Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

世界銀行、ビットコイン導入に向けたエルサルバドルの支援要請を拒否

世界銀行、ビットコイン導入に向けたエルサルバドルの支援要請を拒否

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:27
世界銀行、ビットコイン導入に向けたエルサルバドルの支援要請を拒否

update 2022.04.20 12:27

環境負荷と透明性の観点から支援できないとの意向を示す

今月16日、世界銀行(World Bank)は、ビットコイン(Bitcoin)が抱える環境負荷と透明性の問題を考慮し、エルサルバドルがビットコインを法定通貨として導入することを支援できないとの立場を明らかにした。[1]

同日、エルサルバドルの財務大臣であるアレハンドロ・セラヤ氏は、エルサルバドルがビットコインを法定通貨に正式採用するために、世界銀行に技術的な支援を求めたという。これまで、世界銀行は透明性や規制プロセスの改善においてエルサルバドルを支援してきたが、この要請に対してビットコインの導入は同行がサポートできることではないと言及している。

一方、仮想通貨(暗号資産)市場はこのエルサルバドルの動きを歓迎しており、今月9日に同国議会が法案を可決した際には、ビットコイン価格が10%以上の高騰を見せた。また、ナジブ・ブケレ大統領が火山を利用した再生可能エネルギーをビットコインマイニングに充てると発言したことなども好材料となり、仮想通貨コミュニティからエルサルバドルを後押しする声が上がっているという。結果的にビットコイン価格はテスラによる決済利用再開への期待感なども相まって、再び4万ドルの大台に向けて上昇し始めている。

海外送金の主要な手段として仮想通貨の利用が拡大していることから、ブケレ大統領はビットコインが出稼ぎ労働者の送金に用いられるようになることを期待しているようだ。加えて、ブケレ大統領はビットコインが金融包摂を拡大して経済にもプラスの影響を与えるとの考えを示しているが、同仮想通貨の法定通貨化は成功するのか、今後もエルサルバドルでの展開を見守っていきたい。

release date 2021.06.18

ニュースコメント

comment

ビットコイン導入がIMFとの融資交渉に影響する可能性


現在、エルサルバドルは国際通貨基金(International Monetary Fund)【以下、IMFと称す】から10億ドル以上の融資を受けるために交渉を続けている。IMFはエルサルバドルがビットコインを導入した場合、マクロ経済や金融、法律など複数の領域で問題を引き起こす可能性があると指摘し、同国政府の方針を懸念しているようだ。財務大臣のセラヤ氏はIMFがビットコインの導入に反対している訳ではないとコメントしたものの、JPモルガンのアナリストはこれが融資交渉の状況を危うくする可能性があるとの見解を示している。加えて、Alliance Bernsteinの新興市場債務戦略責任者であるシャマイラ・カーン氏は、エルサルバドルがIMFとの交渉を成立させることが重要であり、これを逃せば再交渉の機会は与えられないだろうと警告を促した。国際決済銀行(Bank of International Settlements, BIS)がエルサルバドルの試みを興味深い実験と称するなど、国際機関は軒並みビットコインを法定通貨として利用することに対して懐疑的な見方をしているが、今後も同国政府の動きに注目していきたい。


Date

作成日

2021.06.18

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00

USDC対応状況を徹底比較!ERC20・BEP20・SPLが使える海外FX業者まとめ

USDCは海外FX業者への入出金手段として注目を集めていますが、対応ネットワークや出金ルールは業者ごとに異なります。本記事では、ERC20・BEP20・SPLの対応状況、USDCでの利益出金可否、最低入金額を整理するほか、USDC送金時の注意点を解説します。
update2025.12.22 19:00

Bybitが日本向けサービス終了を発表!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybit(バイビット)が2025年12月22日、日本居住者向けのサービス提供を段階的に終了すると発表しました。本記事ではBybitの発表内容や、仮想通貨入出金を利用する海外FXユーザーへの影響、Bybitの代わりとなる送金ルートなどを解説します。
update2025.12.24 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル