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FXOpen、TickTraderをリリース

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update 2022.04.20 12:28
FXOpen、TickTraderをリリース

update 2022.04.20 12:28

1,200種類以上の高度な取引ツールやデータ分析を利用可能に

セントクリストファー・ネーヴィスを拠点とするFXOpenは7月20日、新たな取引プラットフォームとして、Soft-FXが開発したTickTraderをリリースしたことを発表した。[1]

FXOpenは昨年、既に一部の顧客に限定してTickTraderを提供していたが、今回、より広範な顧客を対象に同取引プラットフォームをリリースするという。TickTraderは直感的な操作性を誇り、単一口座でFXや株式、コモディティ、インデックス、仮想通貨(暗号資産)を取引できる。また、TickTraderの取引ターミナルから直接トレード可能な他、FIXやREST、WebSocket APIを活用することもできる。更に、TickTraderは透明性を確保したレベル2のプライシングを提供すると共に、IOC(Immediate or Cancel order)注文やアイスバーグ注文といった高度な注文手法や、ワンクリック注文機能なども利用可能とのことだ。新取引プラットフォームのリリースに際し、FXOpenの英国法人であるFXOpen UKのCOOを務めるゲイリー・トムソン氏は、FXOpenが最新のテクノロジー機能と投資を成功に導く機会の提供にコミットする中、TickTraderをリリースしたことで、ユーザーは1,200種類以上の高度な取引ツールやデータ分析を利用できるようになったと言及している。また、同取引プラットフォームは使い勝手が良く、個人投資家から機関投資家まであらゆる顧客タイプのニーズを満たすことができるという。

尚、2021年4月、オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investments Commission, ASIC)の規制下で運営するFXOpen AUが、Facebook(フェイスブック)やAmazon(アマゾン)といった100銘柄以上の米国株式の取り扱いを開始した。このことを踏まえると、FXOpenグループは取引プラットフォームの強化に加え、商品ラインナップの拡充も進めている模様だ。

FXOpenはトレーディングエクスペリエンスの向上に繋がる取り組みを推進することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.07.22

ニュースコメント

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特徴が異なる各種取引プラットフォーム


現在、MetaTrader4【以下、MT4と称す】/MetaTrader5【以下、MT5と称す】が、世界標準の取引プラットフォームとなっている。実際に、ベストリテールFXブローカー賞を受賞したXMグループ傘下にて、日本居住者向けにサービスを提供するXMTrading(エックス エム)や、直近で天然ガスCFDの取り扱いを開始したTitan FXなど、有力海外FXブローカーの多くが両取引プラットフォームを導入している。MT4とMT5は拡張性やカスタマイズ性が高く、特にEA(自動売買システム)を簡単に利用できる点が強みだ。一方、今回FXOpenがリリースしたTickTraderは、MT5で対応していない株式や仮想通貨を取引できる他、MT4にはない板情報を活用することも可能である。他方で、100種類以上の株式CFDを追加したFxProやハイスペックなトレード環境が売りのTradeview(トレードビュー)など、一部の海外FXブローカーはcTraderを導入している。同取引プラットフォームは高速約定や同時決済機能、板情報などを利用でき、特にスキャルピングなどの短期・裁量トレードに適していると言える。各ユーザーが、それぞれの取引プラットフォームの強みや導入している海外FXブローカーの特徴を踏まえ、自身に最適なツールを選択し、取引を活性化することに期待したい。


Date

作成日

2021.07.22

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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