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仮想通貨ACEの将来性は?注目のブロックチェーンゲームFusionistの評判や仕組みを解説

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update 2023.12.21 15:47
仮想通貨ACEの将来性は?注目のブロックチェーンゲームFusionistの評判や仕組みを解説

update 2023.12.21 15:47

仮想通貨ACEは、Enduranceブロックチェーンのネイティブトークンです。EnduranceはWeb3ゲーム向けのブロックチェーンで、メカアクションゲーム「Fusionist」のインフラとして機能する予定です。

大手取引所Binance(バイナンス)は、BinanceローンチプールでのACEの取り扱いを公開し、SNS上で注目が集まっています。 当記事では、仮想通貨ACEの評判や将来性、使い道、ブロックチェーンゲームFusionistの特徴などを解説します。

仮想通貨ACEがBinanceローンチプールに登場

ローンチプールの告知

画像引用:Binance

2023年12月11日、大手取引所Binanceは、Binanceローンチプールでの仮想通貨ACEの取り扱いを発表しました。

2023年12月13日から12月17日にかけてステーキングすると、報酬としてACEを獲得できます。ステーキング可能な仮想通貨はBNB・FDUSDの2種類で、毎日約200万ACE、合計約1,000万ACEが配布されます。

OKX Jumpstart Miningにも登場

ACEは大手取引所OKXのJumpstart Miningでも取り扱われます。

Binanceローンチプールと同様に、2023年12月13日から12月17日にかけてステーキングすると、報酬としてACEを獲得できます。ステーキング可能な仮想通貨はBTC・OKBの2種類で、合計約150万ACEが配布されます。

ACEは12月18日にBinanceとOKXに上場予定で、獲得したACEを売却することもできます。

仮想通貨ACEとは

Enduranceのホワイトペーパー

画像引用:Endurance

ACEはゲーム向けブロックチェーンであるEnduranceのネイティブトークンで、EnduranceブロックチェーンとBNBスマートチェーン上で発行されました。ガス代として利用され、ステーキング・ガバナンス・ゲーム内でのアイテム購入にも利用可能です。

また、EnduranceブロックチェーンはFusionistのインフラとして機能する予定です。

三人称視点のメカアクションゲーム

Fusionist

画像引用:STEAM

Fusionistは、Windows PC用の三人称視点のメカアクションゲームです。ロボットをテーマにして、シミュレーション管理・ターン制の戦闘・4X(探検、拡大、搾取、駆除)を一つにまとめたゲームとなっています。

Fusionistは2023年11月に「BETA2」をリリースしており、一部の参加者には報酬として仮想通貨ACEやNFTがプレゼントされます。

PvPモードを実装

FusionistのPvP画面

画像引用:Fusionist公式X

FusionistのBETA2では、プレイヤー同士が対戦できるPvPモードが実装されました。ロボットのスキルやクラスを組み合わせて、優位にゲームを進めることができます。

Fusionistは美しいグラフィックだけでなく戦略性も非常に高いことから、メカゲームのファンが楽しめるゲームとなっています。

日本のゲーム雑誌で高い評価

Fusionistは、日本の大手ゲーム雑誌「ファミ通」で複数回取り上げられており、「BCG(ブロックチェーンゲーム)の中では群を抜いたクオリティ」と高い評価を受けています。

特にPvPは戦略性が高いことから、「時間を忘れるほどおもしろい」ゲーマー向けのゲームとして解説されています。

SNS上での評判

仮想通貨ACEは、BinanceやOKXなどの大手取引所で上場することが決まり、ブロックチェーンゲームコミュニティを中心にX(旧Twitter)で注目を集めています。

なかには「史上初、Binance & OKX 同時 IEO決定」として、ACEの将来性に期待を持つ日本人ユーザーも見受けられました。

仮想通貨ACEの将来性

仮想通貨ACEの将来性に関して、以下の点が挙げられます。

  • Binance Labsから資金調達
  • 開発チームはベテラン揃い
  • 2024年前半にローンチ予定

Binance Labsから資金調達

BinanceとFusionist

画像引用:Binance

Fusionistは、シンガポールを拠点とするゲーム開発会社です。同社は2022年5月、Binanceのベンチャーキャピタル部門であるBinances Labsなどから、660万ドルの資金調達を実施しました。

Fusionistのゲーム内通貨ACEはBinanceローンチプールに登場しており、FusionistとBinanceの密接なつながりがわかります。

開発チームはベテラン揃い

Fusionistのチームは、ゲーム業界のベテラン揃いです。Tencent GamesやElectronic Artsなどの世界的なゲームスタジオ出身のメンバーで構成されています。

特にFusionistのゲームディレクターIke T.氏は、過去にDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)100万人以上のゲーム2作品をプロデュースした経験を持ちます。

2024年前半にローンチ予定

Fusionistは2023年6月にBETA1をリリースし、8万人以上が登録しました。ゲーム雑誌「ファミ通」では、10点中9点という高評価を獲得しています。

また2023年12月には、ゲームクオリティとプレイアビリティを大幅に改善したBETA2をリリースしました。Fusionisの公式ローンチは、2024年前半を予定しています。

仮想通貨ACEのトークミクス

仮想通貨ACEの総供給量は1億4700万枚で、2023年12月にそのうち約1割が放出される予定です。

ACEの配分比率はインセンティブプールが26%を占めており、ユーザーへの報酬を重視していると見受けられます。

ACEの分配先と比率

ACEの分配先と比率は、下の表のとおりです。

配布先 比率(%)
開発チーム 15.00
初期投資家その1 2.30
エコファンド 11.60
インセンティブプール 26.00
初期報酬プール 1.00
トレジャリー 9.00
戦略的投資家 2.50
マーケティング 3.50
Binanceローンチプール 7.00
エアドロップ 3.40
OKX Jump Start 1.00
初期投資家その2 17.70

チームや初期投資家のトークンは12ヶ月間ロックされ、その後、3年間かけて徐々にロック解除されます。運営側は長期的にプロジェクトを運営していく意向を持っていることがわかります。

一般ユーザーについては、ロック期間はありません。報酬等でトークンを得た直後に売ることも可能です。

ACEの使い道

仮想通貨ACEには、以下の使い道があります。

ゲーム内のアイテム購入

Fusionistのアイテムは仮想通貨ACEで購入でき、トーナメントの参加チケット購入や、ゲーム内での報酬にも使われます。

ステーキング・ガバナンス

ACEホルダーは、ステーキングすることでEnduranceブロックチェーンのセキュリティ維持に貢献できます。

また、Enduranceブロックチェーンが重要事項を決定する際に、ACEホルダーは投票で意思表示できます。

Play to Earn銘柄の価格推移

Fusionistはゲームで仮想通貨を稼げるという特徴があり、これは「Play to Earn」のカテゴリに属します。Play to Earn銘柄は2023年12月時点で価格が高騰しているものもあり、注目されています。

仮想通貨ACEのチャート

ACEのチャート

画像引用:CoinMarketCap

仮想通貨ACEの価格は、2023年12月19日の執筆時点で2,100円前後です。上場後に上昇して最高値2,559円を付けたあとは、一旦1,800円付近まで下落し、その後は徐々に値を戻しています。

現状では、2023年12月18日の上場から1日も経過していません。もうしばらく時間をおき、市場の反応を探る必要があるでしょう。

仮想通貨BIGTIMEの価格チャート

BIGTIMEのチャート
BIGTIMEのチャート

画像引用:CoinMarketCap

BIGTIMEは、アクションRPGゲーム「Big Time」の仮想通貨です。2023年10月のローンチから、BIGTIMEの価格は約2ヶ月間で10倍以上に高騰しています。

仮想通貨BEAMの価格チャート

BIGTIMEのチャート
BIGTIMEのチャート

画像引用:CoinMarketCap

BEAMは、ゲーム向けブロックチェーン「BEAM」のネイティブトークンです。2023年10月のローンチから、BEAMの価格は約2ヶ月間で約5倍まで高騰しています。

なお、Play to Earnの中には、トークノミクスが崩壊して価格が暴落した銘柄が少なくないので、注意も必要です。

仮想通貨ACEの特徴

ACEの運営チームは、Enduranceブロックチェーンを持続的に成長させるため、以下2つの施策を実施予定です。

  • エコシステムファンド
  • トークンのバーン

エコシステムファンド

ACEは総供給量のうち15%が「エコシステムファンド」に割り当てられており、Enduranceブロックチェーンを活性化させるために利用されます。

初期ユーザーへのエアドロップ

Enduranceブロックチェーンの初期ユーザー向けに、ACEのエアドロップを行います。

point エアドロップ

エアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。

例えば、Endurance上のブロックチェーンゲームやNFTを利用する初期ユーザーが、エアドロップの対象となる予定です。

パートナーへの報酬

Enduranceブロックチェーンのパートナープロジェクトへ、貢献度合いに応じてACEを配分します。パートナーのモチベーションを高めて、Enduranceエコシステム全体を盛り上げようという意図です。

トークンのバーン

Enduranceブロックチェーンの開発者がACEを収益として得た場合は、その100%が2週間ごとにバーンされます。またEnduranceのパートナーが獲得したACEも、そのうち20〜40%がバーンされます。

point バーンとは

バーンとは、仮想通貨を永久に使えなくする行為を指し、仮想通貨を特定のウォレットに送ることで実行できます。そして、そのウォレットの秘密鍵は開発者を含めて誰も知りません。すなわち、送金したら最後、その中の仮想通貨は二度と使えなくなるため、あたかも紙幣が焼却(バーン)されたのと同様になります。

運営はACEをデフレ設計にすることで、長期的にユーザーやパートナーへ価値を提供したいと考えています。

仮想通貨ACEの買い方

2023年12月19日現在、仮想通貨(暗号資産)ACEは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるACEの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。

仮想通貨取引所 現物 デリバティブ
(バイビット)

×

(バイナンス)

(ゲート)

×

(メクシー)

(ビンエックス)

(ビットゲット)

×

(コインイーエックス)

×

Bybit(バイビット)

現物 デリバティブ
×

Binance(バイナンス)

現物 デリバティブ

Gate.io(ゲート)

現物 デリバティブ
×

MEXC(メクシー)

現物 デリバティブ

BingX(ビンエックス)

現物 デリバティブ

Bitget(ビットゲット)

現物 デリバティブ
×

CoinEX(コインイーエックス)

現物 デリバティブ
×

ACEの現物取引とデリバティブ取引の両方に対応しているのは、Binance、MEXC、BingXの3つの取引所です。以降では、MEXCを使った購入方法を解説します。

MEXCでACEを購入する方法

MEXCでは、2つの手順でACEを購入できます。

  1. 購入ページにアクセス
  2. 購入条件を入力

手順1

まずは以下のリンクをクリックし、ACEの購入ページ(ACE/USDT)にアクセスします。

なお、MEXCを利用するには、口座を開設しておく必要があります。

手順2

ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でACEを購入するには、以下のように操作をして「ACEを購入」をクリックします。

ACEの成行注文

番号

項目名

説明

1

取引種別

「現物取引」を選択したままにします。

2

注文方法

「成行注文」を選びます。

3

合計

購入したい数量を入力します。

「ACEを購入」をクリックすると、即座に注文が実行されます。

なお、ACEはUSDTで購入します。そのためUSDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。

仮想通貨ACEは2024年の注目銘柄

ブロックチェーンゲームは過去に様々な失敗を繰り返しながらも、今再び仮想通貨コミュニティから注目を集め始めています。

Enduranceブロックチェーンは、本格メカアクションゲームFusionistだけでなく、これから様々なゲームのインフラとして利用される予定です。

EnduranceのネイティブトークンであるACEは、2024年注目の銘柄の1つかもしれません。


Date

作成日

2023.12.18

Update

最終更新

2023.12.21

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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