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Huobi、ロシア市場向けのモバイルアプリを公開

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update 2021.08.31 15:31
Huobi、ロシア市場向けのモバイルアプリを公開

update 2021.08.31 15:31

スポット市場への容易なアクセスを実現

大手仮想通貨取引所を運営するHuobi Group【以下、Huobiと称す】のグローバル市場向け事業を担うHuobi Globalは、ロシア市場を対象としたモバイルアプリを公開した。[1]

発表によると、このモバイルアプリを用いることでロシア国内のユーザーはiOSおよびAndroidデバイスを介してHuobiのスポット市場にアクセスでき、仮想通貨取引が可能になるという。現在、Huobiではスポット取引量全体の10%をロシアのユーザーが占めており、同取引所はロシア市場が事業戦略の鍵になると説明している。しかしながら最近、ロシアでは財務省が新しい法案の導入を起案し、仮想通貨関連の税務を怠ったものに厳罰を科すことを検討するなど、仮想通貨市場に対する締め付けが強まっている状況だ。更に、来年施行される仮想通貨規制に先立ち、ロシア政府が特定の仮想通貨取引所へのアクセスをブロックしていることが報告されている。

Huobiのマーケット部門責任者であるCiara Sun氏は、ロシア市場に関して次のようにコメントした。

新しい仮想通貨規制の導入が予想される一方で、我が社はロシア市場にコミットし、ローカルユーザーがモバイルデバイスから仮想通貨を購入および取引するための手段を提供します。仮想通貨の普及は長い道のりになると考えられるものの、ロシアは欧州地域をリードする存在だと言えるでしょう。1億4,400万人の人口を抱えるロシアは、Huobiにとって大きな成長の機会を提供します。我が社は2021年までに世界中の1億世帯が仮想通貨を保有することを目指していますが、その中でロシアは重要な役割を果たすと考えているのです。

Ciara Sun, Vice President of Global Markets at Huobi Group - PR Newswireより引用

過去1年間、Huobiはロシアの仮想通貨コミュニティを育てるために一貫した取り組みを行なってきたという。HuobiはニュースやTwitter(ツイッター)、Telegram(テレグラム)などを通じてロシア国内のユーザーとのコミュニケーションを強化しているようだが、これがどのような成果につながるのか、今後も同取引所の動向に注目していきたい。

release date 2020.09.30

出典元:

ニュースコメント

成長著しいロシア市場を深耕するHuobi

これまでロシア政府は仮想通貨に敵対的な姿勢を示してきたが、国内では仮想通貨に対する需要が高まっており、様々な仮想通貨関連サービスが誕生している。最近ではExpobankがロシア初の仮想通貨担保ローンを提供するなど、国内の法務および銀行業界の先例になるようなユースケースも報告されているという。その他には、ロシア最大の商業銀行であるSberbankがステーブルコイン発行を計画しており、仮想通貨の普及に向けた動きが強まっている状況だ。このような事態を受け、大手取引所はロシア市場への参入を決めてシェア獲得に乗り出している。Huobiはロシア法人を設立し、スタートアップの事業支援や大学とのプロジェクトを進めているが、この優位性を活かすことができるのか、今後も仮想通貨市場での展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.09.30

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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