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GFXC、ラストルックに関する新指針を公表

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GFXC、ラストルックに関する新指針を公表

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update 2021.12.03 13:32
GFXC、ラストルックに関する新指針を公表

update 2021.12.03 13:32

公正且つ効果的なラストルックプロセスの確保などを推奨

グローバル外為市場委員会(Global Forex Exchange Committee)【以下、GFXCと称す】は8月18日、FX市場におけるラストルック期間中の取引活動に関する新たな指針を公表した。[1]

ラストルックとは、電子取引の依頼を受ける市場参加者が、自己の提示価格で執行するか否かについて最終的な判断を下す機会を与えられる慣行のことである。グローバル外為行動規範(FX Global Code)【以下、FXGCと称す】において、ラストルックに関連した原則が設けられているが、ラストルックの適切な適用をより明確にすべく、今回新たな指針が公表された。尚、GFXCの副議長を務めた星野昭氏が陣頭指揮を執り、世界中の同委員会メンバーで構成されるワーキンググループが新指針を策定した。同指針のパブリックコンサルテーション草案は2021年初頭に公表され、全てのフィードバックが精査されたという。

FXGCの原則17では、透明性のあるラストルックの適用を求めると共に、ラストルックを有効性及び価格の妥当性の確認プロセスとしてのみ利用すべきであるとする。今回GFXCが公表した新指針は、同原則の履行を強化するものとなる。また同委員会は、公正且つ効果的なラストルックプロセスの確保と、ラストルックの適用に関する事前の十分な情報開示、及び顧客の取引依頼がどのように取り扱われているかを定期的に評価するための情報提供という、3つの項目の実施を推奨している。GFXCの議長を務めるガイ・デベル氏は、ラストルックの適切な適用を注視しており、新指針がより効率的な市場の形成に寄与すると言及している。またデベル氏は、FXGCの原則を遵守するリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)は、透明性を確保した上でラストルックを適用すると共に、顧客に対してラストルックプロセスを明確に開示すべきであるという。

GFXCは、中央銀行と民間セクターが共に参加するフォーラムとして2017年5月に設立された。同委員会は、多様な市場参加者が頑健なインフラの下で、適切な行動基準に従い、市場情報を反映した競争的な価格で、安心して効果的に取引を行うことのできる市場の促進を目的としている。

GFXCによる新たな指針に基づき、より健全なFX市場が形成されることに今後も期待したい。

release date 2021.08.23

出典元:

  1. Global Forex Exchange Committee

    https://www.globalfxc.org/docs/gfxc_report_last_look.pdf

ニュースコメント

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DMA方式を採用する海外FXブローカーを紹介


電子取引はミリ秒単位の超高速取引となるため、顧客との取引締結前にカバーをとるといったように、ラストルックを有効性及び価格の妥当性の確認プロセスという本来の目的以外で利用できてしまう。そこで今回は、ラストルックを行わないDMA(Direct Market Access、取引所に直接注文を出す形態)方式を採用した取引サービスを提供する海外FXブローカーを紹介したい。例えば、業界最狭水準のスプレッドと高い約定力を武器とするTitan FXは米国株式CFDの取り扱いを開始しており、ユーザーはMetaTrader5(MT5)上にて、DMA方式で65銘柄を取引できる。また、世界トップクラスの人気ブローカーであるHotForexもDMA方式によるCFD取引を開始している。その他、ハイスペックなトレード環境を構築するTradeviewはDMA方式の米国株式取引サービスを提供している。多くの日本人ユーザーが、これら透明性の高い取引サービスを提供する海外FXブローカーを通じて取引を活性化することに今後も期待したい。


Date

作成日

 : 2021.08.23

Update

最終更新

 : 2021.12.03

著者情報

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arw
Peranakanka

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。慶應義塾大学卒。

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