Select Language

GMOクリック証券、2020年のFX取引高が世界1位

GMOクリック証券、2020年のFX取引高が世界1位

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:33
GMOクリック証券、2020年のFX取引高が世界1位

update 2021.08.31 15:33

月次平均取引高は1兆ドルを突破

GMOインターネットグループ傘下にて金融商品取引業を営むGMOクリック証券株式会社【以下、GMOクリック証券と称す】(本社:東京都渋谷区道玄坂1-2-3渋谷フクラス[1])は、2020年のFX取引高が世界1位になったことを発表した。[2]

2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に加え、景気の先行き不透明感や政治不安の台頭を背景に、FX市場のボラティリティが高まり、GMOクリック証券を含む複数のブローカーが業績を拡大した。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた同年第1四半期は、最も変動の激しい期間となり、特に3月のFX取引高は1月と比較して約2倍に増加したブローカーも散見されたという。

GMOクリック証券は、2020年第1四半期のFX取引高ランキングではトップにならなかったが、残りの期間で本領を発揮する結果となった。第1四半期以降の市場ボラティリティは3月ほど高まらなかったものの、同社は世界中の競合他社を上回る取引高を計上し、リテールFX分野においては唯一、月次平均取引高1兆ドルを突破したという。尚、他のブローカー動向に目を転じると、月次平均取引高が5,000億ドルを超えたブローカーは2社あったが、残りのブローカーは4,000億ドルを下回る結果となった模様だ。最も取引高の多い海外FXブローカーは、ランキングの3位に位置づけたという。

GMOクリック証券が2021年も世界1位の取引高を維持すべく、如何なるソリューションを講じるか今後も注目したい。

release date 2021.02.01

出典元:

ニュースコメント

グローバルFX市場でのプレゼンス拡大に猛進するGMOインターネットグループ

GMOクリック証券によると、2020年のFX取引高は国内において9年連続で1位を獲得しているという。国内で圧倒的なプレゼンスを確立する同社は、スプレッドの縮小やFX・CFD取引向けの高機能チャートの提供、スマホアプリの機能改善などを通じ、顧客の利便性向上に努めてきたとのことだ。GMOクリック証券を始めとするGMOインターネットグループは、更なるグローバルリーチの拡大を図るべく、海外市場においても積極的にサービスを拡充している。例えば、GMO英国子会社がFXエージェンシー取引サービスの提供を開始している。他方で、新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに、投資の世界に参入する投資初心者が急増する中、競合他社も利便性の高いサービスの提供を試みている。直近では、SquaredFinancialがMT5をリリースした他、ICM.comがmastercardと提携し、決済機能の強化を図っている。GMOインターネットグループはグローバルベースでサービスを拡充しており、今後の顧客獲得動向にも期待が持てそうだ。


Date

作成日

2021.02.01

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル