Select Language

FBS、オーストラリアでFX・CFD取引サービスを提供開始

FBS、オーストラリアでFX・CFD取引サービスを提供開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.12 16:51
FBS、オーストラリアでFX・CFD取引サービスを提供開始

update 2022.04.12 16:51

ASICよりライセンスを取得

FBS(エフビーエス)を運営するIntelligent Financial Markets Pty Ltd(本社:Level 4, 350 George St, Sydney, NSW 2000, Australia[1])【以下、FBSと称す】は2月16日、オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investments Commission)【以下、ASICと称す】より金融サービス(Australian Financial Services)【以下、AFSと称す】ライセンスを取得した後、FX・CFD取引サービスの提供を開始したことを発表した。[2]

FBSはオーストラリアの投資初心者とプロトレーダーを対象に、fbsaustralia.comドメイン名の下でブランド展開を図るという。同社は市場で高い評価を得ているASICのAFSライセンスを取得したことにより、同国の厳格な金融法とガイドラインを遵守すると共に、顧客資産を保護し、取引の安全性と透明性の確保に努めると言及している。FBSはFXや株式、コモディティ、仮想通貨といった124種類以上のCFDを取り扱う他、新たにリリースしたウェブサイト上で50ドルのボーナスを付与するキャンペーンを実施するという。

2021年3月29日よりASICが個人投資家を対象に新たなレバレッジ制限を適用するのに先立ち、FBSはオーストラリア市場に参入を果たした。また、他の金融サービスプロバイダーも、アジア有数のアセットマネジメント市場を形成する同国で市場開拓を進めている状況だ。例えば、TMGMがアレクサンダー・ズべレフ選手と提携した他、CMC Marketsがシドニー・シクサーズと提携し、それぞれオーストラリア市場でのマーケティング活動を強化している。

FBSが新たに参入したオーストラリア市場において充実した取引サービスを提供することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.02.18

出典元:

ニュースコメント

グローバルプレゼンスの拡大を図るFBS

FBSグループはキプロス証券取引委員会(CySEC)及びベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)の規制下において、ラテンアメリカや欧州、中東・北アフリカ(MENA)地域に幅広い顧客基盤を有する海外FXブローカーだ。日本人向けサービスは、バヌアツ金融サービス委員会のライセンスを保持するMitsui Markets Ltd.が運営している。近年、同社はグローバル展開を加速させており、2019年10月より日本のトレーダー向けに日本円口座の提供を開始している。更に同社は、日本人を対象に最大140ドルの未入金ボーナスがもらえるレベルアップボーナスを実施しており、日本市場の開拓に注力していることが伺える。2020年には、サッカー界で随一の人気を誇るFCバルセロナ(FC Barcelona)と4年にわたる長期グローバルパートナーシップ契約を締結し、FBSは欧州市場においてもブランド価値を大きく高めている状況だ。更なるグローバルプレゼンスの拡大を模索する同社は、サービスの拡充にも余念がない。直近では、非常に使い勝手の良いコピートレードアプリとして知られるFBS CopyTradeにカードスキャナー機能を搭載し、利便性の向上に努めている。創業12年で1,600万人ものユーザーを抱えるFBSが、各国の投資家ニーズにマッチした画期的なソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.02.18

Update

最終更新

2022.04.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00

海外FXがオンラインカジノ規制の影響を受ける理由とは?出金できなくなるリスクも

2025年以降、オンラインカジノ規制の影響と見られる海外FX業者の国内送金の遅延が度々問題になっており、決済代行会社に関連したトラブルと言われています。なぜオンラインカジノ規制が海外FXに波及したのか説明するほか、今後考えられる影響も解説します。
update2025.05.28 19:00

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル