Select Language

TradingView、100年以上前まで遡るヒストリカルデータを追加

TradingView、100年以上前まで遡るヒストリカルデータを追加

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.07.14 14:28
TradingView、100年以上前まで遡るヒストリカルデータを追加

update 2023.07.14 14:28

継続的な機能改善を実現

ウェブベースのチャート作成ツールを提供するTradingViewは8月13日、銘柄によっては100年以上前まで遡るヒストリカルデータを追加したことを発表した。[1]

これにより、金価格チャートであれば187年前まで遡れる他、ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average, DJI)は1896年から参照することができる。その他にも、Coca-Cola(コカ・コーラ)やIBMなどの個別銘柄は50年以上前まで遡れる他、ビットコイン(Bitcoin)は2010年からの価格チャートが利用可能だ。ユーザーはTradingViewの検索ボックスにGOLDやSPXといったティッカーを入力後、指定の期間を選択することで、長期のヒストリカルデータを確認することができる。

TradingViewは継続的に機能を改善している。例えば、2021年5月にTradingViewはMac向けM1プロセッサーに対応した他、デスクトッププラットフォームでLinuxのSnap Store(スナップストア)を利用できるようになった。また7月に、TradingViewでは米連邦準備制度(Federal Reserve System)【以下、FRSと称す】の経済データが利用できるようになった。同データは、107種類のソースを基にした81万5,000種類の時系列データで構成されている。ユーザーは検索ボックスにFREDと入力することでFRSデータを利用できる。

TradingViewは継続的に機能を改善し、利便性を高めることで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.08.23

ニュースコメント

comment

各取引ツールを利用できる海外FXブローカーを概観


TradingViewは1,500万人以上のトレーダーが利用する人気のソーシャルネットワークであると共に、マルチアセットに対応した高機能チャートを提供する使い勝手の良い取引ツールだ。しかしながら、同社は日本語対応の海外FXブローカーと提携しておらず、6種類の仮想通貨CFDを追加したTitan FXや、海外FXブローカーとしては日本人シェアNo.1のXMTrading(エックス エム)などの有力海外FXブローカーの利用者から、TradingViewとの提携を希望する声が挙がっている状況だ。唯一、BVI FSCライセンスを追加したeasyMarketsが、TradingViewのサイトから直接注文を出す機能はないものの、easyMarketsのプラットフォーム上でTradingViewのチャートを提供している。また、Spotwareが開発したcTraderは、日本語・日本時間に対応し、裁量トレード向けの様々な機能が搭載されている。同取引プラットフォームに関しても、導入している海外FXブローカーは限定的であるが、世界170か国に展開する欧州大手の海外FXブローカーであるFxPro(エフエックスプロ)や、ハイスペックなトレード環境を構築するTradeview(トレードビュー)などで利用できる。そして、世界標準の取引プラットフォームとなっているのが、MetaQuotesが開発したMetaTraderだ。特に、高機能が付帯された最新版のMetaTrader5(MT5)を導入する海外FXブローカーが増加傾向にある。使い勝手の良いTradingViewとcTraderに関しては、更に多くの海外FXブローカーによる導入が期待されているが、各社が如何なるプラットフォーム戦略を講じるか今後も注目したい。


Date

作成日

2021.08.23

Update

最終更新

2023.07.14

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Milton Marketsが1万円FXチャレンジを開催!最大100万円の賞金を授与

Milton Marketsが、1万円FXチャレンジを開催することを発表しました。チャレンジ条件を達成したトレーダー全員に50%入金ボーナスチケットが贈られます。また、ランキング上位に入賞すると最大で100万円が授与されます。
New
update2023.10.03 20:30

機関投資家が月末リバランスする理由は? | 市場に与える影響と個人投資家が取れる対策

機関投資家が月末リバランスを行う理由や、リバランスが市場に与える影響を解説します。機関投資家は巨額の資産を運営しているため、1回のトレードで金融市場を動かし得る影響力を持っています。個人投資家が取れる月末リバランス対策もご紹介します。
New
update2023.10.03 20:30

RWA(Real World Asset)|現実資産のトークン化で何が変わる?

仮想通貨市場では、RWA(Real World Asset)のトークン化に注目が集まっています。RWAは、日本語で「現実世界の資産」を意味する言葉です。当記事では、RWAの概要やトークン化の仕組み、RWA関連のプロトコルなどを解説します。
New
update2023.10.03 20:00

NFTのロイヤリティとは?その仕組みとこれまでの変遷について解説

NFTロイヤリティをめぐる動きについて、OpenSeaを中心に振り返りつつ、NFTが今後どのように変化していくのか展望します。
New
update2023.10.03 19:30

Zoomexが「Z-取引チャレンジ」大会を開催!ラッキールーレットや新規登録ボーナスでお得

Zoomex(ズームエックス)が、Z-取引チャレンジ大会を開催しています。ラウンド1とラウンド2に分かれており、それぞれ登録期間や大会期間が異なります。当記事では、ZoomexのZ-取引チャレンジ大会の内容や参加方法、注意点などを解説します。
New
update2023.10.03 19:00

仮想通貨MNTの将来性は?使い道とMantleネットワークの特徴を解説

仮想通貨MNTは、Mantleのガバナンストークンです。そしてMantleとは、BitDAOからリブランディングしたプロジェクト「Mantle」が手掛けるレイヤー2のブロックチェーンです。
update2023.10.02 21:00

Exnessのソーシャルトレーディングは稼げる? 仕組みやメリット・デメリットを解説

Exnessのソーシャルトレーディングの仕組みやメリット・デメリットを紹介します。ソーシャルトレーディングとは、フォローしたトレーダーと同じ取引を自動的に実行するサービスです。戦略プロバイダーの選び方や使い方も解説します。
update2023.10.02 20:00

ストラテジーテスターの見方や効果的な使い方を紹介!動かない時の対処法も解説!

ストラテジーテスターとは、MT4/MT5で利用できる、EAやインディケータのバックテストに使われる機能です。ストラテジーテスターには、EAやインディケーターの売買戦略を検証するための機能が豊富です。この記事では、ストラテジーテスターの使い方を解説していきます。
update2023.10.02 19:00

Mantleでアプリケーション支援の投票(MIP-26)が可決|価格への影響は?

Mantleでは、2023年9月5日〜12日にアプリケーション支援に関する投票(MIP-26)が実施されました。結果は、ほぼ100%の賛成で可決されています。MIP-26の背景や目的の解説や、可決による仮想通貨MNTへの影響を考察します。
update2023.09.28 21:00

Milton Marketsがフレックス口座の取引条件を変更|ロスカット率が50%に

海外FX業者のMilton Marketsが、フレックス口座の取引条件を変更することを発表しました。今回の仕様変更では、ストップアウト率やマージンコール率、レバレッジなどの条件が変更されます。取引スタイルや普段の取引量によっては、これまでのように取引できなくなる可能性もあります。
update2023.09.27 21:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

Twitter

Twitter

キャンセル