Select Language

レボリュート、欧州向けに新しく4種類の仮想通貨の取り扱いを開始

レボリュート、欧州向けに新しく4種類の仮想通貨の取り扱いを開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:33
レボリュート、欧州向けに新しく4種類の仮想通貨の取り扱いを開始

update 2021.08.31 15:33

世界の主要なマーケットで仮想通貨関連サービスを拡大

英国・ロンドンを拠点とするチャレンジャーバンク(銀行業務ライセンスを取得し、既存銀行と同様のサービスを全てモバイルアプリ上で提供する企業)であるRevolut Limited【以下、レボリュートと称す】は、欧州のユーザー向けに新しく4種類の仮想通貨の取り扱いを開始することを発表した。[1]

今月11日の発表によると、レボリュートはイオス(EOS)、オーエムジー(OMG)、テゾス(Tezos)、0xをラインナップに追加したという。レボリュートは2017年7月にビットコイン(Bitcoin)取引に対応して以来、イーサリアム(Ethereum)やライトコイン(Litecoin)を追加し、更に今年7月にレボリュートはステラの取り扱いを開始するなど、徐々に仮想通貨関連サービスを拡大している状況だ。

今年に入ってからレボリュートは米ニューヨークを拠点とする仮想通貨関連企業のPaxosと提携し、国内49州の居住者が同行の仮想通貨取引プラットフォームを介してビットコインおよびイーサリアムを購入、保持、売却することを可能にしている。これに加え、レボリュートはオーストラリアの居住者向けに仮想通貨関連サービスの提供を開始しており、ビットコインおよびイーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、ステラ(Stellar)を含む6種類の仮想通貨をリスティングしているようだ。

2015年に設立されたレボリュートは5億ドル以上の資金調達に成功しており、金融業界に変革をもたらす存在として大きな期待を背負っているが、この仮想通貨関連サービスの拡大がどのような結果につながるのか、今後も同行の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.12.15

出典元:

ニュースコメント

欧州の金融業界でイノベーションが加速

近年、金融業界ではチャレンジャーバンクの登場によるイノベーションが巻き起こっており、様々なアイデアやテクノロジーを基にした取り組みが行われている。特に欧州ではスウェーデン・ストックホルムを拠点とするチャレンジャーバンクのRockerが生体認証カード発行に向けてパイロットテストを計画するなど、具体的なソリューション開発が加速しているようだ。これを後押しするように欧州委員会(European Commission)もデジタル金融の強化戦略と関連規制法案を公表しており、フィンテック分野のスタートアップ企業や金融機関のデジタル事業拡大に向けた欧州各国の連携を支援しているという。最近では欧州中央銀行(European Central Bank, ECB)が中央銀行発行の独自デジタル通貨(Central Bank Digital Currency, CBDC)であるデジタルユーロ発行に向かう動きを見せているが、金融業界はどのように変化していくのか、今後も同地域での展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.12.15

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExnessで海外送金による銀行口座の凍結が発生している事例を取り上げていきます。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

ワールドコイン(WLD)の換金方法は?日本円に現金化する手順を解説

ワールドコイン(WLD)は、OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨プロジェクトです。登録したユーザーには、仮想通貨WLDが無料配布されます。当記事では、ワールドコインを日本円に換金する手順や、換金時の注意点などを解説します。
update2025.04.16 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

ビットコインを500円分買ってみた!利益額や買ってみた感想を紹介

Myforex編集部では、実際にビットコインを500円分購入してみました。今回の記事では、ビットコインを500円分買ってみた投資結果や利益額、買ってみて感じた感想、ビットコインの買い方などを解説します。
update2025.02.27 20:00

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

CEOが顔出ししている海外FX業者はある?情報を公開するリスクとは

主要な海外FX業者を対象に、CEOが顔出しして活動しているかどうか調査しました。本記事では調査結果を一覧にまとめたほか、海外FX業者がCEOの情報を公開するリスクや非公開にする理由を説明します。
update2025.05.21 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル