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OANDA、全米先物協会から20万ドルの支払命令を受ける

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update 2022.04.20 12:27
OANDA、全米先物協会から20万ドルの支払命令を受ける

update 2022.04.20 12:27

度重なるコンプライアンス違反

米国の大手海外FXブローカーであるOANDA Corporation【以下、OANDAと称す】が、度重なるコンプライアンス違反に関し、全米先物協会(National Futures Association)【以下、NFAと称す】から罰金として20万ドルの支払いを命じられたことが明らかになった。[1]

NFAによると、2018年5月、OANDAがプライベートエクイティファンドであるCVC Capital Partnersに買収されて以来、コンプライアンス違反の頻度と程度が増しているという。同協会はOANDAによる違反是正に係る指導を行ってきたが、コンプライアンス体制に改善が見られないことから、NFAの懲戒処分対象となっていた。

NFAが申し立てを行ったOANDAのコンプライアンス違反に関しては、AML(マネーロンダリング防止)プロセスを遵守せず、コンプライアンスオフィサーへの報告義務を怠った他、情報システムセキュリティプログラム(Information Systems Security Program)【以下、ISSPと称す】に関する対応不備が挙げられている。また、顧客苦情に対する不適切処理や正確なFX日次レポートの提出義務違反、FX業務及び従業員の監督義務違反も指摘されている。

2021年3月8日、OANDAはNFAによる訴状を受け、30日以内に回答書を提出する猶予が与えられていた。正式に告訴手続きが進められた場合、OANDAはNFAからの除名や業務停止に加え、コンプライアンス違反事案ごとに50万ドル以下の罰金刑などが科せられる可能性があった。しかしながら、今回OANDAはNFAに20万ドルの罰金を支払うことで、同協会と和解した模様だ。

OANDAがコンプライアンス体制の抜本的な見直しを図るべく、如何なる取り組みを講じるのか今後も注目したい。

release date 2021.04.09

ニュースコメント

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投資家保護に向けた取り組みを強化するグローバル当局


グローバル各国当局が、投資家保護に向けた取り組みを強化している。直近では、ASICが個人投資家向けCFD規制策を適用開始した他、MASはエンフォースメントレポートを公表し、違法行為に対して厳格な措置を講じる姿勢を鮮明にしている。世界的に規制強化が進む中、OANDA以外にもAdmiral Markets ASやStoneXなど、複数の金融サービスプロバイダーが規則に違反したとして罰金を命じられている状況だ。他方で、より安心・安全な取引環境の構築を推進する海外FXブローカーが散見されている。例えば、安定したトレード環境が売りのTitan FXはFinaComより執行の質に関する認証を取得し、更なる取引の透明性向上に努めている。尚、Titan FX(タイタン FX)は3種類の日本円通貨ペアや4種類の貴金属CFDを追加した他、週間市場分析レポートの配信サービスを開始するなど、積極的に商品・サービスを拡充している。グローバル各国当局が投資家保護を最重要視する中、海外FXブローカー各社がより安心・安全な取り組みを推進することに期待したい。


Date

作成日

2021.04.09

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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