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XMTrading 、CFD銘柄の最小取引単位を引き下げ

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update 2024.09.04 13:19
XMTrading 、CFD銘柄の最小取引単位を引き下げ

update 2024.09.04 13:19

XMTrading(エックスエムトレーディング)は2021年10月8日、CFD銘柄のスプレッド縮小と最小取引単位(ロット数)の引き下げを発表しました。

  • スプレッド縮小(株価指数、エネルギー、コモディティ商品)
  • 最小取引単位引き下げ(現物株価指数、 JP225先物)

最近、急速に人気を集めているCFD銘柄を中心に取引環境を改善し、FX通貨ペアだけでなく、幅広いトレーダー層の注目を集めています。

スプレッド縮小

スプレッド縮小は、株価指数(現物・先物)、エネルギー、コモディティのカテゴリに属する全ての商品が対象になりました。

対象CFD銘柄についてはこちらの表をご覧ください。

カテゴリ 商品例
株価指数(現物・先物)

US30Cash(ダウ平均株価)など

エネルギー

OIL(WTI原油先物)、NGAS(天然ガス)など

コモディティ

WHEAT(小麦)、SBEAN(大豆)など

point 株価指数には先物と現物がある

XMは、現物の株価指数に連動したCFD商品を14種類と、先物の株価指数に連動したCFD商品10種類を両方提供しています。

XMはボーナスや手厚い日本語サービスなどに力を入れている海外FX業者であり、XM Zero口座はあるものの、スプレッド縮小には積極的ではありませんでした。

今回、CFD銘柄のスプレッド縮小に動いたことで、トレーダー側の取引コストが抑えられます。スプレッド縮小と最小取引単位(ロット数)の改定によって、CFD取引のハードルが高く感じていたトレーダーにとっても参加しやすくなりました。

なお、Myforexで計測している「リアルタイム スプレッド比較」では、2024年7月29日時点で、JPN225の現物株価指数のスプレッドは「7円」となっており、海外FX業者の中でトップクラスの狭さです。

XMのJPN225のスプレッドを比較

最小取引単位(ロット数)引き下げ

最小取引単位(ロット数)の引き下げは、現物株価指数の全銘柄と、先物株価指数の「JP225」を対象に行われました。

XMはこれまで、上記銘柄の最小取引単位を1ロットに設定していましたが、1/10に相当する0.1ロットで取引できるようになりました。

最小取引単位の改定

例えば、ダウ平均株価(US30)は2021年11月の時点で1ロットが35,000ドル(約350万円)程度です。最小取引単位が1ロットのときは、約350万円分以上のポジションしか持つことができませんでしたが、これが0.1ロットに引き下げられたことで、約35万円分の小さなポジションからトレードができるようになり、柔軟性が向上しました。

point 最小取引単位が大きいとリスク

現物株価指数は最大レバレッジが200倍以下に設定されており、FX通貨ペアと比較すると1/4以下のレバレッジなので、1ロットあたりの必要証拠金がある程度必要です。また、ボラティリティも大きくなる傾向があるので、従来の1ロットだと口座残高によってはリスクが高くなってしまう可能性もありました。今回の最小取引単位引き下げによって、少額からでもトレードが行いやすくなりました。

CFD銘柄の取引環境改善の動き

最近、CFD銘柄を中心に、海外FX業者のサービス改善が続いています。

例えば、Titan FXは2021年8月に米株CFD取引銘柄の追加し、最小取引単位(ロット数)を改定し、個人投資家に好評を得ています。

また、国内FX業者でもCFD銘柄に注目が集まっています。例えば、国内大手証券会社である楽天証券は2021年米株CFD銘柄の取扱いを開始し、7月には200銘柄のCFD銘柄を提供しています。

とりわけ、米株CFD銘柄の追加の動きが活発のようです。個人投資家の米株への関心の高さがうかがえます。

XMのサービス改善が加速

XMTrading(エックスエムトレーディング)はサービスの改善を加速させています。今回のCFD銘柄のスプレッド縮小、最小取引単位(ロット数)の改定に加え、長らくトレーダーに不評だったストップレベルをゼロ、つまり廃止しました。XMの弱点であった点が克服されつつあり、今後のさらなるサービス改善にも期待が持てます。


Date

作成日

2021.11.02

Update

最終更新

2024.09.04

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