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イーサリアム2.0におけるステーキング向けの預け入れ資産が急増!参加方法や報酬を解説

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イーサリアム2.0におけるステーキング向けの預け入れ資産が急増!参加方法や報酬を解説

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update 2021.10.07 17:20
イーサリアム2.0におけるステーキング向けの預け入れ資産が急増!参加方法や報酬を解説

update 2021.10.07 17:20

人気仮想通貨(暗号資産)イーサリアム(ETH)の次世代ブロックチェーンであるイーサリアム2.0において、ステーキング向けの預け入れ資産が急増しており、その額が約250億ドル相当の770万ETHを超えたことが明らかになりました。[1]

SNS上では仮想通貨のステーキングに関する話題が溢れていますが、その中でもイーサリアムの保有を推奨する投稿が数多く見受けられます。特に日本の仮想通貨コミュニティでは、イーサリアムステーキング協会と呼ばれる啓蒙団体が設立されたことも相まって、同仮想通貨のステーキングに対する注目度が高まっています。[2]

ステーキングは保有する仮想通貨を活用して利益を上げるひとつの手段として投資家の間で浸透しつつありますが、イーサリアム2.0のステーキングとはどのようなものなのでしょうか。

今回は次世代ブロックチェーンであるイーサリアム2.0の特徴を簡単に説明した上で、初心者にもわかりやすく、イーサリアムステーキングの参加方法や、その他仮想通貨とのステーキング報酬の比較などを解説したいと思います。

次世代ブロックチェーンのイーサリアム2.0とは?

イーサリアム2.0とは、イーサリアムの次世代ブロックチェーンとして開発が進められているものです。イーサリアム2.0は人気仮想通貨であるイーサリアムのブロックチェーンとして重要な役割を担うと予想されていますが、どのような特徴を持っているのでしょうか。

ここでは、おさらいの意味も込めてイーサリアムのブロックチェーンシステムや、イーサリアム2.0を理解する上で押さえておくべきポイントを紹介していきます。

人気仮想通貨イーサリアムの新しい基盤

イーサリアムは仮想通貨市場全体でビットコイン(BTC)に次ぐNo2の規模を誇る仮想通貨として知られ、日本でも投資家から絶大な支持を得ています。このイーサリアムの基盤となるのがイーサリアムブロックチェーンであり、同仮想通貨の発行や送金などを行うためのシステムを構成しています。

イーサリアムブロックチェーンは定期的なアップグレードが施されており、将来的に現行の「イーサリアム1.0」から次の「イーサリアム2.0」に移行することが計画されている状況です。

現在、イーサリアム2.0はテスト環境で運用されるだけに留まっていますが、これが本番環境で稼働することになれば、ブロックチェーンとしての性能や機能が大幅に強化されると同時に、イーサリアムの利用価値が飛躍的に高まると考えられています。

PoSへのコンセンサスアルゴリズム変更

以前からイーサリアムは、ブロック生成方式を定義するコンセンサスアルゴリズムとしてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する方針であることを明確に示してきました。仮想通貨市場で広く用いられているPoW(プルーフ・オブ・ワーク)のコンセンサスアルゴリズムと比較してPoSは、電力効率やシステムの拡張性に優れるといわれています。

現在、イーサリアムはPoWベースのブロックチェーン上で運用されていますが、イーサリアム2.0ではコンセンサスアルゴリズムがPoSに変更されることが決定しています。

ブロックチェーンの根幹となるコンセンサスアルゴリズムは、仮想通貨価格にも影響を与える可能性があるので、イーサリアム2.0への移行は投資家にとっても要チェックなイベントになるといえますよね。

knowledge コンセンサスアルゴリズムとは

コンセンサスアルゴリズムはブロックを生成するためのルールで、管理者がいないブロックチェーンから不正を排除しながら、システム全体を稼働させる役割を担っています。種類としてはコンセンサスアルゴリズムにはPoWやPoSに加え、DPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)やPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)などが存在します。例えば、PoWはセキュリティ性能が高いなど、それぞれに長所や短所があることから、開発思想などの違いによって採用するコンセンサスアルゴリズムが変わってくるのです。

より優れたDAppプラットフォーム

これまでイーサリアムブロックチェーンはブロックチェーンを活用したアプリケーションであるDApp(分散型アプリケーション)のプラットフォームとして利用されてきました。DAppは、仮想通貨のブロックチェーン上でレンディングやゲーム、NFT、分散型取引所(DEX)、ウォレット、決済などのアプリケーションを利用できる機能です。

イーサリアムのDApp

イーサリアム2.0では同ブロックチェーンがより優れたDAppプラットフォームとなるために、様々な機能が強化されることが予定されています。結果的に第三者企業などによるDApp開発が活性化し、イーサリアムが利用できるサービスが増加すると期待されているのです。

イーサリアムのステーキングで報酬獲得!

イーサリアム2.0ではステーキングによる報酬を獲得することが可能となりますが、それはどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。ここでは、一般的なステーキングの概要を説明した上で、イーサリアム2.0のステーキングに参加する方法を解説していきます。

報酬が獲得可能なステーキングとは

「マイニング」というワードを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?マイニングはブロックチェーン上で報酬と引き換えにブロックを生成する行為のことを指しますが、ステーキングも同様のものだといえます。

エイダコイン(ADA)やテゾス(XTZ)、ネオ(NEO)、イーサリアム2.0などのPoSを採用するブロックチェーンは、マイニングの代わりにステーキングを用いてブロックを生成しているのです。

マイニングではブロックを検証して承認する役割を担う者を「マイナー」と呼びますが、ステーキングではその承認者を「バリデータ」と呼びます。バリデータになるにはブロックチェーン上に対象の仮想通貨を預け入れる必要があります。

これさえクリアしてしまえば、バリデータとしてブロックを承認して報酬を獲得することができるので、長期保有者にとってステーキングは嬉しい副次収入だと言えますよね。

point バリデータと預け入れ資産

バリデータが不正を働けば、仮想通貨価格が暴落することになるので、預け入れ資産は保証金のような性質を持っています。従って、ステーキングではより多くの仮想通貨をより長く預け入れるバリデータが高く評価され、より多くの報酬を獲得することができるのです。

イーサリアムのステーキングに参加する方法

現行のイーサリアム1.0はPoWでのマイニングを採用していますが、昨年からテスト環境で「ビーコンチェーン」と呼ばれるイーサリアム2.0対応のブロックチェーンを稼働させています。

それに伴って、イーサリアムはバリデータを募集しており、前述した通りに預け入れ資産が増加しています。では、具体的にどのようにイーサリアムのステーキングに参加できるのでしょうか。その方法を紹介していきます。

自分でノードを運用する

32ETH以上を保有している場合、専用のソフトを用いてノードを運用し、ステーキング報酬を獲得することができます。ノードを運用するには、自身でコンピュータの設定や管理などを行う必要があるので、この方法は上級者向けだといえるでしょう。

point ノードとは?

ノードとはブロックチェーンのネットワークを構成するコンピュータ(パソコンやサーバ、スマホなどを含む)のことを指します。ノードはブロックチェーンを稼働させるためにブロックの検証だけでなく、取引情報の記録や情報伝達などの機能を提供するのです。

ステーキングプールを利用する

ステーキングプールは保有者から仮想通貨を預かり、ステーキングを代行するサービスを提供しています。ステーキングプールにステーキングを委任すれば、預け入れた仮想通貨の額に応じて報酬を得ることができます。

イーサリアム2.0に対応するステーキングプールは、ビーコンチェーンの公式ウェブサイトでも確認できるだけでも30以上存在するので、幅広い選択肢の中から良い条件の所を選んで委任することが可能です。[3]

ステーキングプールにステーキングを依頼してしまえば、ほったらかしでも自動的に報酬を獲得できるので、初心者にも利用しやすいサービスだと言えますよね。

取引所のステーキングサービスを利用する

取引所の中には、ステーキングサービスを提供する所も存在します。日本国内の取引所では未だ利用できませんが、海外取引所ではBinanceやコインベース、クラーケンなどがイーサリアム2.0のステーキングに対応しています。

これらの取引所のステーキングサービスは、仮想通貨取引所で保有している資金から、簡単な手続きでステーキングが行えることが特徴です。上記の方法と比較して最も初心者におすすめです。

ステーキングでどれぐらい稼げる?

では、ステーキングに参加すればどのぐらい稼ぐことができるのでしょうか。今回はイーサリアムに加え、その他仮想通貨の収益を比較しながら、その実態を紹介していきます。

イーサリアムのステーキング報酬

イーサリアムのステーキング報酬は、預け入れられた仮想通貨の全体量に対して付与される年利が決定されています。その幅は最大21.6%から最小4.9%まで変動するようになっており、2021年9月現在では年利5%程度となっています。[4]

イーサリアムのステーキング報酬率

銀行預金の金利や株式投資の配当金などと比較しても、イーサリアムのステーキング報酬はかなり高い水準にあるので、仮想通貨投資に興味があるのであれば、イーサリアムを長期保有するのも悪くない選択肢かもしれません。

その他仮想通貨のステーキング報酬

その他主要な仮想通貨と比較しても、イーサリアムのステーキング報酬は高い部類に入ると考えられます。例えば、コインベースではアルゴランド(ALGO)に年利4%、コスモス(ATOM)に年利5%、テゾスに4.63%、ダイ(DAI)に年利2%、USDコイン(USDC)に年利0.15%のステーキング報酬が付与されています。

イーサリアムの人気と高い需要を考慮すると、年利5%を超えるステーキング報酬は十分すぎると言えるかもしれませんね。

イーサリアムステーキングのリスクに注意

イーサリアムのステーキングはいいこと尽くめのように聞こえますが、そこにはリスクも存在します。イーサリアム財団の説明によると、ステーキング向けにイーサリアム2.0に預け入れられたイーサリアムは、ビーコンチェーンとメインネットが統合されるまでロックアップ(引き出しを制限される)ようになっています。つまり、イーサリアム2.0が本番環境で動き出すまで、イーサリアムを引き出すことができないということです。

当初、イーサリアム2.0は2021年中に稼働する予定でしたが、開発活動の遅れで雲行きが怪しくなってきています。ロックアップされている期間中、保有者はイーサリアムを売買することができないので、価格変動リスクに晒されることになるのです。もし、イーサリアムのステーキングに挑戦したいのであれば、同仮想通貨をある程度長期保有する覚悟を持つ必要があるかもしれません。

将来性抜群のイーサリアムに期待

今年に入ってからイーサリアム価格は破竹の勢いで上昇を続けています。今年1月、イーサリアム価格は800ドルに満たない水準にありましたが、2021年9月時点では約4倍近い3,000ドル前後まで高騰しています。[5]

イーサリアムの価格チャート

イーサリアム2.0への移行が完了すれば、イーサリアムは更なる価格上昇も期待できると予想されていますが、どのような価格推移を見せるのでしょうか。

その人気からイーサリアムのステーキング向けの預け入れ資産は拡大の一途を辿っているだけに、今後も同仮想通貨の動向には要注目です。


Date

作成日

 : 2021.09.28

Update

最終更新

 : 2021.10.07

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