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コインベース、推定評価額が770億ドルに達する

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update 2021.08.31 15:31
コインベース、推定評価額が770億ドルに達する

update 2021.08.31 15:31

非上場株式市場で1株あたり303ドルの値を付ける

米大手仮想通貨取引所のCoinbase, Inc.(本社:100 Pine Street Suite 1250 San Francisco, CA 94111[1])【以下、コインベースと称す】が、非上場株式市場で約770億ドルの評価額を付けていることが明らかになった。[2]

ある情報筋によると、コインベースの株式は非上場株式を取り扱うNasdaq Private Marketで1株あたり303ドルで取引されているという。既にコインベースは約2億5,400万株を発行しているが、これを現時点での時価総額に換算すると約770億ドルに達すると考えられる。また、コインベースの株価は非上場市場の週次取引で徐々に上昇している。更に、仮想通貨デリバティブ取引所のFTXでは、同社の上場前先物が386ドルの高値で取引されていることから、この評価額は今後更に飛躍する可能性を秘めていると言えるだろう。

しかしながら、限定的な環境で取引が行われる非上場株式市場が実態を反映しているとは限らないため、この評価額が本来のコインベースに対するものとは異なる可能性があるとの議論も生じているようだ。これに対して、同情報筋はコインベースの非上場株式が毎週数千万ドル単位で取引されていることを言及し、この評価額が十分に信憑性のある数字だと反論している。

先日、コインベースは株式上場を予定していることを発表すると同時に、米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)に証券登録届出書(Form S-1)の草案を提出したと報告した。今の所、上場予定日などの詳細は明らかになっていないが、コインベースは株式上場を果たすことができるのか、今後も同社の動向を見守っていきたい。

release date 2021.02.19

出典元:

ニュースコメント

有望な仮想通貨関連企業の株式上場に期待が集まる

仮想通貨市場にはコインベース以外にも注目のユニコーン企業が多数存在しており、近日中の株式上場が期待されている。最近では、インターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange, ICE)が手がける仮想通貨先物取引プラットフォームのBakktがSPACとの合併で株式上場を模索しており、評価額20億ドル超えの事業体設立に目前まで迫ってきているという。その他、人気仮想通貨リップル(Ripple)を発行するリップル社も仮想通貨業界のAmazonを目指すと同社のCEOであるGarlinghouse氏が発言したのに加え、以前からIPO(イニシャルパブリックオファリング)を見据えて内部的な準備を進めていることを示唆している。代表的な仮想通貨関連企業が株式上場を実現すれば、業界に大きな変化をもたらすと考えられるだけに、今後もこれら企業の動きに注目していきたい。


Date

作成日

2021.02.19

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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