の価格推移に変化があったのかを調査しました。チャートを見てみると、銘柄によっては取引開始直後の時間帯に大きな下ヒゲを伴う急変動が観測されましたこのような急変動は、市場参加者がまだ少ない時間帯や、マーケットが開いたばかりで流動性が十分でない場面でよく見られるもので、特段異常な現象ではありません。ロンドン市場の開始前後は、もともと相場の動きが活発になりやすい時間帯として知られています。今回の米国株CFDの取引時間拡大により、ロンドン市場開幕時における取引戦略の幅がさらに広がりました。リスクとチャンスが交錯する時間帯ではありますが、戦略次第で大きな利益を狙える重要な取引機会となるでしょう。Titan FXは取引環境が総合的に優秀Titan FX(タイタンエフエックス)は、低スプレッドや約定力の高さといった取引環境が総合的に優秀であることが特徴です。口座タイプスタンダード口座マイクロ口座ブレード口座レバレッジスタンダード口座・ブレード口座:500倍マイクロ口座:1,000倍取引銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/株式】:【CFD/ソフトコモディティ】:取引ツールMetaTrader 4(MT4)MetaTrader 5(MT5)サポート対応24時間対応(年中無休)なお、上記は2025年4月3日時点の情報です。Titan FXの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Titan FX(タイタンエフエックス)取引銘柄数も豊富で、米国株式CFD以外にも国内株式や株価指数、コモディティなどさまざまなCFD銘柄が揃っています。また証拠金残高によるレバレッジ制限がないことも特徴の一つです。数百万円を超えるような証拠金で取引する際もレバレッジ500倍で取引できるので、大口のトレーダーであってもレバレッジの面で困ることはありません。ただし米国株式CFD銘柄の最大レバレッジは20倍に制限されています。一見すると控えめに感じるかもしれませんが、値動きの大きい米国株を対象とすることを考慮すれば、リスク管理の観点からもバランスの取れた、十分実用的な水準といえるでしょう。米国株式CFDの取引チャンスが広がる絶好の機会Titan FX(タイタンエフエックス)は、2022年4月に米国株式CFDの提供を開始して以来、同一口座で取引を可能にしたり銘柄を追加したりと、継続的にサービスのアップデートを行ってきました。そして今回、取引時間の大幅拡大によってトレードチャンスの幅が一気に広がり、ユーザーにとってのさらなる利便性向上が実現されました。こうした積極的な姿勢は、「ユーザーにとって最も使いやすい環境を提供すること」を重視する、ユーザー本位の運営方針を体現しているとも言えます。今後もサービスの拡充や取扱銘柄の多様化、より高度な分析ツールや取引サポート機能の導入などさらなるアップデートにも期待できます。
信頼できる海外FX情報の見極め方|公式サイトと比較サイトの違いを解説

信頼できる海外FX情報の見極め方|公式サイトと比較サイトの違いを解説

update2025.04.09 19:00

ネット上にはさまざまな海外FXに関する情報が出回っており、どのサイトやSNSアカウントを参考にすべきか悩む方も多いのではないでしょうか。海外FXの情報は、FX業者が発信しているものと、第三者が発信しているものの大きく2つに分けられます。取引条件などの情報は、業者の公式サイトで確認できます。客観的な業者の評価を知りたい場合は、第三者が運営する比較サイトを利用するなど、目的に応じて情報源を使い分けると効率的に情報を集められます。ただし、海外FXに便乗した詐欺業者が存在することもあるため、信頼できる情報源を利用することが大切です。本記事では、FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違い、そして信頼できる海外FX情報の見極め方をご紹介します。目次[非表示]海外FX情報はどこから来る?3つの主な情報源業者の公式メディア(=オウンドメディア)第三者が運営する比較・レビューサイトSNS・YouTube・インフルエンサー海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違いオウンドメディアは業者のマーケティングの一種比較サイトは中立性のある記事が多い広告色の強い記事と中立的記事を見極めるポイント紹介している海外FX業者に極端な偏りがないかデメリットにも言及しているか評価の根拠となるデータが掲載されているか海外FX業者のメディア担当者へインタビュー信頼できる情報を得るために各メディアの違いを見極めよう海外FX情報はどこから来る?3つの主な情報源海外FX情報が発信されている主な媒体として以下の3つが挙げられます。業者の公式サイト(=オウンドメディア)第三者が運営する比較・レビューサイトSNS・YouTube・インフルエンサーまずは、各媒体の特徴を解説します。業者の公式メディア(=オウンドメディア)オウンドメディアとは、企業が自社で所有し運営しているメディアのことです。主要な海外FX業者の多くは、オウンドメディアである公式メディアを所有しています。公式メディアには、取扱銘柄やレバレッジなどの取引条件のほか、キャンペーン情報をはじめとした最新情報も掲載されています。海外FX業者の公式メディアの中には、サービスの紹介にとどまらず、FXの基礎知識や取引手法などを解説する記事を積極的に公開しているところもあります。例えば、FXON(エフエックスオン)の公式メディアでは、取引条件やキャンペーン情報に加えて、初心者トレーダーに役立つ情報をブログ形式で発信しています。オウンドメディアは、ブローカーが自ら運営しているサイトであることから、取引条件やサービスに関する最も信頼性の高い情報を得られる媒体といえるでしょう。第三者が運営する比較・レビューサイト海外FXをテーマにした比較サイトやレビューサイトでも、業者の情報を集めることができます。ブローカーのオウンドメディアでは、基本的に自社と関連する情報を掲載しているのに対して、比較・レビューサイトでは紹介する業者に制限はありません。客観的・中立的な情報を発信できる点が、第三者が運営するサイトの特徴です。大手の比較サイトであれば、信頼できるブローカーかどうか調査した上で、情報を掲載するので詐欺まがいの海外FX業者を利用してしまうリスクも避けられるでしょう。当サイト「Myforex」もブローカー以外の第三者が運営するサイトで、FX業者の評価やニュースを掲載しています。参照:ブローカー情報SNS・YouTube・インフルエンサーSNSやYouTubeも海外FXの情報収集に活用できます。XやYouTubeで海外FX関連の情報を発信しているインフルエンサーも存在しており、実際にブローカーを使用した感想など、リアルな情報を見つけられます。Xではリアルタイムの情報をチェックできるため、経済指標の結果を素早く確認したい時や、取引サーバーに障害が発生していないか知りたい時などに活用できます。ただし、最近ではSNSを悪用した詐欺行為も行われているため、信頼できるアカウントかどうか慎重に判断することも大切です。2023年に発生したAssassinFX(アサシンエフエックス)の事例では、SNSを利用した勧誘が行われていました。海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違い海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトには、運用目的や中立性、収益源などの違いがあります。これらのサイトの違いを把握しておくと、知りたい情報に合わせてどちらをチェックすべきか判断しやすくなるでしょう。海外FX業者のオウンドメディアと比較サイトの違いを解説します。オウンドメディアは業者のマーケティングの一種海外FX業者がオウンドメディアを運営する目的は、主に「自社の集客」と「イメージアップ」です。ブローカーの公式サイト・オウンドメディアでは、Web広告による集客のほか、SEOと呼ばれるGoogleなどの検索エンジンを利用した手法で集客を行っています。SEOでは、自社の見込み客が検索するであろうキーワードに対応する記事を用意しておき、検索エンジン経由でサイトへのアクセスを集める手法です。オウンドメディアによるSEOを用いた集客では、Web広告のような出稿料がかかりません。検索結果ページの上位に記事が表示されれば、記事の制作費だけでアクセスを集められるため、費用対効果の高い集客が可能です。また、オウンドメディアによる集客を成功させるには、ユーザーのニーズに合わせてコンテンツを制作する必要があります。役に立つ情報を継続的に発信することで、「質の高い情報を発信する会社」「信頼できる会社」といったイメージをユーザーに印象付ける効果も期待できます。一方で、自社にとって都合の良い情報発信が中心となるため、客観的な情報を知りたい場合は、第三者のサイトで確認したほうが良いでしょう。比較サイトは中立性のある記事が多い海外FX業者以外の運営者によって運用されている比較サイトでは、主にSEOでアクセスを集めています。比較サイトでは業者にとって都合の悪い情報も掲載できるため、中立的な立場から情報発信が可能です。ユーザー目線での記事が多く、ブローカーのオウンドメディアでは触れられていない情報が掲載されていることもあります。ただし、比較サイトとFX業者のオウンドメディアでは、収益モデルが異なっている点に留意しておく必要があります。FX業者がFX事業の収益でオウンドメディアを運営しているのに対して、比較サイトの収益源はFX業者から支払われる広告収益です。収益が発生する細かな条件はFX業者によって異なりますが、比較サイト経由で読者が口座を開設し、取引を開始すると収益の一部が比較サイト運営者に支払われます。広告収益は海外FX業者ごとに異なり、収益の単価が高い業者を紹介したほうが、効率的に売り上げを伸ばせる構造になっています。そのため、比較サイトや記事によっては、収益の高いFX業者へ誘導するために表現を誇張したり、特定のブローカーを魅力的に見せるために、評価にバイアスがかかっている場合もあるため注意が必要です。広告色の強い記事と中立的記事を見極めるポイント海外FX業者の客観的な情報を知りたい場合、比較サイトなどの中立的な記事を参考にすると良いでしょう。しかし、先述のとおり、比較サイトの収益源は広告収益であるため、IBメディアによっては中立性に欠ける情報を発信している可能性があります。海外FXの記事を読む際は、以下の点をチェックしましょう。紹介している海外FX業者に極端な偏りがないかデメリットにも言及しているか評価の根拠となるデータが掲載されているか中立的な記事を見極める3つのポイントを解説します。紹介している海外FX業者に極端な偏りがないか比較サイトが特定のFX業者を持ち上げる記事ばかり公開していないかチェックしてみましょう。比較サイトが一部の海外FX業者ばかり取りあげている場合、広告収益が高い業者を選んで紹介している可能性があります。特に海外FXをこれから利用する初心者が、1つの比較サイトだけで中立な記事を掲載しているメディアかどうか判断することは困難です。ブローカーの客観的な評価を調べたい場合は複数の比較サイトをチェックして、中立的な情報を発信しているサイトか見極めることが大切です。デメリットにも言及しているか海外FXの利点は高いレバレッジやボーナスの提供など、国内FXよりも自由度の高いサービスを提供できる点です。業者ごとに特色のあるサービスを打ち出すことで、他社との差別化を図っています。例えば、大手海外FX業者のExness(エクスネス)では、狭いスプレッドでレートを配信しています。一方で、口座開設ボーナスを提供していないため、お試しで利用したい時も自己資金を用意しなければなりません。そのため、Exnessの取引環境とサービスは、取引環境を優先したいトレーダーには適しているものの、ボーナスを活用しながら取引したいトレーダーには不向きといえるでしょう。トレーダー目線でメリットとデメリットの両方を紹介しているかも、中立的な記事かどうか判断する上でチェックしておきたい大事なポイントです。評価の根拠となるデータが掲載されているか比較サイトでは、独自の視点や調査に基づいて海外FX各社を評価しています。例えば、ランキング形式でおすすめの海外FX業者を紹介する記事は、比較サイトにおける定番のコンテンツです。しかし、順位の決定基準が明示されていない記事も少なくありません。順位付けの根拠となるデータが公開されていない場合、特定の業者を恣意的に上位に掲載している可能性があり、情報の中立性を読者が判断するのは難しいと言えるでしょう。中立的な情報を発信している比較サイトでは、トレーダーにアンケートを実施したり、各ブローカーのサービスに点数をつけて総合得点を算出するなど、客観的な方法で順位を決定しています。比較サイトの評価をそのまま信じるのではなく、必ず評価の根拠となるデータが提示されているかどうかも確認しましょう。海外FX業者のメディア担当者へインタビュー当サイトでは、FX業者のオウンドメディア担当者に対して、ブローカーのオウンドメディアが台頭してきたことにより、従来の第三者が運営するメディアの集客が難しくなるのではないかという意見について、どのように考えているのかインタビューを行いました。ブローカーが自社メディアとして発信する情報と、第三者の視点を持つメディアが提供する情報は、役割が異なるため共存できると考えています。オウンドメディアはあくまで自社のブランディングの一環であり、トレーダーにとって「公平な情報」「客観的な比較」を求める比較サイトのようなメディアのニーズは引き続き高いのです。IBメディアは独自の切り口や市場分析、より高度な教育コンテンツを提供することで差別化が可能であり、その点自社メディアは、そこまで尖った、斬新なアイディアで勝負することは現実的には難しいです。時代はどんどん加速しながら変容していき、近い将来はまた新しいムーブメントが起るのだろうと考えています。自社メディアの場合はそのような時代の変容に迅速に対応することは難しいと感じています。そのため、よりよい情報が増えることで海外FXユーザーの母数が広がっていくチャンスであると感じています。今後は外部のメディアとの強い連携が必要であると感じており、今後もより一層強いお付き合いをさせていただけたらと考えています。海外FX業者担当者メール - より引用今回インタビューに応じた担当者は、海外FX業者のオウンドメディアと第三者が運営するIBメディアでは、それぞれ役割が異なるため、共存は十分に可能だと語りました。ブローカーが運営するオウンドメディアは、その性質上、読者にとって客観的なコンテンツを提供するのが難しいとされています。一方で、IBメディアの強みは、トレーダー目線で中立的な情報を発信できる点にあります。インタビューの内容を踏まえると、海外FX業者のメリットだけでなく、デメリットや注意点といった業者側が発信しにくい情報を取り上げることが重要です。また、独自の視点によるブローカー評価など、特徴的なコンテンツを発信できるかどうかが、今後のIBメディア運営におけるカギになるでしょう。メディアごとの立ち位置や方針が明確であれば、トレーダーにとってもどのサイトを参考にすればよいか判断しやすくなり、情報収集の効率も高まるはずです。信頼できる情報を得るために各メディアの違いを見極めようネットでFX情報を集める際は、各メディアの特徴を理解し、目的に合った媒体を使い分けることで、効率よく有益な情報を得られます。海外FX業者のオウンドメディアは、ブローカー自身が発信しているため、取引条件やサービス内容を知りたいときに最も信頼できる情報源です。一方、第三者が運営するIBメディアは、トレーダー目線でのレビューや比較を通じて、客観的な情報を提供するのを得意としています。また、リアルタイムの情報を得たい場合は、X(旧Twitter)などのSNSが便利です。ただし、IBメディアやSNSで情報をチェックする際は、その内容が信頼できるものかどうかを慎重に見極める必要があります。特にSNSでは噂や不確かな情報が広まりやすいため、情報を鵜呑みにせず、自分で事実を確認する意識も大切です。各メディアの違いを理解し、目的に応じて適切に使い分けましょう。
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Axiのビットコインのスプレッドを比較!他社にないメリットとは

update2025.04.08 19:00

ここ数年、ビットコインなどの仮想通貨は高いボラティリティと将来性が注目され、多くのトレーダーに親しまれています。老舗ブローカーとして知られるAxiはFXだけでなく仮想通貨CFDにも力を入れており、その信頼性と安定した取引環境で注目を集めています。本記事では、AxiのBTCの取引環境や、競合他社とのスプレッド比較、さらにスプレッド以外に注目すべきポイントなどを解説します。Axiで仮想通貨取引を検討している方はぜひ参考にしてください。目次[非表示]Axiが提供する仮想通貨取引の基本仕様Axiの仮想通貨スプレッドを他社と比較Axiで仮想通貨取引をするメリット期間限定で入金ボーナスが利用できるASIC保持業者で信頼性が高い固定スプレッドで隠れたコストの心配がないAxiの仮想通貨取引は総合力で選ばれるAxiが提供する仮想通貨取引の基本仕様Axi(アクシ)は、オーストラリアに本社を構える老舗のFXブローカーで、長年にわたり世界中のトレーダーから高い信頼を得てきました。近年では、従来の外国為替やCFD取引に加えて、仮想通貨CFDにも対応しており、とりわけビットコイン(BTC)の取引条件が優れていると注目を集めています。最大レバレッジ200倍取引手数料なし銘柄数34種類取引時間年中無休プラットフォームMT4 / MT5Axiの仮想通貨取引では、最大200倍のレバレッジを利用できる点が大きな魅力です。これにより、少ない資金でも柔軟かつダイナミックな取引が可能となります。さらに、基本的にすべての仮想通貨取引において手数料が無料であるため、コストを抑えた運用が実現できます。特にビットコインに関しては、非常に狭いスプレッドが設定されており、デイトレードやスキャルピングといった短期売買を重視するトレーダーにとって、有利な取引環境が整っています。Axiの仮想通貨スプレッドを他社と比較ここでは、Axi(アクシ)が提供するBTCUSDのスプレッド平均値を、他の主要な海外FXブローカーと比較してご紹介します。BTC・ETHスプレッド比較BTC・ETHスプレッド比較海外FX業者BTCUSD (pips)ETHUSD (pips)(アクシ)182.3(エクスネス)20.21.3(スリートレーダー)195.4(ヴァンテージ トレーディング)243.0Axi(アクシ)BTCUSD (pips)ETHUSD (pips)182.3Exness(エクスネス)BTCUSD (pips)ETHUSD (pips)20.21.3ThreeTrader(スリートレーダー)BTCUSD (pips)ETHUSD (pips)195.4Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)BTCUSD (pips)ETHUSD (pips)243.0上記はあくまで一例であり、相場状況や口座タイプ、時期によって変動します。実際の数値は各公式サイトでご確認ください。Axiのビットコインスプレッドは、いわゆる「低スプレッド」で知られる競合他社と比較してもさらに狭く、今回調査した4社の中で最も低い数値を記録しました。一方で、イーサリアム(ETHUSD)のスプレッドに関しては、惜しくも2位という結果でした。しかし、それでも非常に競争力のある水準にあり、総合的に見れば、Axiは主要ブローカーの中でもトップクラスの取引環境を提供していると言えるでしょう。各社のリアルタイムでのスプレッドは、下記のスプレッド比較ツールでご確認いただけます。参照:リアルタイム スプレッド比較Axiで仮想通貨取引をするメリットAxi(アクシ)の仮想通貨取引が「優れている」と評価される理由は、スプレッドの狭さだけではありません。ここでは、取引環境をさらに魅力的にする3つのポイントをご紹介します。期間限定で入金ボーナスが利用できるAxiでは、常時入金ボーナスを提供しているわけではありません。ただし、特定の期間中にはキャッシュバックキャンペーンや入金ボーナスが実施されることがあり、条件次第ではお得に取引を始めるチャンスがあります。注意点として、これらのボーナスは恒常的に開催されているわけではないため、ボーナス目的で口座開設を検討している方は、事前にキャンペーンの有無を確認しておくことが重要です。さらに、Axiの入金ボーナスは自動付与ではなく、原則としてユーザー自身による申請が必要です。キャンペーンを確実に活用するには、事前に公式サイトやプロモーションページで参加方法や適用条件をしっかり確認しておく必要があります。Axi公式サイトで詳細を確認ASIC保持業者で信頼性が高いAxiは、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)から正式なライセンスを取得している、実績豊富な老舗の海外FXブローカーです。信頼性の高いFX業者として、以下のような強みを備えています。ASICライセンスを保有長年の運営実績と顧客資産の厳格な分別管理安心の日本語サポート体制仮想通貨CFDや海外FXを利用する際、スプレッドやレバレッジといった条件だけで判断するのはリスクがあります。特に資金を預けて取引を行う以上、ブローカーの信頼性と安全性は、何よりも重要な判断材料です。その点、Axiは国際的にも高い認知度を誇り、厳格な規制で知られるASICのライセンスを取得していることから、安心して取引できる環境が整っています。信頼性を重視するトレーダーにとって、非常に心強い選択肢と言えるでしょう。固定スプレッドで隠れたコストの心配がないAxiの仮想通貨CFD取引では、一部の通貨ペアで固定スプレッドが採用されており、相場の急変時でもスプレッドが極端に広がる心配がありません。これにより、取引コストを事前に把握しやすく、計画的な資金管理が可能となります。さらに、Axiが固定スプレッドを明示している点は、ブローカーによる不透明な約定操作や価格改ざんといったリスクの低減にもつながり、取引の公平性と透明性を確保する上で重要な要素となっています。スプレッドの変動に左右されることなく、安定した取引環境の中で戦略に集中できる、こうした信頼性の高さが多くのトレーダーからAxiが選ばれる理由のひとつです。Axiの仮想通貨取引は総合力で選ばれるAxi(アクシ)の仮想通貨CFD取引は、安定性や信頼性、取引コストといった面で、他のブローカーと比べてもバランスが取れており、安心して利用できる取引環境が整っています。注目すべきは、狭いスプレッドに加え、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンスを保有しているという高い信頼性です。このような厳格な規制下での運営は、トレーダーにとっても大きな安心材料となります。総合的に見ても、Axiはビットコインをはじめとする仮想通貨CFD取引において、非常に魅力的な選択肢の一つです。信頼性と安定性を重視しながら堅実に取引を行いたい方には、ぜひチェックしてほしい存在です。
FXGTがミャンマー・バンコクの被災者支援を発表、イメージアップ対策か

FXGTがミャンマー・バンコクの被災者支援を発表、イメージアップ対策か

update2025.04.07 19:00

海外FX業者のFXGT(エフエックスジーティー)が、ミャンマーで発生した大地震の被災者支援を発表しました。現地で被災者を支援している団体に対して、寄付を行ったとしています。最近ではイメージ戦略の一環として、チャリティ活動に取り組む海外FX業者も増えてきました。FXGTによる今回の活動も被災者の支援に加えて、自社のイメージアップを目的に実施したものと考えられます。取引環境の悪化や出金拒否の増加により、ここ数年でFXGTはブローカーとしての評判を落としつつあり、一部では経営破綻の可能性も噂されるようになりました。本記事では、FXGTが近年イメージアップを図っている背景を考察します。目次[非表示]FXGTがバンコクの財団に寄付を表明出金拒否の増加が問題視されるFXGT深刻な取引量の減少に直面イメージアップ戦略の一環か出金拒否以外にもユーザーからは不満の声関係者も業績悪化を認める根本的なサービスの改善が求められるFXGTFXGTがバンコクの財団に寄付を表明3月28日にミャンマーで発生した大地震を受けて、FXGTでは現地で医療支援や生活必需品・避難所を提供しているバンコクヘルプコミュニティ財団に寄付を行ったことを発表しました。FXGT(エフエックスジーティー)では自社のコミュニティを通じて、引き続き支援を呼びかけていくとしています。同社は今年3月にもチャリティ活動の実施を報告しており、タイのサイヨーク郡において、20世帯分のソーラーパネルを設置する資金を寄付していました。FXGTでは2024年以降、不定期で類似する支援を実施しています。出金拒否の増加が問題視されるFXGT海外FX業者の中でも高額なボーナスで人気を博したFXGT(エフエックスジーティー)ですが、近年ではその評判に陰りが見られます。2025年以降SNS上では、経営破綻を心配する投稿も見られるようになりました。最近になりFXGTが評判を落としている背景を解説します。深刻な取引量の減少に直面当メディアが入手したリアルトレードのデータから、FXGTにおけるユーザーの取引量が1年前と比較して、1/10まで減少していることが確認できました。取引量のデータでは、ユーザー数減少の兆候が見られます。FXGTのユーザーが減少した主な原因として考えられるのが、出金拒否の増加と取引環境です。以前から度々FXGTによる出金拒否が話題になることがありましたが、2025年に入ってからはSNS上で拒否されたことを報告するユーザーが増加しています。加えて、FXGTの利用規約では、違反行為の「疑い」があれば出金を拒否できることになっていることから、違反行為がなくともFXGTの判断次第で出金拒否できる点も、ユーザーの不満に繋がっているようです。取引量が減少すればFX業者の収益も減少するため、最近の出金拒否の増加は、資金繰りの悪化によるものなのではないかと不安視するユーザーも投稿も一部で見受けられます。イメージアップ戦略の一環か企業がチャリティなどのCSR活動を行う目的は、利害関係者との信頼関係構築や自社のイメージアップにあります。FXGTでは2024年にもチャリティ活動を行っていることから、最近の評判の悪化を受けて活動に力を入れ始めたというわけではなさそうですが、今回の支援も自社のイメージアップ戦略の一環であることは間違いないでしょう。XMTrading(エックスエムトレーディング)でも類似する取り組みを行っており、FXGTだけが特別チャリティ活動に熱心というわけではありません。被災地への支援自体は評価されるべきですが、今回の取り組みによってFXGTに対するユーザーのネガティブなイメージを払拭することは難しいでしょう。出金拒否以外にもユーザーからは不満の声出金拒否だけではなく、取引環境の悪化もユーザーのFXGT離れを加速させる一因になっていると考えられます。FXGTのECN口座を例にすると、流動性が高い時間帯は平均的なスプレッドでレートを配信していますが、早朝の流動性が低い時間帯では他社よりもスプレッドが広がりやすい傾向にあります。早朝はどの海外FX業者もスプレッドが拡大する傾向にありますが、FXGTは特に広がりやすいといえるでしょう。そのほか、肝心な時にスリッページが発生するといった意見もあり、取引環境に不満を感じているユーザーは少なくないようです。関係者も業績悪化を認める当サイトが関係者にヒアリングを行ったところ、実際にFXGT(エフエックスジーティー)の業績が悪化していることが明らかになりました。現在は数年前の水準まで、業績を回復させることを目標にしているようです。一方で、経営破綻の噂については、資金は潤沢だとして破綻の可能性を否定しています。出金拒否をはじめとする最近のネガティブな評判は把握しておらず、必要であればExness(エクスネス)のように業績や会計報告書などの公開も検討するとしています。関係者は、ユーザーの不信感を払拭するための取り組みを強化する方針を示したものの、一度失った信頼を回復するのは容易ではないかもしれません。根本的なサービスの改善が求められるFXGTFXGT(エフエックスジーティー)のX公式アカウントでは今回の支援をポストしていますが、ユーザーの反応は見られません。被災地への支援は評価されるべき取り組みですが、こういった活動だけでトレーダーの信頼を回復することは難しいでしょう。FXGTが業績を回復するにはトレーダーの不満に耳を傾け、ブローカーとしてのサービスの質を向上させる必要があります。スプレッドやスリッページといった取引環境のほか、サポートの改善も不可欠です。特に出金拒否については、対象となる違反行為や「疑い」と判断する基準を今以上に明示すべきかもしれません。イメージ戦略だけではなく、根本的なサービスの改善が求められており、現在FXGTは大きな岐路に立たされているといえます。
仮想通貨GUNの将来性は?AAAゲーム向けレイヤー1「GUNZ」の特徴や評判を解説

仮想通貨GUNの将来性は?AAAゲーム向けレイヤー1「GUNZ」の特徴や評判を解説

update2025.04.04 19:00

仮想通貨(暗号資産)GUNは、AAA Web3ゲーム向けに設計されたレイヤー1ブロックチェーン「GUNZ」のネイティブトークンです。GUNZは、AAAゲームスタジオの「Gunzilla Games」によって開発されており、開発者とプレイヤーのニーズにあわせたサービスを提供することで、包括的なゲームエコシステムを支援します。2025年3月27日には、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのGUNの取り扱いを発表しており、SNS上で注目を集めています。当記事では、仮想通貨GUNの将来性やX(旧Twitter)での評判、GUNZプラットフォームの特徴などを解説します。目次[非表示]仮想通貨GUNがBinanceローンチプールに登場仮想通貨GUNとはAAAゲームタイトルのゲーム内通貨高速でスケーラブルな技術基盤X(旧Twitter)上での評判仮想通貨GUNの将来性大型の資金調達と著名なチームメンバーOff The Gridの成功による需要拡大オプショナルなWeb3体験仮想通貨GUNのトークノミクスGUNの配分先と比率GUNの使い道注目のゲームプラットフォーム仮想通貨GUNがBinanceローンチプールに登場2025年3月27日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)GUNの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。GUNのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2025年3月28日午前9時から3日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSD、USDCトークンの最大供給量:100億GUNローンチプールでの配布量:4億GUN(総供給量の4%)なお、Binanceには2025年3月31日午後10時(日本時間)に上場しており、以下の通貨ペアで取引可能です。GUN/USDTGUN/BNBGUN/FDUSDGUN/TRY仮想通貨GUNとは仮想通貨(暗号資産)GUNは、AAA Web3ゲーム向けに設計されたレイヤー1ブロックチェーン「GUNZ」のネイティブトークンです。エコシステム内におけるユーティリティトークン、ガバナンストークンとして機能します。画像引用:GUNZGUNZはAAAゲーム開発スタジオ「Gunzilla Games」によって開発された独自のブロックチェーンプラットフォームです。ゲーム内アイテムの真の所有権と取引を可能にするエコシステムを構築しています。なお、一般的にAAA(トリプルエー)ゲームとは、大規模な予算と開発チームによって制作される高品質なビデオゲームを指します。AAAゲームタイトルのゲーム内通貨GUNは、Gunzilla Gamesのゲームタイトル「Off The Grid(OTG)」をはじめ、プラットフォーム上のゲームの共通通貨として機能します。プレイヤーは、ゲーム内取引やアイテム購入にGUNを使用できます。また、GUNZエコシステム内でのガス代の支払いにも使用される唯一の通貨です。高速でスケーラブルな技術基盤GUNZは、Avalanche(アバランチ)の技術を基盤としながらも、独自のバリデーターセットで運用される独立したEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンです。平均0.8秒の取引確定時間と、秒間4,500以上の処理件数を実現しており、高度なゲーミングに最適な環境を提供しています。X(旧Twitter)上での評判X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)GUNの将来性や実用性について、肯定的な意見が多く見られます。GUNZの特徴である「ゲーム内アイテムをNFTに変換できる初のプラットフォーム」という点に注目しているユーザーが確認できました。また、Gunzilla Gamesのフラッグシップタイトル「Off The Grid」のユーザー基盤を評価し、Web3ゲームとしての成功を期待するユーザーもいるようです。さらに、PlayStationやXboxという従来のゲームプラットフォームに展開している点を評価する声も見られました。一方で、「開発者はユーザーから資金を奪っただけ」といった批判や、「AAAゲーム開発の経験が必ずしも成功につながらない」との声も見られました。仮想通貨GUNの将来性仮想通貨(暗号資産)GUNの将来性に関わる項目として、以下の3点が挙げられます。大型の資金調達と著名なチームメンバーOff The Gridの成功による需要拡大オプショナルなWeb3体験大型の資金調達と著名なチームメンバー画像引用:GUNZGUNZは、Delphi Digital、VanEck、Coinbase Ventures、Republic Capitalなど業界トップの投資家から1億2,000万ドル以上の資金を調達しています。また、OpenSeaなどの主要NFTマーケットプレイスや、Fireblocksなどのカストディアルウォレットプロバイダーとの統合も実現しています。加えて、Gunzilla Gamesの開発チームには、オスカーにノミネートされた映画監督Neill Blomkampや、世界的に著名な作家のRichard K. Morganなど、エンターテインメント業界の著名人も参加しており、クオリティの高いゲーム体験の提供が期待できます。Off The Gridの成功による需要拡大画像引用:GUNZGunzilla Gamesのフラッグシップタイトル「Off The Grid」は、Epic Games Storeでリリースされてから、すぐに90万人以上の日次ユニークプレイヤー数を記録するなど、最も人気のゲームの1つとなりました。今後、さらなるゲームの人気拡大に伴い、GUNトークンの需要も増加する可能性があります。さらに、月額11.99ドルのサブスクリプションモデルも順調に成長しており、2024年10月のローンチ以降、すでに10万人以上の登録者を獲得しています。オプショナルなWeb3体験GUNZの大きな特徴は、プレイヤーが従来のゲーム体験を楽しみながら、必要に応じてNFT機能を活用できる点です。ゲーム内アイテムをNFTに変換するかどうかはプレイヤーの自由であり、Web3の要素に関わりたくない場合は、通常のゲームとして楽しむことができます。この柔軟性により、従来のゲーマーがブロックチェーンゲームに参入する障壁を下げ、より広範なプレイヤーの獲得を促進する可能性があります。仮想通貨GUNのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)GUNの総供給量は100億GUNですが、初期流通量はそのうちの6億450万GUN(全体の6.045%)となります。GUNの配分先と比率GUNの配分先と配分比率は、以下の通りです。配分先配分比率プライベート販売枠A12.50%プライベート販売枠B20.00%戦略的販売枠5.00%インフルエンサー販売枠0.30%トレジャリー13.00%バイナンスローンチプール4.00%流動性プール3.00%NFTバリデーターステーキング5.11%GUNZ財団9.00%ファウンダー及びチーム12.81%アドバイザー5.29%プラットフォーム報酬10.00%また、トークンのリリーススケジュールは以下の画像の通りです。上場からしばらくの間は、Binance(バイナンス)ローンチプールや流動性プールなど、一部の配分先だけがロック解除されます。約半年後にNFTバリデーターステーキングの配分先も解除されますが、その時点でもロック解除されるのは総供給量の20%未満です。上場から1年が経過すると、大きな割合を占めるプライベート販売枠A・Bが解除され、その後は2027年まで段階的にロック解除される予定です。画像引用:BinanceGUNの使い道仮想通貨GUNの使い道として、以下が挙げられます。ゲーム内決済通貨手数料の支払いバリデーターNFTの運用とステーキングガバナンスへの参加ゲーム内決済通貨プレイヤーは、Off The Gridをはじめとするゲーム内の様々な取引にGUNを使用できます。例えば、GUNZ P2Pマーケットプレイスでのゲーム内NFTアイテムの購入、カスタマイズアイテムや消耗品の支払い、月額サブスクリプションの購入などがあります。手数料の支払いGUNは、GUNZブロックチェーンのガス代(トランザクション手数料)支払いに使用されます。バリデーターNFTの運用とステーキングバリデーターNFT所有者は、NFTを稼働状態に保つために十分なGUNトークン残高を維持し、ゲーム内アイテムの生成処理をすることで報酬を得られます。また、物理的なハードウェアバリデーターは、取引の検証作業に対する報酬としてGUNトークンを受け取れます。ガバナンスへの参加GUNトークン保有者はプラットフォームの意思決定プロセスに参加し、将来の開発方向性の決定に関与できます。注目のゲームプラットフォームGUNZは、AAAゲームの高品質なゲーム体験とWeb3技術を組み合わせた新しいゲームプラットフォームです。仮想通貨(暗号資産)GUNは、ゲーム内決済や手数料支払いなど、多様な用途を持つトークンとして機能します。大手投資家からの資金調達や「Off The Grid」の成功なども踏まえると、今後のWeb3ゲーム市場の展開を左右するプロジェクトになるかもしれません。
メタマスクが勝手に開く現象が多数報告!原因や対処法は?

メタマスクが勝手に開く現象が多数報告!原因や対処法は?

update2025.04.03 19:45

2025年3月下旬頃から、PCでブラウザを立ち上げた際、メタマスク(MetaMask)が勝手に起動するという現象が報告されています。SNS上でも同現象を報告する声が複数見られ、話題になっています。Myforex編集部でも複数のメンバーがこの現象を確認しており、当記事執筆時点(2025年4月3日)では、Google ChromeとBraveのブラウザで発生していることが確認できています。目次[非表示]メタマスクが勝手に開くとの報告が多数いつから発生しているのかどのブラウザで発生しているのかインターネット上での反応メタマスクが勝手に開く原因は?対処法はあるのか?今後は解消される見込みメタマスクが勝手に開くとの報告が多数2025年3月下旬頃から、PCを立ち上げてブラウザを起動すると、自分で操作していないにも関わらず、メタマスク(MetaMask)のページが自動的に表示されるという事象が起きています。SNSでは、「PCの起動後、初めてブラウザを開いたときにメタマスクのページが勝手に表示された」といった声が複数投稿されています。いつから発生しているのかMyforex編集部で確認したところ、この現象は2025年3月下旬頃から報告が増え始めています。後述する「Yahoo!知恵袋」の投稿は3月28日に、X(旧Twitter)での投稿は3月29日以降から確認できます。どのブラウザで発生しているのか当記事執筆時点(2025年4月3日)で確認されているのは、Google ChromeとBraveブラウザでの発生です。これらはいずれもChromium(クロミウム:オープンソースのWebブラウザ)を基盤としたブラウザであり、同じ拡張機能の仕組みを利用できるという特徴があるようです。インターネット上での反応この問題について、SNSやYahoo!知恵袋では多くのユーザーが報告や相談を行っています。投稿の内容としては、「勝手にメタマスクが起動すること自体が邪魔」という不満が多く見られます。また、「自分で操作していないのに勝手に起動するのは怖い」と懸念する投稿も散見されました。Yahoo!知恵袋では「メタマスクが自動起動しないようにするにはどうしたらよいか」という質問も確認でき、複数の回答者が同様の症状があった旨を報告しています。メタマスクが勝手に開く原因は?この問題の原因は、拡張機能のバグであると考えられます。X(旧Twitter)では、バグが原因であると述べた上で、拡張機能を更新するとバグが解消されたと報告しているユーザーが見られました。また、2025年3月29日には別のユーザーがPC版chromeウェブストアのレビューにて、この問題について投稿したところ、4月1日にメタマスク(Metamask)開発チームが「バグの修正はGoogleに送信済みであり、通常は数日以内に修正が行われる」といった旨の回答をしています。このことから、メタマスク開発チームもこの問題を認識しており、すでに解決に向けて動いていることが伺えます。対処法はあるのか?すでに述べた通り、メタマスク(Metamask)側はGoogleに対してバグの修正を依頼済みであることから、しばらく待てばこの問題は解決されるだろうと推測されます。しかし、煩わしいので早く対処したいと感じる方は、以下の方法で「拡張機能の一時停止」を試してみてもよいでしょう。Google Chromeの画面右上にある「拡張機能」アイコンをクリック「拡張機能を管理」をクリックメタマスクのトグルボタンをOFFにするMyforex編集部で実際に上記を試してみたところ、ブラウザ起動時にメタマスクが勝手に開く現象はなくなりました。今後は解消される見込みメタマスク(Metamask)が勝手に開く現象は、Google ChromeやBraveユーザーにとって煩わしい問題となっていますが、長期的に心配する必要はなさそうです。すでにメタマスク開発チームはこの問題を認識しており、Googleに対してバグ修正を送信済みという情報もあります。通常、こうした修正は数日以内に適用されるため、近いうちに自然解消することが期待できます。急ぎの場合は、前述した「拡張機能の一時停止」で対処できますが、仮想通貨(暗号資産)取引を頻繁に行うユーザーは、メタマスクの公式アップデートを待つのが最も確実な方法でしょう。
半導体ブームに陰り?株式市場は転換点か

半導体ブームに陰り?株式市場は転換点か

update2025.04.02 19:00

半導体株は、AIブームを追い風に、ここ数年でテクノロジー株全体の上昇をけん引する存在となりました。とりわけ2023年から2024年にかけては、生成AIへの関心の高まりとともに、NVIDIAやAMDといった主要半導体メーカーの株価が急騰しています。しかしながら、2024年後半に入ると状況は一変します。在庫調整の動きや一時的な需要の落ち着きに加え、地政学リスクや米中対立の激化といった外部要因が重なり、上昇トレンドに陰りが見え始めました。今や、半導体は単なる一業種にとどまらず、マーケット全体の方向性を左右するキープレイヤーです。そのため、半導体株に強く依存してきた株価指数「NASDAQ」や「S&P500」なども影響を受け、一時は10%を超える下落を記録する局面もありました。本記事では、こうした米国株市場の不安定な動きの背景を整理しながら、ボラティリティが高まる相場環境の中で「海外FX」がなぜ再注目されているのか、その理由と魅力についても詳しく掘り下げていきます。目次[非表示]半導体需要低下で株式市場に広がる不安のシグナル米国株指数(NASDAQやSP500など)に弱含みの兆候貿易摩擦・景気減速懸念・地政学リスクなど下落要因が複合株式は一方向のトレンドに弱く、下げ相場では保有リスクが高い不安定な相場でも「FX」は強い為替は上昇・下落どちらでも利益を狙える下落相場を乗りこなせば利益倍増もリスクヘッジの手段が豊富半導体需要危機になぜ海外FXなのか少額から取引可能でリスク管理も柔軟株式よりも短期で利益を狙いやすいこれまで通り半導体関連株の取引もできるCFD取引におすすめの海外FX業者半導体やAI銘柄の取引可能なXMTradingCFD銘柄のバリエーションが豊富なHFM取引コストを重視するならExnessオプションによるヘッジに対応したeasyMarkets半導体株だけに依存するのは危険半導体需要低下で株式市場に広がる不安のシグナル2024年後半から、米国株式市場は全体的に下落基調が続いています。その背景は、テック株、特に半導体関連株の不調が大きく影響しています。まずは、米国株価指数が下落している理由を確認していきましょう。米国株指数(NASDAQやSP500など)に弱含みの兆候トランプ政権への交代以降、NASDAQやS&P500など主要な米国株価指数に弱含みの兆候が見られています。その背景には、輸出規制などの影響を受けた半導体関連銘柄の調整が色濃く影響しています。半導体株は、NVIDIAやAMDがAI需要を背景に高成長を維持している一方で、株価指数の牽引を半導体銘柄に依存していた分、やや慎重な業績見通しや規制の不安材料が出るたびに株価が過敏に反応しています。NVIDIAはAIチップの需要は堅調ながら、米政府の輸出規制強化への懸念が株価の重荷に。AMDは2025年のAI関連売上予測が市場予想に届かず、失望売りに繋がりました。また、Intelは2025年第1四半期の売上見通しが市場予測を下回り、成長鈍化が明らかに。トップの交代劇も重なり、企業の先行きに不透明感が漂っています。こうした主要銘柄の調整が、テック株の構成比が高いNASDAQ指数に対し強い下押し圧力をかけています。加えて、最近再び注目されているのが、トランプ前大統領による強硬な通商政策への懸念です。再選に向けた動きの中で、中国やEUに対する追加関税の可能性が報じられており、グローバル企業の業績悪化リスクが意識され始めています。貿易摩擦・景気減速懸念・地政学リスクなど下落要因が複合直近では貿易摩擦や景気減速への懸念、さらには地政学的リスクの高まりなど、複数の要因が重なり合い、半導体株の下落を後押ししています。まず注目すべきは、米中間のテクノロジーを巡る対立です。アメリカ政府は中国による半導体の軍事転用を懸念し、高性能なAI半導体の輸出規制を強化しました。この影響を受けて、NVIDIAやIntelといった米国の主要半導体メーカーは、中国市場でのシェアを縮小しつつあります。収益の一部を中国市場に依存してきたこれら企業にとって、規制強化は業績の下振れ要因となっており、株価の重荷にもなっています。半導体製造機器の輸出も規制米国は、日本・オランダと協調して、対中半導体輸出規制を実施しています。米国・日本・オランダは、半導体製造機器で高いシェアを占めており、規制を受けて中国は自国での半導体技術開発を加速させています。次に、世界経済の減速懸念です。国際通貨基金(IMF)の最新レポートによれば、2000年から2019年の間における世界経済の平均成長率は3.7%でしたが、2025年〜2026年には3.3%へと鈍化する見通しです。これにより、家電・電子機器・自動車といった半導体を大量に使用する製品群への需要も冷え込み、関連企業の業績悪化リスクが高まっています。画像引用:国際通貨基金さらに、地政学的な緊張の高まりも無視できません。特に中東情勢の不安定化や、台湾海峡をめぐる米中の対立は、市場に大きな不安をもたらしています。台湾は世界最大級の半導体製造拠点であるTSMCを擁しており、この地域における供給体制の不安定化は、世界的な半導体供給網の混乱を引き起こす可能性があります。貿易摩擦や景気の先行き不安、さらには地政学的リスクといった三つの懸念が重なることで、半導体株は非常に不安定な状況にあります。とりわけ、ハイテク株の比率が高いNASDAQなどの株価指数では、半導体を含むハイテク株の下落が市場全体に広がる可能性も指摘されています。こうした背景から、今後の株式市場の動向には、引き続き慎重な姿勢で注視していく必要があるでしょう。株式は一方向のトレンドに弱く、下げ相場では保有リスクが高い株式でも空売りは可能ですが制限があるため、株式投資では企業の成長を見込んだ買いでエントリーするのが一般的です。そのため、一方的な下降トレンドに弱く、株価下落による含み損を抱えることになります。長期的な下げ相場で株式を保有し続けると、大きな損失が発生するリスクがあります。近年のAIブームにより、株価が上昇していた半導体大手のNVIDIAは2025年1月に最高値を付けた後、3月には113.76ドルまで下落しています。そのほか、米国半導体企業30社で構成される株価指数のSOX指数も2025年初あたりから下落しており、半導体株の下降トレンドの長期化が懸念されています。不安定な相場でも「FX」は強いFXではうまく流れを捉えることで、上昇・下降トレンドやレンジ相場でも利益を狙うことができます。株式市場とは異なり、なぜFXは不安定な相場でも強いのか解説します。為替は上昇・下落どちらでも利益を狙えるFXでは株式のような空売りの制限はありません。株の空売りを行うには、信用取引口座を開設する必要があり、手続きの際には審査も必要です。また、株価が前日比で6%以上下落した場合、空売りが規制されるため、いつでも売りでエントリーできるわけではありません。一方、FXでは株取引のように別途信用取引口座を開設しなくても、空売りが可能です。1つの口座で、上昇トレンドを狙った買いエントリーはもちろん、下降トレンドを捉えた売りエントリーも可能です。相場がどちらに動いていても利益を狙える点がFXの大きな魅力といえるでしょう。下落相場を乗りこなせば利益倍増もFXのレバレッジを活用すれば、下落相場でも大きな利益が期待できます。株式投資でレバレッジを利用するには、信用取引口座を使用する必要があり、レバレッジも最大で3.3倍です。FXでは株式投資よりも大きなレバレッジを利用でき、国内FX業者では最大25倍、海外FX業者を利用する場合はさらに大きなレバレッジをかけることができます。適切にレバレッジを活用することで、同じ値動きで現物取引よりも大きな利益を狙えます。リスクヘッジの手段が豊富リスクヘッジの手段が豊富な点も海外FXの特徴です。代表的なリスクヘッジ方法として以下の3つが挙げられます。両建て取引通貨ペアの相関性を利用した取引オプション取引両建て取引両建て取引とは、同じ通貨ペアで同じ数量の買いポジション・売りポジションを同時に保有する方法です。例えば、買いエントリー後に相場が下落して含み損が発生している時に、買いポジションと同じロット数で売りポジションを保有すると、さらに下落しても含み損が固定されるため、強制ロスカットを回避できます。通貨ペアの相関性を利用した取引値動きが相関関係にある通貨ペアを利用したヘッジ方法もあります。相関関係とは、ある通貨ペアに対して、もう一方が同じ方向もしくは正反対の値動きをする関係です。相関の度合いは相関係数で確認することができます。相関関係相関係数値動きの向き正の相関0~1同一方向負の相関-1~0反対方向正の相関相関係数値動きの向き0~1同一方向負の相関相関係数値動きの向き-1~0反対方向相関係数は-1~1の間で示され、1に近いほど2つの通貨ペアが同じような値動きをしていることを示しています。反対に-1に近いほど正反対の値動きをしている状態です。正の相関関係にある2つの通貨ペアで片方で買い、もう片方で売りポジションを持つことで、同一通貨ペアによる両建て取引に近い効果を得られます。逆相関関係の通貨ペアでリスクヘッジを行う場合は、両方の通貨ペアで買いか売りでエントリーすることで、両建てのように含み損を固定化できます。オプション取引オプション取引では、あらかじめ決められた期日に、決められた価格で売買する権利を取引します。プレミアムと呼ばれる手数料を支払うことで権利を購入できます。コールオプション特定の期日にあらかじめ決められた価格で資産を買う権利プットオプション特定の期日にあらかじめ決められた価格で資産を売り権利ドル円の売りポジションを保有している時に、ドルのコールオプションを購入しておけば、予想に反してドル円が値上がりした際の損失をカバーできます。オプション取引で取引するのはあくまでも権利行使価格で資産を売買できる権利なので、都合が悪ければ権利を放棄することも可能です。予想どおりドル円が下落した場合、コールの権利を放棄することで為替差損益による利益を得られます。ただし、オプション取引では先にプレミアムを支払う必要があるため、相場が予想どおりに動いた場合、トータルの利益が目減りする点も考慮した上で利用することが大切です。半導体需要危機になぜ海外FXなのか海外FXでは国内FX業者よりも少ない資金で取引を始められます。加えて、小ロットでも取引できるため、リスクの管理もしやすく、不安定な相場でもリスクを調整しながら利益を得ることが可能です。半導体危機の今だからこそ海外FXをおすすめする理由を説明します。少額から取引可能でリスク管理も柔軟海外FXでは国内FXよりも高いレバレッジを利用できます。レバレッジが高くなるほど取引に求められる証拠金額も小さくなるため、小さな資金で大きな利益を狙うことも可能です。一例として、主要な海外FX業者のレバレッジをまとめました。(エックスエムトレーディング)1,000倍(エクスネス)無制限(タイタンエフエックス)500倍海外FX業者によって細かな条件に違いがありますが、メジャー・マイナー通貨ぺや貴金属銘柄などに、上記のような最大レバレッジが適用されるのが一般的です。1,000倍のレバレッジでドル円=150円の時に1ロット(10万通貨)取引する場合、必要証拠金は以下のようになります。10万通貨 × 150円 ÷ 1,000 = 1万5,000円1万5,000円の証拠金で1,500万円分のドル円を売買できるため、資金効率の良いトレードが可能です。また、ブローカーによってはマイクロ口座と呼ばれる少額取引用の口座も用意されています。マイクロ口座では1ロット(マイクロロット)=1,000通貨が基準になっており、0.01単位で注文できる業者が多く、ロット数を細かく調整できるため、柔軟なリスク調整が可能です。そのほか、ゼロカットと呼ばれる仕組みを採用している業者であれば、万が一口座残高がマイナスになっても、マイナス分は業者側が補填してくれるため、追証の心配もありません。株式よりも短期で利益を狙いやすい海外FXには、株式よりも利益を狙いやすいメリットもあります。為替取引は平日であれば24時間取引が可能です。また、FXでは空売り時に、株式取引の逆日歩のようなコストもかかりません。1時間足や5分足などの短期チャート上に現れる値動きを利用して好きな時に取引できるため、昼間は会社員として働きながら夜間に短期取引を行うなど、ライフスタイルに合わせて柔軟に取引できます。株式と比較するとFXの方が取引コストが低くなる傾向にあるため、とりわけスキャルピングのように小さな値動きを狙って頻繁に取引を繰り返すトレードスタイルには、株式よりもFXのほうが向いているといえるでしょう。これまで通り半導体関連株の取引もできる海外FX業者ではFX通貨ペアだけではなく、さまざまなCFD銘柄も扱っています。業者によって扱っている銘柄のバリエーションに違いがありますが、暗号資産や株価指数、株式などは多くの業者で取引できます。株式銘柄数が多いブローカーを利用すればこれまでどおり、半導体関連株をトレードできる上にCFDのため、空売りもできます。海外FX業者を利用すれば、より手軽に株式を取引できるでしょう。CFD取引におすすめの海外FX業者海外FX業者にはそれぞれ特色があるため、自身の取引スタイルに合った業者を選ぶことが大切です。CFD取引におすすめの業者を4社ピックアップしました。半導体やAI銘柄の取引可能なXMTradingXMTrading(エックスエムトレーディング)は海外FX業者の中でも、抜群の知名度を誇る海外FX業者です。日本語によるサポートも提供しており、多くの日本人ユーザーに利用されています。口座タイプマイクロ口座スタンダード口座KIWAMI極口座ゼロ口座最大レバレッジ1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/コモディティ】:【CFD/株式】:ボーナス口座開設ボーナス入金ボーナスポイントプログラムなお、上記は2025年3月27日時点の情報です。XMTradingの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:XMTrading(エックスエムトレーディング)1,000種類以上の株式CFDを取り扱っており、IntelやNVIDIAなどの半導体株のほか、AdobeやMicrosoftなどのAI関連株の取引が可能です。ボーナスやポイントプログラムも提供しており、自己資金よりも大きな資金で取引を始められる点も魅力です。CFD銘柄のバリエーションが豊富なHFMHFM(エイチエフエム)はCFD銘柄のバリエーションが豊富な海外FX業者として知られており、他社ではあまり扱っていない銘柄も取引できます。口座タイプセント口座マイクロ口座プレミアム口座ゼロスプレッド口座HFコピー口座最大レバレッジ1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/株価指数】:【CFD/コモディティ】:【CFD/債権】:【CFD/株式】:【CFD/ETF】:ボーナス20%入金ボーナスなお、上記は2025年3月27日時点の情報です。HFMの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:HFM(エイチエフエム)HFMでは株式や貴金属はもちろん、債権やETFといった珍しいEFT銘柄も取り扱っています。FX以外にも幅広い銘柄を試してみたいという人に向いているブローカーといえるでしょう。取引コストを重視するならExnessExness(エクスネス)は優れた取引環境でトレーダーの支持を集めている海外FX業者です。口座タイプスタンダード口座スタンダードセント口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座最大レバレッジ無制限取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/エネルギー】:【CFD/株価指数】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/株式】:なお、上記は2025年3月27日時点の情報です。Exnessの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Exness(エクスネス)Exnessではボーナスを提供していませんが、スプレッドが狭く安定していることから、短期取引のコストを抑えられます。加えて、証拠金額が1,000ドル未満の場合、通貨ペアや貴金属銘柄に無制限のレバレッジが適用される点も魅力です。オプションによるヘッジに対応したeasyMarketseasyMarkets(イージーマーケッツ)ではFXやCFDだけではなく、オプション取引にも対応しています。口座タイプVIP口座スタンダード口座MT5口座最大レバレッジ2,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/株式】:なお、上記は2025年3月27日時点の情報です。easyMarketsの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:easyMarkets(イージーマーケッツ)オプション取引が可能な銘柄は、FX銘柄とゴールド・シルバーです。オプションの期間は1日から最長6ヶ月まで選択できるので、短期取引でも長期取引でもリスクヘッジに活用できます。半導体株だけに依存するのは危険投資では、1つの金融商品に資金を集中するのではなく、さまざまな商品に資金を分散して運用することが重要です。特定の金融商品に依存してしまうと、大きな損失が発生してしまう恐れがあります。半導体株に資金を集中させるのではなく、他の業界の株式や通貨、貴金属などを組み合わせて運用すると、一部の商品で損失が発生しても、他の商品の利益でカバーすることができます。分散投資にはリスクを軽減するだけではなく、利益を安定させる効果も期待できます。この機会に、自身のポートフォリオを見直してみてはいかがでしょうか。
海外FX業者のXアカウントが凍結?金融庁による働きかけの可能性も

海外FX業者のXアカウントが凍結?金融庁による働きかけの可能性も

update2025.04.01 19:30

2025年3月31日、複数の海外FX業者の公式Xアカウントが凍結されました。当メディアが調査したところ、ブローカー側も同日に凍結されたことを把握していたようです。現在該当するアカウントの投稿は閲覧できなくなっています。凍結されたのは日本向けのアカウントで、同じブローカーの英語アカウントは現在も閲覧できる状態です。アカウントが凍結された業者は日本での知名度も高く、多くの日本人トレーダーに利用されています。しかし、これらの業者は金融庁の認可を受けていないことから、当局より警告を受けていました。本記事では、海外FX業者の公式Xアカウントが凍結された背景を考察します。目次[非表示]海外FX業者3社の公式アカウントが凍結アカウントを凍結された業者は金融庁の警告を受けていた凍結された業者では対応を模索中他の海外FX業者に波及する可能性も海外FXは終わりか、それとも新時代の幕開けか海外FX業者3社の公式アカウントが凍結Xの公式アカウントが凍結されたのは、BigBoss(ビッグボス)とXS.com(エックスエスドットコム)、easyMarkets(イージーマケッツ)の3社です。3社とも3月31日に突如Xアカウントが凍結されています。今回凍結されたアカウントはいずれも、日本語で発信しているアカウントで、英語や他の言語の公式アカウントは今のところ凍結されていません。また、すべての海外FX業者のアカウントが凍結されたわけではなく、上記の3社以外は現在も投稿を閲覧できる状態です。アカウントを凍結された業者は金融庁の警告を受けていた今回アカウントを凍結された業者は、金融庁の「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」というリストに掲載されていました。このリストは、金融庁が無登録営業に該当する行為を行ったことを確認した業者を掲載するものです。いずれの業者も無許可で「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘」をしていたことが警告の理由になっています。ただし、上記のリストには主要な海外FX業者の多くが掲載されており、BigBoss(ビッグボス)やXS.com(エックスエスドットコム)、easyMarkets(イージーマーケッツ)だけが特別に警告を受けているわけではありません。詳細な理由は明かされていないものの、今回の公式アカウント凍結には金融庁の意向が関係している可能性がありそうです。凍結された業者では対応を模索中Xアカウントが凍結されたブローカーに対して、当メディアでヒアリングを行ったところ、「担当部署で現在復活させられるかどうか模索中」との回答がありました。既存アカウントの凍結解除を含め、対応を検討している段階とのことです。現状では大きな混乱には繋がっていない様子ですが、Xアカウントは凍結されたままです。Xのヘルプページには、アカウントが凍結された場合、異議申し立てを行うことで解除されることがある旨が記載されています。ただし、解除の可否はX社側が判断するため、必ずしも凍結が解除されるわけではありません。凍結の原因は不明ですが、海外FX業者であることが凍結の理由になっているのであれば異議申し立てでも解除は難しくなるでしょう。他の海外FX業者に波及する可能性も海外FX業者の公式Xアカウントのほか、海外FXキャッシュバックサービス「Money Charger」のアカウントも凍結されています。今のところ凍結されていない業者も多いですが、他のブローカーや海外FX関連の公式Xアカウントも凍結される可能性もあるため注意が必要です。2025年以降、AppStoreで海外FX業者や仮想通貨の海外取引所のアプリが削除されており、金融庁からApple社に対して削除要請があったことが明らかになっています。直近の業界の動向を見ると、金融庁が無許可で営業している海外FX業者や取引所に対する対策を強化していることは明らかであり、今後も業界に対する取り締まりが一層厳しくなることが予想されます。海外FXは終わりか、それとも新時代の幕開けか今回のXアカウント凍結は、金融庁が海外FX業者への取り締まりを強化している流れの一端である可能性があります。凍結対象となった3社は、今後Xでのマーケティングが行えなくなりました。SNSでの認知度低下は避けられず、金融庁の規制に合わせた新たな情報発信の方法を模索せざるを得ないでしょう。一方で、日本の個人トレーダーにとっても影響は無視できません。これまで手軽にアクセスできた最新情報やキャンペーンが見られなくなることで、利便性が損なわれる場面も増えるでしょう。とはいえ、規制強化によって悪質な無登録業者が排除されやすくなるのは確かなメリットです。結果として、海外FXの業界全体の健全性が高まり、より信頼性のある環境が整備されていく可能性も考えられます。Myforexとしては、今後も海外FXの最新動向を追いかけ、正当なブローカーが厳しい規制の中でもどのような形で日本市場にアプローチしていくのか注目したいところです。
FXONのスプレッドは狭い?他社との比較で分かった意外な結果

FXONのスプレッドは狭い?他社との比較で分かった意外な結果

update2025.03.28 19:00

Myforex編集部では、2025年1月から正式にサービス提供を開始した新興の海外FX業者FXON(エフエックスオン)のスプレッドについて調査しました。調査した結果、特にビットコインのスプレッドが取引条件が優秀とされている他社と比べても安定して低い水準であることが分かりました。またEURUSDやGBPUSDなどのドルストレート銘柄のスプレッドも優秀な水準でした。今回の記事では、FXONで提供されているあらゆる銘柄についてスプレッドを調査した上で、どの銘柄だとコストをどれだけ抑えられるのかも含めて確認していきます。目次[非表示]FXONのリアルタイムスプレッド一覧FXONでスプレッドが優秀な銘柄はこれ!【Sランク】かなり狭い!!【Aランク】優秀【Bランク】まあまあ狭いFXONが提供する他の銘柄のスプレッドも他社と比較メジャー通貨ペアマイナー通貨ペア・エキゾチック通貨ペア貴金属CFD銘柄その他CFD銘柄調査結果から分かるFXONのスプレッドの特徴スプレッド重視ならエリート口座一択スプレッドが広がる時間帯はあるが安定もしているFXONは高い信頼性と安定感が特徴スプレッド比較ツールでリアルタイムの情報を知るFXONのリアルタイムスプレッド一覧FXON(エフエックスオン)を含む各FX業者のリアルタイムスプレッドは、Myforexのスプレッド比較ツールでご覧いただけます。銘柄ごとのリアルタイムの数値が把握できるほか、期間別や各市場別など、条件で絞ってスプレッド情報を確認できます。さらに最大5社のスプレッドを比較したグラフを表示することができるので、取引でかかるコストを調査する上でご活用いただけます。参照:リアルタイムスプレッド比較FXONでスプレッドが優秀な銘柄はこれ!FXON(エフエックスオン)で特にスプレッドが狭い銘柄をご紹介します。データはMyforexのスプレッド比較ツールを使用し、以下の口座タイプを対象としています。FXON(Elite口座)Exness(Pro口座)FXGT(Pro口座)XMTrading(KIWAMI極口座)Titan FX(Blade口座)【Sランク】かなり狭い!!FXONでは数多くの銘柄が提供されていますが、その中でもビットコインのスプレッドの狭さと安定性には目を見張るものがあります。BTCUSD2025年3月14日18時時点におけるスプレッドを比較したところ、5社の中でFXONが一番狭いことが分かりました。XMTrading(エックスエムトレーディング)で1ロット取引をする場合と比べると、FXONの方が約32pips(45pips-13pips)、つまり約4,800円(32pips×150円)安いという計算になります。またTitan FX(タイタンエフエックス)やFXGT(エフエックスジーティー)を見て分かるように、時間によってスプレッドが上下することも珍しくない銘柄ですが、FXONは安定感も優れており12.6pips〜13.5pipsの間で推移しています。FXONにおけるBTCUSDのリアルタイム情報は、以下から確認することができます。参照:FXON(エフエックスオン)のプライスフィードBTCJPYBTCUSDのスプレッドが優秀であったことから、同期間におけるBTCJPYのスプレッドも調査してみました。5社の中で一番スプレッドが狭かったのはExness(エクスネス)でしたが、FXONも大差はなく、そのコスト差は1ロットの取引で800円程度(5.3pips×150円)です。しかしExnessではニューヨーク市場閉場から日本市場寄り付きまでスプレッドが安定しない様子で、特に日本時間6時〜7時はスプレッドの変動が激しいことが分かります。したがって、円建てに関してもビットコインの取引で安定して狭いコストを求めるならFXONが最適だといえます。【Aランク】優秀FXONではビットコインのスプレッドが優秀だということが分かりましたが、その他のメジャーな取引銘柄についても他社に引けをとらない水準でした。EURUSD2025年3月20日11時時点におけるスプレッドは、Exnessに次ぐ0.6〜0.7pipsという狭いスプレッドで安定しています。XMTradingでは1.1〜1.3pipsなのでFXONの方が0.4pipsほど安く、1ロットの取引だと600円(0.4pips×0.0001×10万通貨×150円)のコストを抑えた取引が可能です。GBPUSD同期間において、GBPUSDも0.8〜1.1pipsと狭い値で安定しています。こちらもXMTradingと比較すると、1ロット当たり900円(0.6pips×0.0001×10万通貨×150円)のコストを抑えて取引できる結果となりました。DJIUSD次に株価指数についても調査してみました。するとDJIUSD(ダウ平均株価)のスプレッドについて、FXONが他の4社に比べて狭く安定していることが分かりました。さらに各社のスプレッドが狭くなりやすいニューヨーク市場の時間帯では、1.0pipsとさらに狭い水準となっています。この数値は、株価指数のスプレッドが比較的狭いことで知られているXMTradingと比較しても1/4(1.0pips÷4.0pips)となっています。【Bランク】まあまあ狭い他社と比べて特別スプレッドが狭いという訳ではありませんが、広くはなく、かつ安定性が高い銘柄もピックアップしました。ETHUSDFXONではビットコインのスプレッドは優秀であったものの、ETHUSDの平均スプレッドは2.8pipsとExnessやFXGTに劣ります。ただし安定性は高く、仮想通貨(暗号資産)銘柄の取引では安定したコストを期待できることが分かります。ETHJPYETHJPYのデータからも、ビットコインと同じくイーサリアムでもFXONではスプレッドの安定性が高いことが分かります。ETHJPYを取り扱っている海外FX業者が少ないことからも、海外FX業者でETHJPYを取引したい方にとってFXONの利用を検討する価値は十分にあるといえます。USDJPY2025年3月20日11時時点においては、約0.6pipsで安定しているExnessを除く各社で差がほとんどないという結果でした。ただしスプレッドの安定感には差があります。スプレッドが拡大しやすい早朝の時間帯において、FXONのスプレッドは他社と比べて大きくは広がっていないことが分かります。したがってFX通貨ペアの王道であるドル円についても、安定性の面で他社よりもFXONが優れていると言えます。AUDUSDAUDUSDは、スプレッドが狭く設定されている業者とあまり狭く設定されていない業者で二分されやすい通貨ペアです。同期間の結果をみると、FXONはスプレッドが狭く設定されている業者に分類されることが分かります。ここまでの内容を踏まえると、ビットコインのスプレッドの狭さを重視するならFXON、主要通貨ペアのスプレッドを最小限に抑えたいならExnessが適しています。スプレッドの広さはある程度許容し、ボーナスも活用したい場合はXMTradingが選択肢となります。FXONが提供する他の銘柄のスプレッドも他社と比較さきほど紹介できなかった銘柄のスプレッドに関しても、比較結果をカテゴリー別にまとめました。なお、以下は2025年3月15日〜3月20日にかけて取得したデータをもとに作成しています。メジャー通貨ペアEURJPYFXON(エフエックスオン)とExness(エクスネス)、Titan FX(タイタンエフエックス)のスプレッドが1.2〜1.5pipsと狭く、FXGT(エフエックスジーティー)とXMTrading(エックスエムトレーディング)が広めになっています。GBPJPYGBPJPYについても、FXONとExnessのスプレッドが1.3〜1.8pips程度と狭い傾向にあることが分かりました。FXONとExness、Titan FXのスプレッドが狭い3社の間では、スプレッドの変動のタイミングによって有利な業者が入れ替わっているので優劣はつけられません。マイナー通貨ペア・エキゾチック通貨ペアAUDJPYFXONとExness、Titan FXで1.3〜1.5pipsと比較的狭い水準で提供されています。それに対しFXGTは2.0pips程度、XMTradingは2.5pipsとやや広めです。USDTRY次にエキゾチック通貨ペアであるUSDTRYの比較です。高金利銘柄として人気の高いトルコリラでもFXONのスプレッドが比較的狭くなっていることが分かります。TRYJPY海外FXにおいて取り扱いが少ないTRYJPYでも低スプレッドでの取引環境が用意されています。拡大・縮小は多少するものの、その取引コストの低さは国内業者である楽天証券をもしのぐ程です。FXONはロンドン市場からNY市場の時間帯で2.3pips程度、対して楽天証券は6.8pipsとなっており、1ロット当たり4,500円(4.5pips×0.01×10万通貨)もの差があります。貴金属CFD銘柄XAUUSDCFD取引でも人気が高いXAUUSDについては、Exnessを除く各社でスプレッドの変動が激しめですが、中でもFXONの変動幅は大きいです。ただし一部時間帯ではスプレッドが狭くなる傾向にあります。XAGUSDFXONではFXGTやTitan FXと同様の平均0.2pipsという狭いスプレッドが提供されています。グラフを見ると、スプレッドが0.1pipsになっている時間帯はFXONが最も多いことから中でもFXONが優秀だと言えるでしょう。その他CFD銘柄SPXUSD先ほどの調査結果では、DJIUSDのスプレッドについて、FXONが他の4社に比べて狭く安定していました。しかしSPXUSDについてはExness、XMTradingに次ぎ3番目とやや広くなっています。NIKJPYNIKJPYについても時折狭くなるものの、平均スプレッドだけみるとFXONが最も広くなっています。同じ株価指数CFD銘柄であっても、スプレッドの特徴に違いがあるという点は覚えておいた方が良いかもしれません。WTIUSDExnessのスプレッドが最も狭く、XMTrading、FXON、Titan FX、FXGTと続きます。平均スプレッドではFXONよりXMTradingの方が優れていますが、XMTradingは変動幅が大きく、最大値もXMTradingの方が大きい状況です。調査結果から分かるFXONのスプレッドの特徴今回、Myforex編集部であらゆる銘柄のスプレッドを調査した結果、FXONのスプレッドには以下のような特徴があることが分かりました。スプレッド重視ならエリート口座一択スプレッドが広がる時間帯はあるが安定もしているスプレッド重視ならエリート口座一択FXONでは、スタンダード口座とエリート口座という2種類の口座タイプが用意されていますが、スプレッドを重視するのであればエリート口座がおすすめです。なお、以降は2025年3月15日時点のデータです。スプレッドが拡大しやすい早朝を除くと、スタンダード口座におけるUSDJPYのスプレッドは1.8〜2.0pips、1ロット当たり1,800円〜2,000円です。それに対してエリート口座では手数料とスプレッドを合わせて1ロット当たり1,100円〜1,200円と、500円以上の差があります。EURUSDについてはトータルコストに約600円(0.4pips×0.0001×10万通貨×150円)の差があり、さらにエリート口座の方がスプレッドが安定していることが分かります。またXAUUSDについてはスプレッドの変動はあるものの、変動幅やタイミングは同じなので常に約750円(0.5pips×150円×10)のコスト差が発生しています。このようにエリート口座で取引手数料がかかるFX通貨ペアや貴金属CFD銘柄であってもエリート口座の方がコストが安い状況です。さらにスタンダード口座ではMT4を利用ができないということもあるので、取引条件にこだわるのであればエリート口座一択だといえます。固定スプレッドと変動スプレッド固定スプレッドを採用している業者が多い国内FXと違い、多くの海外FXでは変動スプレッドが採用されています。一見、固定スプレッドの方がスプレッドが不安定である変動スプレッドよりも有利に戦えそうではありますが、それは違います。変動スプレッドであっても、経済指標の発表前後や早朝など相場が不安定になりやすい時間帯を避けてトレードすれば変動の影響をあまり感じず有利に戦えます。また固定スプレッドを謳っている業者であっても、経済指標発表時や早朝はスプレッドが広がる傾向にあることも忘れてはなりません。スプレッドが広がる時間帯はあるが安定もしている変動スプレッド制を採用している海外FX業者では良くみられる傾向ですが、FXONでも例外なく早朝はスプレッドが広がりやすい傾向にあることが分かりました。ドル円のスプレッドについて確認してみると、口座タイプにかかわらず午前6時〜8時にかけてスプレッドが顕著に拡大する傾向にあることが見て取れます。ただし、他の業者と違ってFXONでは経済指標発表時にスプレッドが拡大しづらいという特徴があります。以下は、米国2月消費者物価指数の発表時点におけるスプレッドの推移状況です。発表時間である22時30分のスプレッドに注目してみるとスプレッドがそれほど大きく拡大していません。調査結果より、FXONは特にスプレッドの安定性に優れていることが分かりました。安定性に加えて、最大レバレッジ1,000倍、ストップレベルゼロの取引環境を活かせばスキャルピングなどの高頻度取引でも有利に戦える業者と言えるでしょう。FXONは高い信頼性と安定感が特徴FXON(エフエックスオン)は、優れた取引環境とカスタマーサポート体制を備えたトレーダーに安心感を与えてくれる海外FX業者です。口座タイプスタンダード口座エリート口座取扱銘柄【FX/通貨ペア】:71【CFD/貴金属】:6【CFD/株価指数】:12【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:25【CFD/株式】:104最大レバレッジ1,000倍取引ツールMetaTrader 4(MT4)MetaTrader 5(MT5)日本語サポートお問い合わせフォーム:24時間年中無休チャット:午前8時00分~ 午後5時00分(日本時間)なお、上記は2025年3月19日時点の情報です。FXONの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:FXON(エフエックスオン)ここまで紹介してきたスプレッドの狭さと安定性に加えて、ストップレベル0という条件もスキャルピングをする際はとても役立つので、幅広いトレード戦略に活かすことができます。またホームぺージにて、スリッページ比率や平均約定スピードなど約定率に関する情報が公開されており、透明性も確保されていると言えるでしょう。さらに充実した日本語サポートに加え、マーケット分析やメディアでトレードに役立つ情報が提供されているなど、初心者の方も安心してトレードに取り組める体制も用意されています。スプレッド比較ツールでリアルタイムの情報を知るFXON(エフエックスオン)では、あらゆる銘柄で安定したスプレッドが提供されており、特にビットコインやドルストレートなど、需要の高い銘柄での水準が優れています。経済指標時の変動も少ないので、早朝に拡大傾向にあることさえ気を付ければ、スプレッドの変動をあまり気にせずトレードできる環境が整っているといえます。安定した取引を続けるためには、取引コストに関する情報を日々収集することは欠かせません。FXONで新たな銘柄を取引する際など、今回用いたスプレッド比較ツールを使って定期的に情報を集めていきましょう。参照:リアルタイム スプレッド比較
キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

update2025.03.27 19:00

「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、人気漫画「キャプテン翼」のIPを活用したWeb3ゲームです。TelegramとLINEのアプリ上で提供されており、シンプルな操作でプレイできる特徴を持っています。2025年4月には、独自トークン「JOHN(ジョン)」のエアドロップが予定されており、SNSでも注目を集めています。本記事では、JOHNトークンやキャプテン翼-RIVALS- Mini Appの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。目次[非表示]JOHNのエアドロを発表既存トークンとの関係JOHNのトークノミクスキャプテン翼-RIVALS- Mini Appとはシンプルに遊べるカジュアルゲーム多くのユーザーを獲得「キャプテン翼-RIVALS-」との違いSNS上での評判JOHNのエアドロップの仕組みノーマルプールとアドバンスプールaJOHNの獲得方法キャプテン翼-RIVALS- Mini Appの将来性累計20億円の資金調達に成功強力なパートナーシップ今後のロードマップ「ソシャダプ」が切り拓く未来JOHNのエアドロを発表キャプテン翼-RIVALS- Mini Appが公式X(旧Twitter)にて、2025年4月にJOHNトークンのエアドロップを予定していると発表しました。JOHNは既存の「キャプテン翼-RIVALS-」のトークンとは異なり、Mini Appエコシステムの中核を担うトークンになっていくと推測されます。画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini AppJOHNはゲームの進化とともにユーティリティが拡張され、保有者には今後リリースされるゲームでのエアドロップ権利が得られるなど、長期保有を促進する設計になっています。今後、エコシステムの成長を支える重要な役割を担っていくと考えられるでしょう。既存トークンとの関係すでにリリースされている「キャプテン翼-RIVALS-」では、TSUGT(ツバサガバナンストークン)とTSUBASAUT(ツバサユーティリティトークン)という2つのトークンが発行されています。TSUGTは「キャプテン翼-RIVALS-」のガバナンストークンで、国内取引所のBITPOINT(ビットポイント)に上場しています。TSUBASAUTは、ゲーム内で使用されるユーティリティトークンです。JOHNはMini App版トークンとして新たに発行されるものであり、当記事執筆時点(2025年3月24日)ではこれら既存トークンと直接的な関連性はないと考えられます。JOHNのトークノミクスJOHNの総発行枚数は10億JOHNに設定されています。当記事執筆現在(2025年3月24日)、具体的なトークン配分やロックアップ期間などは公開されていませんが、エアドロップに関する情報は明らかになっています。JOHNのエアドロップは、「ノーマルプール」と「アドバンスプール」という2種類のプールから獲得でき、ユーザーのゲーム内活動に応じて配分が決まる仕組みです。JOHNのエアドロップの仕組みキャプテン翼-RIVALS- Mini Appとはキャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、人気漫画「キャプテン翼」とWeb3を融合した次世代のフットボールゲームです。Telegram、LINEという日常的に使われるプラットフォーム上で提供されています。画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini App専用アプリなどのインストールが不要となっており、TelegramやLINEのアカウントさえあればプレイ可能です。Web3ゲームのマスアダプション(大衆化)を目指したプロジェクトとして注目を集めています。シンプルに遊べるカジュアルゲームキャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、選手や施設を強化するシンプルなカジュアルゲームです。タップやフレンド招待でボールを集め、そのボールを使って選手カードや施設カードを解放・強化し、チームのランクを上げていきます。難易度の高いカードを解放することでゲームの進行がスムーズになり、より強力なチームを構築できます。また、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは「ソシャダプ(Social Dapps)」という新しい形のゲームと位置づけられており、ユーザーが自然にWeb3の世界に触れられる環境を提供するとしています。ソシャダプ(Social Dapps)とは現在のWeb3ゲーム市場は、単体のゲームでユーザーを集めるのが難しく、従来のゲーム市場にリーチできていません。しかし、TelegramやLINEなど巨大なユーザーを持つプラットフォームを活用することで、多くのユーザーに届く可能性があります。「ソシャダプ」はこういったプラットフォームの力を活用した、新しい形のゲームとして提唱されています。多くのユーザーを獲得当記事執筆現在(2025年3月24日)、キャプテン翼-RIVALS- Mini AppはTelegramとLINEの2つのプラットフォームで提供されています。Telegram版は2024年9月にリリースされ、約800万人のユーザーを獲得しています。また、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が主催するBNBチェーンのピッチイベントにも採択されるなど、高い評価を受けています。LINE版は2025年1月にリリースし、LINE Mini Dappsのフューチャータイトルとして採択されました。日本語・英語・タイ語・繁体字に対応しており、すでに140万人のユーザーを獲得するなど、順調にユーザーベースを拡大しています。「キャプテン翼-RIVALS-」との違い「キャプテン翼-RIVALS-」は、2023年1月にリリースされたブロックチェーンゲームです。Polygonブロックチェーン上で提供されており、ユーザーはNFTとして発行される原作のキャラクターを獲得して育成し、プレイヤー同士での対戦(PvP)などを楽しめます。画像引用:キャプテン翼-RIVALS-一方、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、選手や施設を強化するシンプルなカジュアルゲームです。TelegramやLINE上で提供されており、インストール不要・シンプルな操作・直感的なプレイを重視した設計で、Web3ゲームの入門としての役割も担っています。SNS上での評判X(旧Twitter)上では、JOHNトークンに関する様々なユーザーの声が見られます。特に多かったのは、近々実施されるエアドロップに関連する投稿です。多くのJOHNトークンを獲得するためには、ガチャを回してNFTを獲得することが重要です(詳細は後述)。Xでは、実際に課金してガチャを回してみた体験談を投稿するユーザーなどが確認できました。JOHNのエアドロップの仕組みキャプテン翼-RIVALS- Mini Appでは、ゲームを楽しみながら報酬のJOHNトークンを獲得できる「Play-to-Airdrop」モデルを採用しています。ゲームで遊ぶことでWeb3の価値を実感でき、Web2ゲーマーがWeb3の世界に違和感なく入れるよう設計されています。ノーマルプールとアドバンスプールJOHNのエアドロップは、「ノーマルプール」と「アドバンスプール」という2つのプールから獲得できます。画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini Appノーマルプールでは、日々のゲームプレイに応じてJOHNのエアドロップ数量が決定されます。エアドロップ数量を決める要素は順次公開されるとのことですが、エコシステム拡大に貢献したユーザーに多くのトークンが配分される仕組みになっています。一方、アドバンスプールは課金ユーザー向けのプールです。ゲーム内で課金してガチャを回したりすると、aJOHNという活動量を表すポイントのようなものを獲得できます。この獲得したaJOHNの量に比例して、ユーザーにJOHNがエアドロップされます。aJOHNの獲得方法アドバンスプールのエアドロ数量を決めるaJOHNですが、以下の3つの方法で獲得できます。ガチャによるNFTキャラ獲得ランクに応じたボーナスミッションの達成ガチャによるNFTキャラ獲得RCコイン(ゲーム内通貨)を購入してガチャを回し、NFTキャラクターを獲得することでaJOHNが得られます。キャラクターのレア度が高いほど、より多くのaJOHNを獲得できます。ガチャは「10連」から回すことができ、10連ガチャの価格は5,000 RCコイン(5,000円)です。ランクに応じたボーナス上記のガチャによって獲得したaJOHNの量をもとに、ゲーム内でのランクが決まります。そのランクに応じて、ユーザーにはボーナスのaJOHNが配布されます。ランクを決めるaJOHNの量は、ガチャで獲得したaJOHNの量で競われます(ボーナスで獲得したaJOHNは含まれない)。つまり、より多くのガチャを回したユーザーが優遇される仕組みになっていると考えられます。ミッションの達成特定のミッションをクリアすることでaJOHNを獲得できます。今後、ミッションの内容は追加・変更される可能性があります。キャプテン翼-RIVALS- Mini Appの将来性キャプテン翼-RIVALS- Mini Appの将来性を、以下の3点から考察します。累計20億円の資金調達に成功強力なパートナーシップ今後のロードマップ累計20億円の資金調達に成功画像引用:PR TIMES2025年3月10日、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appを開発するMint Town社は、元サッカー日本代表の本田圭佑氏が設立したファンド「X&KSK」をリード投資家として、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。この調達により、同社の累計調達額は約20億円に達しています。本田氏は、日本発のWeb3ゲームが世界で戦える可能性を信じていると言及し、今後の展開に大きな期待を寄せているようです。調達した資金は、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appのマーケティング強化や、JOHNを活用した戦略施策に充てられる予定です。強力なパートナーシップキャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、多くの有力企業・プロジェクトとパートナーシップを結んでいます。画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini App開発企業のMint Town社は、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が運営するBNBチェーンのアクセラレーションプログラムに採択されており、大手取引所との関係構築を進めています。また、OKX VenturesやAnimoca Brandsなどの著名な投資家からも支援を受けています。さらに、LINE NEXTとは、LINEメッセンジャーを基盤としたミニDappポータルのローンチタイトルとして採択される形でパートナーシップを結んでいます。これにより、LINEの巨大なユーザーベースへのアクセスが可能になりました。これらの強力なパートナーシップを通じて、グローバル展開も視野に入れた成長戦略を描いていると考えられます。今後のロードマップ今後のロードマップは、以下のように計画されています。時期詳細2025年4〜6月・JOHNのエアドロップを開始2025年7〜9月・既存ゲームキャラデータからのNFT生成・PvE(プレイヤー対コンピューター)モードの導入・NFTマーケットプレイスの導入2025年10〜12月・PvP(プレイヤー対プレイヤー)モードの導入・ARENAモードの導入2026年1〜3月・GvG(グループ対グループ)モードの導入時期詳細2025年4〜6月・JOHNのエアドロップを開始2025年7〜9月・既存ゲームキャラデータからのNFT生成・PvE(プレイヤー対コンピューター)モードの導入・NFTマーケットプレイスの導入2025年10〜12月・PvP(プレイヤー対プレイヤー)モードの導入・ARENAモードの導入2026年1〜3月・GvG(グループ対グループ)モードの導入これらのアップデートによって、より本格的なWeb3ゲームへと進化していくものと考えられます。PvPやGvGといった対戦要素の導入は、プレイヤー間の交流やコミュニティ形成を促進することが期待されます。「ソシャダプ」が切り拓く未来キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、LINEなどの身近なプラットフォームを活用し、Web3ゲームの大衆化を目指すプロジェクトです。有力投資家による支援やキャプテン翼のIPを活かすことで、「ソシャダプ」の先駆者として業界の未来を切り拓いていくかもしれません。
MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

update2025.03.26 19:30

ヒストリカルデータは、MetaTrader4(MT4)を使ってFXのEA(自動売買プログラム)のバックテストを行う上で必要不可欠な要素です。その精度や種類がテスト結果に大きな影響を与えるため、正しいデータの選択と活用方法を知ることが成功の鍵となります。本記事では、無料データと有料データの取得方法や活用手順、データ精度の違いがトレードに与える影響を詳しく解説します。目次[非表示]ヒストリカルデータの重要性ヒストリカルデータとはEAの種類によってはティックデータが必要バックテストには正確なヒストリカルデータが必要MetaQuotes社と海外FX業者のヒストリカルデータを比較MetaQuotes社のヒストリカルデータの精度XMtradingのヒストリカルデータの精度AXIORYのヒストリカルデータの精度Titan FXのヒストリカルデータの精度ダウンロード可能なヒストリカルデータの比較ヒストリーセンターからの無料ダウンロードXMTradingからのダウンロード無料データを手動でインポートTitan FXからのダウンロードAxioryからのダウンロードCSVデータから1分足データを生成する1分足データから他の時間足データを生成する有料ヒストリカルデータの利用ヒストリカルデータの精度比較疑似ティックデータ実際の相場の動きバックテスト結果スキャルピングは有料のヒストリカルデータを使うヒストリカルデータの重要性MT4やMT5で自動売買をする際、EAの稼働前に良いパフォーマンスが期待できるかを確認するため、バックテストを実施することが多いです。まずは、なぜヒストリカルデータが重要かを解説します。ヒストリカルデータとはMT4のストラテジーテスターを使うと、ヒストリカルデータと呼ばれる過去の為替レートのデータを使って、EAの取引ロジックがどのくらい効果的かを確認できます。ヒストリカルデータには、過去の価格データが時系列で記録されています。EAの種類によっては、このデータの精度がバックテストの信頼性に大きく影響するため、信頼できるデータ提供元を利用するようにしましょう。ヒストリカルデータの精度が低いと、エントリータイミングがズレるため、以下のように実施したバックテストとリアル運用との差が広がる問題が生じます。実際のトレード条件と異なる結果になるスプレッドやスリッページの影響が過小評価されるドローダウンや利益率が過大評価されるバックテストでは利益が出ているのに実際のトレードでは利益が出ないといったことになるので注意しましょう。EAの種類によってはティックデータが必要本記事に記載されている方法でM1(1分足)のデータを取得し、1分足を基にM5・M15・H1・H4・D1(5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足)のデータを生成できれば、バックテストを実施する際に支障が出るケースは少ないでしょう。ですが、スキャルピングを行うEAのバックテストでは、M1よりもさらに細かい秒単位の「ティックデータ」と呼ばれるデータが必要になることがあります。M5足を用いたデイトレードや、さらに長い時間足を用いたスイングトレードであれば、ティックデータほどの精度は必要とされません。バックテストには正確なヒストリカルデータが必要ヒストリカルデータは過去の価格動向を再現し、EAの取引ロジックを検証するために欠かせない情報であることが、お分かり頂けたかと思います。無料データは手軽に入手可能ですが、EAの種類によって求められるデータの品質が異なります。スキャルピングなどの高精度なデータが必要なEAをテストする場合は、有料データを用いることも検討しましょう。本記事で紹介したデータ取得方法や活用手順を実践し、必要十分な精度のバックテストを行うことで、EAの運用パフォーマンスを最大化しましょう。MetaQuotes社と海外FX業者のヒストリカルデータを比較バックテストをする際、重要な点はヒストリカルデータの精度です。一般的にはMetaQuotes社と海外FX業者の提供するヒストリカルデータでは精度が異なるといわれています。ここからは、MetaQuotes社と各海外FX業者でヒストリカルデータの精度に違いがあるか、1分足のバックテストの結果を比較します。MetaQuotes社のヒストリカルデータの精度MetaQuotes社のヒストリカルデータのバックテストの精度は高くありません。実際にMT4でバックテストをした結果、モデリング品質は25%でした。この結果は、どの海外FX業者のMT4でバックテストをした場合も結果に大きな違いはありません。MetaQuotes社のデータの確認方法MetaQuotes社のヒストリカルデータを確認したい場合は、各FX業者のMT4のヒストリカルデータをダウンロードしましょう。各FX業者のMT4に登録されているヒストリカルデータは、MetaQuotes社のものです。なお、MetaQuotes社では、2025年現在MT4をダウンロードできないため、注意が必要です。次にMetaQuotes社のMT5でバックテストをしたところ、ヒストリー品質は100%でした。このことからMetaQuotes社のヒストリカルデータを使用する場合、MT4よりもMT5のほうがバックテストの精度が高いことがわかります。XMtradingのヒストリカルデータの精度ここからは、各海外FX業者のヒストリカルデータの精度について見ていきましょう。なお、バックテストではデフォルトのデータではなく各FX業者が提供しているヒストリカルデータをインポートした上でバックテストを行いました。XMTrading(エックスエムトレーディング)については、MT4のバックテストの精度は25%と低い水準です。次にMT5でバックテストを実施したところ、MetaQuotes社と同じくヒストリー品質は100%でした。AXIORYのヒストリカルデータの精度続いてAXIORY(アキシオリー)のヒストリカルデータの精度を見ていきましょう。MT4のヒストリカルデータは24.92%だったため、MetaQuotes社やXMTradingと比較すると、若干モデリング品質は低いです。MT5についても同様にバックテストを実施したところ、ヒストリー品質は95%に良化しているものの、MetaQuotes社やXMTradingよりも若干精度が低いことがわかりました。MT4では0.08%、MT5では5%ほど低いですが、その差は小さいので、AXIORYが特別他社よりも精度が悪いとまではいえません。Titan FXのヒストリカルデータの精度続いてTitan FXのヒストリカルデータの精度を紹介します。まず、MT4のバックテストの精度は、24.92%でした。MT5についても同様にバックテストを実施したところ100%となりました。MT5を使う場合は、MetaQuotes社やXMTradingと同様にバックテストの精度が高いといえるでしょう。ここまでの結果から、MT4はMT5と比べてバックテストの精度が著しく低いことがわかりました。バックテストをするなら、MT5を使うべきです。一方で、1分足についてはMetaQuotes社と海外FX業者のヒストリカルデータで結果に大きな違いが出ないこともわかりました。デフォルトのデータでそのままバックテストをしても結果に大きな差が出ることはないでしょう。ダウンロード可能なヒストリカルデータの比較各海外FX業者で提供するヒストリカルデータは、ダウンロード可能な期間や通貨ペアに違いがあります。以下は各海外FX業者のヒストリカルデータの比較です。FX業者期間対応銘柄XMtrading1999年1月以降FX55種類金・銀Titan FX2020年1月以降FX、株価指数、株式、仮想通貨(*1)コモディティ13種類AXIORY2015年1月以降(*2)FX67種類金・銀株価指数14種類先物23種類仮想通貨29種類XMTrading期間対応銘柄1999年1月以降FX55種類金・銀Titan FX期間対応銘柄2020年1月以降FX、株価指数、株式、仮想通貨(*1)コモディティ13種類AXIORY期間対応銘柄2015年1月以降(*2)FX67種類金・銀株価指数14種類先物23種類仮想通貨29種類(*1)5種類ずつ(*2)USDHKDなどの通貨は一部の期間が抜けています。最も古いデータを確認できるのは、XMTrading(エックスエムトレーディング)です。ただし、普段から1分足・5分足・1時間足などの短期足でトレードしている場合は、必ずしも長い期間のヒストリカルデータがなくても十分に検証ができます。古いヒストリカルデータを使うメリット古いヒストリカルデータを使うメリットは、週足や月足などでより長期間のデータでパフォーマンスの検証ができること以外に、過去の金融危機やITバブル崩壊など歴史的な事件が起きてもEAが破綻しないかを確認できることです。対応銘柄についても各FX業者で違いがあります。FXを中心に取引している人は、よほどマイナーな通貨ペアを使っていない限りは、どのFX業者でも大差がありません。しかし、CFD商品も取引している場合、主要な商品のみであればTitan FX(タイタンエフエックス)でも十分ですが、マイナーな商品も取引している場合はAXIORY(アキシオリー)を使いましょう。このように、各FX業者によってダウンロード可能なヒストリカルデータの期間や商品が異なります。ご自身がよく取引する通貨ペアや商品が対応しているか確認してから選びましょう。ヒストリーセンターからの無料ダウンロードヒストリカルデータは無料もしくは有料でダウンロードできますが、信頼できる業者からダウンロードすることが重要です。まずは比較的簡単なヒストリーセンターからダウンロードする方法を説明します。XMTradingからのダウンロード海外FX業者であるXMTrading(エックスエムトレーディング)のデータをダウンロードする方法について説明します。1. 最大バー数を設定するMT4のメニューから「ツール」「オプション」の順に選択し、オプションダイアログを表示します。「チャート」タブの「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」の欄に、9を999・・・のように打てなくなるまで入力したらOKを押しましょう。再度オプションダイアログを開くと、最大バー数が「2147483647」になっています。これがMT4で扱うことのできる最大の値です。2. ヒストリーセンターからダウンロードするバー数の設定が終わったら、MT4のメニューから「ツール」「ヒストリーセンター」の順に選択し、ヒストリーセンターを起動します。ここでは通貨ペアUSDJPYをダウンロードしますので、USDJPYを選択しましょう。左下のダウンロードボタンを押すと確認ダイアログが表示されますので、「OK」ボタンを押します。しばらく時間がかかるのでダウンロードが完了するまで待ちましょう。3.データを確認するダウンロードが完了したら、MT4のメニューから「ファイル」「データフォルダを開く」の順に選択し、エクスプローラーを起動してMT4は一度終了します。history/(サーバー名)/USDJPY1.hstのように、拡張子がhstのヒストリカルデータがダウンロードされていることが分かります。ファイル名はUSDJPY数字.hstのようになっており、数字が1なら1分足、5ならM5足という意味です。ヒストリーセンターでデータを提供しているFX業者であれば、MT4の機能を使って簡単にダウンロード可能です。既存データ数は状況によって異なるフォルダに入っているヒストリカルデータの数は、過去のダウンロード状況などによって異なります。銘柄によっては全く入っていないこともあり、その場合は削除の必要はありません。無料データを手動でインポート次にヒストリーセンターではなく、FX業者のウェブサイトなどでヒストリカルデータがCSVファイルなどで提供されている場合に、インポートする方法について説明します。Titan FXからのダウンロード海外FX業者であるTitan FX(タイタンエフエックス)のWebサイトからヒストリカルデータをダウンロードできます。2025年1月の時点では、5種類の通貨に対して2020年1月からのデータが提供されています。Axioryからのダウンロード海外FX業者であるAxiory(アキシオリー)のWebサイトでもヒストリカルデータをダウンロード可能です。2025年1月の時点では、一部抜けはあるものの67種類のFX銘柄の2015年から2024年までの10年分のデータが提供されています。CSVデータから1分足データを生成する入手したCSV形式のデータから、MT4で利用可能なヒストリカルデータを生成する方法を説明します。 1.サーバーとの通信を切断するMT4のメニューから「ツール」「オプション」の順に選択し、オプションダイアログを表示します。「サーバー」タブの「プロキシサーバーを有効にする」にチェックを入れて、「プロキシ」ボタンを押しましょう。プロキシダイアログのサーバー欄に「abc」など適当な文字列を入れて、OKを押します。その後MT4を再起動すると右下に「回線不通!」と表示されます。存在しない適当なプロキシサーバー名を入力してサーバーとの通信をできなくすることで、以降の作業中にMT4が自動で直近のヒストリカルデータをダウンロードすることを防止できます。プロキシサーバーの設定をそのままにしないプロキシサーバーの設定は本来不要ですので、作業が終わったら「プロキシサーバーを有効にする」のチェックを外し、再びMT4を再起動しましょう。再びサーバーと通信できるようになります。2.不要なデータを削除するサーバーから切断したら、不要なデータを削除しましょう。まずは、MT4のメニューから「ファイル」「データフォルダを開く」の順に選択します。次に「history」フォルダを開きましょう。FX業者のサーバー名を選択します(複数ある場合はヒストリカルデータを削除したい口座のサーバーを選択)。次に不要なヒストリカルデータを削除しましょう。今回はドル円の1分足を削除するので「USDJPY1.hst」を削除します。古いデータは削除したほうが良い古いデータを残したままでもヒストリカルデータはダウンロード可能です。しかし、エラーを誘発したり古いヒストリカルデータが優先で使われたりすることが多いので、必ず古いデータを削除してから、ヒストリカルデータをダウンロードしましょう。データを削除したら、この画面を閉じてMT4を再起動しましょう。3.CSVデータをインポートするMT4を再起動したら、再度ヒストリーセンターのUSDJPY・1分足(M1)を選択し、「インポート」ボタンを押してください。「参照」ボタンから先ほどダウンロードしたCSVデータを選択して「OK」を押します。バックテストを実施したい期間の分だけ、CSVデータの読み込みを繰り返しましょう。作業が完了したらダイアログを閉じてMT4を再起動します。基本的に再起動は必須サーバーとの通信切断、古いデータの削除、ヒストリカルデータのインポートをする際は、それぞれの作業完了時点で必ず再起動をしましょう。再起動をしなかった場合、エラーが出て正しいデータがインポートされない可能性があります。1分足データから他の時間足データを生成するCSVから1分足のヒストリカルデータを読み込んだ後に、他の時間足データを生成することが可能です。MT4のメニューから「ファイル」「データフォルダを開く」の順に選択し、エクスプローラーを起動するとhistory/(サーバー名)の下に、USDJPY1.hstというデータができています。次にこの1分足のヒストリカルデータを使い、M5・M15など上位足のデータを生成しましょう。 1.PeriodConverterAllTimeframesを入手する1分足のヒストリカルデータを上位足に変換してくれるPeriodConverterAllTimeframesというツールを入手します。以下のサイトにログインすることで、ダウンロード可能です。MT4のメニューから「ファイル」「データフォルダを開く」の順に選択し、入手したPeriodConverterAllTimeframes.mq4をMQL4/Scriptsの下に配置してください。MT4を起動して「ナビゲーター」ウィンドウの「スクリプト」を右クリックした後に「更新」を押すと、表示されるようになります。2. オフラインチャートを開くMT4のメニューから「ファイル」「オフラインチャート」の順に選択し、オフライン・チャートリストダイアログを表示します。先ほどCSVから読み込んだUSDJPY・M1が表示されますので、選択して「開く」を押しましょう。3. PeriodConverterAllTimeframesを実行する開いたチャートに対して、「ナビゲーター」ウィンドウの「スクリプト」に表示されているPeriodConverterAllTimeframesをドラッグ&ドロップしましょう。ダイアログが表示されますので、「パラメーターの入力」タブでConverterD1をtrueにしてOKを押します。 1分足が上位足に変換され、実行が完了します。W1(週足)やMN(月足)が必要な場合は、同様にtrueにしましょう。再度MT4のメニューから「ファイル」「データフォルダを開く」の順に選択し、エクスプローラーを起動すると、history/(サーバー名)の下にUSDJPY1.hstに加えて、USDJPY5.hstやSDJPY15.hstなど上位足のデータが表示されます。以上の手順が完了したら、MT4を再起動しましょう。.hstと.csvファイルとはヒストリカルデータは、多くの場合「.hst」ファイルや「.csv」ファイルの形式で提供されます。「.csv」ファイルは一般的なファイル形式ですが、「.hst」ファイルはヒストリカルデータ専用のファイル形式です。有料ヒストリカルデータの利用ここからは、有料にはなってしまいますが、1分足よりもさらに高精度な秒単位のティックデータを入手する方法を解説します。Tick Data SuiteではDukascopy社の高精度ティックデータをダウンロード可能です。例えば、USDJPYは2003年5月以降のティックデータが提供されています。ヒストリカルデータの精度比較長い時間足を用いたスイングトレードであればヒストリカルデータの精度が問題になるケースは少ないでしょう。ここでは敢えてヒストリカルデータの精度が問題となるスキャルピングEAを題材にして、1分足データとティックデータでどれくらいバックテストの精度に差が出るかどうかを検証してみます。バックテストの期間は2024年1月1日~6月30日の半年間で、利用するのは米雇用統計など、相場への影響が大きな指標でのスキャルピングを行うEAです。疑似ティックデータこのEAが半年間のバックテストを実施した際に、EAに送られてきたティックデータの数を計測してみましょう。独自にEAを作成した上でOnTick(ティックデータが来るたびに呼ばれる関数)に来た回数をプログラム上でカウントしたところ、有料ヒストリカルデータの場合は約1,591万回、Titan FX(タイタンエフエックス)の1分足データでは約1,182万回でした。一見すると不自然な結果に見えるかもしれません。Titan FXからは1分足のデータしか提供されていないため、最大でも半年180日×24時間×60分=約26万分となり、データ数が1,000万回を超すほど多いはずはありません。実はMT4には、1分足のデータを使い疑似的にティックデータを生成する機能があります。1分足のデータには始値・終値・最大値・最小値が記録されています。データは1分単位でしかなくても、始値で1ティック生成した後に、最高値・最安値の範囲でランダムな順序でティックを発生させ、終値で最後のティックを発生させるわけです。1分足単位・M5足単位で動作するEAであれば問題ありません。しかし、さらに細かい秒単位で動作するスキャルピングEAのバックテストでは、ランダムに生成されるティックデータによる検証やバックテストはあまり意味がないといえます。実際の相場の動き例として2024年2月2日22時30分(サーバー時刻では15時30分)の米国・雇用統計の瞬間を見てみましょう。Titan FXはM1データしか提供されませんので、ヒストリーセンターで確認しても、15:30の次は15:31になっています。こちらが1分間に生成された疑似ティックデータです。赤がAsk、青がBidです。指標発表時にも関わらず、AskとBidがスプレッド分だけ一定に開いて遷移していることが分かりました。次に有料ヒストリカルデータを見てみましょう。 有料データの場合、ヒストリーセンターには表示されませんが、実際にデータを表にすると以下のようになります。13:30:00.011から13:30:59.948まで、10マイクロ秒単位でデータが存在し、1分間に733個のデータが存在することが分かります。次に有料ヒストリカルデータをエクスポートとして図示してみましょう。指標発表直後は数秒間で50pipsほど高騰していること、AskとBidが乖離してスプレッドが開いていること、それが徐々に狭まってきていることが確認できます。このように1分足から生成される疑似ティックデータと実際の相場のデータは、始値・終値・最高値・最安値が同じなだけで、全く関連性が無いことが分かります。バックテスト結果実際のバックテスト結果にも、目に見えて差が出ていることが分かります。まずはTitan FXの1分足を用いたバックテストの結果です。MT4の1分足のバックテストでは、モデリング品質は25%以下にしかなりません。またティックデータはランダムに生成されるため、バックテストを実行する度に少し結果が変わるという現象が起こります。こちらが有料ヒストリカルデータを用いたバックテストの結果です。モデリング品質が99.9%になっていることが分かると思います。以上の検証から、M5足を用いたデイトレードや、さらに長い時間足を用いたスイングトレードであればヒストリカルデータの精度が問題になることはないと思いますが、1分足より細かい単位で精度が要求されるスキャルピングEAのバックテストを行うためには、有料のティックデータが必須であると言えるでしょう。スキャルピングは有料のヒストリカルデータを使うヒストリカルデータは過去の価格動向を再現し、EAの取引ロジックを検証するために欠かせない情報です。無料データは手軽に入手可能ですが、EAの種類によっては必要となるデータの品質が異なります。スキャルピングなどの高精度なデータが必要なEAをテストする場合は、有料データの使用を検討しましょう。本記事で紹介したデータ取得方法や活用手順を実践し、十分な精度のバックテストを行うことで、EAの運用パフォーマンスを最大化できるでしょう。MT4/MT5の詳細な使用方法は、ご利用ガイドで解説しています。動画や実際の画面を使って説明していますので、MT4/MT5の操作でご不明な点がある方は、ご利用ガイドをご覧ください。出典元:Titan FXヒストリカルデータhttps://research.titanfx.com/ja/historical-dataAxioryMT4・MT5ヒストリカルデータhttps://www.axiory.com/jp/trading-tools/historical-data?utm_source=chatgpt.comPeriod Converter All Timeframes - MetaTrader 4のためのスクリプトhttps://www.mql5.com/ja/code/19839Tick Data Suitehttps://eareview.net/tick-data-suite
XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

update2025.03.25 19:30

2025年3月、海外FXブローカーであるXMTrading(エックスエムトレーディング)、およびVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)、AXIORY(アキシオリー)のモバイルアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。現在、iOS版アプリの新規ダウンロードは不可となっていますが、影響はiOS端末のみに限定されており、Android版は引き続きダウンロード可能です。また、すでにiPhoneにアプリをインストール済みのユーザーは、これまで通り利用できる状況です。今回の削除は、Appleの規制強化や方針変更の影響を受けた可能性が考えられます。本記事では、今回の削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。目次[非表示]XMTrading・Vantage Trading・AXIORYアプリがインストール不能にiOSでは新規ダウンロード不可既存のアプリやAndroidでは引き続き利用可能他のFXブローカーアプリの配信状況App Storeから海外FX業者のアプリが削除された背景・理由仮想通貨取引所アプリが削除されたばかり金融庁からの圧力か?XMTrading・Vantage Trading・AXIORYユーザーへの影響は?取引への直接的な支障はないが利便性は低下Vantage Tradingコピートレード利用者はハイリスクにXMTradingコピートレード利用者はブラウザから利用可能iOSアプリ削除の対応策と代替手段シンガポール向けストアからVantage TradingアプリをインストールTestFlightでリリースされる可能性も?Vantage TradingはWeb版コピートレードの実装が必須公式アプリ削除で浮き彫りになったリスクXMTrading・Vantage Trading・AXIORYアプリがインストール不能にXMTrading(エックスエムトレーディング)およびVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)、AXIORY(アキシオリー)の公式モバイルアプリが、App Storeから突如削除されました。今回の削除が確認されているのは、この3つの公式アプリのみであり、以前削除されたMT4・MT5のアプリは引き続きApp Store上に残っていることが確認されています。削除の具体的な理由については明らかになっていませんが、Appleの審査基準の変更や規制強化が影響している可能性も考えられます。iOSでは新規ダウンロード不可現在、XMTradingおよびVantage Trading、AXIORYの公式モバイルアプリは、iOSデバイスにおいて新規ダウンロードができない状態となっています。App Storeでアプリを検索しても、3社のアプリは表示されません。AndroidのようにAPKファイルを利用したインストール方法も存在しないため、iOSユーザーが新たにアプリを入手する手段は完全に断たれた形です。APKファイルによるインストールAndroidアプリのインストール方法には、Google Playでアプリを入手する方法と、APKファイルを直接入手する方法の2つがあります。アプリを提供している企業のWebサイトなどでAPKファイルが配布されていれば、Google Playを経由せずにアプリをインストールできます。既存のアプリやAndroidでは引き続き利用可能今回の削除はApp Storeでの新規ダウンロードに限られ、すでにiPhoneやiPadにインストールされているアプリは、引き続き通常どおり利用可能です。ただし、一度アプリを削除してしまうと、App Store上では再ダウンロードができなくなるため注意が必要です。また、Androidデバイスでは現在のところ影響はなく、Google Playからのダウンロードや利用が可能です。しかし、今後の動向次第では、Google Playでも提供終了となる可能性も否定できません。ブローカーからの正式な発表があるまで、最新情報に注目する必要があります。他のFXブローカーアプリの配信状況現在のところ、XMTrading(エックスエムトレーディング)とVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)、AXIORY(アキシオリー)以外の主要な海外FXブローカーの公式モバイルアプリについては、App StoreおよびGoogle Play Storeともに削除は確認されていません。2025年3月24日時点で、編集部が確認した主要な海外FX業者のApp Store・Google Playでの公式アプリの配信状況は以下のとおりです。ブローカーApp StoreGoogle PlayXMTradingなしありExnessなしありBigBossありありHFMありありeasyMarketsありありFXGTありありVantage TradingなしありAXIORYなしあり引き続き公式モバイルアプリの提供が確認できているブローカーには、HFM、BigBoss、FXGT、Exness(Google Playのみ)などがあります。しかし、今後これらのアプリも削除対象となる可能性は十分に考えられるため、現在利用中のユーザーは、アプリが利用できなくなった場合の対策を検討しておくことをおすすめします。特に、iOSユーザーは一度アプリを削除してしまうと再インストールができなくなるため、慎重に対応する必要があります。App Storeから海外FX業者のアプリが削除された背景・理由XMTrading(エックスエムトレーディング)やVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)、AXIORY(アキシオリー)の公式モバイルアプリがApp Storeから削除された理由について、現時点では明確な原因は判明していません。しかし、ブローカー側が自ら削除したわけではないことが確認されており、App Store側の判断による可能性が高いと考えられます。仮想通貨取引所アプリが削除されたばかり2025年2月には、Bybit(バイビット)やBitget(ビットゲット)などの大手海外仮想通貨取引所のアプリがApp Storeから一斉に削除され、大きな話題となりました。これらのアプリは、日本のApp Storeから削除された後、Google Play Storeからも削除される動きが見られました。今回のXMTradingやVantage Trading、AXIORYのアプリ削除も、同様の基準に基づいて行われた可能性があり、今後Google Play Storeからの削除につながる可能性も十分に考えられます。金融庁からの圧力か?AXIORYがユーザー宛に配信したメールには、Apple社に対する外部からの圧力が原因であると記載されていました。今回の削除の背景には、日本の金融庁からの規制強化が関係している可能性も考えられます。仮想通貨取引所のアプリが削除された要因の一つとして、海外取引所が日本で無登録のまま暗号資産交換業を行い、日本人向けの営業が禁止されていたことが挙げられます。表向きには日本人向けサービスを提供していないとされながらも、実際には日本人ユーザーが利用できる状態だったため、金融庁の監視対象となり、削除の要請につながったと考えられています。XMTradingやVantage Tradingをはじめとする海外FXブローカーも、日本の金融庁には未登録の状態です。これは、日本の規制では認められていない25倍を超えるハイレバレッジや、ボーナス制度、ゼロカットシステムなどを提供するためですが、この点がApp Storeの削除理由の一因となった可能性は十分に考えられます。XMTrading・Vantage Trading・AXIORYユーザーへの影響は?今回の削除によって、XMTrading(エックスエムトレーディング)およびVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)、AXIORY(アキシオリー)の基本的なサービスやトレード自体には影響はなく、多くのユーザーはこれまで通り問題なく取引を継続できると考えられます。しかし、Vantage Tradingのコピートレードを利用しているユーザーは注意が必要です。その影響はiOSユーザーに限らず、Androidユーザーにも及ぶ可能性があり、最悪はサービス停止の可能性も考えられます。今後の公式発表やシステムの変更に備え、最新情報の確認を徹底することをおすすめします。取引への直接的な支障はないが利便性は低下今回アプリが削除されたFX業者の公式モバイルアプリが利用できなくなったことで、トレードそのものへの影響はほとんどありません。各ブローカーともに、取引自体はMT4・MT5をベースとしているため、これらのプラットフォームを使用すれば従来どおりのトレードが可能です。ただし、MT4・MT5はあくまで取引専用のプラットフォームであるため、口座の管理、入出金、公式サポートへの問い合わせなどは行えません。これまで公式モバイルアプリで一括管理していたユーザーにとっては、手続きの手間が増えるなど利便性が低下する点には注意が必要です。Vantage Tradingコピートレード利用者はハイリスクにVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)のコピートレードはVantage Tradingの公式モバイルアプリでのみ利用可能であるため、今回の削除によって、コピートレード利用者には特に大きな影響が及ぶ可能性があります。現在、iOSではVantage Tradingの公式モバイルアプリを新規ダウンロードできないため、万が一アプリを誤って削除してしまった場合や、利用中のデバイスが故障してしまった場合、コピートレードにアクセスする手段がなくなってしまいます。対応策としては、Androidのスマートフォンを手に入れるか、Androidをエミュレートしたソフトなどを活用するしかありません。また、自分自身がiOSユーザーでなかったとしても、コピートレードの提供者がiOSユーザーである場合、そのトレーダーがアクセスできなくなることで取引が停止し、フォロワーにも影響が出る可能性があります。最悪の場合、損失を止めることができず、大きな被害を被る恐れも考えられます。XMTradingコピートレード利用者はブラウザから利用可能XMTradingのコピートレードを利用しているユーザーに関しては、今回のアプリ削除によって直ちに取引ができなくなるリスクはありません。XMTradingのコピートレードは、公式モバイルアプリだけでなく、会員ページからブラウザ経由で管理が可能なため、アプリが削除されてもトレード自体への影響は限定的です。そもそも、XMTradingの公式モバイルアプリでのコピートレード機能は、ブラウザ版の会員ページをそのまま表示しているものに過ぎないため、スマートフォンのブラウザを使ってXMTradingの会員ページにアクセスすれば、同様の環境で利用を継続できます。そのため、Vantage Tradingのようにアプリが使えなくなることでコピートレードの管理が完全に不可能になるリスクはなく、ブラウザ経由での利用を前提にしておけば、引き続き問題なく運用を続けることが可能です。iOSアプリ削除の対応策と代替手段公式モバイルアプリがApp Storeから削除されたことで、一部のユーザーに大きな影響が及んでいます。特に、Vantage Trading(ヴァンテージトレーディング)のコピートレードを利用しているユーザーにとっては、致命的とも言える事態でしょう。応急処置的な方法ではありますが、Vantage Tradingのアプリを新規でインストールする方法があります。シンガポール向けストアからVantage TradingアプリをインストールVantage TradingのiOSアプリは、シンガポール向けのApp Storeからインストール可能です。App Storeアプリで「Country/Region」をシンガポールに変更後、Vantage Tradingを検索するとアプリを見つけられます。App Storeアプリを起動右上のアカウントアイコンをタップ上部のアカウント名をタップ「Country/Region」をタップシンガポールを選択国を変更後にVantage Tradingアプリを検索してインストール「Country/Region」を日本に戻すただし、Apple Musicのサブスクリプションを契約している場合、一度解約しなければ「Country/Region」を変更できません。上記の方法でインストールする際は注意しましょう。また、この方法はApple社が想定していないインストール方法と考えられるため、いずれは利用できなくなる可能性もあります。まだアプリをインストールしていない方は、早めに対応しておいたほうが良いでしょう。TestFlightでリリースされる可能性も?今回削除されたブローカーの公式アプリが、App Storeでの再リリースに先立って、Appleが提供するTestFlightで配信される可能性も考えられます。ただし、TestFlightを通じた提供にはいくつかの制約があるため、長期的な解決策とは言えません。テスト期間には期限があり、利用するためには開発者からの招待が必要な場合もあります。TestFlightは審査が緩いTestFlightとは、iOSアプリのベータ版テスト用プラットフォームです。本来は正式リリース前のテストやフィードバックを得る目的で利用されます。正式なApp Storeの審査よりも基準が緩和されているため、非常時の迅速な対応策として利用されることもあります。また、一度App Storeから削除されたアプリが再リリースされるには、Appleの審査を再び通過する必要があり、正式な復活には時間がかかります。そのため、TestFlight版がリリースされたとしても、それはあくまで一時的な対応に過ぎないと考えるべきでしょう。Vantage TradingはWeb版コピートレードの実装が必須今回の削除で最も影響を受けているのは、Vantage Tradingのコピートレード利用者です。Vantage Tradingのコピートレードは、現在モバイルアプリでしか利用できないため、アプリが削除されると一切の操作が不可能になります。今のところはご紹介した方法で、アプリをインストールできますが、将来的に同じ方法でインストールできなくなる可能性も否定できません。Vantage Trading側の早急な対応が求められていると言えるでしょう。XMTradingやHFMなど、他の海外FXブローカーではWebブラウザでのコピートレード利用が一般的であり、Vantage Tradingのようにアプリに依存しているケースは少数派です。こうしたリスクを考慮すると、今後Vantage TradingがWebブラウザ版を導入する可能性も十分考えられます。公式アプリ削除で浮き彫りになったリスク海外FXブローカーの公式モバイルアプリは、今回のように予告なく突然利用できなくなる可能性があります。海外FX自体が違法なわけではありませんが、金融庁などの規制が厳しく、日本国内で利用する際には十分な注意が必要です。安定した取引環境を維持するためにも、アプリだけに依存せず、MT4・MT5や公式の会員ページを活用し、複数の手段を確保しておくことが大切です。Vantage Tradingのコピートレードのように、公式モバイルアプリでしか利用できない機能は極めて稀ですが、万が一の事態に備え、自身が利用しているFXブローカーのサービスが他の手段でも代替できるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。Myforexでは、今回の件に関する最新情報が入り次第、SNSなどを通じてお知らせいたします。引き続き、最新の動向にご注目ください。
ビットコインを100万円分買ってみた!利益額などの投資結果を紹介

ビットコインを100万円分買ってみた!利益額などの投資結果を紹介

update2025.03.25 19:00

ビットコイン(BTC)は最も有名な仮想通貨(暗号資産)です。最近はビットコインが各種メディアで取り上げられる機会も増えており、興味を持っている方もいるのではないでしょうか。そこで、Myforex編集部では実際にビットコインを100万円分購入してみました。実際に買ってみたところ、「価格変動リスクはあるものの、中長期で保有していれば大きなリターンを得られる可能性がある」というのが率直な感想です。今回の記事では、実際にビットコインを買ってみた投資結果や感想、100万円分購入した理由、ビットコインの買い方などを解説します。目次[非表示]ビットコインを100万円分買ってみたビットコインに100万円投資した理由ビットコインを100万円分買ってみた結果もっと前にビットコインを100万円分買っていたらビットコインを100万円分買ってみた感想投資金額が大きいので利益も大きい大きな利益が出たら税金にも注意が必要長期保有するなら運用も視野に国内取引所と海外取引所のどちらがおすすめ?国内取引所のメリット・デメリット海外取引所のメリット・デメリットビットコインの買い方Bybitでビットコインを購入する方法100万円を投資すると損益も大きいビットコインを100万円分買ってみたMyforex編集部では、実際にビットコイン(BTC)を100万円分買ってみました。2023年4〜6月にかけて、0.2438BTC(1BTCあたり約410万円の取得単価)を分散して購入しています。画像引用:CoinMarketCapビットコインに100万円投資した理由今回、100万円分のビットコインを購入した理由は、将来性への期待です。ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれ、世界的なインフレが続く中で長期的な価値の保存手段として注目されています。実際に、企業や国家が資産の一部にビットコインを組み入れる動きも見られます。また、分散投資の選択肢としての魅力も、ビットコインを100万円分購入した理由の1つです。個人投資家の代表的な資産ポートフォリオには、株式や債券、金、不動産などがありますが、ビットコインはこうした伝統的な資産と異なる値動きをすることも多く、リスクヘッジに有効と考えました。さらに、ビットコインを購入した2023年の翌年には半減期が控えていたこともあり、過去のサイクルに従うと、その後の値上がりが期待できるタイミングでもありました。このような理由から、ビットコインの購入によって将来的なリターンを見込めると判断し、100万円を投資しました。ビットコインを100万円分買ってみた結果当記事執筆現在(2025年3月5日)、1 BTCの価格は約1,300万円となっており、約217万円(+ 217%)の含み益が出ています。今回はステーキングやレンディングなどの運用は行わず、現物保有(ガチホ)のみの結果です。運用期間:2023年4月14日~2025年3月5日(692日)BTC評価額(保有数量):約317万円(0.2438BTC)利益額(利益率):約217万円(+ 217%)運用方法:現物保有(ガチホ)なお、この利益額は他の仮想通貨(暗号資産)や株価指数と比較しても高い成績といえます。以下の表は、他の主要銘柄を同じ条件(運用期間・購入金額)で投資した場合と比較したものです。銘柄利益額(利益率)ビットコイン(BTC)約217万円(+ 217%)イーサリアム(ETH)約24万円(+ 24%)リップル(XRP)約371万円(+ 371%)S&P500約37万円(+ 37%)日経平均株価約13万円(+ 13%)代表的な株価指数であるS&P500や日経平均株価に比べても、ビットコインはかなり高い成績を残しています。仮想通貨の中ではリップルのような急騰した銘柄には劣りますが、イーサリアムに対しては大きく上回っています。ビットコインは、2025年1月20日に史上最高値である約1,700万円を突破したのも束の間、2月以降には急落するなど、価格変動の大きさに対する不安もあるかもしれません。しかし、2023年4〜6月に購入した今回のケースでは、急落後でも取得時の3倍以上の価格を維持しています。このことからも、ビットコインは、中長期での投資対象として有効な選択肢の一つといえそうです。もっと前にビットコインを100万円分買っていたら今回は、約2年の現物保有での投資結果を紹介しました。では、もっと前に100万円分のビットコインを購入していたら、どのような投資結果になるのでしょうか。以下にシミュレーション結果をまとめました(GMOコインのシミュレーション機能を参照)。購入時期1BTCの価格利益10年前(2015年3月)約3万円約4億3,000万円7年前(2018年3月)約73万円約1,600万円5年前(2020年3月)約68万円約1,700万円4年前(2021年3月)約640万円約96万円3年前(2022年3月)約550万円約128万円購入時期1BTCの価格利益10年前(2015年3月)約3万円約4億3,000万円7年前(2018年3月)約73万円約1,600万円5年前(2020年3月)約68万円約1,700万円4年前(2021年3月)約640万円約96万円3年前(2022年3月)約550万円約128万円もし、ビットコインが広く認知されるより以前の2015年(10年前)に購入していた場合には、4億円を超える莫大な金額になっています。また、仮想通貨バブルが弾けはじめた2018年や、コロナ対策のための大規模な金融緩和が各国で始まった2020年に購入をしていても、15倍以上の利益を得られています。一方で、4年前や3年前に購入したケースでは、今回紹介した2年前の購入よりも利益が小さい結果となりました。ビットコイン価格は長期的には右肩上がりで上昇していますが、半減期を中心とした4年サイクルで価格が大きく上下する傾向があります。そのため、価格が上昇しているタイミングで購入したケースでは、利益が小さくなっています。このように、価格の変動が激しいビットコインの購入タイミングを判断するのが難しい場合は、一定の金額を定期的に購入する「ドルコスト平均法」も有効です。ドルコスト平均法では、価格が低いときには多く購入し、価格が高いときには少なく購入するため、取得価格を平準化させることができます。価格が大きく変動しながら右肩上がりで上昇するビットコインに適した投資手法といえるでしょう。ビットコインを100万円分買ってみた感想実際にビットコイン(BTC)を100万円分買ってみた感想は、次のようなものです。投資金額が大きいので利益も大きい大きな利益が出たら税金にも注意が必要長期保有するなら運用も視野に投資金額が大きいので利益も大きい今回、100万円というまとまった金額をビットコインに投資した結果、200万円を超える含み益となっています。史上最高値をつけた1月には、含み益が300万円を超えるタイミングもありました。また、すでに大きな含み益があったため、2025年2月の急落相場でも含み益の目減りはそこまで気になりませんでした。大きな利益が出たら税金にも注意が必要今回の100万円投資では、200万円を超える含み益が発生しているため、このまま利益確定した場合には確定申告が必要です。仮想通貨(暗号資産)取引で20万円以上の所得を得た場合、雑所得として給与所得などその他の所得と合算して総合課税されます。なお、仮想通貨取引の所得が20万円以下の場合でも、医療費控除やふるさと納税などで確定申告する場合には申告が必要となるため注意が必要です。申告漏れや過少申告は税務調査の対象となり、不備が見つかった場合には追徴課税が科される可能性があります。確定申告の際は、利用している取引所やウォレットなどの取引履歴を漏れなく確認し、正確に申告するようにしましょう。長期保有するなら運用も視野に今回のように長期保有を目的にまとまった金額のビットコインを購入する場合には、取引所が提供する運用サービスの活用も検討すると良いでしょう。例えば、100万円分のビットコインを年利3%で運用できれば、年間3万円分のビットコインを増やせます。ビットコインの価格が上昇すれば、運用で得られる利益も大きくなります。取引所各社は、保有している仮想通貨を預け入れることで金利相当の報酬が得られる運用サービスを提供しています。これらは一般的に「ステーキング」や「レンディング」と呼ばれており、取引所によって運用条件や期待できる利回りが異なります。例えば、海外取引所のBybitでは「Bybitステーキング」というサービスを提供しています。Bybitに保有している仮想通貨を一定期間預けることで、報酬を受け取ることができます。なお、このような運用サービスを利用した投資にもリスクはあります。利用する際は、取引所の信頼性や運用条件を十分に確認するとよいでしょう。国内取引所と海外取引所のどちらがおすすめ?仮想通貨(暗号資産)取引所には、金融庁・財務局に登録している国内取引所と、登録していない海外取引所があります。それぞれに特徴があり、取引経験や取引の目的に応じて、自分に合った取引所を選ぶことが重要です。それぞれのメリット・デメリットと、どのような人に向いているかを解説します。海外取引所の日本人向けサービス海外取引所の中には、Binance Japanのように金融庁・財務局に登録した上で、日本人向けのサービスを提供している企業もあります。その場合、日本の法律・ルール内でサービスを提供するため、ハッキングを受けた際の補償などは国内取引所と同様の対応がなされますが、取扱銘柄やレバレッジ取引などのサービス内容はグローバル版とは異なります。国内取引所のメリット・デメリット国内取引所には、以下のようなメリットがあります。金融庁の規制下にあり、比較的安全性が高い顧客資産の分別管理が義務付けられている日本語でのサポートが充実しており、初心者でも安心日本円で入出金でき、使いやすい確定申告のための年間取引報告書が発行される一方で、以下のような点は、海外取引所と比較したデメリットです。取り扱い銘柄数が限られる取引手数料やスプレッドが比較的高いレバレッジ取引の上限が2倍に制限されている提供されるサービスの種類が限定的このように、国内取引所は銘柄数やサービス内容では海外取引所に劣るものの、金融庁の規制下にある安心感と日本語や日本円での使いやすさが魅力です。仮想通貨取引の安全性を重視するなら、国内取引所の利用がおすすめです。また、今回のようにビットコイン(BTC)を長期保有(ガチホ)するだけであれば、海外取引所に比べてサービスに大差はないため、国内取引所を利用すると良いでしょう。なお、ビットコインを国内取引所で購入する場合には、スプレッドが大きい「販売所」ではなく、手数料の安い「取引所」で購入するようにしましょう。取引所と販売所国内の仮想通貨(暗号資産)取引所では、「取引所」と「販売所」という2つの取引方法を提供していることが多いです。「取引所」はユーザー同士で売買を行う取引形式であり、安価な手数料で売買できます。一方「販売所」は取引所よりも操作が簡単であるものの、スプレッドと呼ばれる売買時の価格差が大きく、取引コストが高くなる傾向があります。海外取引所のメリット・デメリット海外取引所には、以下のようなメリットがあります。取り扱い銘柄数が豊富で新興コインの上場が早い取引手数料が比較的安い流動性が高く取引量が多い高倍率のレバレッジ取引が可能多彩なサービスが提供されている一方で、以下のようなデメリットがある点には注意が必要です。日本の法規制が適用されないため利用は自己責任日本語サポートが不十分な場合がある日本円での入出金ができない場合が多い税金の申告が複雑になる可能性があるこのように、海外取引所は豊富な銘柄やサービス、手数料の安さなどが魅力です。仮想通貨取引の経験が豊富な人、多様な仮想通貨やサービスを利用したい人などは、海外取引所を利用すると良いでしょう。ただし、海外取引所は日本の法規制で保護されていないため、トラブル時には自己責任での対応が必要となる点は理解しておく必要があります。今回のように、ビットコインを長期保有(ガチホ)するだけであれば、あえて海外取引所を利用する必要性は低いかもしれません。リスクを十分に検討したうえで、利用の判断をしましょう。ビットコインの買い方ビットコイン(BTC)は最も有名な仮想通貨(暗号資産)であり、ほぼ全ての取引所で売買できます。各海外取引所におけるビットコインの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)〇〇(バイナンス)〇〇(ゲート)〇〇(メクシー)〇〇(ビンエックス)〇〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇〇(ズーメックス)〇〇Bybit(バイビット)現物デリバティブ〇〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇〇Zoomex(ズーメックス)現物デリバティブ〇〇海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。ここではBybitを例にして、ビットコインの買い方を紹介します。Bybitでビットコインを購入する方法Bybitでは、3つの手順でビットコインを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力内容を確認して購入手順1まずは以下のリンクをクリックし、ビットコインの購入ページ(BTC/USDT)にアクセスします。BybitのBTC購入ページへなお、Bybitを利用するには口座を開設し、本人確認(KYC)レベル1を完了させておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でビットコインを購入するには、以下のように操作をして「BTCを買う」をクリックします。番号項目説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3注文価額購入したい数量を入力します。BTCはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。手順3内容を確認して「BTCを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したビットコインは現物アカウント残高に反映されます。以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。100万円を投資すると損益も大きい今回は、100万円というまとまった資金でビットコイン(BTC)を購入してみました。購入したタイミングがよく、長期保有が功を奏して、当記事執筆時点(2025年3月5日)で200%以上の大きな含み益を得られています。一方で、価格が急落すれば大きな損失が出る可能性があることにも注意しましょう。仮想通貨(暗号資産)に危ないイメージをもつ方も多いと思いますが、現在は法整備が進み、取引環境も整っています。とはいえ、いきなり100万円という大金を投資するのには抵抗がある人も多いでしょう。ビットコインは数百円からでも購入できます。まずは少額からビットコイン投資をはじめてみてはいかがでしょうか。
ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

update2025.03.21 19:30

ワールドコインのOrb(オーブ)とは、仮想通貨(暗号資産)WLDを受け取るために必要な生体認証を行うデバイスのことです。東京・大阪・名古屋・福岡など、日本国内の様々な場所にオーブが設置されています。このオーブと専用アプリを用いて生体認証を行うことで、誰でもWLDの無料配布を受け取ることができます。当記事では、日本国内のオーブ設置場所や探し方、予約方法などを解説します。目次[非表示]日本でのオーブの設置場所オーブの設置場所の探し方オーブの予約方法の手順オーブでの生体認証の手順仮想通貨WLDの受け取り手順ワールドコインを日本円に換金する方法オーブの予約をする際の注意点最新の設置場所を確認する予約の要否を確認するWorld Appを事前にダウンロードするワールドコインとはWorldcoin(WLD)Orb(オーブ)World App(ワールドアプリ)World ID生体認証を完了してWLDを獲得日本でのオーブの設置場所ワールドコインのオーブは、大都市圏を中心に複数の場所に設置されています。当記事執筆現在(2025年3月11日)、World Appでは日本全国の45か所にオーブが設置されていることを確認できます。画像引用:World App2025年3月11日現在、日本国内のオーブ設置場所は以下の通りです。県内の設置場所が1か所のみの場合は、まとめて記載しています。東京渋谷・池袋・六本木・新宿・銀座・恵比寿・中目黒浅草・高田馬場・神保町・中野・立川・浅草橋神奈川横浜・戸塚群馬高崎・前橋京都京都河原町・祇園四条大阪梅田・難波・心斎橋・本町兵庫神戸・元町・甲南山手県内に1か所のみ札幌・仙台・さいたま・千葉・甲府・富山名古屋・岡山・福岡・鹿児島今後、設置場所が追加される可能性がある一方、設置が終了する会場もあると考えられます。登録を行う際は、ご自身が利用する予定の設置会場が受付しているかどうか、必ず確認するようにしましょう。オーブの設置場所の探し方オーブの設置場所は、専用アプリのWorld Appで探すことができます。なお、World Appは生体認証や仮想通貨(暗号資産)WDLの受け取りにも必要になるため、事前にダウンロードをしておきましょう。手順1World Appを開き、画面右上の歯車のアイコンをタップします。手順2「Orbを見つける」をタップします。手順3「すべての場所を探索する」をタップします。手順4「位置情報を許可する」をタップします。位置情報を共有したくない方は、「おおよその位置のみを使用」を選択して設置場所を探すことも可能です。手順5位置情報利用に関するポップアップが表示されるので、「許可」をタップします。手順6自身の現在地から距離が近いオーブの設置場所が表示されます。オーブの予約方法の手順オーブで生体認証を行うための予約方法について解説します。手順1設置場所の検索結果の中から、予約をしたい設置場所をタップします。なお、予約が必要なのは「次のスロット」と表示されている登録会場のみです。「予約不要」と表示されている設置場所については、事前予約が必要ありません。手順2「予約する」をタップします。手順3予約可能な日付の中から、予約したい日付をタップします。手順4予約したい時間帯をタップします。手順5内容に問題がないか確認し、「予約を確認する」をタップすると、予約が完了します。手順6以下の画面が表示されると、オーブの予約は完了です。オーブでの生体認証の手順登録会場でオーブを使った生体認証をする手順を解説します。手順1予約が完了すると、World Appの画面上に予約した会場が表示されます。「検証を開始する」をタップします。手順2「検証を開始する」をタップします。手順3画面に表示された内容を確認した上で、「新しいWorld IDを取得する」をタップします。手順4画面に表示される規約を確認し、問題なければチェックボックスにチェックを入れます。その後、「続行」をタップします。手順5データの提供に同意する場合は「データカストディに同意する」、同意しない場合は「データカストディに同意しない」を選択し、「続行」をタップします。手順6次の画面では、二次元コード(QRコード)が表示されます(*1)。実際にオーブで生体認証をする前にこの手順6まで進めておくと、以後の作業がスムーズに行えます。(*1)セキュリティ保護のため、スクリーンショット取得時にはQRコードが表示されません。以下の画面にQRコードが表示されていないのはそのためです。実際には画面中央にQRコードが表示されています。手順7会場にいるスタッフの指示に従って、オーブに顔を映します。この時、約20秒から40秒程度、目を閉じないようにする必要があります。詳細な手順については、必ず会場スタッフの指示に従うようにしてください。手順8以下の画面が表示されている間は、何もせずに待機します。手順9以下の画面が表示されれば、World IDの生体認証は完了です。「開始しましょう」をタップすると、仮想通貨(暗号資産)WLDの受け取りに進むことができます。仮想通貨WLDの受け取り手順仮想通貨(暗号資産)WLDを受け取る手順を解説します。手順1以下の画面のチェックボックスにチェックを入れ、「シェアを獲得する」をタップします。手順2「Grantを獲得」をタップします。手順3「World IDを使って獲得する」をタップします。手順4「World IDで認証する」をタップします。手順5画面下部に「認証済み」と表示されたら、このウインドウを閉じます。手順6以下の画面が表示されれば、仮想通貨WLDの獲得は完了です。そのまま「続行」をタップします。手順7ここまでの手順で獲得したWLDは、受け取り可能なWLDの一部です。以下の画面に表示されている通り、さらに時間が経過すれば追加のWLDを受け取れます。受け取り可能になったら、同じ手順を繰り返してWLDを受け取りましょう。ワールドコインを日本円に換金する方法受け取った仮想通貨(暗号資産)WLDは、以下の手順で日本円に換金できます。WLDをWorld Appから海外取引所に送金する海外取引所でWLDをXRPなど他の仮想通貨に交換する交換した仮想通貨を国内取引所に送金する送金した仮想通貨を国内取引所で日本円に交換する当記事執筆時点(2025年3月11日)では、WLDを取り扱っている国内取引所はありません。そのため、WLDを取り扱う海外取引所を経由してから、日本円に換金する必要があります。WLDを取り扱う海外取引所の中でも、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。Bybitの公式ページへワールドコインを日本円に換金する詳細な手順については、以下の記事もご覧ください。オーブの予約をする際の注意点オーブの予約をする際は、以下の点に注意しましょう。最新の設置場所を確認する予約の要否を確認するWorld Appを事前にダウンロードする最新の設置場所を確認するオーブの設置場所は、新しく追加されたり、受付終了となったりする可能性があります。また、常設ではなく、特定の日時しか登録を受け付けていない会場もあります。オーブで生体認証を希望する際は、必ず最新のオーブ設置場所を確認するようにしましょう。予約の要否を確認する会場によって予約の要否が異なります。予約不要の会場であれば、World Appをダウンロードしたスマホを持って訪れるだけで登録できます。一方、予約が必要な会場の場合は、事前に予約をしてから訪れるようにしましょう。World Appを事前にダウンロードするオーブで生体認証を行う場合、事前にWorld Appをダウンロードしておく必要があります。登録会場を訪れる前に、アプリのダウンロードは済ませておきましょう。ワールドコインとはワールドコインは、サム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨(暗号資産)プロジェクトです。ワールドコインは、本格的なAI時代の到来を迎えるにあたり、世界中の人々にベーシックインカムを提供することを目的としています。画像引用:Worldcoinここでは、ワールドコインの概要を理解するために必要な以下のキーワードについて解説します。なお、本記事では「ワールドコイン」の表記に関しては、プロジェクトの名称を指すものとして使用しています。Worldcoin(WLD)Orb(オーブ)World App(ワールドアプリ)World IDWorldcoin(WLD)画像引用:WorldcoinWorldcoin(WLD)は、ワールドコインが発行する独自の仮想通貨です。後述するオーブで登録を済ませれば、誰でもWLDを受け取ることができます。仮想通貨WLDは、ワールドコインにおけるユーティリティトークン、および将来的にはガバナンストークンとして活用されることが示唆されています。Orb(オーブ)画像引用:WorldcoinOrb(オーブ)は、仮想通貨WLDを受け取るために必要な生体認証を行うデバイスです。オーブで目の虹彩をスキャンすることで個人を識別し、生体認証を行ったユーザーにはWorld IDが付与されます。日本では大都市圏を中心に設置されており、設置場所は専用アプリのWorld Appや、ワールドコイン公式サイトで探すことができます。World App(ワールドアプリ)画像引用:WorldcoinWorld App(ワールドアプリ)は、仮想通貨WLDを受け取るために必要な専用アプリです。また、WLDの受け取りに必要な生体認証もWorld Appを用いて行います。World ID画像引用:WorldcoinWorld IDは、ワールドコイン上で各ユーザーに割り当てられる一意のIDです。オーブでの登録を済ませることでIDの認証が完了し、仮想通貨WLDを受け取れるようになります。生体認証を完了してWLDを獲得ワールドコインのオーブは、日本国内の様々な場所に設置されています。World Appを使ってオーブで生体認証をすれば、誰でも仮想通貨(暗号資産)WLDを受け取れます。興味がある方は、近くのオーブを探してみて、WLDを受け取ってみてもよいかもしれません。

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