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ジェミニ、EHT2.0におけるステーキングに対応する方針

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update 2021.08.31 15:31
ジェミニ、EHT2.0におけるステーキングに対応する方針

update 2021.08.31 15:31

DeFiプラットフォームとしてイーサリアムに可能性を見出す

Winklevoss兄弟によって設立された仮想通貨取引所のGemini Trust Company, LLC(本社:600 Third Avenue, 2nd Floor, New York, NY, 10016, United States[1])【以下、ジェミニと称す】は、イーサリアム(Ethereum)の次期ブロックチェーンであるETH2.0における仮想通貨取引およびステーキングに対応する方針だと発表した。[2]

今月17日の発表によると、ジェミニはETH2.0のステーキングをできるだけ早くサポートし、ユーザーに利益を上げる機会を提供する意向だという。今月初めにイーサリアムがビーコンチェーン(Beacon Chain)を稼働させて以来、ETH2.0のステーキング契約は6億ドルを突破しており、当初の予想を上回る勢いで拡大している。現在、イーサリアムコミュニティは合計150万ETHを同ブロックチェーン上に預け入れ、その総額は約10億ドルを超えている状況だ。

イーサリアムに関してジェミニは、DeFi(分散型金融)を含むDApp(分散型アプリ)の発展に貢献する革新的なブロックチェーンだとの評価を下している。最近、ジェミニは7種類のDeFiトークンを上場するなど、仮想通貨市場における同分野の発展に期待をかけているという。

今回、ジェミニは段階的に実施されるETH2.0の開発を支援し、イーサリアムコミュニティを後押しすることを表明した。競合他社としてはバイナンスがイーサリアム向けマイニングプールを立ち上げるなど、同仮想通貨を対象としたサービスを拡大しているが、これら取引所の動きがどのような影響を生むのか、今後もその取り組みを見守っていきたい。

release date 2020.12.22

出典元:

ニュースコメント

イーサリアム投資に関心を示す機関投資家

これまでイーサリアムは、4段階アップデートと呼ばれるハードフォークを経てPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のコンセンサスアルゴリズムを採用するETH2.0への完全移行を目指してきた。最近、そのフェーズ0に該当するビーコンチェーンがローンチされたことから仮想通貨市場での注目を集めているようだ。仮想通貨関連の投資商品を開発するグレースケールのマネージングディレクターであるMichael Sonnenshein氏によると、多くの機関投資家がイーサリアム関連の商品に関心を示しているという。ETH2.0への移行が成功すれば、高効率なブロックチェーンシステムが完成するだけでなく、イーサリアム価格が飛躍的に上昇する可能性があるため、それが魅力的な投資先となっていることは間違い無いと言えるだろう。現在、仮想通貨市場はビットコイン(Bitcoin)価格の上昇で好調を維持しているが、イーサリアムはこの流れを後押しする存在になり得るのか、今後も同仮想通貨の動向に注目していきたい。


Date

作成日

2020.12.22

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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