作成日
:2022.01.27
2024.08.26 16:02
海外FX業者として知名度があるXMTrading(エックスエムトレーディング)は、最大レバレッジ888倍や常時提供している3種類のボーナス、日本語に完全対応したサービスなどで多くのトレーダーから支持されています。
XMのCFD銘柄は、現物と先物に分かれているなど、他社と異なる特徴があります。また、2021年10月には、CFD銘柄のスプレッド縮小や最小取引単位の引き下げが行われ、CFD取引のハードルが低くなりました。
XMTrading(エックスエムトレーディング)では、株式指数、貴金属、エネルギー、コモディティ(商品)の4種類です。
それぞれの代表的な銘柄は、以下の通りです。
種類 | 例 |
---|---|
株式指数 | ダウ平均株価(US30)・日経平均株価(JP225)など |
貴金属 | 金(GOLD)や銀(SILVER)など |
エネルギー | WTI原油(OIL)やブレント原油(BRENT)など |
コモディティ | 小麦(WHEAT)や大豆(SBEAN) |
CFD(Contract for Difference)とは日本語に訳すと「差金決済取引」となります。差金決済取引とは、銘柄の価格変動で利益を出すことを目的とした取引のことで、広義でいえば、FX取引もCFD取引の1つです。
XMのCFD取引の特徴は、貴金属と一部の株式指数銘柄を除き、限月の設定された先物取引である点です。株式指数では先物・現物の両方の取引が可能です。
CFDの種類 | 銘柄の種類 |
---|---|
株式指数 | 現物・先物(一部銘柄) |
エネルギー | 先物 |
コモディティ(商品) | 先物 |
貴金属 | 先物 |
先物取引には、「限月」という取引期限が設定されています。限月を過ぎると、保有しているポジションは強制決済されます。
他社でも取り扱いのある銘柄がほとんどですが、先物を扱っているFX業者は少なく、XMの特徴的なサービスといえるでしょう。現物と先物は、同じ銘柄でも異なる値動きをするため、注意が必要です。
取扱いのある海外FX業者が増えてきた仮想通貨CFD・株式CFDの銘柄は、XMは取り扱っていません。
株式指数CFDでは現物と先物の両方の取扱いがありますが、この2つには次のような違いがあります。
比較項目 | 現物 | 先物 |
限月(決済期限) | なし | あり |
スワップポイント | あり | なし |
配当調整金 | あり | なし |
スプレッド | 狭い | 広い |
限月(決済期限)
現物 | 先物 |
なし | あり |
スワップポイント
現物 | 先物 |
あり | なし |
配当調整金
現物 | 先物 |
あり | なし |
スプレッド
現物 | 先物 |
狭い | 広い |
先物の場合、現物とは異なりあらかじめ保有期限が定められています。この決済する月を「限月(げんげつ)」と呼び、例えば、限月が11月であった場合「11月限(ぎり)」と言います。
この限月は銘柄名の中に含まれており、例えば、12月21日がポジション保有期限となるダウ平均株価(US30)の先物の場合「US30-DEC21」などと表記します。
「US30」が銘柄名、「DEC21」がポジション保有期限となり、他の銘柄も同様に表示されます。一方、現物は決済期限がないため、半永久的にポジションを保有することが可能です。
現物には、スワップポイントとは別に配当調整金(指数配当金)があります。株式指数CFDの場合は、全ての銘柄で売りポジションも買いポジションもスワップポイントはマイナスに設定されており、ポジションを保有すると口座資金からスワップポイント分が差し引かれます。
一方、配当調整金は、買いポジションを保有している場合は付与され、売りポジションを保有している場合は口座資金から差し引かれます。配当調整金は、多くの企業が決算をする時期に多くなる傾向があります。
スワップポイントや配当調整金のスケジュールは、XMの公式ホームページで確認できます。
一方、先物には配当調整金やスワップポイントが発生しません。
企業が発行する株を実際に保有していると、決済時期に株主に配当金が付与されます。配当金を支給するということは、配当金支給額分の企業の価値を下げてしまうことになります。配当調整金は、配当金支給による株価下落分の調整金として付与されるものです。買い建てであれば配当調整金を受け取り、売り建てであれば配当調整金が口座残高から差し引かれる仕組みになっています。
スプレッドは、先物が現物よりも広めに設定されています。先物はスワップポイントや配当調整金がない代わりに、取引コストが高くなっています。
そのため、日付をまたぐトレードスタイルや売りポジションであれば先物のほうが有利になる場合が多いですが、デイトレードやスキャルピングであれば、スプレッドが狭いため現物のほうが有利になる場合が多くなります。
XMTrading(エックスエムトレーディング)のスプレッドは、FX通貨ペアでは他社より広く設定されているものの、株式指数CFDのスプレッドは全体的に狭く設定されています。
とりわけ、US500Cash(S&P500の現物)とJP225Cash(日経平均株価の現物)のスプレッドの狭さは際立っており、XMでトレードするメリットといえるでしょう。
S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカを代表する株式指数です。アメリカの主要500社の時価総額をベースにした株式指数であり、世界中の投資家が最も注目している指数のひとつです。
スプレッドが狭いことで定評のあるTitan FX(タイタンエフエックス)とExness(エクスネス)のスタンダード口座とXMのスタンダード口座S&P500のスプレッドを比較してみます。
XMは他の海外FX業者の半分程度のスプレッドを提供しており、取引コストを抑えられるでしょう。
米国には3種類の代表的な株価指数があります。米国主要企業500社の株価指数であるS&P500(US500)、ハイテク株を中心とするナスダック指数(US100)、そしてダウ平均株価(US30)です。それぞれに細かな違いがありますが、S&P500は米国企業だけで構成されています。そのため、アメリカが経済成長を続けると、S&P500の価格も上昇します。
日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証1部に上場している企業の中から225社を元に算出している日本を代表する株式指数です。
こちらもスプレッドを比較してみます。
S&P500と同様Titan FXとExnessの2社とXMを比較すると、XMは他の2業者よりも低いスプレッドを提供しています。
スプレッドが広いというイメージがあるXMですが、CFD取引においては、取引コストを抑えられます。
スプレッドの狭さに加え、XMTrading(エックスエムトレーディング)のCFD銘柄は他社と比較すると低めのレバレッジに設定されているものの、スタンダード口座・マイクロ口座で取引する場合、クッション機能付きのボーナスが利用できるというメリットがあります。
XMではFX通貨ペアの場合、最大レバレッジ888倍で取引可能ですが、CFDは各銘柄により最大レバレッジは異なります。
CFD銘柄 | 最大レバレッジ |
---|---|
株価指数(現物) | 66.7倍~200倍 |
株価指数(先物) | 100倍(*1) |
貴金属(金・銀) | 888倍 |
貴金属(先物) | 22.2倍~50倍 |
コモディティ | 50倍 |
エネルギー | 33.3倍~66.7倍 |
(*1) JP225は200倍
貴金属の金(ゴールド)と銀(シルバー)は、FX同様のレバレッジを採用しており、最大レバレッジ888倍の取引が可能です。
XMではFXが取引できる口座でCFDも取引できます。1つはFX専用口座、1つはCFD専用口座といったように個人的に使い分けることはもちろん可能ですが、XMの運営自体はFXとCFDを区別していません。そのため、ボーナスやゼロカットシステムもFXと同様のサービスが提供されています。
XMでは、下記の3種類のボーナスが利用できます。
通常、XMの口座開設ボーナスは3,000円ですが、下記のリンクから口座開設すると、5,000円の口座開設ボーナスを受け取ることができます。
XMTrading(エックスエムトレーディング)は、CFD銘柄を重視しており、最近ではスプレッド縮小や最小取引単位の引き下げなどを行いました。CFD取引未経験でも、FX同様にトレードしやすくなっています。
また、2022年5月には数年ぶりに仮想通貨の提供が再開され、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要仮想通貨や27種類31通貨ペアの取引が可能です。
2021年10月8日、CFDを対象にスプレッドの縮小と最小取引単位(ロット数)の引き下げを行いました。
スプレッド縮小によって取引コストが抑えられるだけでなく、最小取引単位が引き下げられたことで少額からでもCFD取引が行いやすくなります。
2021年8月24日、CFD銘柄を含めて、XMTradingで取り扱っている全銘柄のストップレベルを廃止しました。
ストップレベルとは、現在価格から一定の値幅分離れなければ指値注文・逆指値注文を入れることができない仕組みのことです。
これにより、細かい指値・逆指値を入れることが可能となり、スキャルピングやデイトレードがしやすい環境が整いました。
XMのCFD取引の条件の改善はまだあまり認知されていませんが、特にスプレッドが有利なことから、徐々に注目を集めていくことが予想されます。
作成日
:2022.01.27
最終更新
:2024.08.26
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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